＜その３＞
◆大阪維新の会の教育基本条例には、教育の目的は競争に勝つことだと書いてあります。彼等は「激化する国際競争」にしか興味が無いのです。

◆大阪維新の会は「教育基本条例」という新しい条例を出し、反対する奴は「国民の敵だ」とみなしレッテルを貼り意見を退ける。そういう状況は民主政治が内包していた危うさ、脆さがもろに出て来たという状況であります。

◆たった一回の政権交代で全てが解決するなんて思う方が浅はかなんです。大阪の人達も橋下徹というたった一人の権力者に全権を与えて、あらゆる信任を与えて、でもやっぱりダメだったという時期が必ず来ると私は警告しておきます。

◆大言壮語したり意見や立場の違う人間のことを攻撃したりすることは、誠実さと正反対のタイプです。

◆「あなたの鬱憤を晴らしますよ」という鬱憤晴らしの専門家に任せてしまって自分達で考えることをしないでいると、これはもっと大きな問題を作り出すことになる。私はそう言いたいのです。