<その2>
◆櫻井よしこがある雑誌で「社会党的観念論よ、さらば」などと書かれているのを見て、モー レツに腹が立った。「現実の厳しさ」を主張するだけでは、現実に埋没する。理想をも含んで現実は動くのだっていうことも分からないのか。
◆私は、松下政経塾の卒業生は松下電器の最大の「欠陥商品」だと思っている。結局こうした欠陥政治家を、三木谷浩史や奥谷禮子のような理念なき欠陥社長達が持ち上げているのである。
◆オリンピックで高橋尚子が優勝した時日本人選手としては64年ぶりと言われたが、64年前優勝したのは誰なのか。それは当時日本が植民地支配していた朝鮮の孫基禎だった。
◆トヨタは自衛隊と非常に緊密につながっており、元兵士や下士官を採用することに精力的な努力を払っている。これはまず第一にイデオロギー上、両者に親近性があるということは疑い もないことである。
◆大前研一は経営コンサルタントのマッキンゼーにいたこともあって、基本的にスポンサーの会社の悪口は言わない。批判するのは官僚や政治家であり、これがサラリーマンの読者を安心させる。
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