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登場人物紹介

ここではペリーヌ物語の主な登場人物を紹介しています。


もっと詳細なちょい役のキャラまで網羅した
キャラクターの詳細リストはこちらです。
第1話〜第26話第27話〜第53話

ペリーヌ(声・ユ ひろみ (鶴ひろみ))
 この物語の主人公。インドで生まれる。両親とともにフランスのマロクールに住む祖父のもとへ行く為、旅を続けていたが、旅の途中で両親を亡くし一人でマロクールへやってくる。
 しかし祖父のビルフランは自分を歓迎しないかも知れないという話を母から聞かされていたこともあり、マロクールに着いてからは本名を隠してオーレリィと名乗り、暫くは孫だとは名乗らずに一人で生活することにした。

ビルフラン(声・巌 金四郎)
 ペリーヌの祖父。マロクールで7000人もの人が働く大きな織物工場を経営している。五年程前に病気の後遺症で失明する。表面的には頑なでいかめしく心の冷たい人のように見えるが、息子のエドモンの帰りを心待ちにしている淋しい老人という一面も持っている。

マリ(声・池田 昌子)
 ペリーヌの母。エドモンの死後、写真師の仕事を続けながらペリーヌとともにエドモンの父ビルフランの住むフランスのマロクールを目指す。しかし旅の疲れと無理がたたり、ペリーヌの看病の甲斐もなくパリで命を落とした。
『美しく、賢く、優しい御性質の方』であると、ビルフランに宛てたインドの神父からの手紙ではそのように紹介されている。

エドモン(声・篠原 大作)
 ペリーヌの父。マリと結婚したことで父のビルフランから勘当同然の扱いを受けるがインドでの仕事に失敗した為、家族ととも父のもとに戻ろうとする。しかしボスニアまできたところで途中で肺炎になり命を落とす。

マルセル(声・岡村 悦明)
 フランスへ向かう旅の途中に旅の道連れになった陽気で元気な少年。学校に行く為に親戚の家に預けられていたが、両親と一緒に暮したいという気持ちが募って逃げ出して来た。両親はサーカス団の団員で父は調教師、母は軽業師。その影響からかバロンに芸を仕込もうとするがなかなかうまくいかない。

ロザリー(声・黒須 薫)
 ペリーヌがマロクールに着いて最初に知り合った友達。シャモニーという食堂の娘。重い荷物を持つのを、ペリーヌが手伝ったことがきっかけで友達になる。明るくて気立てもよく、ちょっぴりお転婆でお調子者。ペリーヌにとっては最高の親友。弟のポールにとっては暴君(かも……。(^^;)。

ファブリ(声・村山 明)
 パンダボアヌ工場の技師。なにかとペリーヌの力になってくれる。ペリーヌもファブリを信頼してやがて秘密を打ち明ける。

ルクリ(声・麻生 美代子)
 パリでパリカールを買い取ってくれた男みたいなおばさん。マロクールへ向かう旅の途中でペリーヌが行き倒れになりかけたところを助けてくれる。
 ペリーヌが病気のベンディットを馬車に乗せてピキニの町へ行った時に偶然再会して、ファブリがオーレリィに疑いを持つきっかけを作る。

フランソワーズ(声・遠藤 晴)
 ロザリーの祖母。若い頃、ビルフランの屋敷で幼かったエドモンの乳母をしていた。初めてペリーヌに会った時、ペリーヌの顔を見て大層驚いたような表情を見せる。またビルフランがオーレリィは自分の本当の孫ではないかと疑い出すきっかけも作った。

ポール(声・小山 渚)
 ロザリーの弟。池のほとりの小屋に住んでいた時しょっちゅう遊びに来ていた。バロンのよい遊び相手で、バロンの為に犬小屋を作ってくれたこともある。

セザール(声・石森達幸)
 ロザリーの父。シャモニーという食堂を経営している。ペリーヌにシチューやステーキをごちそうしてくれたことがある。

テオドール(声・田中 崇)
 ビルフランの甥。ビルフランの後継の座を狙っているが、いい加減な性格をしている為、ビルフランからは毛嫌いされている。

タルエル(声・丸山 詠二)
 パンダボアヌ工場の工場長。ビルフランの後継の座を狙っている。ビルフランの前ではへこへこしているが、工員に対しては厳しい。ペリーヌも何かにつけて意地悪をされていた。

フィリップ(声・吉沢久嘉)
 ビルフランがエドモンの行方を探すことを依頼した弁護士。後半、エドモンの行方を調査したり、ペリーヌ=オーレリィであったことをつきとめたりと重要な役割を果たす。

セバスチャン(声・大山 豊)
 ビルフランの屋敷の召し使い頭。忠実でビルフランからも信頼されている。ビルフランが病気になった時には心からビルフランのことを気遣っていた。

ギョーム(声・沢 りつお)
 ビルフランの御者。タルエルのスパイのようなこともやっていた。酒癖が悪く、酔っ払って仕事をすっぽかしてしまったことがきっかけでビルフランの怒りを買いクビになる。

ベンディット(声・依田 英助)
 パンダボアヌ工場の英語の通訳をしている。彼が病気になり英語の出来るものがいなくなった為、ペリーヌに通訳をするチャンスが巡ってくる。病気でピキニの病院に運ばれていた時、御者台のペリーヌを天使と見間違える。原作ではイギリス人ということになっていたが、アニメでは不明。

シモンじいさん(声・永井 一郎)
 パリのシモン荘の持ち主。欲張りで有名だが小犬を可愛がってたりと意外な一面も持つ。ペリーヌがパリカールを馬市に連れていく時に同道したり、マリが死んだ後「お前さんからは家賃は取らないからいつまでもいてくれてもいいんだよ」と言ってくれたりペリーヌには親切にしてくれる。

侯爵夫人(声・市川 千恵子)
 シモン荘の住人。町角で歌を歌って楽譜を売っている。ペリーヌがマロクールに向かって旅立つ時、別れの記念に帽子をくれる。

ガストン(声・加藤精三)
 シモン荘の住人。靴を直す仕事をしている。おいしいスープを作ることで評判だが誰にも食べさせたことがなかったらしい。しかし侯爵婦人の策略でマリが病気の時、スープを分けてくれて、その後はスープが欲しくなったらいつでも言ってくれ、と言ってくれるようになる。

あめ屋(声・峰恵研)
 シモン荘の住人。ペリーヌが初めてシモン荘にやってきた時にあめをくれる。

パリカール
 ペリーヌ母子の馬車をパリまで引いて来たロバ。パリでお金に困ったペリーヌはパリカールをルクリに売ってしまうが、マロクールへ向かう途中でペリーヌが行き倒れているところを見つけたのがパリカールだった。ワインが大好物でシモン荘ではシモン爺さんの飲み友達だった。それと水はきれいな物でないと飲まない。
 最終回でビルフランがペリーヌの為に買い戻してくれる。

バロン
 気紛れな犬。パリへの旅の途中ではペリーヌに護衛隊長に任命されるがちっとも役に立たない。顔も変。でも結構賢いらしく、マルセルの教えた芸もやがて出来るようになる。  ペリーヌに迷惑ばかりかけていて厄介者という印象も強いが時には役に立つこともある。ペリーヌにとっては大切なお友達。

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