ここではペリーヌ物語に登場するほんのちょい役のキャラも含めた登場人物の詳細なリストを掲載しています。データの作成には十分に注意したつもりですが、間違い等に気付かれた方がおられましたらお知らせ頂ければ幸いです。
キャラクター | キャスト | キャラ紹介 | 登場話数 |
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オーレリィ (ペリーヌ) | (鶴ひろみ) | マロクール村に到着したペリーヌは一旦は祖父の屋敷の前までやってきたが、孫だと名乗り出ることをためらい、当分は孫だとは名乗り出ずに働いて暮して行こうと決める。そしてフランソワーズに名前を訊ねられた時に口からでまかせに言った“オーレリィ”という仮りの名前で生活していくことにした。 | |
ロザリー | ペリーヌがマロクールに着いた日、最初に知り合った少女。じゃがいもの入った重い荷物を持っているのを見て持つのを手伝った。その夜、ロザリーの部屋に泊めて貰って友達になろうと約束する。就職や下宿の世話をしてくれたり、ラシューズ夫人の店についてきてくれたり、いろいろとペリーヌの力になってくれた。 | ||
ビルフラン・パンダボアヌ | ペリーヌの祖父。フランスでも有数の織物工場を一代で築き上げた。仕事には厳しい性格をしている為、工員たちからは恐れられている。数年前、病気で失明する。エドモンの帰りを待ちわびてその行方を探させているが、エドモンの妻のことは憎んでおり孫にもなんの関心も持っていなかった。 | ||
ギョーム | ビルフランの御者。タルエルの手下になって、ビルフランの身辺のことを報告したりしていた。酒癖が悪く、酒を飲んで仕事をすっぽかしてしまった為、ビルフランの逆鱗に触れ、解雇されてしまう。 | ||
ココ | ビルフランの馬車を牽いている馬。原作の記述によると大変おとなしくてよくいうことを聞く馬である。アニメでは“ココ”という名前はたった一度、ペリーヌが呼び掛けた時に出て来たのみ。 | ||
門番のおじいさん | ペリーヌが初めてビルフランの屋敷の前にやってきた時、門の開け閉めをしていたおじいさん。 | ||
ポール | ロザリーの弟。ペリーヌが池のほとりに住んでいた頃によく遊びにきて、バロンの遊び相手になってくれた。バロンの犬小屋を作ってくれたこともあり、「俺も犬を飼いたいなぁ。」と言っていた。 | ||
ファブリ | パンダボアヌ工場の技師。一風変わった様子のオーレリィという少女に興味を持ち、いろいろと力になってくれた。ペリーヌもファブリを信頼して自分の秘密を打ち明ける。ベンディットと並ぶ英語の話せる数少ない人間だったが、彼が出張したことが、ペリーヌが通訳に呼ばれる原因の一つとなった。 | ||
セザール | ロザリーの父。シャモニーという食堂を経営している。ペリーヌにシチューやステーキをごちそうしてくれたことがある。 | ||
フランソワーズ | ロザリーの祖母。若い頃、エドモンの乳母をしていたこともあり、大のエドモンびいきである。ペリーヌと初めて会った時、驚いたような顔をする。その後、ビルフランの見舞いに行った時、その時の話をして、オーレリィはエドモンの子供の頃の顔にそっくりだという話をして、ビルフランがオーレリィは自分の本当の孫ではないかと疑い出すきっかけを作った。 | ||
タルエル | パンダボアヌ工場の工場長。ビルフランの後継の座を狙っている。工員には厳しいがビルフランにはへこへこしている。ペリーヌにもスパイになるように言ったり、電報を取り上げようとして怪我をさせたり、いろいろ意地悪なことをした。しかしオーレリィが実はビルフランの孫だったことが判った時には、真っ先にビルフランにお祝いを言いに言った。 | ||
オヌー | ペリーヌが配属された職場の職長。原作では『十年ほど前に工場で片輪になり木の足をつけていた』との記述があるが、アニメではその辺のところは不明。 | ||
テオドール | ビルフランの甥。ビルフランの後継の座を狙っている。ビルフランも昔は工場の後継者にと考えていたこともあったが、いい加減な性格をしている為、現在は毛嫌いされている。自分を差し置いてビルフランに重用されているオーレリィを疎ましく思っている。 | ||
下宿のおかみさん | ロザリーが紹介してくれた8人部屋の下宿のおかみさん。犬は大嫌いでバロンは繋いでおくように言った。ペリーヌが下宿を出た時、先払いした分のお金を返してくれるように言いに行ったが返してくれなかった。 | ||
意地悪そうな四人組の女工たち | 下宿に泊まっている女工たち。ペリーヌがビルフランにおべっかを使って、給料を上げて貰ったと言って、嫌みを言う。 | ||
雑貨屋のおかみさん | ペリーヌがスペイン靴やシミーズを作る時、厚地の木綿やキャラコを買いに行った店のおかみさん。 | ||
ジャンヌ | ペリーヌと同じくトロッコ押しをしていた太めの少女。ペリーヌがスペイン靴を作った時には仕事の手を休めてわざわざ見に来た為、オヌーに叱られた。 | ||
ベンディット | 工場で通訳や翻訳の仕事をしていて奥さんはいない。彼が急病になった時、ピキニの病院までペリーヌが馬車を御して行った。またが病気で他に英語の出来るものがいなかった為、ペリーヌは英語の通訳をすることになった。 | ||
セバスチャン | ビルフランの屋敷の召し使い頭(執事?)。忠実で温厚なおじさん。ビルフランが部屋に閉じこもって食事も取らなくなった時や病気になった時には心から心配していた。 | ||
ブノア | サンピポア工場の工場長。ペリーヌが通訳としてサンピポアの工場に呼ばれた時に登場。タルエルよりは人のよさそうな顔をしている。 | ||
イギリス人の技師 | 緑川稔 | ロコモービルを設置する為にイギリスからやってきた二人組の技師。二人のうち背の高い方の技師の名前はエドワード、もう一人は不明。ペリーヌが通訳としてやってきた時、「お嬢さんのような立派な通訳の方がいらっしゃったことを私達はとても感謝しています。」と英語で言った。 | |
モンブール | 眼鏡をかけたのっぽな男。パンダボアヌ工場で英語の出来る第三の男。しかしドイツ語はぺらぺらだが英語はちょっぴり話せるだけらしく、通訳では散々苦労していた。 | ||
工場技師 | サンピポアの工場の技師。モンブールの通訳がちっとも要領を得ないのでいらいらしていた。 | ||
少年 | タルエルの使い走りをしている少年。通訳に差し向けられた時、トロッコ押しをしていたペリーヌを呼びにきた。 | ||
ジャック | ビルフランがオーレリィをテストをする為、原料倉庫に連れて行った時、倉庫で応対した男。その後、もう一度登場し、倉庫で昼寝をしていたのをビルフランに見咎められて叱られた。 | ||
下宿の家主 | ペリーヌがビルフランの秘書になってから移った下宿の家主。朝晩2食つきで50フラン。部屋だけなら20フラン。犬がいるなら25フランにするか?と、いってロザリーにがめついと言われる。犬好きでバロンの為にポールが犬小屋を作ろうとした時、手伝おうとした。 | ||
ラシューズ夫人 | マロクールで一番高級な洋服屋さんの女主人。ペリーヌがビルフランに言われて、新しい服を買いに行った時、「一番安いものを」というペリーヌを鼻でせせら笑った。ペリーヌはこの店でロザリーが選んでくれた紺のワンピースを買った。その後、ペリーヌがビルフランの孫だと判明した後、もう一度店を訪れた時にはとっても愛想が良かった。 | ||
店員 | ラシューズ夫人の店の店員。ペリーヌがビルフランの秘書だという話を馬鹿にしたように聞いていたラシューズ夫人に「秘書のオーレリィという方が見えられると連絡がありました。」と耳打ちする。原作ではヴィルジニーという名前だった。 | ||
パスカル | ビルフランがオーレリィとともに工場巡回をしていた時にすれ違った男。この時、ビルフランはペリーヌに「どこで誰が働いてるかも判らんでわしの仕事がつとまると思うか。」と言った。 | ||
フィルデス神父 | インドからビルフランに手紙を送ってきた神父。手紙には十年前、ダッカに住んでいた頃のエドモン一家の様子が詳細に書かれてあった。手紙には「マリさんは大変美しく、その上頭のいい、優しい御性質の方だということです。」と、書いてあった。 | ||
リション | ビルフランの主治医。後半、ビルフランが病気になった時や目の手術の時などにしばしば登場した。ロザリーが機械で怪我をした時やバロンが鉄砲で撃たれた時にも世話になった。 | ||
フェリックス | ビルフランの御者。ギョームが解雇されてから雇われたのか、それともそれ以前からもう一人の御者として働いていたのかは不明。バロンの犬小屋を作る時、屋根の色は赤がいい、と言った。 | ||
アンリエット | ビルフランの屋敷の女中。ペリーヌが初めて屋敷にやってきて電灯を珍しがってつけたり消したりしていたのを見て、「初めてこのお屋敷に来た方は必ず同じことを試されるんですもの。と言って、ペリーヌを安心させた。 | ||
ルイ | ビルフランの屋敷の召し使い。ペリーヌが初めてビルフランと食事をすることになった時、「食事中なにかへまをしたら、見てみぬフリをした方がいいんでしょうね。」と、失礼なことを言った。フェリックスと一緒にバロンの犬小屋を作ってくれたことがある。 | ||
フィリップ | ビルフランからの依頼を受けてエドモンの行方を探していた弁護士。またオーレリィは自分の孫ではないかとビルフランが疑いを持った時にも調査を依頼されて、オーレリィ=ペリーヌであることをつきとめた。余談だが第49話の後半、ビルフランと会見してる時のヒゲの動きは要注目! | ||
ブルトヌー夫人 | ビルフランの姉でテオドールの母。テオドールをビルフランの後継の座につけたがっている。オーレリィのことでテオドールが呼んだ。オーレリィのことを調べてまわり、テオドールの味方につけようとした。 | ||
ブルトヌー | ブルトヌー夫人の夫でテオドールの父。エドモンの葬式の日に登場。しかし台詞は「う〜ん、そうだろうなぁ。」という唯の一言だけだった。 | ||
チビルスばあさん | 女工の子供たちを預かっていたおばあさん。酔っ払って火事を出してしまった。火事の時は酔っ払っていて自分が逃げ出すのが精一杯だった。噂の中だけで語られたのみでキャラとしては登場していない。 | ||
死んだ子供の母親 | 火事で死んだ子供の母親。火事の現場でなげき悲しんでいたのを見て、ビルフランが慰めてやろうと言って近づいて行った時、「うちの子を生き返らせておくれよ。」とかき口説いた。 | ||
ミミー | ペリーヌがビルフランを案内して女工の下宿に連れて行った時、目を覚ました少女。ロザリーが「あんた寝ぼけてんじゃないの?」と言ってごまかした。 | ||
厩の召し使い | ビルフランの屋敷で馬の世話をしている男。「お嬢様は馬がだいぶお好きなようですな。」と言われてペリーヌは「ええ大好きよそれにロバも」と答えた。 | ||
ウルム | パリからビルフランの目の手術をする為にやってきた医者。かなりの危険が伴うビルフランの目の手術を成功させた。 |