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Johhny K Moritaka
2007.2.13 vol.40

2007年1回目が遅くなり申し訳ありません。世間は暖冬の話題でもちきりですが、良いことではないでしょうか。それによって、皆が温暖化問題を考えてくれるから。
共に歩むということ
我が家では、買い物袋持参、節電、節水、不要なもの(レジでくれる箸など)は貰わない、不要なものは買わない、裏紙の利用、リサイクル・リデュース製品の積極的な購買等の最低限のエコを実践していますが、気功教室の皆さんには当然のことばかりだと思います。
我が家は車を持ちませんが、車を持っている方はできるだけ乗らずに、電車・バスを積極的に使うなど、他にも色々とできることはありますね。わずかなことでも、自分にできることを持続的にやることが、大きな温暖化の防止へとつながっていくのは間違いありません。
と、新年1発目からあまり堅い話になっても何ですから、少し話題を変えて――。
先日、式の日取りまで決まっていた友が結婚をとりやめました。理由は、彼女の両親が反対しているからだと人づてに聞きました。正月に、急に予定の無くなった彼女を家に呼びましたが、忙しかったのか、その話をする勇気がなかったのか、彼女はやって来ませんでした。
その相手と、何があろうとも生涯を共に歩める覚悟がないならば、一人で生きた方がいい――結婚を前にした若い友人に対して、そう厳しいことを言うこともありますが、彼女の場合は逆で何も言う必要がないほど尊敬できるひとだけに、その真意を量りかねました。
彼女は自己に厳しいひとで、常に自分を無くして他のために行動している活動家です。お互いがお互いを尊敬し、その修行僧のような精神も知る仲であるだけに、彼女は僕と話をするのを怖がっているのかも知れない――。
そんな時に相談もされないような自分を不甲斐なく思いますが、だからと言って相談に乗りたいわけでもありません。他人の人生に干渉すべきではないと思っているからです。
ひとの人生はそのひとだけの大切なものですね。それが人生を左右するような大きな時期には尚更です。周りにいる者は、ただ起こることをありのままに受け止め、その幸福を祈るだけしかできないではありませんか。
最近、熟年離婚が増えています。以前、結婚したばかりの友人の両親が離婚して驚きましたが、つい先日も親友の両親が離婚しました。「ここまでやってきたんだから、もう少しがんばればいいのに」という僕に、友は「苦しんでたのを知っているから、自分は応援したい」と答えました。
「そうだね。そうなったものは仕方ないとして、これから幸せになってほしいね」そう答えながら、寂しい思いを拭いきれませんでした。
誰かと共に歩むというのは決して平坦に道ではない。或いは一人で生きた方が余程楽なこともあるかも知れない。それでも「君と夫婦で良かった」そう天国で笑い会える日まで頑張ることができていたなら、もっと良かっただろうに。
今度結婚をやめた友も、どんな理由かは知らないけれど、結婚前に別れられて良かったのかもしれない。長い結婚生活にはもっと大きな困難があるだろうから。彼女に会えたら、こんなことを言いそうです。
「今度、この人だと思える相手を見つけたら、しっかりと見極めるんだよ。どんな困難があってもその相手と添い遂げる自信があるかどうか。その覚悟が持てたら、生涯を終えるまでお互いを支え合って、相手に依存せず、独立した魂となるように努力するんだ。二人が天に帰った時、「私たちよくがんばったね」とまた手を取り合えるように」
管理人は古くさい人間なのでしょう。熟年離婚についても、今時の子には「本人が別れたいんだからいいじゃない」と言われそうです。執念深いのかもしれませんね(*^_^*)
春には別の友人の結婚式二次会で幹事を務めます。3年前に幹事をやった際の友は一児の母になりました。今度の二人は幸せな家庭を築けるか――愛称で「おっさん」と呼ばれるようになった管理人も、若いひとたちの見本となれるようにもうひとがんばりしましょう。
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