ナチュラルヒーリング研究会
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Johhny K Moritaka
2007.4.8 vol.41

『光響詩(こうきょうし)』から巻き起こる様々な体験はお読みいただけましたでしょうか。
家でホコリを被っていたCDを取り出して、管理人も久しぶりに拝聴させていただきました(*^_^*)3人の少女の話はおとぎ話のようで、ここはひとつ便乗して小咄を……。
光響詩に想う
あれは1996年の6月だったと思うから、もう10年以上前のことになるんですね。40℃を超す猛暑なのに、さして暑いと感ずるでもなく、濃い青の空の下、Sさんと同室で心地よく過ごさせて頂いたエジプトでの日々でした。
あの頃はまだ生まれ変わる前で、なぜ生かされているのかも知らない愚か者でしたが、貴重な体験をさせて頂いたのだと思います。当時は全くわからなかったことが、今は少しずつこころに染み込んでくるようです。
その染み込んでくる言霊の中に、ひとつ気になるものがありました。「光響詩」CDのPart2での「あとは目を覚ませば良いだけです」という言葉です。目を覚ますこと――実はそれがいちばん大変なのではないでしょうか。
自分に照らし合わせてみれば、大病を患い、真実を求めて15年、こころに答えるものはなく、何も得られないままに時だけが流れるように感じていましたから。その15年はただ無闇に救いを求め、叶わず、悲観するだけの毎日だったように思います。
ですが、16年目に生死の境をさまよう中で、見えないものに助けられました。それも自力ではなく、先生を始め、やさしい魂を持ったひとたちとの繋がりの中で救われたのです。その経験が無ければ、今でも愚か者のままだったでしょう(未だに……ですが(^^ゞ)。
その体験の中で、いつも見えないものから見守られていること、この世界のすべてが繋がっていること、自分の見る世界は自分の思いが創り出していることを教えていただきました。それは知識ではなく、体験として身に付いたものでした。
ひとはそんなに単純ではないので、机上の論理をいくら聞かされても、そう簡単に目覚めるものではありません。このような体験をできればいいのですが、ほとんどの方は愚か者の管理人のような痛い体験をされないことでしょう。
では、その貴重な体験をどうやって皆さんに伝えるか。そう考えていて、思い出す場面がひとつあるのです。それは大手術を終え、見えないものと苦しい問答を続けている最中のことでした。見えないものは問いかけるのです――
――おまえは何がしたいのだ。
悩み、苦しんで、しぼり出てきた言葉は――愛のある世界にいたい――というひと言でした。
その瞬間、いくつもの鐘が鳴り、皆が「おめでとう」と声をかけるのです。そうだ、貴方は生まれてから今まで、その事をずっと願っていたではないか、と。苦しい問答から解き放たれた僕は、ベッドの上でただ涙を流していました――。
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これを読んでくださった貴方はどうですか。貴方はなぜ生きていますか。何を望んでいますか。その答が胸の奥底に聞こえたなら、貴方も見えないものと繋がっているのではありませんか。いいえ、必ず繋がっているのです。
管理人は、先生やその子たちのように特殊な能力は開けていませんし、純粋でもありません。こんな愚かな管理人にも、見えないものが共に在ることを教えて頂けたのですから、未だその時を迎えていない方々のドアをノックするのも、もうすぐかも知れませんね。
貴方の周りの世界は平和ですか? 貴方の家族や仲間たちは皆、こころ穏やかに生活されていますか? 貴方の視界にはどんな不平等も映ってはいませんか? 貴方のいるその場所は強く温かい氣で満たされていますか?
ナチュラルヒーリングの皆さんは、日頃の鍛錬で身体の方は問題ないでしょうから、鍛えるべきもうひとつの要――こころ――の準備をしっかりしておいてくださいね。見えないものから声がかかるその時までに。
――生きとし生けるもの、みな平安であれ――と祈った仏陀の生誕の日に
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