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神職に女性じわり進出 投稿者:ゴンネギ(ナビ代行) 2001年 4月16日(月)23時02分53秒
さて、以前スクラップした新聞記事をガサゴソ探していまして、や〜っとみつかりました。
1997年(平成9年)12月29日(月)の家庭面の記事です。
それによると、神社の一人娘が自分で後を継いだりするケース(以前は婿さんを迎えて、
その男性が後を継ぐケースが多かった)が最近増えていることや、神社とまったく関係の
ない神社で生まれ育った方が神職になるケース(山梨県内の神社)が紹介されていました。
幼い頃、父親が神社によく連れていってくれたのが縁で、神社の神聖な雰囲気に強く
ひかれ、26歳の時に思い立って資格をとったのだとか。
神社本庁によれば女性の神職は全体の1割(約2100人)。なお、巫女は含みません。
絶対数こそ少ないものの女性の増加ぶりはめざましく、平成4年から平成9年の間だけで
男性の113人に比べ、女性は278人増えたそう。
神職を目指す女性は増えているいますが、なかなか仕事に就けない問題もあるようで、
地鎮祭や海関係の安全祈願などで、女性神職がまだ敬遠されがちなケースもあり、
神社によっては女性向けのトイレや更衣室が整っていないといった問題点にも触れられて
います。
一方、七五三のお祝いや交通安全のお祓いなどは「場が和やかになる」
「雰囲気が優しくていい」などと女性のほうが好まれる傾向も。
平成元年には「全国女子神職協議会」が発足(宮城県の金華山黄金山神社の宮司さんが会長)
し、「最近は神社と何の関係もなく育った女性が神職になるケースもあり、頼もしい限り」と
記事中でコメントされています。
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