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毎週水曜日

NEWS-AGRIFUTURE

【農場写真】戻る】
2014年5月19日に有機JAS認定取得しました


〒299-4402 千葉県長生郡睦沢町川島773-59 アウルファーム 農場主・喜多経男

アウルファーム10周年記念パーティー(西暦2011年1月30日−北鎌倉・鉢の木新館にて−)

アウルファームの有機野菜が活躍したAPEC国際会議の出席首脳婦人用昼食プログラム(PDF)



OWL FARMの有機野菜はただいま道の駅「つどいの郷」にて皆さまをお待ちしております。
またJAの直売所への出荷はしばらく休んでいましたが、再開の要望をいただきましたので
ご期待に沿えるよう今週から野菜を運んでいます。

統一画面【アウルファームFront Page】【野菜の説明】【Back Number】

 photo news

       
色づいたアジサイ バラーアイスバーグ 道の駅のアウル野菜 バラーラヴェンダーメイディランド

皆さん!お元気ですか。

およそ2か月ぶりに、コロナで閉鎖していた町の図書室を利用しました。
希望の図書名を伝えると、職員が紙袋に入れて持ってきてくれました。
6月2日からは室内に入れるとのことでした。再びの閉鎖にならないよう願っています。


 喜多恵子撮影(便り本文)
今年のアウルファームの農作業はゆっくりと、そして元気に進んでいます

つる無しインゲン キャベツ キュウリ コールラビ
サトイモ ズッキーニの雄花 ズッキーニの雌花 トウモロコシ
ナス ナスの一番果 ニガウリ ニンジンとズッキーニとマクワウリ
ブルーベリー 収穫したニンジン 収穫したラディッシュ 収穫した大根
小玉スイカ 管理機での中耕除草 落花生 収穫した玉ネギ


梅雨入り」 2020・6・13・724号 


●出荷中の野菜:  ニンジン、大根、新玉ネギ、新じゃが、コールラビ、ニンニク、インゲン、ナス、ズッキーニ、キュウリなど。

*スナックエンドウ、ソラマメ:  終了。
*蕪類:  虫食い激しく廃棄処分。
*ニンニク: 収穫終了。乾燥中。
*ニンジン: 収穫中。
*出荷: ただいま道の駅「つどいの郷」に出荷中。JA直売所「ながいき市場」への出荷も再開しました。 


「ミニ端境期」

 ソラマメ、スナックエンドウ、レタス類、キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、ラディッシュ、ルッコラなどが終了し、春野菜から夏野菜への端境期になりました。
 ズッキーニは収穫最盛期、キュウリ、ナスも一番果ができ始めました。まもなく本格的な収穫が始まります。カボチャ類も花が咲き、結実していますが収穫は7月になってからになります。その頃にはニガウリ、小玉スイカもでき始め、ミニ端境期終了となります。春野菜から夏野菜へのミニ端境期は短期間で終ります。

「アライグマなど」
 先日、トマト支柱を立てていたら、アライグマの子ども2頭が10mぐらいのところでのんびりしていました。まだ警戒心もなくお散歩中といったところです。こちらの様子をうかがいながら10分ぐらいで茂みに消えました。成獣になると狂暴化し、畑に甚大な被害をもたらす害獣ですが、幼い生き物は可愛いということも確かで、複雑な気分になります。
 といっても夜間の運転中に獣が飛び出せば、車は急には止まれません。9日夜に落花生畑横の道を走行中の車の前に飛び出した獣が2頭。慌ててハンドルを切ったものの電柱に激突し、アウルファームの畑に突っ込んで停止。車は大破し修理工場へ。運転者に怪我がなかったのが不幸中の幸いでした。翌日、丁寧にあいさつに来られて初めて事故を知り、畑の轍を確認しました。お気の毒でした。

「コロナ禍」
 道の駅も通常営業になりました。地域の学校も始まりました。田舎町で発症者ゼロ状態が続いていただけに過剰な対応とも思われましたが、何はともあれ社会は動き始めました。何事もなく平穏な日々が続くといいですね。
 8月1日に延期になっている千葉交響楽団の定期演奏会も開催されることを期待していますが、こちらはなかなか微妙ですね。長引けば演奏家たちには厳しい現実が待ち受けています。あのウイーン少年合唱団ですら厳しい状況に追い込まれているそうです。

「山形、小山田農園の美味しいサクランボ」

 今年も6月20日頃に収穫のピークを迎えます。我が家は毎年お中元として利用しています。 
〒999−3521 山形県西村山郡河北町田井8−1。
TEL・FAX 0237−72−6062.(小山田紀儀)。


梅雨近づく 2020・5・30・723号 

●出荷中の野菜: 
ニンジン、大根、新玉ネギ、ラディッシュ、新じゃが、キャベツ、リーフレタス、レタス、コールラビなど。

*スナックエンドウ、ソラマメ: 終了。
*蕪類:  虫食い激しく廃棄処分。
*ニンニク: まもなく収穫期。
*ニンジン: 収穫始めましたが未熟。
*出荷: ただいま道の駅「つどいの郷」に出荷中。他の直売所での販売は搬入のための運転及びかかる時間が負担になり休止中。 


「夏野菜仕込みほぼ終了」
 直播物も育苗後に定植する物も一巡しました。キュウリについては3回目分まで定植済みです。大玉カボチャ2回、バターナッツは3回定植済み。21日のサツマイモ定植でこの時期の仕込みはほぼ終了。残るはピーマンと鷹の爪。6月中旬にはすべて終了します。
仕込んだ夏野菜のここまでの成績は未収穫なので何とも言えませんが、雰囲気的には普通です。ズッキーニの花が咲き始め、例年通り夏野菜一番乗りになりそうです。が、不思議なことに、ズッキーニは最初雌花ばかりが咲きます。したがってこの状態では結実できません。雄花と雌花が揃ったところで受粉作業をします。ミツバチ任せも可能ですが、手を加えた方が好成績です。
この先はキュウリやトマト類の整枝作業も加わり繁忙期となります。ナスは整枝まで終えて、収穫期を待つばかり。
これまでに仕込んだ夏物はキュウリ、トマト類、ナス、トウモロコシ、落花生、大玉カボチャ、バターナッツ、甜瓜、小玉スイカ、ニガウリ、ズッキーニ、サツマイモ、里芋、大葉、モロヘイヤ、オクラ。収穫が楽しみですね。


「気温など」
 今年の冬は気温が高かったために、春野菜を早めに播種しました。が、4月は低温で推移し、目論見が外れたものが大根でした。例年より10日ほど早く播種し順調そうでしたが、出来上がる前に花芽がついてしまい、廃棄処分。ニンジンも珍しくトウ立ちしたものが少々。順調だったスナックエンドウも5月18日からの低温週間であっという間に終了。ソラマメも短命となりました。
 少しぐらい気温が高めでも野菜たちは浮かれることもなく環境をそのまま表現しますが、人間はすぐに短絡的行動に出てしまいます。まだまだですね。2回目の大根は何とかなりそうです。

「コロナ禍」
 世間は緩んできたようです。このところ道の駅での販売も好調さが際立ってきました。これまでは自粛で道の駅は直売部門だけ営業していましたが、レストランも6月1日に通常営業再開。温泉は6月8日。地域の学校も6月1日に再開します。

「山形、小山田農園の美味しいサクランボ」
 例年6月20日頃に収穫のピークを迎えます。我が家は毎年お中元として利用しています。 
〒999−3521 山形県西村山郡河北町田井8−1。
TEL・FAX 0237−72−6062.(小山田紀儀)。

初夏爽快 2020・5・16・722号 

●出荷中の野菜 :
 ソラマメ、大根、スナックエンドウ、新玉ネギ、ラディッシュ、ルッコラ、リーフレタス、コールラビなど。

*スナックエンドウ:  最盛期。
*蕪類:  まもなく収穫期。
*ソラマメ:  最盛期
*ニンジン: 収穫期まであと1か月。
*出荷: ただいま道の駅「つどいの郷」に出荷中。他の直売所での販売は搬入のための運転及びかかる時間が負担になり休止中。 


「夏野菜仕込み中」

 これまでに直播したものは、トウモロコシ、落花生。いずれも鳥たちの好物。カラスやキジバト対策にテグスを張りました。すでに発芽しましたが、落花生については発芽後もしばらくは油断できません。トウモロコシ、落花生は収穫時期になると獣も来ますから、小玉スイカと一緒に7月上旬に電気柵を設置します。この3種は鳥獣害対策が同じなため、毎年1か所に集めて栽培しています。
 定植した夏物は、キュウリ、ナス、ズッキーニ、バターナッツ、大玉カボチャ、ニガウリ、小玉スイカなど。いずれも活着し、気温上昇を待つばかり。6月中旬頃から順次収穫ということになります。
 トマト類、オクラ、甜瓜も準備が整い、まもなく定植です。今年のトマトは有機露地栽培向きという野口種苗の固定種を試しています。はたしてどうなのか?梅雨時に分かります。


「スナックエンドウ、ソラマメ」
 昨年11月13日に植え付けたスナックエンドウが最盛期です。作柄は良好ですが、気温上昇でアブラムシが増え、ウイルスによる病気が出始めました。収穫にかかる時間はしゃがんだり立ったりしながら約2時間。
 昨年10月下旬に植え付けたソラマメも最盛期です。作柄は普通。全量自家採取の種子利用ですが、結果に問題なし。来期も自家採取の種子でまいります。ソラマメの収穫作業はしゃがんだ姿勢のまま約2時間。足腰が鍛えられますが、いつまで膝が耐えられるのか?膝当てもしますが、きつい作業です。それでも消費者は低価格を求めます。


「高齢者講習」
 4月9日に大多喜自動車教習所で受講してきました。実技は問題ないのですが、視力の低下は明らか。もともと緑内障で視野が一部欠けているため、運転には注意していますが、動体視力や視野検査、暗反応検査などの結果は良好とは言えず。運転には一層の注意が必要なようです。この頃は夜間の運転も控えています。また、県外へ車で出かけることもめったになく、旅行先でレンタカー利用もしなくなりまた。

「たのしみ」
 何といっても晩酌です。大原漁港産のタイ、ヒラメ、鰆、カツオなどの新鮮かつ安価なお刺身が近くの魚屋さんで手に入ります。畑には野菜もたっぷり。酒は信州諏訪の麗人酒造の純米吟醸原酒。しぼったままのふくよかなお酒です。

「薫風の候」 2020・5・2・721号 

●出荷中の野菜:
  キャベツ、葉大根、スナックエンドウ、新玉ネギ、ラディッシュなど。

*スナックエンドウ: ようやく収穫量が増えてきました。
*レタス類、蕪類、ルッコラ: あと少しで収穫期。
*ソラマメ: 整枝終了。初物まであと10日?結局、いつも通りの時期になりそうです


「生育条件」
 肥料や土壌の質や天候などによって野菜たちの生育状況が変わります。今更何を当たり前のことを言うのかと思われるでしょうが、今年の春はそれを強く感じでおります。4月の野菜の生育スピードは気温の影響もあり緩やかになりました。レタス類がまだというのも珍しいことです。
 野菜は正直で生育環境をそっくりそのまま表現しますから、生産者は野菜たちの声をしっかり聞かなければなりません。といっても天候要因については受け入れるしかないのですが。
 ということで、今年の春野菜は全体的には遅めとなりました。早期収穫と思われたスナックエンドウ、ソラマメも平年並みの時期になり、生産者の勝手な予測は大外れです。まだ授業料が足りないようです。


害虫たち」
 アブラムシとアリは共生関係で、例年、夏野菜の定植時期には活動が活発化していますが、今年はほとんど見られません。4月26日にナスを定植しましたが、いずれも見当たらず。いつもなら大量に飛んでいるモンシロチョウもごくわずか。虫たちも遅れているようです。この時期にスナックエンドウ、キャベツ、ソラマメの葉につく蛾の幼虫(スズメ蛾の幼虫など多種)はいつも通り。虫によって天候敏感度に差があるのか?はたまた他の要因があるのか?この先、ニンジンの葉につくアゲハチョウの幼虫も毎年発生状況が大きく変化しています。

「コロナ禍」
 朝日新聞千葉版によれば、睦沢町では感染者ゼロが続いています。このまま続いてほしいですね。近隣では茂原市で3名、一宮町で3名、いすみ市で1名となっています。
 5月に出かける予定だった東京でのコンサートが中止になり、県内でのコンサートも8月1日に延期になりました。延期しても微妙な感じですが、無事開催できればいいですね。
 農作業疲れで外食にしようということになっても、営業しているところは田舎でも見つかりません。世間では、外出自粛状態ですが、畑の作業は普通にでき、農業資材購入もいつも通り。道の駅での販売も平常通り。外食や鉄道利用の外出はしませんが、地域での生活に不便はありません。人口が少ない田舎町の良さでしょう。
 サーフィンのメッカ、一宮海岸へ出る道が通行止めになりました。感染を広げる可能性のある元気な若者達にも意識をもってもらいたいということでしょう。しばらくはこんな状況が続きそうですね。
 ゴールデンウイークも台なしです。


「イモムシとケムシ図鑑」

 
畑ではいろいろな虫たちに遭遇しますが、幼虫についてはその正体がなかなかつかめません。小学館の図鑑と首っ引きで調べていますが、判明しないことがたびたびです。

「新緑の候」 2020・4・18・720号 

●出荷中の野菜:
 キャベツ、葉大根、スナックエンドウ、新玉ネギなど。  
             
*ネギは完売。この先は玉ネギです。
*春まき大根の間引き中。
*スナックエンドウの収穫が始まりました。まだ少量です。1週間後ぐらい
から収穫量が増えます。
*ソラマメ 整枝中。鞘は6p程度。初物まで2週間ぐらいかかりそうです。

「4月の気温が低めです」

  暖冬で桜も早かったのですが、4月に入ってからは季節が足踏み。収穫期が相当早まると思われたスナックエンドウがいつも通りの時期に収穫開始です。ソラマメも花が驚くほど早い時期に咲いたので、収穫期も相当早まると予想していましたが、次第に生育スピードが平年並みとなり、収穫開始は5月になってからになりそうです。
  これまでは品目数を早めに確保するために、春は保温資材で生育を促しましたが、宅配を止めてからは急ぐ理由がなくなり、レタス類も保温資材を使用せずに栽培しています。その結果この時期としては収穫物が少ない状況となりました。

「春の作業」
  睦沢の畑ではコロナの影響もなく、いつも通りの日程で春の作業を進めています。種や肥料も問題なく入手できています。肥料撒きの時に使用するマスクや手袋の在庫も十分にあります。これらは農作業では日常的に使うため、日頃から多数の在庫を心がけています。が、このところ新たな購入は出来ていません。
  春ニンジンの除草が2回目まで終了しました。発芽は想定内の普通状況。ニンジンは播種から収穫までに100日程度かかりますが、ただいま半分経過。

 
今週からはキュウリの支柱作りなど、夏野菜の植え付け準備に入ります。夏物の苗は霜に弱いため、できるだけ遅く定植します。昨年も4月28日に霜があり、慌てて保温資材で防御するということがありました。急がずにまいりましょう。

「苗作り」

  現在、苗作りの中心は夏野菜です。キュウリ、甜瓜、大玉カボチャ、バターナッツ、ズッキーニは2回目分まで育苗中。ニガウリ、小玉スイカ、ピーマン、トマト、中玉トマト、ミニトマト、鷹の爪、大葉、ネギなども同時に育苗中です。いずれも順調です。しかし、ナスは失敗。室内で発芽させて鉢上げし、室外のトンネルへ移動するときの環境変化に耐えられなかったようです。ナス苗は知り合いの農家から購入することになりました。

「コロナ禍」
  睦沢町では今のところ発症者ゼロ状態が続いています。このままであればいいのですが。
  道の駅では都会の外出自粛の影響で週末でもキャンピングカーが見られなくなりました。多いときは10数台来ています。道の駅内の温泉施設も休みが続き、レストランもお持ち帰り中心。そういう状況ですから賑わいはありません。かといって閑散ということでもなく、以前の旧道の駅に戻ったというところですね。

「春めいてきました」 2020・3・1・718号 

●出荷中の野菜:
 ほうれん草、ルッコラ、大根、のらぼう菜など  
             
*ただいま、収穫できる野菜がないことはないという状況。冬越し菜も蕾をつけています。
*今年の冬越し大根はひどい虫食いです。暖冬のせいでしょうか。
*直売所へは週末中心に出荷中ですが、品目数が少なくなっています。3月中は直売所出荷を休むことが増えます。


「春の作業開始」

  レタス類、キャベツ類、ナスを育苗中。直播ではまもなくラディッシュ、ルッコラ、小松菜、ほうれん草などの1回目です。気温が高めなのでニンジンの種まきもすでに終了。昨年春の5割増しの量です。除草作業低減のため、マルチを張って一粒ずつ手作業です。約2万粒、コツコツ播きました。大根の1回目も終了し、すでに発芽して双葉状態。
  いつもは3月になってから植え付けるジャガイモも2月19日に植えて発芽を待つばかり。今年は、高畝から平畝マルチ栽培に戻しました。鍬を持つ左手中指に傷みがあるためです。年々こういうことが増えてきました。
  ソラマメの1回目の整枝が終了しました。すでに花が咲いているのでびっくりです。暖冬のせいなのか、今年はアブラムシが大量発生。テントウムシもいますがとても食べ切れる量ではありません。牛乳を吹きかけて、アブラムシの呼吸系を乱す作戦を試していますが、はたして効果があるのか?以前にも試しましたが、時期が来なければ消滅しなかったという結果でした。

「追肥など」

 冬越しほうれん草、エシャレット、玉ネギ、ニンニクの追肥をしました。鶏糞と牡蠣殻を混ぜてふり掛けるだけですが、ほうれん草以外は前もって除草が必要で、地面に這いつくばっての作業になります。ニンジン播種もジャガイモ植え付けもソラマメ整枝も同様の姿勢での作業ですから、このところ身体が凝り固まっています。
 スナックエンドウの防寒防鳥用のべた掛けを外し、マイカ線を使って、伸びる枝をネットに沿わせるための支えをしました。収穫期までにあと3回ぐらい支えをします。まだぐんぐん伸びる状態ではありませんが、まもなく成長期になります。昨年は3月31日の霰と4月1日から4日までの連続の霜に傷めつけられ不作でした。今年は豊作になってほしいですね。

「野菜洗浄、出荷期間」
 
この数年、寒い時期の野菜洗浄がきつく感じるようになりました。量の多いニンジンについては専用洗浄機を購入しましたが、蕪についてはいまだ手作業です。20〜30個ぐらいまでなら何ともありませんが、3桁になると厳しくなります。
 そこで今期からは蕪類の栽培を春も秋も大幅に減らすことにしました。また、直売所で野菜を販売することにも徐々に煩わしさを感じるようになり、総合的に判断して今後は野菜の生産期間を気候のいい時期のみにしていくつもりです。出荷期間も短縮します。
 特に台風被害が想定される秋作以降の栽培は大幅に縮小し、出荷の必要のない程度の自家消費用中心栽培に移行していきます。

冬眠中です 2020・2.・8・717号

●出荷中の野菜: 大根、小松菜、ほうれん草、ルッコラなど

*JA直売所「ながいき市場」と「つどいの郷」への出荷は品薄状態で休みがち。冬眠中です。
*2020年用の種も購入し、準備万端です
*暖冬で野菜が凍みてしまうことはありませんが、昨秋以来秋冬野菜は不調のままです。


「苗作り」
 1月下旬に苗作りを始めました。まずレタス類、キャ ベツ、ブロッコリー。これからナスを室内の暖房機の前で。いつも通りの手順です。
 ここ数年は育苗期間中の日照が足りず、苗の出来は芳しくありませんでした。たまにはすんなり育ってほしいですね。本年用の種子も揃い、いよいよ2020年の野菜作りが始まります。

「イモ類」

 昨年は宅配を止めたためにイモ類の栽培を大幅に減らしました。それほど必要ないだろうという読みでしたが、読みが外れ短期間で底をついたために今年は栽培量を増やします。といっても以前よりは少なめです。

「栽培面積」
これまで徐々に栽培面積を減らしてきましたが、本年もさらに減らしました。体力気力に見合った面積で野菜作りを楽しみます。この数年、豪雨にたびたび見舞われて水田転用の畑はほとんど使えない状況が続きました。今後も同様であろうと考え、昨年末までにすべての水田転用畑を返却しました。

「コロナウィルス、温泉」
房総の畑にいる限り感染を心配する必要はありませんが、春節中に外国人観光客が多い地域への旅行はちょっと考えてしまいます。当初予定していた福井方面を避けて、短時間で行ける仙台方面に変更しました。
松島に50年ぶりに行ってみました。津波被害から立ち直り、遊覧船の船着き場も近辺のお店も新しく綺麗になり、昔の印象とは随分違っていました。ごちゃごちゃした俗っぽさは影をひそめていました。春節がらみの旅行者は松島だけに多数でしたが、主流は小グループでした。
瑞巌寺も当然見学しました。50年ぶりですから、細かい記憶はほとんどありません。十代だったために歴史的なものにさほど興味がなかったこともあり、立派な本堂も、絢爛豪華な襖絵も記憶にありません。ただ、参道は大木の並木がずっと続いていたような記憶でしたが、津波のためなのか、大木がなくなり、植えて間もない苗木の並木になっていました。海岸のお店には津波の高さが示されていましたが、いかにも被害が出そうな高さでした。

「仙山線」
 仙台が大都市であることは知っていますが、ローカル列車と思っていた仙山線に乗ってみてびっくり。通勤圏が広がっていました。山形へ向かう鉄道ですから、すぐに山の中を走るという先入観を持っていました。が、どこまでも住宅地。仙台駅から30分ぐらいは完全に通勤圏です。新興住宅地が続いていました。
 ちょっと山がちになってきたあたりで作並温泉駅。約40分。出迎えてくれる駅員さんもいません。温泉宿の迎えの車に乗り込んで、源泉かけ流しの温泉宿へ。湯量豊富ないい温泉でした。翌日は山形にも足を延ばし、市内を散策。月曜だったために休館のところが多く残念でしたが、唯一、城址公園内の済生館が開いていました。明治時代初期の病院を保存した建物です。雰囲気は完全に明治。内部の展示も当時の病院内を感じ取れるものでした。山形市内観光では外せない建物です。
 山形城址公園内では城郭を再建中ですが、小さな地方都市にしては国からの助成はあるものの費用負担が大変そうに感じられました。

「充電中」
 今週は気温低下で野良仕事には不向き。健康第一ですから、野良仕事は控えます。もう少し春めいたら動き出しましょう。ただいま充電中です。