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○○○○○○○○
能登の月
棚田の数だけ子を産み落し
満面の笑みで、空から僕を眺めてる
優しいひかりで見つめてる
「釣れない時は…
どうあがいても
釣れないものよ」
月の聞こえぬ声に諭されて
そそくさ竿を納める午後八時
宿に戻れは いで湯あり
月と混浴 和倉の湯
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