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Kaname's History

入団(1981)〜1988まで/ 1989〜1991〜退団(1993)までTMP女優としてT・・・1999まで女優としてU 2000〜2004女優としてV 2005〜


かなめちゃんの今までのお仕事を宝塚時代から順に振り返ってみました。
私が生の舞台を見たのは1989年から、
その前のものはバックナンバーの雑誌や、ビデオ、テープなどの感想になります。
1989年以降は私の思い出話になってしまったぁ・・・。
ちなみに私は友人の机の上のジャッキーの写真にほれました。(*^^*)

入団(1981)〜1988まで
1981年
宝塚春の踊りー花の子供風土記ー / ファースト・ラブ
白鳥の道を越えて / ザ・ビック・アップル
かなめちゃん初舞台。美人揃いの期って有名ですね。岡田先生ご自慢??
1982年
あしびきの山の雫に / ジョリー・シャポー
シブーレットー翔んで、跳ねて、恋をして
愛限りなく / 情熱のバルセロナ
I LOVE MUUSIC U−順みつきリサイタルー

「シブーレット」はビデオで一度見ました。 2幕だったかに何人もいるフィアンセが並んで花を渡すシーンでかなめちゃんを 見っけ!!前髪パーマで若い!゙馬゛をやったのもこの公演ですね。 まさかかなめちゃんが入っているとは見ている時は知らなかったなぁ
「情熱のバルセロナ」は大地真央さんのお披露目公演、 主題歌「この時 この愛を」はかなめちゃんお気に入りで91’の ディナーショーで歌っています。 こういう色気のある男がかなめさんの目標だったのかしら・・(^^) 新人公演で当時2番手のうたこさんの役がつく。 本番では引くドアを思いっきり押してこけてしまったとか… 順みつきさんのリサイタルって、新宿コマ劇場だったのね。

1983年
まい・みらくる
春の踊りー南蛮更紗ー/ ムーンライト・ロマンス
恋と十手と千両箱ーねずみ小僧異聞ー
野菊の詩
翔んでアラビアンナイト / ハート・ジャック

「まい・みらくる」は真央さん主演のショー。 水晶博士という得体の知れないおじいさん、もうこれしかない。 漫画チックなのはこの頃から。もう一回みたいなー
「ムーンライト・ロマンス」で新人公演初主演!! 本編では探したけど見た覚えがないですね。 (ビデオですので・・・)ほのぼのとした題名そのままのイメージの作品でした。
「野菊の詩」の影ソロが非常に好評となる。 トップお披露目のバウ「カウントダウン1991」で歌ってましたね。 曲もかなり演歌に近くチョットびっくり!曲名もずばり「矢切の渡し」 この頃もこぶしまわしてはったのかしら?

1984年
Iam What I amー私は私ー
沈丁花の細道/ ザ・レビューU−TAKARAZUKA FOREVER−
ガイズ&ドールズ

この頃からビデオを見ていても、かなめちゃんだーってはっきり分かるように なりますね。「ザ・レビューU」では初ソロです。 中詰めの一番最初で、赤いラテン系のお衣装だった。
「ガイズ・・・・・・」の新人公演では、ひげつけてましたね。 本役のうたこさんはつけなくても良いよっておっしゃったみたいだけど、 チャレンジャーだねかなめちゃん。

東芝EMI株式会社から「愛と夢のたからづか」というアルバムが出ています。 ('90にCDとして発売)70周年の記念のアルバムだと思う。 この中でかなめちゃんは「紫に匂う花〜あさねさす紫の花より〜」を 歌ってマス。 解説にも、「昭和59年には近年になく若手スターの活躍がめざましく、 トップに続く、平みち、山城はるか・・・・・・・(中略)がトップに迫る勢いを見せ 新人も郷真由加、紫苑ゆう、幸和希、杜けあき、涼風真世とめじろおしである」 と載っていて、やっぱりこの頃からかなり期待の星だったのですねぇ

1985年
ハッピー・エンジェル
二都物語 / ヒート・ウェーブ
スウィート・リトル・ロックンロール
ときめきの花の伝説 / ザ・スイング

この年には、「宝塚青春のアルバムU」「涼風真世・一路真輝ビートルズを歌う」 という2枚のLPを出しています。青春のアルバムの方は退団記念CDに、 ビートルズを歌うの方は、一人ずつバラでCDとして89’に発売されてます。
写真は、大阪国際空港にこの年から退団まで飾っていたパネルです。 (なんだかよくワカンナイね。) 本物はかなり巨大!!見つけた時にはびっくりしたなぁ〜

1986年
夢の彼方にーアンデルセンの青春ー
百花扇ー夏の抒情詩ー / 哀愁ー愛の追想ー
パリ、それは悲しみのソナタ / ラ・ノスタルジー

「夢の彼方に」はバウ単独初主演です。アンデルセンの青春を「みにくいあひるの子 」のお話になぞりながら描かれています。テープ聞かせてもらったのだけど 声はこの頃からあまり変わっていませんね。ちょっと高いかなぁ。かなめちゃん ならではの作品じゃないでしょうか。
「パリ、それは・・・」、この公演から2番手さんっていうことになっています。 うたこさんの弟役、前半の学生ですって姿から後半のちょっと悪ぶってます っていう青年が別人のようだなぁと思ってみてました。 ショーの方は岡田先生のハイライト集で見た分だけですが、オペレッタの シーンは豪華で奇麗。春風ひとみさんとデュエットします。 歌はともかく動きがまだ幼くて、可愛いですね。

1987年
スウォード・フラッシュ!
ME AND MY GIRL

この年は、何と言っても「ME AND MY GIRL」のジャッキーですね。 この役の写真を見てかなめふぁんになってしまった私ですが、 まさか男役さんとは・・・この頃まだ宝塚のこと知らなくて、でもこの作品のことは NYとロンドンと日本で同時にするという話題は耳にしていました。 今から思えばそのうわさで見に行っていたら生のジャッキーに会えてたのに・・・
ビルとのソファーでのシーン、キュートできれいな足を惜しげもなくみせてました。 あんな格好でよく歌えるなーって思いました。もうひっくり返ってましたものね。 (ひっくり返ろうが走ろうが、声がぶれないかなめジャッキー)。 再演の時にはかなめちゃんのビル、うたこさんのジャッキーが実現!! 役代わりとわいえ新人公演ではなく、本公演で主役をやるって、その時まだ 新人公演をする学年であったことを考えるとすごいことだったのかもしれない。 (写真は多分新人公演のビル)映画「さよならの女たち」ではかなめさんの お稽古シーンがちょっとあります。ビルのお稽古を鏡に向かって一生懸命!! のお姿はナカナカ見れないぞ。(^^)

「スウォード・フラッシュ」はLP持ってました。 LPですよもう時代を感じるなー。 《For Every Light on Broadway》《Moonlight on the Colordo》等 ムードたっぷりに、歌っています。お婆さんのかっこで歌っていたらしいのですが、 何せ今のCDと違ってカットしてありますので、残念だ〜

1988年
リラの壁の囚人たち
南の哀愁 / ビバ! シバ!
恋と霧笛と銀時計 / レインボー・シャワー

「ミーマイ」のジャッキーで一年を過ごしたかなめちゃんは、久しぶりの男役での 公演「リラの壁の囚人たち」で主演。珍しく映像が残っているのがうれしい。 苦悩する男をほとんど歌で表現するってことで、《いつか来る日の夢》《愛の言葉があなたを呼ぶ》ドラマのある歌が一杯。 私の好きな作品の一つです。愛する人を見つめる目が優しくて、切なくて、ドイツ占領下のパリを舞台に、モノトーンの映画を見ているようでかっこ良かった。 この頃からお化粧もナチュラルになってきたみたい。
「ビバ!シバ!」は豪華なショー、《アンチェンマイハート》はこの公演の時の 歌です。かなめちゃんのお気に入りは、ふぁんもお気に入りなのだ。(^^)

「恋と霧笛・・・/レインボー・シャワー」の公演は、私の記念すべき初の生舞台。 ミョーな日本語の外人を演じてました。《ビューティフル・ドリーマー》の歌 に聞き惚れました。ショーの方は、ピエロ可愛かったな。蝶々のみみさん (こだま愛)を取られて、しょんぼりと泣いているシーンがもうこんなに可愛くって いいのかしらってくらい愛らしい。トレンチコート姿の《スウィングストリート》も渋かった。

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1989〜
1989年
赤と黒
新源氏物語 / ザ・ドリーマー
ベルサイユのばらーフェルゼンとマリー・アントワネット編ー(特出)
天使の微笑・悪魔の涙 / レット・ホット・ラブ
シャンテ・シャンテ・シャンテ

「赤と黒」のジュリアン、オスカル、メフィストとかなめちゃんの代表となる 役に巡り合ったすごい年です。ぐーっと大きくなった年だったのかなぁ。 ジュリアンはCDのみですが、男の色気みたいなものがすごく感じられた作品です。 天海祐希氏の退団ビデオにゆりちゃんがらみのシーンがチョットだけ写っています。 かなめちゃんの作品にしては珍しく、ラブシーン一杯!! かなめちゃんもラブシーン大好き!!(^^)

「新源氏物語」では惟光と夕霧の2役、王朝絵巻の世界に導いてくれた 《恋の曼陀羅》の涼やかな歌声はこの作品にピッタリだったと思う。 との〜とか、かしわぎ〜とか叫んでいる声が耳に残ってます。
「ドリーマー」の《愛遥かに》のシーンは夢々しくて、きれい。遠くをみるような目が たまらなく色っぽくて、ずーと聞いていたかった。 この頃は刈り上げ頭のかなめちゃんでしたね。
星組への特出オスカル、前売りを買うという知恵がまだなかった私、 当日券を買うために初めて徹夜した。そこにいたおじさんの親切が身にしみた。 (どうも毎日いらしているみたいだったな) 肖像画の中から出てきたかなめオスカルは、劇画そのままのオスカル様。 こんなに話に感情を入れてみたのは初めてでしたね。オスカルの激しい 生き方に感動した。「シュトワイアン行こうー」で鳥肌たったよ。

そして何と言ってもメフィスト(^^)もう幸せ。 冷たい無機質な感じが、悪魔のイメージに重なって、意外なはまり役。 人間じゃない役、がはまるっていうイメージはこの役で確定的なものになったみたい。 最後「嘘だー」って叫んで涙を浮かべるところなんか、熱演でした。 なのにこの場面でかつらおっことしたことあるのね、かなめちゃん(^_^;)。
「レット・ホットラブ」は好きなんですよ。これも映像に残ってませんねぇ。 中詰めの後みみさんとのデュエットがあってその曲も大好きだったのだけど、 みみさんとって声がすごく合うと思うんですよ。あとイリュージョンのシーンで、 踊っていたのが良かったなぁ。このショーやたら出番が多いんですよ。

1990年
大いなる遺産 / ザ・モダーン
ベルサイユのばらーフェルゼン編ー(特出)
川霧の橋 / ル・ポアゾン 愛の媚薬
タカラヅカビギニングナウ

前トップの剣幸さんが退団された年。 地方公演が春と秋の2回あって、花組にオスカルで特出、MBS劇場での 特別公演と、かなり忙しかった年何じゃないかなぁ
ステージアルバムの表紙にもなっているなつめさんとのダンス、 写真として残っているものがとても色っぽくて、好きだ。

「川霧の橋」では、青天姿で、むしりのカツラで、江戸の大工さんになっていた。 石垣に足をかけて歌う姿は、妙にはまっていて、よっ半さんって声掛けそうに なっちゃいました。お組さんを思う一途な男でした。祭りの場面アドリブで話している声が誰よりも通っていたかなめちゃん。 マイクのせいだけではないだろなー
「ル・ポアゾン」の幕開き、中世の貴公子風のかなめちゃんは「愛」の世界に 運んでくれます(^O^)。この歌声こそ媚薬だー。このシーンでこのショーの成功は 決ったものだ!!禁断の実を片手に歌うかなめちゃん、神秘的で吸い込まれそうでした。 別れの曲をバックにうたこさんと踊るシーンでは、瞳がいろいろなことを物語り、 なんだか切なかった。いまだにこの曲聞くと2人の瞳が思い出されます。

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1991〜退団
1991年
カウントダウン・1991
ベルサイユのばらーオスカル編ー
銀の狼 / ブレイク・ザ・ボーダー!
第32回 宝塚舞踏会

トップお披露目の年。かなめちゃんパワー全開。「カウントダウン」は、 出ずっぱりのふぁんサービス満点の作品だ。 一部では記憶を無くして未来にタイムスリップしてしまったカークという青年を ちょっとコミカルに演じてくれました。ものすごーく気障ったかなめさんってこれでしか見れない!! カルメンのパロディではかなり笑った。2部では日本ものから女役まで、7変化!! ジャングルのシーンのワイルドさにしびれ、《ソウル・チルドレン》の歌にしびれた私です。

桜咲く4月かなめちゃんは月組のトップになります。待望の「オスカル編」、 各組のトップさんをゲストに迎えてのお披露目。この頃なぜかかなめちゃん ふっくらとしていて、幸せ太りなのかしらって思ってました。 でも声をつぶしたりするようになったのもこのくらいの頃からで、やっぱり大変だったのでしょうね。 千秋楽にはオスカル、アンドレ、フェルゼン、マリー・アントワネットが一杯。
「銀の狼」はオスカルの後にまた違ったかなめちゃんをみられて、 幕が閉まる瞬間鳥肌ものだった。 研ぎ澄まされた緊張感のある歌声と、舞台の押さえられたトーンが一致して、 独特の世界だった。見れば見るほどシルバの孤独が胸に突き刺さる作品でした。
「宝塚舞踏会」かなめちゃん見たさに3階で観た。本公演の日本物のショーとは違って、 音楽もちゃんとしたもので、びっくり。一路くんと兄弟の役のだったかなめちゃん。 なぜか弟の方だったんですよね・・・ フィナーレはみんな袴姿で、「うさぎ」「たき火」などの童謡をかわいらしい振り付けで踊っていて、 ヤンさん(安寿)なんかはかなり照れていたのに、かなめちゃんと一路君が ものすごーく楽しいそうにはしゃいでいたのが印象的でしたね(^^)

この年には写真集「Kaname」が発売されています。 おしゃれなかなめちゃんがい〜っぱいで、目が離せない!!未沙のえるさんの友情出演で、「夫婦物語」。留袖姿に目がねをかけて、 しっとり奥様風のかなめちゃん。(このページ大好きょ) 遊び心一杯の写真集です。

1992年
珈琲カルナバル / 夢・フレグランス
PUCK / メモリーズ・オブ・ユー

お正月公演の「珈琲カルナバル」のジュリオはトップ期間の作品の中で、 一番宝塚の男役という型の中の役だったのではないでしょうか。 黒塗りの耐える男、よしこちゃん( 麻乃佳世)との唯一のラブシーンは絶品!!(^^)。 手がたまらなく色っぽい。かなめちゃんて指長いですね。 かなめちゃんは振られちゃうのよって言ってましたけど、私にはジュリオが勝手に身を引いたように思えた・・・ 「あなたの瞳に宿る悲しみを頂いていきます。」気障なせりふもキマッテた。 この公演のかなめさんちょっと化粧の青い部分がきつくて、ウルトラマンを想像してしまうのだった。
ジュリオは9月には地方公演でも観ました。ショーの地底の花のシーンが 東京公演より一段と色っぽくなってたなぁ。

「PUCK」はまってましたね。もうこれはかなめちゃんにしか出来ナイ。 断言させて頂きます。誕生のシーンはパックとして舞台の上で本当に生まれてきた んじゃないかって錯覚起こしそうなくらい、夢心地だった私。 《ミットサマーイブ》や《ラバーズグリーン》など優しい素敵な曲も良いですね。
大劇場の月組ラストのショーは、《愛!》から。 ボレロのリズムで力強く歌っていた。大劇場が壊される時かなめちゃんは センターをあらわす0番の札を大道具さんにとっておいてもらったそうです。

1993年
宝寿頌 / PARFUN DE PARIS(星組公演に特出)
グランド・ホテル / BROADWAY BOYS
さよならショー
ロスト・エンジェル

新大劇場が誕生!!初めて若衆の姿。うつくしーい。しめさん(紫苑)と並ぶ姿は、 一枚の絵のよう。しめさんの相手役みたいって声もちらほら??? 隈取りも、毛振り初めてずくしの公演でした。「パルファンド・・・」方では KENZOのお衣装で歌い踊ってた。月組の公演ではあまりなかったよしこちゃんとの デュエット《アイラブ・パリ》が好きだったな。

「グランドホテル」ではオットー。かなめちゃんの男役の集大成。 それまでのイメージと全然違うものすごく人間味あるオットー。 その優しさに涙した。男爵とのダンスシーンは、 ほんとにバーからおっこちそうなくらいの熱演。この役もまたかなめちゃんにしかできないぞ。
ショーでは、ブロードウェイを目指す青年。縦縞の衣装で元気に明るく、 くるくると変わる表情が私の心を離さない!! 切々と歌う《ザ・パーティーズ・オーバー》はかなめちゃんが訳詞をしたらしい。 ブロードウェイから離れるジミーと、宝塚から去っていしまうかなめちゃんが ダブって涙が止まらなかった。
当たり役メフィストで最後のバウ。どんなに手を尽くしてもチケット取れなかった。 くやしくて、宝塚に近寄らなかった。(もちろんビデオを購入) 新しいメフィストは、オシャレで一段と摩訶不思議な世界を作っていましたね。 あんな悪魔になら、魂売っちゃうだろうな!!(^^)

退団!!
新大劇場ができて、お正月から特出だーって喜んだのもつかの間 かなめちゃんは13年間の男役生活にピリオドを打つ決心をしてしまった。
忘れもしません、2月1日、前日星組さんの舞台を見に行って幸せな気分で 眠りに着いて…友人からの「かなめちゃんやめるデー」と言う電話で飛び起きた。 (関係ないけどその時私職探ししてました。)うわさも出る所には出でいたようだが私には寝耳に水!! ショックで頭の中なんでやーってぐるぐる回ってた。 1月号のふぁん誌でよしこちゃんとの対談で『パックとメモリーズオブユーまで2年間やってきたことがグランドホテル で爆発出来たら…』というコメントしているのを観てなんかこれで最後みたいで変だって思ったケド…嘘だって信じたかった。
でも、オットーを見ていたらありがとう、ほんとにありがとうって素直に思ってしまった。 それぐらい幸せそうで、すがすがしくて、純粋で…
そりゃ今でもあと1年くらいは男役のかなめさん見ていたかったって、 思うけどネ(^^)。

最後の挨拶は、近年のトップさんには珍しく袴姿、絶対に袴姿だと 決めていたらしい。 退団する7月31日まで、退団後のことは一切口にしなかったかなめちゃん、 袴のことといい、宝塚を、男役を、本当愛していたかなめ流のけじめの付け方 だったネ。(そんなかなめちゃんがうれしーよな。デモかなり不安だったのよ私)
『はばたけ妖精 夢は遙に 涼風は永遠に』こんなフレーズの幕と、たっくさんの ふぁんに見送られて、かなめちゃん笑いながら歩いて行きました。この光景 絶対忘れられない。

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TMP音楽祭のかなめちゃん
年に一度の歌の祭典、これをつなげて見てみればかなめちゃんの成長がよっく分かる !!
結構なだらかにはっきりと成長の様子が見える方ですねぇ(^。^) 幸運にも'92と'93は生で観ています。後はビデオからの感想です。
敬称はバラバラです。すいません。
1984年「宝塚70年を歌う」 [高汐巴/大地真央/麻美れい/峰さを理]

宝塚70周年の年、これが多分市販されているTMPの最古だろう。 全体的に落着いた感じがするのは時代なんでしょうね。
かなめちゃんももちろん若く、かなめちゃん探せー状態。ちょこちょこ気張っている姿が 確認されるのでじっと探す私です。でもかりさん(杜けあき)と幸和希さんと 三人で《ハロー・タカラヅカ》を歌ってくれます。この頃からちゃんと歌っているって 期待されてたんだろうなぁ。

1985年「ブロードウェイにようこそ」 [高汐巴/大地真央/麻美れい/峰さを理]

この年のものは市販されていないみたい。WOWWOWで放映されて、念願叶いました私(^^)。 この年のかなめちゃんはマイマイさん(南風まい)と歌う《相見互い》ですね。 とろとろの笑顔!!銀橋で変なことわざ言ってますねぇ。歌はすでに安心して聞いていられます。 メークはチョット…。

1986年 「ザッツ・ムービー!」 [高汐巴/剣 幸/平みち/峰さを理]

この年からバンドが舞台から降りて、舞台が広くなったみたい。 この後にUを企画したということは、この公演評判良かったのね。
トツプさん達のオープニングのすぐあと、杜・涼風・一路トリオで 《ヤンキー・ドゥードル・ボーイ》。ストライブのジャケットに黒いパンツというスタイル。 カンカン帽持って歌ってます。歌はうまい3人ですが、振りが・・・バラバラ。 しょつぱなから、遅れる涼風に、はしょる一路で、多分かりさんのが正しいと思うけど、 それも?です。この方はあまり変わりませんね。男役の形がきまるの早かったの ねきっと。くるくるパーマのかなめちゃんはまだとろとろ笑顔です。
この年から一人で歌ってます。《ただ一度》は娘役さんにかこまれて、兵隊さんスタイル。 軍服なんですけど、帽子がおおきくて、おもちゃの兵隊さんって感じ。歌いながら ステップを踏むのはまだ慣れていない様子ですね。《シェルプールの雨傘》では 一路&朝凪、真矢&水原のダンスの前で、ムーディに歌ってます。せつない歌声がいいです(^^)。

1987年 「モン・パリ60周年記念 ラ・シャンソン」 [高汐巴/剣 幸/平みち/峰さを理]

’87はシャンソンの特集です。もうかなめちゃん大活躍の年です。
オープニングのすぐ後、杜・涼風・一路のトリオで《パリのいたずらっ子》を。 去年に引き続いてのトリオ。パリのエッフェル塔の前で集まっているという雰囲気で、 他の人が歌っている時も後ろでお芝居してマス。気障ってますよー(^.^)。
第U部では《ブン》をいろんな声使って歌ってます。まだまだ幅は小さいけど、 7色の声と言われる片鱗みーつけた!!《パリ・バナム》では、日向・郷・一路と四人で 高汐さんを取合い?してます。ちょっとコミカル(^。^)
第V部の幕開き、この年のかなめちゃんの目玉??(かなめちゃん違うって言うかなぁ。) 一路君と2人で、白い羽根カツラで、ピンクの羽根持って、《シャンパーニュ》。 ダルマ姿で登場!!2人ともキュート (^○^)。奇麗な足も出してます。羽根カツラ被ると 顔が…ナイ・・・《ルミエール・ド・パラディ》では女に扮したかりさんのエスコートを 一路君と。さっきとは違った3ショットです。
第W部では、また3人で《すてきなあの娘》。ストライプのジャケット着てます。 これ去年着ていたのと一緒だねぇ。今年は水色担当です。 しっかしこの歌詞みょーだ。昨年よりは断然男役になりきっている三人でした。

1988年 「永遠のポップス」 [大浦みずき/剣 幸/平みち/日向薫]

この年はビートルズメドレーで幕開きです。そのメドレーの後すぐ!!かなめちゃん 《サニー》で登場。今回は涼風・一路・麻路のトリオです。ずいぶんかっこ良くなって 決ってます。この年はなんか唇ぽてっと書いてます。 実物の倍くらいになっているのではないでしょうか(^^)。
《誓い》をしっとりと歌ってます。トロトロ笑顔からちょつと大人びた、優しい 笑顔です。この曲の映像、額のすじがめだってます^^;。《ナイン・トゥ・ファイブ》では 春風さんの歌うバックで、ヨレヨレのサラリーマンに扮する月組の生徒。かなめさんもいる はずなんだけど・・・ちょっと判別不能で、残念!!
そして、ピリージョエルの《素顔のままで》。ふっと微笑む表情がたまらなく 素敵です。複雑な重ね着の衣装着てます。

1989年 「ザッツ・ムービーU〜アカデミー音楽賞に輝く60年〜」 [大浦みずき/剣 幸/杜けあき/日向薫]

アカデミー賞受賞曲ばかりと言うことで耳慣れた曲ばかり!! 個人的にこのビデオ一番観たのではないでしょうか。当時友人とミョーなところで うけてまして・・・
司会が当時各組の2番手(一路は違ったかなぁ。)と呼ばれた一路・涼風・朝香・紫苑でして、この四人 大活躍なのです。四人で並んだ姿が好きで、このまま四人でトップになる時が 来たらいいなって思ってました。
オープニングに続いて、かなめちゃんの《スイート・レラニー》。オープニング終わって すぐって4年連続ですね。ちょっとハワイアンぽい曲。(写真はこの時のもの)
かなめちゃんは2番目の司会者。ここでまた月組メンバーの余興がー。 みみちゃん(こだま愛)のバトラーにうたこさんの(スカーレット)。これだけでもおかしいのに かなめちゃん大マジな顔して、インタビュー。よう笑わへんわ。変なアシュレと メラニーとプリシーも加わって大爆笑(^.^)。
一部は司会四人の《ハリウッド万歳》で幕。歌が上手な四人だから、歌い継いで 行く様子がたまりません。銀橋でのショットで私の好きなかなめちゃんの顔が…あるのよ(^○^)
二部では、ヒット映画「トツプガン」の《愛は吐息のように》を歌うかなめちゃん。 この映像観ていると、かなめちゃんが光の中に吸い込まれていきそうな気がするんです。 《チムチムチェリー》では、掃除のおばさんに化けた月組さんが後ろでうろうろ なんかこんなことばっかりやってますねぇ。もちろんかなめちゃんも (^。^)
で、またまた四人の《心の愛》登場!!登場の順番が先ほどと同じ朝香→紫苑→涼風→一路 なのは場所の都合なんだろうか・・?はもるところはさすがです。でもだんだん 自己主張してきて、最後はバラバラだぁ(*_*)。朝香・紫苑と涼風・一路の組み合わせが 対照的で、いいな。

1990年 「サウンド・イン・ビックシティ」 [大浦みずき/剣 幸/杜けあき/日向薫]

NY、ロンドン、パリ、東京をテーマにした公演。
オープニングはオリジナル《世界のビックシティ》。トツプコンビに加わって かなめちゃんも歌っています。かなめちゃんはNYのコーナーで《ロンリー・タウン》 を。この曲はあんまり耳にしたことないなぁ。半音上がったり下がったりムズカシソー。 でもなんでNYのコーナーで突然星の王子様風の衣装?? このコーナーではかりさん(杜けあき)が《42ND STREET》歌っているよん
第二部。みみちゃん(こだま愛)の司会で始まる。ここで、月組メンバーの余興?あり。 かなめちゃんも児島一家のお母様で登場。留袖姿で目がねかけて…会場うけてましたね。
《君だけに》こちらが本職。これ好きだなぁ(^○^)。ピンクのスタンドカラー のスーツでかっこいい!!(前の年のTMPで、日向さんが着ていた??それで スーツ大きくてスーツの袖まくっているってうわさもあり・・・)。 「君だけに〜♪」って歌っている振り、真似したくなりますねぇ。 このコーナーの最後はこのコーナーの出演者で《ハーバーライト・メモリーズ》 。ブルーのジャケット着て、シギちゃん(毬藻えり)と並んで手振っている姿はなんだかかわいいよー。
フィナーレのうたこさん(剣幸)の《街灯に寄りかかって》では八百屋のお兄ちゃん 姿で出演。

1991年 「エスノ・ポップス」 [大浦みずき/涼風真世/杜けあき/日向薫]

この年からかなめちゃんトップだね。ラテン系の華やかな公演です。
オープニングメドレーでは、《ビバ・シバ》を歌う。よしこちゃんと踊る姿は初々しいね。 《エル・クンバルチェロ》のあとには、トップ四人のご挨拶。ふるさと自慢では 先輩方にチョット遊ばれて…楽しそう。《ある恋の物語》では涼やかに、 《ホェア・ディド・ユア・ハード・ゴー》はちょっと切なくしっとりと 歌ってますねぇ。《ラティーノ》では、他のトツプさんたちと、ホップにダンシング ノリノリです。
二部のお楽しみは《ラストプーチン》だね!!トップコンビが男役と娘役をとりかえての ダンス。かなめちゃんはりんりん(朝凪鈴)と。ピンクの砂漠のお姫様姿で 踊る姿はキュート。似合ってしまうので、こういう場面ではコメディぽくならなくて、 ソンかなぁ^^;。でもりんりん相手だとさすがに大っきい。かなめちゃん 無茶苦茶笑ってます。
最後はドリーマーの時の衣装で《ドント・ワナ・ルース・ユー》高らかに・・・。 この年歌った歌は「聞かせる」曲ばっかりだなぁ。フィナーレでは、大きいな フリルに埋もれそーになりながら、《トロピカルナイト》

1992年 「SONGS IN YOUR HEART−大劇場を飾った歌の68年−」 [安寿ミラ/涼風真世/杜けあき/紫苑ゆう]

旧大劇場最後の年。メドレー形式で過去の歌が一杯。さすがに楽しくて、大好きだなぁ。
第一部、「フックド・オン・タカラヅカ」では《カルナパル・ド・タカラヅカ》 はっきりと気持ちの良い歌声。バックでみきちゃん(真矢みき)と洲ちゃんが踊っています。 トツプそろっての《タカラヅカ行進曲》《フォーエバー・タカラヅカ》。しっかし タカラヅカと言う言葉の連呼ですねぇ。そして、黒いブラウスで《望郷の琵琶歌》 を聞かせてくれます。一部の最後は《愛あればこそ》。アンドレの軍服で四人がそろう。 でもかなめちゃんはやっぱりオスカルのかっこうが似合うかなぁ(^.^)。
二部に入り、ミュージカルメドレー。「ME&MY GIRL」であやかちゃんが 着ているのは、かなめジャッキーの衣装だぁ。なんて思ってみていると、かなめちゃんは 《夢人》で登場!!。曲名通り、ユメユメしいいでたちで、澄んだ声を聞かせます。 そして《魅惑のサンバ》頭にピンクのメッシュを入れて、オシャレなかなめちゃんです。 これは・・・「珈琲カルナバル」の衣装ですねぇ。名曲《アマール・アマール》。 めい一杯声出して気持ち良さそ〜。この曲ぴったりだ。 いつの間にか黒塗り気味のかなめちゃん。《愛!》の曲を挟んでの フィナーレではオールバックに戻ってた。髪型まで、凝っています。でも四人で並ぶと 一人顔黒い(゚o゚)。そこまで時間ないよね(^^)。

1993年 「青春フォーエバー!」 [安寿ミラ/涼風真世/一路真輝/紫苑ゆう]

かなめちゃん退団直前、厳密に言えば大劇場ラストステージ。 バウ公演を控えてかなりハード中のTMP。もちろん大トリなのですが・・・ しめさん(紫苑ゆう)のパワーの後にこそっと出てくるかなめちゃんでした。 そんなところもかなめちゃんらしい?かなぁ。 見ている方はもうさよならの感情で一杯でしたね。これが最後かぁ〜って。
プロローグは《フォーリング・イン・ラブ》みんなに迎えられて、みんなを見渡して、笑顔笑顔。 そして、恒例のトツプのごあいさつ、とっても照れくさそうなヤンさん(安寿) のあとにマイペースで張り切るかなめちゃん。「富山のみなさんこんばんわー」 と元気です(^○^)。
大好きなジョージマイケルの《ケアレス・ウイスパー》 色気一杯の歌声です。「ブレイクザボーダー」の時の派手なジャケット姿。 次は《MON MI LASCIARE》を優しく、ささやく様に歌ってくれます。先ほどのオールバック から一転して、前髪おろしてくりくりパーマですね。このお衣装は「夢フレグランス」の フィナーレですか、襟元and手元ふりふりですね。
2部に入りよしこちゃんと一緒に《アンフォーゲッタブル》。しっとりと 確かめるように歌う2人を観ているとせつなかった。潤んだ瞳で見つめるよしこちゃんを 優しく見つめるかなめさん。涙ものです。そして《イン・マイ・ライフ》。 黒燕尾に白バラもって、銀橋を渡ります。この曲を最後に歌わせてくれた歌劇団 の方に感謝!!いつまでも忘れない・・・胸に染み込んできました。クスン(;_;)。ラストは 元気一杯に《FOR ONCE IN MY LIFE》良く通る声が響く。他のトツプさんの 優しい瞳がかなめちゃんに・・・(ふぁんの欲目?)。


女優として・・・
ご意見、ご感想等頂けるとうれしいデス。
♪smile@muh.biglobe.ne.jp♪

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