御近所様表敬訪問5「ローズオート」様
さて、今回はちょっと京都市から南に行きまして、京都府宇治市にあります、
ローズオートさんです。お知りにならない方もいらっしゃると思いますが、
知る人ぞ知る、旧車レストアのオーソリティです。なんで知ってるかというと、
ワタスの仕事場に近いからですねえ。
京都市方面から新24号線を南下して、大久保田原の交差点を過ぎると、
下の風景が出てきます。なにやら怪しげな仏具屋の看板が見えますか?
それが乗っかってる店がローズオートです。車の店というより、仏具屋、
まあ、京都では「おぶったん」屋さんの様相ですが、前に置いてある
アルファが不釣合いに主張しているのがお分かりですかしら。してから、
よく見ますと、仏具屋の看板の下に巧妙にダンロップの看板が見えます。
24号線沿いに店があります。つまり細長ーい店なのですねえ。
南側から見ますとこんな感じです。向こうに見えるのは高架陸橋ですので、
これが完成後は、側道に下りるような感じで交差点を通りすぎなければ
なりません、はい。右が東で、左が西で、向こうは北ですねえ。。。
ハウスに近寄りますと、ウインドウの中にナニヤラ怪しいものが見えます。
SR(旧フェアレディ)のボディですねえ。綺麗です。入り口は北の端に
ありまして、ちょっと入りにくい雰囲気ですが、ゼンゼンそんなことは
ありません。すぐに奥様がニコヤカに「いらっしゃいませ」ですぅ。。。
中に入りますと、まずドンと置いてありますのが、シルバーの
SRです。細部までピカピカです。フロントはこんな感じです。
ヘッドライト回りのモールが印象的でしたねえ。
リアはこんなんです。ナナメカットのコンダートロンカ気味の
フィニッシュで、経て連のテールランプがスタイリッシュでした。
トランクを開けようとしたら、奥様が「あれぇー、やめてやめて!」
どうも当局にも秘密の隠し財産があるようです(笑)。どうでも
いいことなんですけど、ここの奥様(お綺麗)は標準語なんです。
社長(森正)さんは京都弁なのに。まあ、うちと同じですけど・・・。
ハードトップ回りも古いもののようですけど、しっかりしています。
どうやら室内も秘密の隠し金庫のようです(笑、失礼)。
ボンネットを開けて見ましたら、隠し金庫かと思いきや、エンジン様が
おわしました(笑)。これも綺麗です。なんちゅーエンジンだっけか。
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ここで、お忙しい中を縫って、森正社長にインタビューです。
森正社長:全国にだいたい100人くらい常連が居て、よく誰かが車を
持ちこんでます。東京と奈良には10台持ってる人がいるねえ。
森正社長 :アメリカのオールドカーレースがあるので、アフターの
パーツはいくらでも入ります。エンジンもボディも。安いしねえ。
森正社長 :フルレストアで500万くらい。半分はボディ回りの補修と
塗装代です。でも、そこの程度を抑えれば300万以内でも出来ない
ことはありません。
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お店の中は広くは有りませんが、ありとあらゆるものが揃っています。
旧車の資料本とか部品見本など、部屋の周りにキチンと積んで有ります。
また、お話をお伺いしているときにも、奥様がニコっと笑いながら、
「てっちゃん(田中師匠)、いいひとでしょーう。」と話してくださいます。
なんでも、古くからのお知り合いとか。
続きまして作業ブースです。ハウスの隣に、リフトが2機置いてあります。
やはり、回りにはいっぱいパーツが積んで有ります(笑)。
行きました折には、BMBがなにやら作業をしていらっしゃいました。あれれ?
隣を見ますと、なんだこりゃあ!!! ←クリックしてね
最後はパーキング、といいますか、材料置き場です。出来た車もあるのですが、
下のような感じです。やはり材料もSRが多いですねえ。うしろは隣の建物に
出来あがりの車が置いてあります。311ブルーバードや名前は分りませんが、
ベンツもあります。もそっと見ますと、こんな感じです。
ワタスらのチューニングとはちょっとジャンルが違いますが、行ってみると
面白いものでイッパイです。ぜひ行ってみてください。とにかくマニアック。