秋華賞

(2001年10月14日 京都競馬場 芝2,000m)

 

(ごくごくかんたんなレースの説明)

 それまでの牝馬3冠目「エリザベス女王杯」が古馬にも開放されたのに伴い、1996年に新設された、牝馬3冠戦の最終レース。第1回優勝馬はファビラスラフイン(騎手:松永幹夫)。
 前身のエリザベス女王杯が距離2,400mで行われていたのに対して、秋華賞は距離2,000mに設定され、1,600mの桜花賞、2,400mのオークスを受けての牝馬3冠第3戦としてのバランスはよくなってきている。97年に距離の壁からオークス11着に沈んだ桜花賞馬キョウエイマーチが2着に粘ったのもその典型例。ただ、京都競馬場の芝内回り2,000mコースは3〜4コーナーが小回りになっている難コースとして知られ、その点での不満の声が関係者などからあがることもある。
 エリザベス女王杯時代から荒れるレースとして定評があり、第1回は単勝1.7倍のダントツの本命馬エアグルーヴがレース中の骨折により10着に敗れたこともあっていきなりの万馬券スタート。97年こそ人気を2分した「メジロドーベル−キョウエイマーチ」の1−2とカタい決着となったものの、98年はファレノプシスの2着に14番人気ナリタルナパークが入り、10,460円と2年ぶりの馬連万馬券。99年は、12番人気のブゼンキャンドル(騎手:安田康彦)−10番人気のクロックワークの決着で、馬連94,630円の大万馬券(これは、GTレースとしては、92年阪神3歳牝馬ステークス(馬連120,740円)、2001年安田記念(馬連120,600円)、96年マイルチャンピオンシップ(馬連104,390円)に次ぐ高配当記録第4位である)。そして、昨年もまた、10番人気のティコティコタックが重賞初挑戦で栄冠をしとめた。鞍上の武幸四郎は念願のGT初勝利。2着に7番人気のヤマカツスズランが逃げ粘ったこともあって、馬連は30,010円となんと3年連続の万馬券。「荒れる秋華賞」はもはや定説となりつつある。今年は…4年連続の万馬券はあるのだろうか?

(過去10年間の勝ち馬)

年度 優 勝 馬 性別・
年齢
重量 騎 手 人気 タイム 馬場
状態
1991 リンデンリリー 牝4 55 岡潤一郎 2.29.6
1992 タケノベルベット 牝4 55 藤田伸二 17 2.27.1
1993 ホクトベガ 牝4 55 加藤和宏 2.24.9
1994 ヒシアマゾン 牝4 55 中舘英二 2.24.3
1995 サクラキャンドル 牝4 55 小島太 10 2.27.2
1996 ファビラスラフイン 牝4 55 松永幹夫 1.58.1
1997 メジロドーベル 牝4 55 吉田豊 2.00.1
1998 ファレノプシス 牝4 55 武豊 2.02.4
1999 ブゼンキャンドル 牝4 55 安田康彦 12 1.59.3
2000 ティコティコタック 牝4 55 武幸四郎 10 1.59.9

   ★2000年までの馬齢表記は旧表記(数え年)を使用。
   ★1995年まではエリザベス女王杯の結果を参考に掲載。距離は2,400m。 

 

(Ryuの予想)

   ◎ 2.テイエムオーシャン
   ○ 9.ローズバド
   ▲ 6.レディパステル
   △ 5.ムーンライトタンゴ
   △ 14.ドリームカムカム
   △ 1.アドマイヤハッピー
   △ 3.ノブレスオブブリッジ
   △ 17.フローラルグリーン

 ていうか、わしはヘソ曲がりなんで、まず「ホントに今年も荒れるのか?」ってところから疑わずにはいられません。展開もいろいろ考えてみたりなんかして。前残りか、はたまた差しが決まるか…。うーん、今年はさっぱり分からん(笑)。
 で、個別にそれぞれウマを洗い流してみて結論を出したんですけど。その結論。「今年は上位3頭はカタいだろう。上位3頭、全部すっとぶことはちょっと考えられないんじゃないか。荒れるとすれば、ヒモ」。いや、カンなんですけど。
 まず、◎にはテイエムオーシャン。実は私、直前まではここでもテイエムオーシャン無印にするつもりだったんです。でも、聞こえてくるのは「テイエムオーシャンの状態は万全」「ぶっつけでも不安なし」という声ばかり。…すみません。日和りました(笑)。考えてみれば、2歳時(現在の年齢呼称)には男馬に伍して重賞3着になった(そのときに1着になったのはダービー馬のジャングルポケット!)馬です。距離不安のあったオークスでも3着に粘るなど、実力は牝馬のなかでは抜きん出ています。ここは賭けてみましょう。距離も2,000mまでなら平気なのではないでしょうか。
 ○と▲、直前で入れ替えました。ローズバド、前走のローズステークスは「負けてなお…」で、勝ったダイヤモンドビコーよりも強い内容でした。上積み望めるはずです。ただ、ヤネは…不安ですねえ。前走だって、私に言わせりゃ「ノリで負けた」ようなもんですし。
 レディミューズ、確かに前走の紫苑ステークスは勝ったものの、内容は今1つでした。よって、評価を下げてみました。さりとて、ここまで順調に来ている点は評価したいと思います。
 あとは…荒れる場合のヒモ探し。馬券はテイエムオーシャンとローズバドとの2トップで、ワイドでちょこっとずつ。
 まずムーンライトタンゴ、変わり身があれば…。差し脚は魅力です。
 ドリームカムカム、古馬・男馬と混ざっての1,000万条件勝ちは評価できます。ただ、距離に一抹の不安が残ります。もしかしたらマイラーかも。
  アドマイヤハッピー、まさに「未知の惑星」って感じです。紫苑ステークスで芝にもある程度のメドが立ったのも大きいと思います。あのエガオヲミセテの半妹。ちょこっとだけ甘酸っぱい思いを抱きつつ応援したいと思います。
 ノブレスオブリッジ、距離ももちそうで、状態もよさげです。ローズステークス3着も、なんとなくゲンがいいですね。ブゼンキャンドルの再現なるでしょうか。
 最後にフローラルグリーン、ナリタトップロードの妹、厩舎サイドの話によるとこれまでは「途中で走るのをやめてしまう」とのことですが、初ブリンカーでの変わり身に期待したいと思います。
 ヒモはここまで。鞍上強化のダイワルージュも怖いものの、ぶっつけが不安なので消し。やられるならこのウマですかね。

(Ryuの買い目)

   (馬連)
    2−9 1,000円
    2−6 1,000円
   (ワイド)
    2−9 1,000円
    2−6 1,000円
    6−9 1,000円
    2−5 200円
    2−14 200円
    1−2 200円
    2−3 200円
    2−17 200円
    5−9 200円
    9−14 200円
    1−9 200円
    3−9 200円
    9−17 200円


   (合計) 7,000円

(レース結果)

   天候:晴 馬場状態:良 

順位 枠番 馬番 馬名 性別・
年齢
重量 騎手 人気 タイム・
着差
テイエムオーシャン 牝3 55 本田優 1.58.5
ローズバド 牝3 55 横山典弘 3/4
レディパステル 牝3 55 蛯名正義
10 サクセスストレイン 牝3 55 木幡初広 クビ
18 ショウナンバーキン 牝3 55 横山義行 16 1 1/4
ムーンライトタンゴ 牝3 55 四位洋文
ノブレスオブリッジ 牝3 55 熊沢重文 1/2
タイムフェアレディ 牝3 55 松永幹夫 13
13 ダイワルージュ 牝3 55 柴田善臣 クビ
10 16 ピンクパピヨン 牝3 55 河内洋 15
11 アドマイヤハッピー 牝3 55 藤田伸二 クビ
12 14 ドリームカムカム 牝3 55 角田晃一
13 12 シルキードルチェ 牝3 55 佐藤哲三 11 クビ
14 15 ハローサンライズ 牝3 55 秋山真一郎 14 1/2
15 タイヨーキャプテン 牝3 55 菅谷正巳 18
16 シャイニンググラス 牝3 55 吉田豊 12
17 11 ウィーレジスタンス 牝3 55 幸英明 17 1 1/4
18 17 フローラルグリーン 牝3 55 武幸四郎 10

   (単勝)2.240円
   (複勝)2.110円 9.130円 6.130円
   (枠連)1−5 590円
   (馬連)2−9 660円
   (ワイド)2−9 260円 2−6 270円 6−9 320円

 会心! ◎○▲で的中なんていつ以来だろう。ま、たまにはこんなことがあってもいいでしょ。
 テイエムオーシャン、強かったですね。折り合いもついていたし。今となっては、折り合いの面では不安はなさげですね。桜花賞のときは何だったんだろ? 他の3歳牝馬との勝負付けはもはや済んでしまったような感さえあります。次は…エリザベス女王杯でしょうか? 現時点では古馬牝馬は層が薄そうなので、チャンスは充分だと思います。トゥザヴィクトリー、ヤマカツスズラン、ティコティコタック…ぐらいでしょ、強いの。
 ローズバド、そら見たことか! やっぱりノリで負けたようなもんだ! あの致命的な出遅れの分だけ3/4馬身遅れたと言っても過言ではないでしょう。それでも、最後の直線で最内を急襲した分で2着に入ったのはノリの殊勲…と言えなくもないけど。ま、「3歩下がって2歩進んだ」ってところでしょうか。
 レディミューズ、最後に外を回らざるをえなかった分だけローズバドに届きませんでしたが…まあ、しょうがないところでしょうね。
 今回のレースはこれだけでいいでしょう(笑)。最後に一言、「そうそういつもいつも荒れるとは限らなかった」ってところでしょうね。そういえば、メジロドーベル−キョウエイマーチで決着ついた97年、馬連はたったの360円でしたし。

(最終収支決算)

   (支出)−7,000円 + (収入)+15,100円 = (合計)+8,100円

   <今秋の合計> +4,950円(1勝1敗)

 

  

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