NHKマイルカップ

(1999年5月16日 東京競馬場 芝1,600m)

 

(ごくごくかんたんなレースの説明)

 前身は芝2,000mで行われていたダービートライアルのGU「NHK杯」。余談だが、NHK杯時代のこのレースは、ダービートライアルでありながら「NHK杯の優勝馬はダービーでは勝てない」というジンクスで知られるレースだった。本番まで中2週というキツいローテーションだったせいであろうか。1975年にこのレースを勝った後にダービーも制したカブラヤオー以来、優勝馬は実にダービー20連敗という珍記録を樹立した。
 そんななか、1996年、従来のNHK杯に代わるレースとして新設されたのがこのNHKマイルカップ。「クラシックに出走権のない外国産馬の目標となるGTレースを設置しよう」という流れにのっとって創設されたレースで、外国産馬の出走も可能。また、距離は1,600mに短縮され、ダービーやオークスの2,400mでは距離が長過ぎる短距離馬にもチャンスを与えている。
 とはいえ、実質的にはこのレースは「春の外国産馬No.1決定戦」という色彩が色濃く出ており、第1回では実に上位8着までを外国産馬が占めるという結果となっている。このときの優勝馬はタイキフォーチュン(騎手:柴田善臣)。オグリキャップの持つコースレコードまであと0.4秒という速い時計での決着となった。
 これまで3回、連にからんだ馬は全て外国産馬。内国産の馬は、97年ショウナンナンバーの3着が最高位。昨年も、1着エルコンドルパサー(騎手:的場均)から7着マイネルラヴまで全て外国産馬であった。エルコンドルパサーは後に4歳馬として初めてジャパンカップを制しており、7着だったマイネルラヴは暮れのスプリンターズステークスでタイキシャトルに土をつけている。
 そして、その間に挟まれた第2回の優勝馬は、牝馬のシーキングザパール(騎手:武豊)。ご存知の通り、日本調教馬として初めて海外GTを制した(1998年8月9日、フランス、モーリス・ド・ギース賞)馬である。

(過去5年間の勝ち馬)

年度 優 勝 馬 性別・
年齢
重量 騎 手 人気 タイム 馬場
状態
1994 ナムラコクオー 牡4 56 南井克巳 2.01.9
1995 マイネルブリッジ 牡4 56 田中勝春 2.01.7
1996 タイキフォーチュン 牡4 57 柴田善臣 1.32.6
1997 シーキングザパール 牝4 55 武豊 1.33.1
1998 エルコンドルパサー 牡4 57 的場均 1.33.7 稍重

  ★1995年まではNHK杯。GU・芝2,000m。

    

(Ryuの予想)

   ◎ 6.レッドチリペッパー
   ○ 7.ザカリヤ
   ▲ 5.シンボリインディ
   △ 11.マチカネキンノホシ
   △ 8.サヤカ

 いや分かんない。難しいね。でも予想しないと。
 ◎、さんざん迷った末にレッドチリペッパーに打ちました。いや、クロッカスステークスのパドックでナマで見たことあるんだけど、いいウマだったよ。なんていうか、威風堂々としていたし。ここんとこ2戦2着が続いたのは使い詰めだったせいもあるんだろうけど、前走フラワーカップからしっかり休養取ってるし、回復してくれているのではないでしょうか。切れる末脚が使える脚質は府中向きだと思います。
 ○はザカリヤ。トライアルのNZLトロフィーは力強いレース運びでした。折り合いさえつけば…といったところなんですけど。
 ▲はシンボリインディ。いや、正直言って「なんとなく、気になるなあ」といった程度の理由なんですけど。昨年2着のシンコウエドワードっぽい穴っぽさを感じてしまう…といったら評価低すぎでしょうか。ただ、あの藤沢厩舎が過去4戦一貫してマイルを使っているという点を考えると…「マイル巧者」なのかもしれません。
 △にマチカネキンノホシ。素質はあるんでしょうけど、まだ、勝つには…どうでしょうね。
 あと1頭。サヤカ。これもクロッカスステークスでナマで見たとき「いや、こっちもいいなあ」と思ったウマなので、まあ、心情的に…。とはいえ、連下くらいならあるかもしれませんよ。

(Ryuの買い目)

   (複勝)
    8.レッドチリペッパー 1,000円
   (馬連)
    6−7 700円
    5−6 700円
    5−7 700円
    6−11 700円
    7−11 700円
    5−11 700円
    6−8 700円
    7−8 700円
    5−8 700円
    8−11 700円

   (合計) 8,000円

(レース結果)

   天候:曇 馬場状態:良 

順位 枠番 馬番 馬名 性別・
年齢
重量 騎手 人気 タイム・
着差
シンボリインディ 牡4 57 横山典弘 1.33.8
ザカリヤ 牡4 57 的場均 3/4
レッドチリペッパー 牝4 55 藤田伸二 2 1/2
11 マチカネキンノホシ 牡4 57 岡部幸雄
13 マイネルタンゴ 牡4 57 吉田豊 アタマ
17 インターサクセス 牡4 57 池田鉄平 16 1 1/2
トウカイダンディー 牡4 57 後藤浩輝 10 ハナ
タイキトレジャー 牡4 57 加藤和宏 1/2
12 ロサード 牡4 57 江田照男 12 1/2
10 エイシンキャメロン 牡4 57 武豊 1 1/2
11 15 フサイチミキオー 牡4 57 田面木博公 14 クビ
12 サヤカ 牝4 55 柴田善臣 クビ
13 14 ジュエリーソード 牡4 57 渡辺薫彦 13 1 1/4
14 ミッキーダンス 牡4 57 柴田未崎 17 1/2
15 バイオマスター 牡4 57 田中勝春 1 1/4
16 10 ダイイチブライト 牡4 57 郷原洋司 18 アタマ
17 16 グラスグラード 牡4 57 蛯名正義 11 アタマ
18 18 ノーザンカピタン 牡4 57 大塚栄三郎 15 大差

  

   (単勝)5.820円
   (複勝)5.290円 7.190円 6.190円
   (枠連)3−4 640円
   (馬連)5−7 1,560円

 うーん、ウソみたい。順不同ながら1着〜4着全て的中。それなのにこの儲けの少なさは何だ?(笑)
 シンボリインディ。「シンボリ」の馬がGTを勝つのって、シンボリルドルフが2度目に勝った85年有馬記念以来とのこと。そんなに勝ってなかったんだ、って感じ。インを突いて騎手がゴーサインを出すと、一気に伸びていきました。センスあふれる競馬だったと専門家も賞賛したレースぶりでした。今後が楽しみなのではないでしょうか。
 2着のザカリヤも、一瞬の決め手の差でシンボリインディの後塵を拝したものの、いい競馬ができたのではないでしょうか。これも先々が楽しみ。3着のレッドチリペッパーも、多少馬場が渋っていたのに伸びを欠いてしまったような印象ですが、牝馬でこれだけのレースができれば大したものです。秋には秋華賞に行くのでしょうか。クラシック組との対決が楽しみです。なんか今日は「楽しみ」ばっか。まいっか。
 一方、1番人気のエイシンキャメロン、前走のNZLトロフィーを見て自信を持って切ったんですけど、今回ばかりは「会心」でした。ハナに立ったインターサクセス(6着)もかわせなかったのだから、もしかしたら…早熟で、もう上がり目ないのかもしれません。

(最終収支決算)

   (支出)−8,000円 + (収入)+12,820円= (合計)+4,820円

   <今春の合計> −16,080円(2勝3敗)

 

 

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