高松宮記念

(1999年5月23日 中京競馬場 芝1,200m)

 

(ごくごくかんたんなレースの説明)

 前身は1967年に第1回が行われた「中京大賞典」。そのレースが、中京競馬場改修後の竣工式に高松宮宣仁親王夫妻が来訪したのをきっかけに「高松宮杯」の下賜が実現したのを契機に、1971年に第1回「高松宮杯」と改称されて実施されるようになった。第1回の優勝馬はシュンサクオー(騎手:飯田明弘)(←情報提供:田島高広さん。ありがとうございました)。1番人気の天皇賞馬メジロムサシは61kgの斤量が応えたのか2着に敗れた。
 その後、一貫して距離2,000mで行われてきたが、「春に1,200mのGTレースを」という声に応えて、ローカル重賞唯一のGUだったこのレースが距離1,200mに短縮されGTに昇格することになった。昇格元年の1996年のレースは、何といってもナリタブライアンの参戦が話題となった。大久保正陽調教師から高松宮杯出走を聞かされた武豊が「あのレース、今年から1,200mになったんですよ」と聞き返したというエピソードは有名。レースでは、名スプリンターとして知られたニホンピロウイナーの娘フラワーパーク(騎手:田原成貴)がコースレコードで優勝。ナリタブライアンは4着に敗れた。結局、ブライアンにとってこのレースが現役最後のレースとなった。一方、フラワーパークは年末のスプリンターズステークスも制し、その年の最優秀短距離馬に輝いた。
 1998年から名称が「高松宮記念」と改称され、今日に至っている。ちなみに、GT昇格後の連対馬6頭は、フラワーパークを除くと全て外国産馬。

(過去5年間の勝ち馬)

年度 優 勝 馬 性別・
年齢
重量 騎 手 人気 タイム 馬場
状態
1994 ナイスネイチャ 牡7 58 松永昌博 2.00.7
1995 マチカネタンホイザ 牡7 58 柴田善臣 2.02.6
1996 フラワーパーク 牝5 55 田原成貴 R1.07.4
1997 シンコウキング 牡7 57 岡部幸雄 1.08.0
1998 シンコウフォレスト 牡6 57 四位洋文 1.09.1 稍重

  ★タイムの「R」はレコード
  ★1995年まではGU・芝2,000m。

 

(Ryuの予想)

   ◎ 15.キョウエイマーチ
   ○ 2.シーキングザパール
   ▲ 14.アグネスワールド
   △ 1.ワシントンカラー
   △ 17.トキオパーフェクト

 言われる前に自分で言おう。「ああ心情馬券さ」。いくら前走阪急杯で1年7か月ぶりのVを飾ったからといって、それですんなり「キョウエイマーチ◎」なんて、甘すぎるくらい甘いかもしれない。でも、いいの、今回は。ダメでもともと。マーチと心中。こんなチャンス、もう2度とないかもしれないし。
 個人的には、今回鞍上が松永幹夫に戻ったのはとても嬉しい。いや、秋山くんも頑張ってるんだけど。何と言っても前走のVは秋山くんの好騎乗によるところが大きかったし。でも、僕がずっと応援してた2年前の牝馬クラシック戦線、あの「マーチvsドーベル」当時の主戦だったし、思い入れがあるんですよ、ミッキーに。僕にとっての「ミッキーの恋人」は、イソノルーブルじゃなくてキョウエイマーチの方だな。主戦騎手が交代になったのは、松永幹夫がどうこうというんじゃなくて、野村調教師の「秋山にチャンスをやってください」という申し入れ(秋山騎手は野村厩舎の所属)をオーナーサイドが了解してのものだったらしい。現に、今回秋山くんが騎乗停止になったらまた声がかかったわけだし。ぜひ、見守ってみたい「コンビ復活」です。
 あんまキョウエイマーチのことばかり言ってもナニだな。次はシーキングザパール。やっぱ、この距離じゃ強いと思うわ。いかに鉄砲でも、それなりには走るでしょ。もとの力が違うんだろうし。陣営としてはここは負けられないところだと思うので、素直に買ってみたい。
 アグネスワールド、あの「デブ」ことヒシアケボノの弟。良血馬がようやく本領発揮できそうな雰囲気になってきた。ここでの軽視は禁物でしょうな。
 あとは、かねがね言ってる通り、「1,200mには1,200mのスペシャリストを」。その結果抜擢したのはこの2頭。いずれも「1,200だけに…」と狙ってるであろうスピード自慢のスプリンター。状態面や前走成績には多少目をつぶってでも押さえてみたいと思います。

(Ryuの買い目)

   (単勝)
    15.キョウエイマーチ  2,000円
   (複勝)
    15.キョウエイマーチ  2,000円
   (馬連)
    2−15 1,500円
    14−15 1,500円
    2−14 1,000円
    1−15 1,000円
    1−2 1,000円
    1−14 1,000円
    15−17 1,000円
    2−17 1,000円
    14−17 1,000円
    1−17 1,000円

   (合計) 15,000円

(レース結果)

   天候:晴 馬場状態:良 

順位 枠番 馬番 馬名 性別・
年齢
重量 騎手 人気 タイム・
着差
マサラッキ 牡7 57 藤田伸二 1.08.0
シーキングザパール 牝6 55 武豊 1 1/4
シンコウフォレスト 牡7 57 四位洋文 クビ
15 キョウエイマーチ 牝6 55 松永幹夫 アタマ
14 アグネスワールド 牡5 57 横山典弘 1 1/4
11 ブロードアピール 牝6 55 安藤勝己 1 1/4
ワシントンカラー 牡6 57 柴田善臣 1 1/4
スタープログラマー 牡6 57 角田晃一 14 1/2
シンボリスウォード 牡5 57 岡部幸雄 1/2
10 チアズサイレンス 牡7 57 本田優 16 1 1/4
11 12 サウンドワールド 牡5 57 河内洋 10 アタマ
12 セレクトグリーン 牡5 57 佐藤哲三 11 1/2
13 13 コクトジュリアン 牡8 57 小林久晃 13 1/2
14 17 トキオパーフェクト 牡5 57 田中勝春 クビ
15 10 マイネルヒーロー 牡7 57 武幸四郎 12 クビ
16 16 ドージマムテキ 牡10 57 H.キム 15 1 1/4
マイネルマックス 牡6 57 幸英明 (取消)

  ★5.マイネルマックスは感冒のため出走取消。

   (単勝)4.1,860円
   (複勝)4.520円 2.220円 3.540円
   (枠連)1−2 1,580円
   (馬連)2−4 4,360円

 うっひゃー、もう1頭の「1,200mのスペシャリスト」を忘れてたわ。マサラッキ、これまで8勝のうち7勝が1,200m。やっぱりこの距離が合ってるんでしょうな。でも、正直ここまでだとは思いませんでした。トキオパーフェクトとキョウエイマーチがレースを引っ張りハイペースになったのが、後から行く脚質のこのウマにとって向いた流れになったのでしょう。上がり3ハロン34.2の脚は圧巻でした。
 シーキングザパールは、1番人気ゆえに早目に動き出さなくてはならなかった分だけ損をしたような印象です。状態も100%ではなかったのかも。でも、それでこれだけのレースができるのだから、やはり大したもんです。フランスGT馬は伊達ではありません。今年は海外遠征を見送って国内で使う予定だとか。やはり、最大の目標は年末のスプリンターズステークスでしょう。
 シンコウフォレスト、昨年のウイナーが意地を見せたような印象でした。最後にアタマ差キョウエイマーチを捕らえて3着は確保しました。でも、昨年勝ったときほどの力はなさげですね。やはり、7歳という年齢もあるのでしょう。といっても、勝ったマサラッキも7歳ですが。
 キョウエイマーチ、全てはトキオパーフェクトとの競り合いで終わってしまったようです。「スタートがよかったので、引くに引けなかった」とは、レース後の松永幹夫騎手のコメント。でも、前走のように「2番手に控える」競馬をしていたなら…。この辺が「久々のコンビ」の弱さだったのかもしれません。「たら、れば」の話は禁物ですが、もし秋山くんが乗っていたらどうなっていたでしょうか。でも、同じハナを切ったトキオパーフェクトが15着だったのに対して、キョウエイマーチ4着。力は出し切ったと思います。よく頑張ったのではないでしょうか。馬券は取れなかったけど満足です。

(最終収支決算)

   (支出)−15,000円 + (収入)0円= (合計)−15,000円

   <今春の合計> −31,080円(2勝4敗)

 

  

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