お待たせしました。
遂にリリースしました。
この先どんどん追加していきますので、チェキしてやってください。
今回はこの話題から。
全てに関係しているので。
前回の第9回Ryu杯では、初めて「長文系・短文系並立」というコンセプトのもと、参加者が好きなほうをチョイスしつつ戦ってもらうことができるようにモデルチェンジしました(決勝については両方ともやってもらいましたけど)。
それは、Ryuが何度も何度も何度も言っているように、「長文系・短文系のどちらもクイズ。優劣なし」「本当の実力があれば、どちらでも勝てるはず」というポリシーに基づいたものです。
そして、前回大会終了後、僕はこのHPでこうも語っています。
それでは、今回、第10回Ryu杯も、前回同様のコンセプトで実施されるのでしょうか?
結論から言います。
今回、第10回の大会のみ、このRyu杯は「短文系オンリー」とさせていただきます。
決して長文系を軽んじているわけではありません。
むしろ、自分としては「長文問題を作っていて、シビれるような前フリをつけることができたとき」のほうが、より喜びに震えることができるんですよ。いやホントに。
「長文系・短文系のどちらにも優劣なし」、このポリシーは、いまだに自分自身の中では変わっていません。
じゃあ、なぜ、前回同様のコンセプトを採らずに、今回だけは短文系オンリーなのか。
理由は2つ。
「TVで嬉しい思いをしたことにちなんで」
そして、
「TVで悔しい思いをしたことにちなんで」
です。
言うまでもなく、前者は「タイムショック21」、後者は「天」のことです。
ここのところ、ひと頃の「冬の時代」がウソのように、TVでクイズ番組(ここで言う「クイズ番組」とは「我々一般人が参加できるクイズ番組」のこと)が多く制作・放映されてきました。
そして、私も、そのなかでいろいろな経験をさせてもらいました。
「タイムショック21」での、個人戦初のパーフェクト達成。
「天」でのヘボさ大爆発(←これは当日収録会場にいた人しか知らないでしょうけど…)。
その経験、決していい経験ばかりじゃなかったけれど、それによって私自身もまた1つクイズ屋として先に進むことができたような気がしています。
「勝ちに驕らず、負けに腐らず」という姿勢を再認識することができたこと。
そして、何より。
最近久しく経験していなかった「緊迫感のなかでのガチンコ勝負」を味わうことができたこと。
公共の電波に乗せて、我々クイズ屋同士の、魂揺さぶるファイトを見せつけることができたこと。
幸せだったと思います。
ちょっと話がズレます。
先日、秋田と2人、某所からの帰路、私の車で同道する機会がありました。
その車中で、第7回「史上最強のクイズ王」東日本予選のテープを2人で聴いたんですよ。
で、それを聞いていて、どっちからともなく言って曰く、「…えらいテンポよく進んでるなあ」。
また曰く「最近、こうしたインサイドワークが必要なクイズってやってなかったなあ」。
今回の第10回Ryu杯に私が求めているもの。
それは「見ている人が手に汗握るような、スリリングなガチンコ勝負」です。
勝てば嬉しい、負ければ悔しい、この瞬間は2度とない、というコンペティションを見てみたい、と思ったんです。
そのためには、ハイテンポな短文系の問題のほうがなじむと思ったんですよ。
そう、「タイムショック21」や「天」で僕が味わったような。
最初、今回の「オール短文系Ryu杯」を企画したとき、レギュラーの大会でなく、「日本史Ryu杯」みたいにイレギュラーな大会に位置づけしようかと思ったんですよ。
「Ryu杯スプリント」とかいう名前で。
でも、それはやめて、レギュラーの大会として扱うことにしました。
なぜか。
一口に「Ryu杯」と言っても、回によって性格は大きく異なります。
TV時代の延長線上にあった第1回〜第4回。
関西から難問が入り始めてきて、若干難易度が上がり始めた第5回〜第6回。
Ryuが「怒涛の先端」を垣間見ることを欲したために、急加速で難化傾向を見せた第7回〜第8回。
そして、今1度「自分にとっての最強とは?」を見つめ直し、「長文系・短文系並立」という新たなコンセプトを見出した第9回。
これだけいろいろな性格のものがあっても、それらは全て「Ryu杯」として歴史を刻んでいます。
今回、第10回Ryu杯が、前回の大会の例にとらわれず、TV時代と類似傾向にあったかつてのRyu杯に似通ったものになったとしても、それがRyu杯、つまり「Ryuの大会」であることに変わりはない。
そう思ったんです。
だから、あえてレギュラーの大会として取り扱うことにしました。
「第10回」という区切りのいい大会ですし、かつてのクラシカルな(それでいて、ここのところまた盛んになってきた)スタイルで行うのもいいんじゃないかな、と思います。
ただ、ここでお断り。
繰り返しになりますが、私は、いまだに「長文系・短文系のどちらにも優劣なし」というポリシーは確固として持ち続けています。
ですから、もし仮に、仮にですが、第11回Ryu杯を(かつての言を撤回して)開催することがあるとしたら。
そのときには、かなり高い可能性で、第9回同様の「長文系・短文系並立」の大会に戻すと思います。
まあ、今回の第10回Ryu杯の出来、そしてみなさんの反響を睨みつつ、ですが。
そして、もう2つお話をば。
まず1つ。
「短文=ベタ」では決してありません。
ラウンドが進むにつれて、豪速球のような難しめの問題も出題されることと思います。
イメージとしては「水津本」でしょうか。
まあ、「スリリングな勝負を見せる」というコンセプトが根幹として存在するので、序盤の難易度は上がらないと思いますが。
そしてもう1つ。
前回、第9回Ryu杯でもいくつか指摘を受けたのですが。
「『短文系』と言ってるわりには、問題文は決して短くない」と。
それにお答えして。
「短文=単文」でも決してありません。
1フリ程度ついた問題は随時出題するつもりです。
かつての「史上最強」でも、そして、最近の「天」でもそうですし。
問題文の長さとしては、概ねの目安として「60〜80字前後」を見ておいてください。
ルールについてですが、「オール短文系」の他に、もう1つ今回の第10回Ryu杯のミソをお知らせしましょう。
今回のRyu杯では「完全トーナメント制」を採用したいと思います。
「日本史Ryu杯」でも完全トーナメント制を採用しましたが、やっぱりトーナメントはスリルありますよ。
トーナメントゆえに、山に笑う人、泣く人が出たり。
そして、1vs1の対戦ゆえに、数多くのドラマが生まれてくれることでしょう。
短文系問題ゆえに、番狂わせも少なくないでしょう。
下剋上も数多く見られると思います。
それでいいと思います。
強い人が勝つのではありません。
勝った人が強いのです。
現時点でのルールは、次の通りを予定しています。
詳細はまた追って。変更あるかもしれません。反響聞かせてくれると嬉しいです。
「3Rもタイムレースにしようかな…」ともチラっと思ったりもしてるんだけど…。
…なんですが、日程・会場ともに、現時点では未定です。
一応、2003年5月〜8月頃を考えています。
仕事のカラミで流動的です。申し訳ないです。
でもって、会場ももれなく未定です。すみません。
これらについてもまた追って、ということで。
問題について、いろいろと問い合わせがあったので、ほんのちょっとなんだけど追加。
という質問を数多く受けました。
お答えします。
中目黒時代を知ってる方にとっては「それでもまだ長いよ…」と思うかもしれませんが、まあカンベンしてくださいな。
私の師匠にして、「史上最強」の問題作成者の1人であらせられた大木一美さんも、かつて「1フリ程度の前フリ」に興味を持たれていて、問題作りに応用なさっていました(そのあたりのニュアンスが「後期の『史上最強』で出題…」という部分なんですよ)。
また、最近の例では、「天」でも、直球ばかりでなく、1フリ程度ある問題はけっこう少なくなかったと記憶しています。
要は、繰り返しになりますが「短文とはいっても単文ではない」ってことです(「単文が全くない」ってことじゃないですけど)。
具体的な例を示してみましょうか。
第9回の短文系コースで実際に使用した問題から。
もし次回のRyu杯が「短文=単文」だとしたら、問題文はこうなりますよね。
「そこまで短くはない」ってことなんです。
ここまでくると「個人個人の嗜好やセンスの問題」ってことになっちゃうかもしれないんですけど。
でも、TVでも、実際には上記1問目ぐらいの長さの問題文は数多く出題されていると思いますよ。
ここにきて、ようやくアウトラインが見えてきました。
まだまだ流動的なんですが、「暫定日程」ということでこの場を借りてリリースさせていただきたいと思います。
第10回Ryu杯は、現時点では2003年9月13日(土)開催の予定でいます。
ホントは「ヌマタ大先生優勝6周年記念」で8月23日にしようかと思ってたけど…新潟のみなさんに先越されてしまいました(笑)。まあ、あちらは「アイビスサマーダッシュの前日」ってしばりがあるからなかなか日程動かしづらいでしょうし、何よりこういうのって「早いもん勝ち」ですからね。こちらが後ろに移動することにしましたです。
会場についてですが…今候補として考えている新しいところが1つあるんですよ。度肝を抜くことができるような(←できなかったりして(笑))。
そこが取れればそこで。
取れなければ前回と同じ「渋谷区代々木八幡区民会館」で。
…てな感じで、現時点ではご承知置きください。
ちなみに、その新しい施設の場所ですが…まだシークレットということでごめんなさい。チラッと予告だけしておくと、「名古屋・関西方面、それ以西から来る人にはあまり影響なし」「東北・新潟方面、それ以北から来る人には多少厳しめ(前日輸送をオススメ)」ってところでしょうか。関東勢は…ま、大丈夫でしょ。多少の有利不利はあるとは思いますけど。
ルールについてですが、3Rをいじることにしました。いかにメンツや制限時間が入れ替わるといえども、タイムレースを6セットも見せられたら「単調」かつ「胃もたれするぐらい重い」と思ったので(大会運営全般から考えると、タイムレースって超優良企画なんですけれどね。なにしろ時間配分が読みやすいうえに短期決着が相場ときているので…)。
で、4Rはアタサヴァにしました。「おいおい、アタサヴァ4セットでも単調なのは同じことだろ」と言われる向きもあるかもしれません。まだまだ時間はありますし、検討続けていきたいと思っています。
第4回「K−1」みたいに4セットそれぞれでルールを違うものにすることもちょっとだけ考えているのですが…。
現時点で予定しているルールは、下記の通りです。
2002年最後の更新になります。年が明けたら本格的に問題作りも始めないといけないなあ…。ま、頑張りますよ。
今回はシンキングタイムについて。
最近の大会ではあまりこれについて話題になることもなかったと思うんですよね。ていうか、最近の大会、特に長文系の大会では、シンキングタイムは比較的長く取る傾向があるかと思うんですよ。
それはよく分かります。何しろ、問題文が長いので、「押したポイントまでの問題文自体をよく咀嚼して、続きと正解を導き出す」という作業に多少なりとも時間は必要でしょうし。それを否定するつもりは毛頭ありません(事実、私自身もシンキングタイムを長めに取ってくれたことに救われたことも何度もありましたし)。
で、次回のうちとこの大会。
今回は短文系オンリーですしねえ。「押したポイントまでの問題文を整理する」という作業はさほど必要ないと思うんですよね。
それ以上に、次回の大会は「緊迫感のある大会にしたい」と思ってるんです。バカ押し、指の暴発には厳しく対処していくことが必要なんじゃないかな、って最近しみじみ思うんです。実名を挙げてしまって申し訳ないんですけど、「埼玉オープン」でそれを強く感じたんですよ(念のために言っておきますが、埼玉自体は決して悪い大会じゃなかったんですよ。ただ、そういう「荒れた押し」をする出場者が多かったのには閉口させられたというのもまた正直な気持ちでした…)。
まあ、「バカ押し対策」には「誤答に厳しいルールを設定する」というのがまず第一なんでしょう。それはそれで反映させたルールにしていきますけど、シンキングタイムについてもここで予告しておきたいと思います。
シンキングタイムに関連して思い出されるは、「史上最強のクイズ王」で正誤判定も担当していらっしゃった大木一美さんです。
大木さん、ランプがついた解答者の表情を実によく見ていられてたんですよねえ。で、ちょっとでも「しまった」とか「分からない」といった顔つきをすると、その時点で情け容赦なくブザーを鳴らされてましたねえ。
第7回東日本予選のときなんて特にスゴかった。法政大学のIくんという子が2×でとびリーチという局面で「ベートーヴェンの3大ピアノソナタといえば、『月光』/『熱情』…」とランプをつけたものの回答に詰まっていたら、もののコンマ数秒でブザー。このときばかりはみんなで「ヒドい!」と震えたものです。まあ、このIくんのケースは、1×目も2×目もけっこう暴発っぽいバカ押しだったので大木さんも「仏の顔も…」でソッコー失格にしてしまったのかもしれないですけど。
次回のRyu杯、この私も、不肖の身ではありますが、大木さんの正誤判定のエッセンスを採り入れさせていただきたいと思っています。
それによって、引き締まったタイトな大会になってくれることを期待しつつ。
最後に、シンキングタイムにまつわる余談を1つ。
シンキングタイムで思い起こされるクイズ屋がもう1人います。
法政リバティOBの宮里吉徳。
彼、問題の答が思い出せないと、とにかくしゃべりまくるんですよ。指をパチパチ鳴らしつつ。「…ほら、あいつ! あのフランス人」といった手合いに。
で、ある日のこと。クイズやってたら、いつものように宮里が押して答えに詰まったんですよ。で、例によって、指パチパチ鳴らしつつ、「あいつあいつ! あのフランス人」。
その瞬間にブザーが鳴って、出題者がキッパリと一言。
「宮里さん、フランス人じゃありません」。
しかし、物語はそこでは終わりませんでした。
何問か後の問題、性懲りもなく指をパチパチ鳴らしながら「あのフランス人」を続ける宮里に、出題者笑いをこらえて一言。
「…宮里さん、今回は正解、人名ですらないです」。
ハイ、「5.開催情報(日程・会場編)」で話していた「度肝を抜くことができるような」施設は押さえることができませんでした。「…その日は自主事業が開催される予定なんです」だとさ。残念。
とはいえ、昨今にわかにオープンラッシュの様相を呈してき始めたこのご時世、早々に日程を確定させなければ各所にしわ寄せが行ってしまいかねないところ。ツラいんですが、ここは踏ん張って二の矢、三の矢を考えていかないといけません。
次のヤマは3月13日です。「会場申請は半年前から」という施設がけっこうあるので。よさげな候補をいくつかピックアップしてリサーチしたうえでアクションを起こす予定でおりますです。というわけですので、日程・会場の確定まではもうしばらくお待ちくださいな。
またまたルールをいじることにしました。まあ、またこの先考えが変わって変更したり、従前通りのルールに戻したりする可能性も大ありなんですけど。あくまで「現時点での暫定ルール」ということでご承知置きのほどを。
変更の最大の目玉、それは「ジャンル別は5R。しかも、16人一斉早押しで実施」という点です。早押し機の改造を高畠さんにお願いできそうな状況になってきたので、可能となりました。
1つのラウンドで半分の8人がノーポイントとなるわけですから(言い忘れましたが、今シーズンから実施されるF1のレギュレーション変更に伴い、ポイントを獲得できるのは8人までということにします(笑))、1つの誤答によって出場者に跳ね返ってくるダメージはますます重くなる。さりとて、グズグズと待っているとポイントはゲットできない。…出場者泣かせですよね(笑)。自分が出場者の立場だったら「そんなんムチャだって。16人でなんかやってランプつくんかいな…」と泣き言の1つも言いたくなるところです。
でも、これによって、ますますスリリングな戦いが展開されることでしょう。主催者としては、今回のジャンル別、楽しみでしょうがないんですよ。力の限りいい問題揃えて待ってますから、みなさん頑張ってここまで残ってくださいね。ホントに期待してますよ。
また、このルール変更に伴い、タイムレースを4Rにスライドしました。これも16人ずつ2セットで実施。…これもまたランプつけるの至難の業かもしれませんね。スコアレスドローの対戦がいくつか出るかもしれませぬ(笑)。
6Rから1vs1の対戦にするつもりです。ということなので、準々決勝・準決勝・決勝とはいってもベラボーには難易度は上げていかないつもりではいます。ま、前回並みってところ。難易度的に天井の問題は、むしろジャンル別の1・2問目ぐらいの局面のほうで出すようにします。
もう1点大きな変更点。
ペーパー通過者の人数を減らしました。8人減、−8%です。リストラだ首切りだ山田浅右衛門だと非難しないでくださいな。それでも88人も通過するわけだし。
とどのつまり、今回の通過者減の最大の理由、それは「予選上位者に与えられるシードの変更」なわけなのです。1位〜4位のヒトぐらいは、3Rの2P先取も免除してもいいのかなあ…なんて思ってしまったので。いや、深い理由はありません。思いつきなんですけど。
「いくらなんでも優遇が過ぎる」「ずっとシードでいきなりタイムレースじゃかえって不利」「たとえリスクがあったとしてもいっぱい勝負を楽しめたほうがいいのでは」など、いろいろな意見があるはずです。ぜひぜひ聞かせてください。こちらで。みなさんから意見をいただければ、元のルールに戻したり、さらにルール変更したり、と反映させていきたいなあ…と思っています。よろしくお願いします。いやマジで。
…いやはや、お待たせし続けてたいへん申し訳ありませんでした。やっとこさで確定です。
当初予定していた9月13日は抽選ではずれ(確率1/2だったのに…)、次に予定していた10月11日は施設の主催事業があって予約NG。で、次の候補日でなんとか押さえることができたという次第でして…。
日程は、10月12日(日)になりました。3連休の中日ですね。前日も翌日も休みだから、かえって東京以外の方には参加しやすくなったかもしれませんね。せっかくの3連休なのに私のほうでいただいちゃって申し訳ないような気もしますけど、「東京見物のついで」みたいな感覚で気軽に参加していただけると嬉しいっす。
会場は…今回は初めて使用させてもらうところ。「川崎市民プラザ」のホール。下見行ってきたけど、ここはホントにスゴいですよ。Ryu杯ごときに使うにはもったいないぐらい(笑)。イメージとしては…遠藤が優勝した98年マンオブの会場みたいな感じ、ってところかな。ま、第10回のメモリアル大会だし、豪勢に…と思ったはいいけど、これで参加者総数50人ぐらいだったら悲しすぎるなあ。Maxで500人近く入るホールだし。せめて150人ぐらいは集まってくれないと…。
あと、施設が豪華なのはいいけど、ちょち場所が都心から遠いんですよ。川崎市高津区。ただでさえ所在地が都心から遠いのに、そのうえ最寄駅からバスで移動しなきゃいけないところに施設があるという…。特に千葉、埼玉にお住まいのみなさん、ご不便おかけします。多分ここ使うの今回だけだと思いますから、カンベンしてください。
というわけで、今回の第10回Ryu杯の開催要項は、次のとおりです。
今回も「原則としてエントリー要」とさせていただきたいと思います。
エントリー制を採用するに至った経緯については、前回「第9回Ryu杯インフォメーション」で熱き心のままに((C)B'z)語らせていただきましたので、そちらをご覧ください。あれが私の言いたいことの概ね全て。
実際のところ、準備段階でどれだけの参加があるか把握していないと、とても不安なんですよ。かつてさる大会で「予想以上の参加者が駆けつけて、用意してきたペーパーの問題用紙・解答用紙が足りなくなってしまって近くのコンビニにコピーしに走った」なんて事態を経験したこともありますし(…まあ、「嬉しい悲鳴」と取るべきなんでしょうけど)。
今回、会場のキャパだけは余裕であります。いや、余裕なんてもんじゃない。超超超超余裕だな。何しろどう見積もっても空席のほうが多い勘定なんだから(笑)。だから、当日の飛び込み参加だって、受けて受けられないことはないんですよ。むしろ大勢来てくれることは歓迎したいぐらい。
「じゃあ、なんだってエントリーなんて縛りをつけるのか?」って聞かれそうですね。
初めての方も、そうでない方も、もう1度こちらをぜひぜひご覧ください。
いろんな刷り物関係だって、余分に刷っていきゃいいんでしょうけど、紙はタダじゃありません。第一、カネのこと語る以前に、ムダ使いはもったいないでしょ? 環境省のヌマタ大先生に怒られちゃいますですわよ(笑)。
だから、なるべく「最大限必要な値キッカリに近いギリギリの数」で用意していきたいんですね。
そのためにも「エントリー制」を活用させていただけたら、と考えているんです。
まあ、それが主たる理由じゃないんですけど…。
いろいろな考え方があるかとは思います。
それでもあえて言います。
「ぜひ、ご協力ください」と。
早めにエントリー済ませると、前回みたいにいいことあるかもしれませんよ。な、松本?
エントリー方法については、追ってお知らせします。
受付開始の時期も。
マメにここのコンテンツチェックしてやってください。
(ちなみに、まだエントリー受付してませんよー。「焦っちゃいやーん」ってことでよろしゅ)
さって、お待たせいたしましたです。
肝心のエントリー方法をお知らせします。
このページを見られる環境にある方は、メールにて次のとおりの書式でお知らせください。
このページを見られない環境にある方のエントリー方法については、別にお知らせしていくつもりです。もし、これを見ている方で「自分にはパソコン見られる環境にない知り合いがいる」という方は、このコンテンツをプリントアウトしてその知り合いの方に見せてあげてくださると、とてもありがたいです(←と第9回のインフォメの文章をそのままペーストしてみたりして)。
気づいた点があったら、今後ドンドン追加していきます。
最後に。エントリー受付開始ですが…。
「5月1日 0:00から」とさせていただきます。
さあ早い者勝ちだ! 今回のエントリー1番乗りは誰だ?
ちょちRyu杯からは話がはずれます。ただし、全く無関係ではありません。ブーメランみたいにグルーっと回って結局Ryu杯関係に戻ってくるようなお話。
このゴールデンウィーク、2つのオープン大会に参加しました。
どちらも良質の大会でした。
そこで思ったことをいくつか書きます。といっても、プレイヤーサイドから視点じゃなく、プロデューサーとしての視点で。
まず日高の「Quiz Road Cup」。
「短文といっても、単なるベタオンリーにはしたくない。自分なりに新たな境地を開いた問題を少しでも多く作り出していきたい」。これは日高が常々僕に言っていた問題作りに対しての考え方。
その考え方を具現化したオープン、それが「Quiz Road Cup」だったと思う。
問題に対して、そしてクイズそのものに対して日高が日頃から持ち合わせている真摯な姿勢。それがよくにじみ出た大会だったと思う。
日高に対して「こいつはすげーなー」と僕が舌を巻くのは、そのような「クイズに対する情熱」溢れる姿勢。
それが、プロデューサーとしても、そしてもちろんプレイヤーとしてもクイズ屋日高大介に対しての魅力になっていると言っても過言ではないだろう。
シンプルで、かつオーソドックスな大会だった「Quiz Road Cup」。でも、だからといって参加者が満足しなかったかといえば、答えは「否」。「オーソドックスな大会だった」ということは、言い換えると「ほとんどケチのつけどころのない大会」だったということ。さすがだと思った。同じようなことの繰り返しになるけど、ものすごい熱気溢れる大会だった。日高の気合と実力のほどが伝わってくる大会だった。
この大会で印象的だったのは、みんな敗戦をとても悔しがっていたということ。特にいしのさんの悔しがりようはスゴかった。
「勝ちたい大会」とは、イコール「いい大会」なんだろう。そんな大会を構築しえた日高は、やっぱり大したヤツだと思う。
一方、三木くん主催の第5回「勝抜杯」。
かねてからいい大会だいい大会だと噂には聞いていたけれど、なかなか参加する機会がない大会だった。あまつさえ、前回は「日本史Ryu杯」とバッティングしてしまったし。
今回初めてこの大会に参加するに当たって、プレイヤーサイドとしての個人的な目標(もちろん「優勝」!)とは別個に、プロデューサーサイドとしても目標を持ち合わせていた。これだけ評判になっている大会だけに「どこがいいところなのか徹底的に観察して、いいところは積極的に盗んでやろう」という思いを。
で、大会を完走してみての感想。
噂に違わぬ大会だった。まず、三木くんによる開始前の1人1人に対してのお出迎え。話には聞いていたけれど、やっぱスゴいと思う。自分には大会直前にそれだけの余裕があるとは思えない。大したもんだ。単純なことだけど、参加者に対しる主催者の気持ちが伝わってくるよね。
あと思ったこと。
「三木くん、すごいこの大会に自信と愛情を持ってるんだな」と。
主催者が100%の自信と愛情を持ちえない大会を、参加者は楽しむことはできない。
前回、第9回Ryu杯の準備・本番を通して思い知らされたこと。
それをごくごく当たり前のようになしえている三木くん。
やっぱり大したもんだと思う。
もっとも「大会自体も、自信を持つだけにふさわしい内容である」ってことなんだろうけど。
細かい点でもいくつか「盗むべきところ」は見つけたんだけど、それは…まあここでは割愛させてもらうということで失礼。
自分も、これら2つの大会に参加して、自分なりに感じたこと、
そう、「大会主催者とはいかにあるべきか」、
それを今1度考え直して、10月12日、参加者のみなさんの前に姿を現したいと思う。
次回の第10回Ryu杯。
終了後、みなさんに「Quiz Road Cup」や「勝抜杯」終了後と同じような気持ちを持ってもらうことができるのであろうか…。
エントリー…伸びていません(苦笑)。
「明大オープン」の席でいろいろな人に理由をリサーチしてみました。
みなさん、来てくださるお気持ちは持っていただいているようで、とりあえずはホッと一安心。
では、なぜにエントリーが少ないのか。
「時期的にまだ早過ぎて予定がハッキリと立たない」ってのも大きなファクターだと思います。
それに関しては一言。
「都合がつかなくなったらエントリー取り消ししていただくのは一向構いませんので、とりあえずエントリーしておいていただけるとありがたいです」。
それ以上に大きなファクター。
それは…。
「三題噺」の存在…みたいです。
「いや、三題噺が書けなくて…」という声、思いの他に多かったんですよねえ…。
一応、こちらサイドとしましては「書けなければムリにとはいいません」とは書かせていただいていたんですけど、みなさん「…せっかくだから、三題噺も書いてみたいし」と言ってくださる方がけっこう多くて。
ありがたいです。
ちょっとした遊び心で追加した項目なのに。
楽しみに待たせていただきます。
ただ、ただ…なんですけど。
もしよろしかったら、「三題噺は後日別便にて」という形で、先にエントリーだけ済ませていただけると、とてもありがたいです。
(そのように明言して先にエントリーだけ済ませてくださった方も何人かいらっしゃいます)
勝手言って申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
ところで。
「三題噺」について、内容の質問をいくつかいただいてます。
別に真面目な内容のものじゃなくていいんですよ。
「マスコミ入社試験風の創作文」とでも捉えておいてくださいな。
(懐かしいなあ。小学館の入社試験で書かされてから早12年…)
毎度恒例の(笑)、現時点でのルールのリリースです。
ペーパー通過者の人数、元に戻しました。いろいろ考えたんですが、結局「過剰な優遇はしないで、コンペティティヴな勝負を見せてもらう」ことにしました。
ただ、それによって、本来残ってもらいたいところの上位通過者が短期決戦で次々と波乱の犠牲になるのは、私としても好ましくないと考えます。ガツンとした骨太のルールでじっくり戦ってもらって、それによって持てる力を発揮してもらうべきであると心得ます(それで結果として下位の参加者が下剋上を達成したとしたら、それはもう、下位の参加者のほうが天晴れだ…ということで)。
ということで、3Rは「3P先取」に変更します。
これなら実力が反映されやすいですからね。
問題作り…たいへんなんですけど、あえて自分にも厳しいノルマを課すことにします。
大会を納得いくものにするためですからね。
もう1つ。
4R.タイムレースは「8人ずつ4セットで実施」に戻します。
理由は単純です。
「バカ押しばかりがまかり通る、ニセモノのタイムレースなんて見たくない」からです。
16人でやると、どうしてもムチャして解答権取ろうと「荒れた押し」する参加者が増えてきてしまいかねないですしね。
キラリと光る、ホンモノのタイムレースを見てみたいと思っています。
そのためにも、「これぞ!」という問題揃えていくべく、努力していきます。
ちなみに、5R.新・ジャンル別GP(改訂版)は、予定通り「16人一斉に実施」で行います。
ある程度ふるいにかけられたメンバーですし、バカ押しはさほどないと思うんですよねえ。
よしんばバカ押しする人がいたとしても…このジャンル別のルールじゃ絶対勝ち上がれないと思いますし。
すみません。
もう1度だけ念押しさせてください。
「短文といっても、単文ではありません」って。
あと、ビミョーに長い問題もチラホラ出てき始めました。
第9回で実際に使用した問題を例に出せば、この程度。
「『60〜80字程度』という基準によらず、この程度の長さの問題は出題されることもある」とご承知置きください。
「それじゃもはや短文じゃない!」と言われるなら…「看板に偽りあり」になってしまいかねないので、その際は看板架け替えます。
「短中文の最強決定戦」と。
でも、クドいようですけど…かつて『史上最強のクイズ王』でもこの程度の長さの問題は出てたと思うんですけどねえ。
これぐらいならアリにしといてやってくださいな。