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《5月1日(土)》

 今日から伊勢旅行なんです。去年の3月にも行ったんだけどね、たしか。今回はメンツは違うけどさ。

 しかし、その前にネットをぶらぶらしてると、衝撃的なニュースがっ!!

 知ってる人は知っている知らない人は全然知らないクラブスヌーザーっつうイベントがあるんだけど、なんとそこで中村一義が歌ったんだ。
 しかも大阪は29日だったらしいぢゃん。来てたのか………。

 シークレットゲストって扱いだったらしく、3曲程だけだったそうけど、行きたかった………。悔やまれるというかなんというか。
 こうなったらはやいとこワンマンライヴをやってくれぇ。

 ま、そんなわけで伊勢だ。

 行きはとくに車も混んでなく、余裕余裕。松坂に行って部屋に通され肉を食う。いいもんですな、松坂牛は。いいもんです。

 その後、とある博物館に行ったんだけど、なんと改装中でこの秋までずっと工事してるんだったんだ。そこまで行って初めて知ったんだ。うーん、今回の旅行で私が一番行きたいところだったんだけど(^^;。

 しかたがないので、伊勢神宮。仕方がないってことはないけど。罰が当たりますわ。
 でもね、わたしゃ神社仏閣は好きなんだけどね、伊勢神宮はいまいちなんだな。というのも、でかすぎる。ほんでもって、一般人は本尊を見れない。ここらがいまいち感を誘うんだ。

 とはいえ、赤福を食うと伊勢に来たなーという気が………しねー。どこにでもあるっての。

 宿へ向かう。山道。なんか島にある宿で、船に揺られて行きました。んでもって、入浴、夕食、就寝。

 おっと、TVでグランパス−Fマリノス戦を見る。なかなかおもしろかったじゃん。んでもって「酔拳2」も見る。
 何回か見た映画だけど、やっぱいいよねえ。ジャッキーの母親役の人。

 そんなわけで就寝。

《5月2日(日)》

 一泊二日なもんで、大阪へ帰る日なのです。

 またもや船に揺られて本土上陸。向かった先は大王崎。灯台があるんですね。

 その灯台は上れるんで、登る。しかし、その上で頭おかしい奴らに遭遇。なんと灯台の上から海辺の人間に向かってエアガンを撃ってやがるのだ。当たってなかったけど。
 日本で良かったぁ、本物の銃だったら怖いぢゃん。………じゃなくて、かなりむかついたけど、人数も多かったしってことで、忘れよう忘れよう忘れない。

 それからそれから、ぐるぐるドライブしたり。で、鳥羽へゆく。つうか帰りに寄る。駐車場迄行くのが結構混雑で難儀。漢字多し。

 昼飯。

 さっさと帰ろう。しかし、帰りの高速でヤなものを見てしまう。さっきの頭おかしい奴らである。どうやらバイクで大阪から来てたみたいだ。
 その後高速で幾たびも見かけたんだな。まったくさ。

 途中ドライブインで夕食。あまりにも疲れてたため、運転をかわって貰う。寝て起きたら着いてまちた。ウソ。寝てません。

 ホントに就寝。

《5月3日(月)》

 えー、ホントに? なんかしらんが、某群馬から友人が来てるからって事で、奈良観光をすることに。なんかここの所ずーっと出歩いてるんですけど。めちゃ疲れてるんですけど。

 そんなわけで、朝もはよから眠い目をこすりこすり、集合場所まで車を飛ばす。朝の高速は空いてたんで予想よりお早いお着きで。コンビニで買ったおにぎりをかじってると全員集合。

 一路奈良へ。奈良市内へ入ると渋滞につかまる。べつに奈良市内に行くつもりじゃないんで迂回した方が良かったかな、と今さら思う。まー、道よくしらんからねー。

 で、行ったのは天理なんだ。天理市。天理教の本部(?)にいく。めちゃでけー。靴もふいてくれるし。かるいカルチャーショックを。
 まー、わたしゃ信者でもないし、あまり語るのは止そうか。つうか、なぜ行った?

 そのあと明日香村へ。俺はさー、割と近いとゆうこともあるからさー、明日香村とか奈良っていったら、幼稚園だとか小学校とかのイメージがあるんで、「えー、あすかぁ?」って感じ。
 同行者は京都よりも奈良派だそうだけど、わかっちゃいないね京都の良さを。僕から言わせりゃ見方が浅すぎ。これを読んでる、O。そう、そこの君、もっと京都についてベンキョーしなさい(笑。

 そんなこんなで、飛鳥寺とか石舞台とか。人多いね。俺ら含めて、なんでみんな観光地に行きたがる? だって行きたいもん。

 昼飯というかおやつの時間だけど、カレー。カレー食いたくないと言ってた人もいたような気がするが気にしない気にしない。

 そんで、京都に泊まるってんで、そこまで送る。が、明日香村から郡山あたりまでが強烈に混んでたんだ。全然うごかねー。
 そん時は俺が運転してたんだけど、他の奴らは寝てやがる。まったく、なんて奴らだ。俺は基本的に「いい人」じゃないんだぞ。なんでこんな奉仕精神にあふれにゃならんのだ。

 とはいえ仕方がないので京都まで行く。飯を食う。ふらふら。運転を変わらせる。なんかよくわからんとこまで送った後、大阪へ帰る。

 入浴。就寝。

 カメラ忘れんなよ。ったく。

《5月4日(火)》

 もー、ホント疲れたよ。だから今日はぐっすりさ。雨だし。

《5月5日(水)》

 連続休暇週間も終わりなんですね。今日は結構いい天気だったけど、特にお出かけも無し。疲れをとりましょうとりましょう。

 とゆーことで、最近読んだ本の感想。

平石貴樹『スラム・ダンク・マーダー その他』(東京創元社)

◇あらすじ◇
 調布のマンションで起こった密室殺人。果たして「猫は知っていた」? しかして、夏は続くのであった。
「だれの指紋か知ってるもん」

 コートでぶつかる10人の男達。バスケットボールの本質とは? 衆人環視のなか飛んだ「針」。人は鳥に心から憧れることは出来ないのだ。

「スラム・ダンク・マーダー」

 アリバイ偽造? 船上で行われた殺人事件。いまわの際に残された「ダイイングメッセージ」。しかし容疑者にはアリバイが………。ニッキは二つぶだけ涙が出た。

「木更津のむかしは知らず」

 以上3作収録の短編集。


 かなり久々の平石貴樹なんですな。といってもこの作品自体がもう二年ほど前のものになるんだけど。

 「動機を考えない探偵」ニッキ。これがある種ミスリードにもなってる構成はなかなかですわな。まぁ、描写なんかもすがすがしくてよいんだけど、いかんせんこの作品に関してはトリックがねぇ。

 とくに「だれの指紋か知ってるもん」はちと………。

 トリックがアレでも、というかトリックよりも美しいロジックが出てくればそれだけで満足なんだけど、その面に関しても今一つ感が否めません。
 「木更津のむかしは知らず」なんかはもっと論理的に詰める展開も出来た気がするんだよねぇ。

 全体的に「もったいない」という感想です、ハイ。

《5月6日(木)》

 今日は『恋におちたシェイクスピア』を見てきたのだ。

 やー、さすがになんだかんだいってもアカデミー賞。こりゃおもしろいわ。
 見た後、すんげぇ満足感ですわ。「あぁ、映画を見たなぁ」と。

 16世紀が舞台ということや、シェイクスピアという題材、CMなんかでのこってりとした衣装なんかを見るにつけ、「重厚な歴史ドラマ」かと思いきや、さにあらず。
 舞台はたしかに16世紀だけど、めっちゃ現代的な映画だったのであります。テンポがよくて2時間があっと言う間っすよ。
 それと細部まで目が行き届いてるって感じで、非常に見てて気持ちいいし、没頭できまちた。

 劇中劇での「ロミオとジュリエット」なんて、これまでのどの「ロミオとジュリエット」より感動的ですらあるもんね。これは言い過ぎ?
 いやいや、やはり背後のドラマを二重に感じられるからなのでしょう。

 敢えて言うなら、バーベッジの心変わりが唐突だったかな、と。なんかそういう伏線ってあったっけ? オレが気づかなかっただけ?

 とまぁそんなこんなで、これは見とけ、でしょう。しかし「ロミオとジュリエット」を下敷きにしてるだけあって、「ロミオとジュリエット」をまったく知らない人が見たらどうなのかは何とも言えず。
 映画を楽しみたい人は、「ロミオとジュリエット」を見るなりなんなりしといてからの方が無難でしょうなぁ。

 ヴァイオラよりトマス・ケント氏の方がいいぢゃん、と思ってしまう私は駄目なのでしょうか?(笑

《5月7日(金)》

 久しぶりに「飲み会」なんてものを。

 やー、久しぶりだ。久しぶり。
 少人数で飲むこととかはあるけど、こうゆう「ふつー」の飲み会は久しぶりだなー。

 その後はカラオケへ。やー、この展開も久々だー。カラオケなんて何年ぶりでしょう。それは言い過ぎ。

 そんなわけで酒飲んで眠いんで、今日は日記をさぼろう。つうか、これは8日に書いてるんだけど。

《5月8日(土)》

「JJに捧げるバラード(仮)」作詞・作曲 をれ

暗い朝日が目にしみる
今日のこだまは本当かい?

光と影に踊る蝋のボビーマギー
光と影に踊る蝋のボビーマギー

あたりを変えた lonely lonely Queen
枯れ木みたいな lonely lonely Queen

白い煙の子供達
騒ぐ速さが報道かい?

光と影に踊る蝋のボビーマギー
光と影に踊る蝋のボビーマギー

あまりにはやい lonely lonely Queen
果ては見えたの?lonely lonely Queen

愛されることは 辛いこと

《5月9日(日)》

 NHK−FMで「90’sロッククラシックスUK編」つう番組を昨日まで1週間やってたんですな。
 90年代の曲なのに「クラシックス」と呼ぶのもアレではあるんですが、考えて見れば今年は1999年。90年代の総括をするのも不思議ではなく。

 そんなわけでマンチェスタームーヴメントからはじまってブリットポップ以後までと、90年代UKも色々あったなぁ、と懐かしく思えたり。
 番組中に流れた曲は、まぁ番組の主旨上当然なんだけど、有名どころが多かったわけですが、こう系統立てて一気に聴くって事もあんまり無いことだから、なかなかに面白い番組だったにゃあ。

 以前某氏とも話してた事なんだけど、こうやってUKシーンの流れをざっと見ていくとOASISの今後が非常に気になりますね。それは期待という事じゃなくて心配とゆうことだけど(^^;。

 プライマルズのような柔軟さはなさそうだし、ブラーのような狡猾さもなさそうだもんなぁ(^^;。
 いや、別にブラーが駄目だと言ってるわけじゃないのよ。プライマルズとはまた違った意味で、時代を捕まえるのがブラーは上手いなぁと思ってるわけで。といいながら「13」は持ってないんだな。

 この番組は、今年中に「US編」「日本編」をやるらしい。「US編」はニルヴァーナとその後が中心になるんだろうけど、日本編はいまいち流れがよく見えないなー。
 「シブヤ系」とかって90年代だっけ? ボウイとか? バンドブームは何年だ???

 なんか全然おぼえてないやー。すっかりバカだー。

《5月10日(月)》

 ラジオの影響もあってか、ロッキングオンをめちゃ久々に購入。もしかして今年に入って初?

 ぼちぼち「最近」のロックに興味が向く周期かな?

 で、ロッキングオンによると6月にあのBETA BANDがアルバムを出すそうじゃないっすかー。こりゃぁ、要チェックだわ。
 インタビューも載っちゃたりしていて、オレの知らない間にずいぶん真人間になってたのね、お3人。もともとは2枚組だったのを、気に入らないから止めて1枚にしただなんて、話題性があるんだかないんだかよくわからんデビュー盤だね。

 ただすこーし気になるのは、「フォーキーなグルーヴ感」が過去のモノだって言ってること。さぁ、俺にとってこれは吉と出るか狂と出るか?


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