《6月1日(火)》
実は風邪気味なんだよね。つうか、風邪なんだよ。気味ってなんなんだよ。
そんなわけで、病院にに久しぶりに行ってきたのだ。ほんと久しぶりなんだな。
受付を済ますと、紙コップを渡されて。なんと尿検査だと。
なんか初診の人は皆受けるらしいんだけど、そんな事先言ってくれないとねー。家出る前にトイレ行って来たっちゅうねん。それに、明らかにただの風邪なんだけど………。
そんな文句なんかはもちろん言えず、無理矢理捻り出したのであった。そう、文字通り。
その後、ようやく先生にお目通りがかなって診察。しかし
「熱っぽいんです~」
「どれどれ、36.8度か。熱はないね」
「あ、平熱低い方なんですよぉ」
「いや、37度をこえないと発熱とは言わないんだよ」
「………」
「ま、発熱と熱感は違うんだけどね。でも熱はないんだよ」
「………」
となぜか説教じみた会話だったのでありました。でもまー、ひとつ勉強になったね☆
《6月2日(水)》
今日、近所のHMVに行くと、何やら人だかりが。黒人のバンドらしき人達がインタビューを受けている。インストアイベントってやつらしいですな。しかし一体誰だろう?
以前配っていたらしい整理券を持っていない私が遠巻きに見ていると、演奏が始まった。おやおや、これはバハメンか。横にポスターが貼ってたし、きっとそうだろう。
バハメンかー、もう夏かいねー、興味ないなー、とか思いながらも見てました。じつは興味あるんだけどね。客ののりが良かったのが変に受けてしまったわ。
数曲やった後普通に店内を歩いて出ていくバハメン達。握手を求めるじゃぱにーず達。ビデオを撮るメンバーの前でポーズをとるじょしこーせい。いったいこのビデオはどんな目的で使われるんだか(おぃ。ブースではじゃんけん大会?
そんな騒然とした店内で、購入したCDはこんなの。
- VITAL~VAN DER GRAAF LIVE
-
ライブ盤です。音はあんまり良くないなー。
プログレなバンドなんだけど、思っていたほど変ではない。
ライブのせいなのかどうなのか、ボーカルが濃いな。
- THE SPENCER DAVIS GROUP~MASTER SERIES
-
スペンサー・デイビス・グループのベスト盤。
うーん、渋い。かっくいいね。黒いね。
しかし、この頃のステーヴ・ウィンウッドって、20歳になったかなってないかぐらいなんでしょ? とてもそうとは思えないボーカルっすねぇ。「男が女を愛する時」のカバーなんて笑っちゃうくらいっすよ。親父すぎるぜ。俺は好きだぜ。
《6月3日(木)》
引き分けですか。。
さて、近畿が梅雨入りだとか。
その割には今日は雨降ってなかったけどね。
雨の降らない梅雨入りってのもありなんですよ、と天気予報はわめいているけれど、実感はわかないよねぇ。
とはいえ、鬱陶しい日々がこれから続くんですな。やれやれ。やだね。
《6月4日(金)》
鬱陶しい天気だったねぇ。雨自体は朝しか降らなかったけどさぁ。じめじめとうざったいたらありゃしない。あーこりゃこりゃ。
今日もHMVに行ってきたんですよ。そしたらもまたもやインストアイベント。今回は「熱帯JAZZ楽団」の皆様方。
みなさん知ってますか?>熱帯JAZZ楽団。私は名前ぐらいしか知らなかったんだけども。で、そのバンド名からわかるように、ラテンフレイバーのジャズを(いやジャズフレイバーのラテンか?)、やってたんですです。
さすがにお上手だし。楽しそうだし。楽しいし。
でも彼らのレコードは買わなかったんだけど。
では何を買ったのかというと、フライング発売のこれ。
- Jamiroquai「Synkronized」
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相変わらず勝ち続けるジャミロクワイの新譜ですよ。
そうなんですな、笑いながら勝つ男。それがジェイケイ。
ただ勝つだけの奴ならなんぼでもいるし、世界には「負けるが勝ちよ」といった恐怖の大魔王カートコバーンなんてやからもいる。
しかし、ジャミロクワイは笑いながら無敵なのだ。つまり榎木津なのだ。言い換えるならハッパの力なのだ。
NHKの特番で西田ひかるにバカな質問をされても勝利、つんくに「かっこいいっすねぇ」といわれても勝利、小室哲哉の興味なさそうな顔にも勝利するのだ。もちろん、このアルバムも勝利だ。
それがジャミロクワイなのである。
時は1999年、世紀末。時代はジャミロクワイの一人勝ちの様相を呈してきた………
《6月5日(土)》
ラジオ番組でのTAKUYA(JUDY AND MARY)の発言。
「(休んでる間に)うちらと似たようなバンド出てきて、いや」
「オレほんと頭来てるんだよね」
わはは。本人がこんなこと言ってしまうとは(笑。ほれるぜ。
今日は、フットサル。めちゃ久しぶりなのすけ。体力のあまりの無さに愕然。つうかゼロ。ゼロだよっ。
今朝の朝日新聞から。「アイドリング停止は(CO2抑止に)逆効果」。
アイドリングストップってのは、信号待ちとかで自動車が止まった時に、車のエンジンを一時止めることね。これはエンジンから排出されるCO2を減らそうということだったんだけど。
で、これが逆効果ってわけは、要するに交通量の多い交差点でいちいちアイドリングストップなんかやってたら、渋滞が出来ちゃって、かえってCO2が増えちゃうよん、ってことだそうで。
むかし友人と話してたんだけど、やはりというかなんというか逆効果だったんだねぇ。なんか感覚的にそんな感じじゃん。 環境庁は「もともと駐車場で長時間止める場合などにはアイドリングストップを行うよう指導してきた」なぁんていいわけしてるけどねぇ。
そういえば、路線バスでさー、信号待ちん時、自動的にアイドリングストップするようになってる車両があったけど、あれってどうなるのかにゃぁ。
《6月6日(日)》
また引き分けでしたか。。ということはなんだ、べったか。
これで、またぞろトルシエ解任論がたくさん出てくるんだろうな。さっそくセルジオが言ってましたけど………。
とゆーことで、最近読んだ本の感想。
- 浅田次郎『蒼穹の昴(上下)』(講談社)
- ◇あらすじ◇
清朝末期の中国。貧農の生まれの春児はある日、占師の予言を聞く。曰く「汝は必ずや西太后の財宝をことごとく手中におさむるであろう」
この言葉を信じた春児は自ら宦官となり、都を目指す。手には一枚の乾隆銭。
時は下る。清朝には領土を得ようとする列強の手が迫っていた。そして紫禁城内部での政争に春児は否応なく巻き込まれていく………
むがむが。こりゃぁ、おもしれぇ。小説読みの至福。
「ラストエンペラー」やなんやかやで親しみのある時代というわけで、先の展開がわかるんですよね。登場人物の運命が。
しかし、それでもぐいぐい読ませるのはさすが。たくさんいる登場人物それぞれのキャラが十分立っていて、深みが存分に出ているんですね。かといって退屈することもないのは、浅田次郎の腕力。やっぱ泣かされますし。
でき得るならば、もっともっと読んでいたかった。これでも十分厚いんですけど。
久しぶりに読んでる間中、先は読みたいけど終わって欲しくないって思ってました。
なんでもこれは4部作の構想だそうで、『珍妃の井戸』が2作目になんですね。これも読まなくてはねぇ。とはいえ、毛色の違う作品らしいけど。
《6月7日(月)》
今日は朝うち雨やったねぇ。やっぱ梅雨っすねぇ、最近は雨が多い。とはいってもぉ、そんなにじめっとはしてなかったと思わない? 思わない?
気のせいか………。でも、気のせいでも過ごしやすかったからいいや。
久しぶりにスマスマを見る。ゴロクミで、サザンのイエローマンのパロディやってたけどさぁ、あのPVの元ネタ自体どれくらい知名度があるんでしょうかね? サザンファンの私にゃ十二分楽しめましたけどぉ。
大体、PVをちゃんと見れる番組って地上波じゃなかなか少ないんだよねぇ。イエローマンのPVもあたしゃコンサート会場でようやくフルで見れたぐらいっすから。
特に洋楽のPVなんてなったらもはやねぇ………。
《6月8日(火)》
今日は長居でセレッソ-ペルージャ戦でしたね。スタジアムに行きたかったんだけど、諸般の事情でTV観戦と相成ったわけなのでした。
せっかくなのに、ねぇ。
母親が「あみちゃんて、かわいいねぇ」というから誰かと思いきや、鈴木あみの事であった。なんで知ってるんだ?
「深田恭子って子もかわいいけど、ちょっと不愛想なのが駄目」とも言っていた。なんでそんな事まで知ってるんだ?
そんな母親はロンブーファン。
とゆーことで、今日読んだ本の感想。
- ドナルド・E・ウエストレイク『強盗プロフェッショナル』(角川文庫)
- ◇あらすじ◇
天才的犯罪プランナー、ドートマンダーも、近頃ではその仕事に少々嫌気がさしていた。
ところがそこへ親友ケルプがでっかい話を持ち込んできた。銀行強盗だ。しかもただの銀行強盗ではない。その銀行はトレーラーを使って目下仮営業中。そこでそのトレーラー、すなわち銀行をそっくりそのまま盗もうというのだ。
ドートマンダーのプロ根性がむらむらと頭をもたげるが………。
タフでクールな泥棒ドートマンダー・シリーズの第2作。
銀行を丸ごと盗むなんて話は、ルパン3世を思い起こさせるわけですけど、ルパンもやっぱこんだけ苦労してたんでしょうか(^^;。
さて
「不運な泥棒」であるドートマンダーなんだけど、この作品ではその“不運度”はたいして高くない感じ。犯行の計画自体はさらっといっちゃてるもんねぇ。
そこらへんがいまいちすっきりしない読後感の原因か。
いや、たしかによく考えたら不幸なんだけどね(^^;。わかりにくいって言うか。マンガ的ではないわけで。まぁ、書かれた時代を考えるとしゃあないんですけど。
もっともっと悲惨な状況にまでしてほしかったにゃ。
《6月9日(水)》
今日もいい天気~。五月晴れってやつですか。6月だけどね。
とゆーことで、最近読んだ本の感想。
- 二階堂黎人『名探偵 水乃紗杜瑠の大冒険』(実業之日本社)
- ◇あらすじ◇
その部屋にはただ缶ビールがあったのだ………。一体何の陰謀だっ?! 名探偵・水乃紗杜瑠はこの謎をいかに解く?
「ビールの家の冒険」
カップルの死体がモーテルに。事件を解くカギは残された日記の中に? 名探偵・水乃紗杜瑠はこの謎をいかに解く?
「ヘルマフロディトス」
横溝正史村で起こった殺人事件。現場は『本陣殺人事件』と同じ状況。名探偵・水乃紗杜瑠はこの謎をいかに解く?
「『本陣殺人事件』の殺人」
密室の中の黒こげの死体。はたして宇宙人は本当にいるのか? 名探偵・水乃紗杜瑠はこの謎をいかに解く?
「空より来たる怪物」
以上4作収録の短編集。
タイトルを見てもわかるように、パロディといっていい作品を集めた感じですね。「ヘルマフロディトス」と「空より来たる怪物」もあとがきを見ると、ある種パロディ的な作品のようで。
まー、さくさく読めたんだけどぉ。いまいち合わないっていうか、面白くなかったわけでもないんだけど、面白いわけでもないという(^^;。
キャラが狙いすぎってのもあるんだけど。表紙も表紙だし(笑。
《6月10日(木)》
映画でも見に行こうかと思ったんだけどね。レイトショーなら1300円だしさー。でもやっぱやめた。しんどかったから。めんどくさいし。なら最初から言うなよ。
今日は気が乗らなかっただけですよ。明日いこうかなー、どうしようかなー。
そのかわりといってはなんですが、ビデオにとっておいた古畑任三郎を見ました。
今シリーズの古畑はなんだかんだ言われてますけど、今回はより以上になんだかんだいわれるんだろうね(^^;。
内輪ネタというか楽屋落ちもこれまで以上に増えてるしね。
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