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《10月11日(月)》

 いやー、今日は10月とは思えないほど暑かったですねぇ。いや、ほんと。

 しかし、パフィーの左側の人の髪型はどうしたんでしょうか。マドンナ風なんでしょうか。

 とゆーことで、最近読んだ本の感想。

パトリシア・ハイスミス『ふくろうの叫び』(河出文庫)

◇あらすじ◇
 結婚に失敗し、精神的に疲れていたロバート・フォレスターにとって、幸福そのものと思える女性ジェニファーの生活ぶりをこっそり眺めることが唯一のやすらぎだった。
 ある夜、ついに見つかってしまった彼に対し、ジェニファーは意外な反応を示し、物語はやがて彼女の恋人と彼の前妻をまきこんだ騒動へと発展していく………。

 ハイスミス中期の代表作。

(文庫カバーより)

原題:THE CRY OF THE OWL


 なんといいますか、変な小説ですね。

 とにかく登場人物が変な人ばっかなんですね。ストーカーまがいの主人公が一番まともだという。悲劇のヒロインであるべきのジェニファーでさえ、かなりイジョー。

 さりとてファンタジーでもなく、不思議な現実感。

 結局この世の中、他人のことはわからんもんえ。
 とかゆうことでもなく、なんだかよくわからん小説なので。ぇぇ。感想も書きにくいわ。

《10月12日(火)》

 今日はちょっと時間空いたんで、映画「シンプル・プラン」を見てきました。

 ある雪の夕方、親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町外れの道を車で走っていた。
 途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。
 何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、三人はその金を保管し、いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。

 てな感じのストーリーっす。

 原作を読んだのはずいぶん前で、えーと、3年以上前になるわけで。
 すっかり忘れてましたが、原作付きの映画を見るにはこれくらいの期間をあけるんがいいのかもねぇ。

 日本では特に話題にならなかったこの映画ですけど、いやいやなかなかよくできた映画で。
 監督はサム・ライミなんですけど、まったく彼らしくない渋い演出で淡々と「普通の人」を描いていくわけです。

 原作ではその普通の人の「悪」への傾斜のインパクト(特にサラ)が結構強くて、その転がり具合が狂であり恐だったように思うんですけど、映画はそれよりも兄弟(家族)ドラマの色彩を強めて、より悲劇度アップっすね。って、原作ろくに覚えてへんけど。
 とにかくこの淡々とした筆致がラストの破局のインパクトを強めるわけで、サムライミもこういう映画がとれるんだねぇ、と驚いたワタシでした。

 原作を読んでない人の感想が聞きたいねぇ。

《10月13日(水)》

 WOWOWの新アニメ「THEビッグオー」をみる。

 うーむ、どうもいまいちしっくりこないかな。まぁ、まだ一回目なんでよくわからへんけど。

 原作があるのかな? それがどうなのかはしらんけど、期待してたのとはちょっち違うかな。無理に、巨大ロボット出さなくても良いのにねぇ。
 今後の展開によるけど、どうも世界観としっくりこないんだよなぁ。

 綾辻行人の新作短編集「どんどん橋、落ちた」が出ましたねぇ。つうか、館シリーズはどうなった?
 とかいいつつ、サイン会につられて購入。サイン会は土曜。

《10月14日(木)》

 「みなさんのおかげでした」でアメリカ横断クイズやってますね。まぁ、その肥大化した楽屋落ちの是非はおいといて。
 クイズの内容は過去の番組からのものなんですけど、なぜか結構知ってるんですねぇ。そんなに見てたつもりはなかったんだけど、見てたんですねぇ。
 俺様ってば、TVっ子☆

 さて

 夕方のニュースをみてると、イルカ漁の様子が紹介されてました。
 日本のとある地方ではイルカ漁が伝統的に行われているそうで。しかし、年間に獲れるイルカの数は国際的に決まっているそうで。そして、今後その数はどんどん減らされていくだろう、と。
 まぁ、そうゆうことを放送してたわけです。

 番組自体ははっきり賛成とも反対ともいってなかったとはいえ、当然のごとく動物愛護協会の人とかがでてきて「いるかを獲るのはいかがなものか」みたいなコメントをしてたり、「かわいそう」と涙を流す人の様子をうつしたり、血を流しているイルカをうつしたりして、あきらかに「イルカ漁反対」なメッセージで。

 しかし、こういうイルカを特別視する人ってのはなんなんでしょうねぇ。そりゃあ、絶滅するとかしないとかの話だったらまた別だけど、「かわいそう」という一点で批判する人の多いこと。

 イルカってめちゃ気持ち悪くないっすか? なんであんなつるつるやねん。

 「イルカは賢い」とかいうけどよー、よっぽど東京とかにでてたサルの方が賢いっちゅうの。「イルカは人間の言葉がわかるんだよー」とかゆうヤツに限って、ろくに人間の言葉がわからんのじゃないですかねー。

 だいたい、イルカを獲って食うことに反対するんだったらなぁ、クジラも食わねぇってことだろーなー? えー?

 ………

 そうか、だからクジラ漁も反対してるのか………。
 これはちょっと例が悪かったですね。

 だいたい、イルカを獲って食うことに反対するんだったらなぁ、イヌやネコも食わねぇってことだろーなー?

 俺はなー、イヌやネコなんか食わねぇぞ、だって、カワイソーじゃん。
 イルカだって食べられちゃうために生きてるわけじゃないんだもん。カワイソーだよ。イルカ漁はんたーい!!

《10月15日(金)》

 SFソロウって先月くらいに国内盤でてたんですねぇ。しらなかったっすねぇ。なんか複雑な気分ですねぇ。

 某サイトで「無人島に持っていく10枚のレコード」つう企画をやってるんす。まぁ、ありがちな企画とはいえ、考え出すと悩みますねー。
 うーん、アレとアレはおさえときたいし、無人島ならやっぱアレも聴きたいよなー、とかぐるぐると。

 あなたならどうですか?

《10月16日(土)》

 綾辻行人せんせーのサイン会に行ってきましたっす。

 梅田の旭屋でだったんですけどねぇ。綾辻行人のサイン会ってじつは2度目で。4年ほどまえだったかな。そうですね、あれは『鳴風荘事件』の時やから。

 今回もやっぱ女性ファンの比率が高かったすねぇ。女子こーせーもいたしねぇ。

 しかし、さっさと新作長編を出せってかんじですな。

 その後、久しぶりに日本橋へ。
 なんか店とか変わってて、ずいぶん印象が変わりましたねー。ソフマップじゃぁ、中古TVゲームを扱わなくなってたし。やっぱこないだの裁判の影響なんでしょうか?

 さて、そんななかでレコ屋もちらちら見てたんですけど、なんとディスクピアの中古盤コーナーにてTRAVELING WILBURYSの「VOL.1」を発見。いやびっくり。
 国内盤なんでカタカナでトラヴェリング・ウィルベリーズって書いてたから、一瞬見逃すところでしたわ。

 最近結構気になってるセイラーのアルバムもあってさぁ、今日はいい日だねぇ。さすが、ジョーシン。

 知らない人に説明しておくと(アタシもよく知らないんだけど)、TRAVELING WILBURYSつうのはオーティス・ウィルベリーさんとネルソン・ウィルベリーさんが中心になって、ウィルベリーな人達で作られたバンドだったんですよー………

 って、ホントは某有名ミュージシャンの覆面(?)バンドなんですけどね。ってホントに当時、本名は秘密だったのかどうかは知らないんですけどね。
 まぁ、仮名を使ってるのは確かなんですけどね。本名を知りたいって人は、そこらへんの洋楽好きな兄ちゃんに聞いてみましょう。メタル系は除く。

《10月17日(日)》

 ふー、サッカー五輪予選。疲れたわ。感想は明日にしませふ。

 さて、今日はカメラを買いに行きました。デジカメじゃないよ。
 いやー、最近のカメラってめちゃちっちゃいっすねぇ。APSだったら特に。

 しかし、IXY以外はどうもデザインが悪いんだよねー。うーむ。

 とかいいつつ、IXYは買わなかったんだけど。

《10月18日(月)》

 さて、昨日のサッカー。

 よしよし、勝ちましたね、日本。

 前半の攻め急ぎはやきもきさせられましたけど、なんかトルシエの話によれば、それも計画通りだったとかで。どこまでホントか知らんけど、見てる方の気にもなって欲しいわ(^^;。

 昨日はなんだかんだいっても平瀬ですねぇ。福田もがんばってほしいっすね。

 しっかし、曽ヶ端ってなんかよくわからんキーパーですねぇ。安定感あるんだかないんだか、飛び出しが早いんだか遅いんだか、どうもTVで見てる分にはつかみ所がないっすねぇ。これは一度生で見てみたい選手です。

 あとはBSの解説の井原の落ち着きぶりが印象に残りました。さすが現役。どっかの「評論家」とは違いますなー。

 さて、これで次のタイ−カザフ戦が引き分けだったら日本は五輪出場決定ですか。とはいえ、タイ、カザフ両国にとっては、この試合に勝つことのみが生き残る道だから、かなり激しい試合になるでしょうねえ。

 やっぱ、11.6の国立で決着がつくのだろうか??

《10月19日(火)》

 73歳のじいさんがともえ投げで熊を投げてしまうなんてめっきり世紀末ですけど、皆さんいかがお過ごしですか?

 ワタシハ元気デス。

 ところで、本日の「人気者でいこう」でもあいかわらず芸能人格付けチェックやってましたね。今回やってたのはリコーダー。

 何百万円もするリコーダーとそこらで売ってるリコーダーの違い。
 まぁ、リコーダーの音自体の違いはそりゃわかりましたけどぉ、なんか高い方のリコーダーでもピッチがやたら不安定な気が。リコーダーってああゆうもんなんでしょーか?
 うちのモニターがダメってことも、あるのかねー。

 しかし、↑の文章「リコーダー」って言葉多すぎ。これでむこう3年は「リコーダー」って使わないですむだろうなぁ。
 あぁ、リコーダー、リコーダー。

《10月20日(水)》

 ラファエルとかゆうバンドのライヴをWOWOWで見ましたけど、こりゃだめですな。次行ってみよう、次。

 ところで、国立のカザフ戦で中田呼ぶんだって? うーん、万全の体勢で望むのはいいんだけど、他のオプションも見てみたいなーとかとも思ってしまったり。複雑。
 ここは単純に「中田が生でみれてウレシイ」ということにしとこうか。


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