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《1月21日(金)》

 今日はCD屋にいって、買いましたよ。民生のシングル「マシマロ」とプライマル・スクリームの「XTRMNTR」っす。

 いやー、これ良いんじゃないっすか?! プライマルズの新譜。
 まだざっと聴いただけやけど、UKロックで久々にぐっときましたぜ。彼らにとって「スクリーマデリカ」以来の傑作ではなかろうか。新年早々マストの一枚。

 さて

 全豪オープンテニスやってますね。お気に入りのノボトナが引退したものの、やっぱ私は男子テニスより女子のが好きです。

 まあ、アガシの活躍なんかで最近はイメージ変わってきてますけど、サーブ&ボレー一辺倒ってのがみててつまんないんですよね。私はテニスは見るだけなんで、実際にやってる人からしたらまた違うんでしょうけど、どうも退屈なんですわ。
 その点女子テニスなら、男子ほどのパワープレイじゃないんで、「戦略」がみえやすいってのがいいです。

 ところで、去年の全仏あたりからでしょうか、やたらとヒンギスがヒール扱いされてますけど、どうなんでしょ。あたしゃ結構好きなんですけどね。一般的には嫌われてるのでしょうかね………?

 私信:「イメルダ マルコス」は届いておりません。こっちからのmailも届いてないんですかね?

《1月22日(土)》

 とゆうわけで、CATVが本日導入されましたよ。

 初日なもんでかちゃかちゃチャンネル変えて喜んでおりますが、結局は音楽&サッカー&映画のみになることでありましょう。や、それでも十分おいしいんだけどね。

 やっぱほら、地上波だとさー、なかなかPVをフルでみれる番組ってないんだよね。それがみれるだけで十分ですわ。

 つうことで、林檎姫の「罪と罰」のプロモ拝見。

 こえー。マリリンマンソンかと思いましたよ。眉毛ねえから。

《1月23日(日)》

 昨日の工事の関係で、部屋を掃除してみた私。

 しかしまあ、未読本が部屋のあちこちから出てくること(^^;。それだけで、本棚を占拠しちゃうんですからダメダメですな。
 それに複数ある本が結構あるんですな。そういうのを見つけるたびになかなかの精神的ダメージが(^^;。うーむ、特に古本屋だとなんも考えずに買っちゃうからねえ。
 なんとかせねば。

 ま、いいか。

《1月24日(月)》

 「煌めきの瞬間」とゆう曲ををちらりとラジオで聴いたんですけど、結構かっこいいんだわ、これが。
 歌い手がフカキョンだっていうのが残念な私です。

 さて

 皆さん「赤まむし」って知ってますか? 膏薬なんですけど、なんか我が家では、怪我したら赤まむし〜、ニキビ出来たら赤まむし〜、ヤケドしたら赤まむし〜、とやたらと万能薬扱いなんですわ。
 なんか、赤まむしと正露丸があれば生きていけんじゃないかって勢いですよ。

 しかし、赤まむしって全国的にありなんでしょうか?

《1月25日(火)》

 昨日書いた「赤まむし」ですけど、何通かいただいたメールはどれも「知らない」でした(^^;。ラベルをよく見ると、大阪の某所での製造みたいで、ローカルメディスンなんですな。
 てっきり、メジャーなものかと思ってましたわ。

 さて

 本日CD屋に行きまして、「TSUNAMI」(サザンオールスターズ)「罪と罰」「ギブス」(椎名林檎)を購入してきましたよ。
 一応正式には明日発売なんですけど、フライングで購入。しかし、シングルを3枚も一度に買うなんて初めてかも。つうか、そんなにシングルって買わないんですけどねえ。まあ、サザンと林檎姫なら買わねばなるまいて。

 つうことで、今日は「TSUNAMI」の感想など。林檎*2はまた後日。

 とにかく売れて欲しいと願っていた「TSUNAMI」ですけど、店によっては売り切れの所もあるとかで、一安心。って、なんで私が安心するのでしょう。
 やっぱ、サザンにはさー、チャートで勝負できるバンドでいてほしいのよ。

 さて、今回はサザン初(?)の12cmジャケットなんですね。つっても中身は8cmCDなんだけどさ。せっかくだから、中身も12cmにすりゃいいのにね。収録曲は2曲だけでもいいからさ。
 いまや別に12cmだから売れないとかって事はないと思うんだけどなあ。個人的にはその方が収納が楽なんですわ(^^;。

 「TSUNAMI」はもう説明することもないと思いますけど、いい曲です、はい。
 とくに聴き所はですな、しょっぱなです。この冒頭の音域は、現在の桑田さんの一番おいしいところだと思うんですよ、わたしは。
 これがイントロ無し、演奏無しでいきなりかまされるわけですから、もう参りましたってところですわ。

 カップリングの「通りゃんせ」は、「JAPANEGGAE」以来脈々と続いてきた雅(みやび)ロックですな。
 この曲はほとんどの楽器を桑田佳祐一人で演奏してるそうで。どうりで、へろへろドラムです。

 考えてみるとこれまでの雅ロックは「愛の言霊」にしろ「CRY哀CRY」にしろ、結構作り込んだものが多かったですけど、今回はやたらとざっくり感がありまして、それであの「恐さ」を醸し出してるわけですから、こういった世界観がもう血肉化してるのかなと思うわけです。
 ところで、この雅ロックってなかなか後継者が見あたらないですよねえ。残念なことですよ。まだまだ可能性のある方向性だと思うんだけどなあ。くるりが結構近い匂いをしてるとは思うんですけども。

 しかし、これって絶対酒飲みながら歌入れしたとしか思えないな………。

 あ、あとこの曲はかなり歌詞がいっちゃってるんですけど、「名刹古刹」ってのを歌にのせたところは唸らされやしたよ。

《1月26日(水)》

 今日は映画「シュリ」を見てきたですよ。話題の韓国映画ですね。

 潜入した“北”の工作員を追う韓国の情報部員。破壊工作を止められるか?!っつうお話なんですけど、これがおもろい。

 そりゃ、突っ込もうと思えば突っ込みどころはあるんですけど、それを補って余りあるものがこの映画にはあるんですな。こりゃいい映画ですわ。

 「つがいで無ければ生きていけない魚」ってのが出てくるわけですけど、それは恋人のことであり、北と南のことなんですね。こういったモチーフがしっかりしてるから、きっちり観客にメッセージが伝わりますわね。
 わかっとるかね?>二千年の恋

 主題歌もいい感じでしたわ。ちょっとサントラが欲しかったり。

 しかし、日本映画はこういった映画とれないんですかねえ。聞くところによると、制作費は3億円程度だったそうで、やっぱ映画は金じゃないんだよなあ。

 がんばれシベリア超特急。

《1月27日(木)》

 なんだか、最近よくシングル聴くからってわけでもないんですけど、アルバム1枚を通して聴くのが最近はきつくなってきたんですよね。
 なんか疲れるんですわ。

 どうもいけませんな。てゆうか、別に通して聴く必要はないんだけど、アルバムって聴き始めるとあんまりスキップして聴きたくないんですよね、私。
 CDの意味がないんですけど。

 もっと、柔軟に音楽に接する必要があるな、とぼんやり思う今日この頃。

 とゆーわけで、本日読んだ本の感想。

貫井徳郎『プリズム』(実業之日本社)

◇あらすじ◇
 アパートの一室で小学校教諭が撲殺された。彼女の胃からは睡眠薬が発見される。送られてきたチョコレートの中に睡眠薬が混入されていたらしい。その送り主は同僚の教師だった。
 一体犯人は誰なのか? 事件の真相を解明しようとする人々がいた………

 アントニー・バークリーの名作『毒入りチョコレート事件』に挑んだ実験的作品。


 おー、結構面白かったですわ。

 まあ、後書きにも作者自身が書いてるんですけど、こういった沢山の推論を積み重ねるタイプの作品は、長編としてみたときになかなかラストにカタルシスを持ってくることが出来ないんですよね。
 もちろんそういった推論の積み重ね自体が面白味なんですけどね。

 それをこの作品ではどう処理しているのか? まあ、それはこの作品の趣向ですから、ここでは書きませんが、僕は気に入りましたよ。

 タイトルの「プリズム」があらわしているように、様々な人が事件について調べていくうちに、事件の、登場人物の印象が変わっていくんですよね。
 そういうところをきちっとおさえてはるから、同じ事件の反復でも退屈せずに読めるわけで。

 久しぶりにすっきり楽しめた本格でした。

《1月28日(金)》

 飲み会。

 昨日の話なんですけど、アガシ−サンプラスはすげえ面白い試合でしたねー。こないだ、男子テニスはつまらんと書きましたけど、つつしんで撤回させていただきます。

 さて

 今日のMステは濃い出演者でしたな。ラルクに、椎名林檎に、モー娘、サザン、いえもん、とHEY!!^3やうたばんにわけてやりたいほど豪華なメンツ。
 やっぱ、お笑いトークをしないのが勝因なんでしょうか。

 モー娘の新曲は初日でミリオンいったとか。すんごいですね。
 常々、「モー娘のファン層ってどういう人らなのか、ようわからへん」と思ってたんですが、今日のMステにはようさんファンがでてましたな。ああいう人達がファンなんですね。周りにモー娘ファンがいないもんで、いまいちつかめませんわ。
 てゆうか、誰のファンやったらいるねんちゅう話ですが。aikoファンくらいしかいないか?(^^;

 今回のMステでも林檎姫はすんばらしいですね。ホクロがなければ誰だかわかりません。でも、椎名林檎以外の何者でもないってのがさすがですわ。怖い怖い。
 前回「本能」で出たときは、メロディをきちっとおさえるのに気がいってたせいか、パッション押さえ気味でしたが、今回は迫力満点でしたっす。

 しかし、ラルクの何がイヤかってゆうと、ギターの人がタバコをくわえながら弾いてること。やりたいのはわかるんですけど、曲調と全然あってないからさ。ああいうのは、しぶーいぶるーすめんがやらないとさ。かえってかっこわるいですわ。
 それをやめてくれれば私的に好感度大幅アップなんですけどね。いや、まじで。

 サザンについては………桑田さん喉の調子悪そうだな、と。この人って案外スロースターターだから、一曲だけではしんどそう。
 「TSUNAMI」を歌ってるときに、「この地震による津波の心配はありません」という速報がでたのは狙ってやったことなのか?(こらこら
 あと、やっぱり歌詞間違えちゃうのね(^^;。ま、いつものことですけどね。今回はライヴの時みたいな、カンペはなかったのだろうか?

《1月29日(土)》

 つうわけで、昨日に引き続き音楽番組の感想。今日はポップジャム。

 エレカシの新曲「so many people」は、「ガストロンジャー出したのに、こんな曲もやっちゃうなんていかがなものかですわ☆」とか思ってましたけど、こうやって歌ってるのを聴いてると、なかなかいい感じですな。うむうむ。

 サザンは………桑田さん、今回は明らかに歌詞みながら歌ってんのに、間違えてましたね………。
 とゆうか、ポップジャムで間違えたから、Mステであんなに緊張してはったのか?

 さて

 昨日の話なんですけど、カラオケにいったんですわ。

 しかし、あれですね。最近のカラオケ屋はいろいろありますね。タンバリンとかマラカスとかの貸し出しはよくありますけど、エレキギターやらキーボードまであるんですね。こりゃ、いずれドラムも用意されるんでしょうかね。
 つうか、もうすでにその店にありましたよ>ドラム貸し出し。でも、ベースはなかったわ………。

 それはともかく、マイクスタンドもあったんで、それで歌ってたんですけど、これがええ感じなんですわ。
 やっぱね、なんかこれまでカラオケ行く度に、しっくりけえへんなとひっかかるもんがあったんですけど、それはハンドマイクで歌うことへの違和感だったことに気づきましたよ。

 別にギターとかの楽器持ってなくても、オレはマイクスタンドで歌うのが良いです。なぜか家にマイクスタンドあるし。
 なんかね、ハンドマイクだと手持ち無沙汰じゃない? マイク持ってない方の手がどうも落ち着かないっすよ。

 ハンドマイクといえば、よくヒップホップな人らがやってるような、マイクの頭をぐわしっとつかんで歌ってる人いるじゃないっすか。ドラゴンアッシュみたいな。
 あれダメね。ダメあるね。

 やっぱりタモリ風に持つのが通でしょう。おひるやすみはうきうきうぉっちんぐ〜

《1月30日(日)》

 うーむ、今日はたいして書くことがねえな。

 アガシ優勝おめでとー、くらい。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

ピエール・シニアック『ウサギ料理は殺しの味』(中公文庫)

◇あらすじ◇
 フランスのとある田舎町のレストラン、その食卓に“狩人風ウサギ料理”が供された夜、必ず若い女が殺される。犠牲者のかたわらにはいつも一本の扇が………。
 “食”と“性”に異様な情熱を傾ける町の人々を脅かすこの奇妙な謎、そして信じ難い結末。

 ブラック・ユーモアの利いたクセの強い味は、ミステリーに飽食した読者の舌をも満足させること請け合い。

(カバー扉より)

原題:FEMMES BLAFARDES


 再読。

 いやあ、やっぱおもろいすよ、これ。

 かなりバカ系なんですけどね。「なぜウサギ料理がレストランのメニューにのると、殺人が起こるのか?」というのが眼目なわけなんですけど、まさしく笑撃の結末。
 フランス人の考えることはよーわからんわ。

 残念ながら絶版なんで、古本屋で見かけたら即保護しましょう。

《1月31日(月)》

 シュガーソウルとかと絡んでる、ZEEBRAって何者なんでしょう? ものすごく、かっこ悪いんですが。

 今日はやたら眠いんで、日記はこんだけ。

 そうそう、ビデオ届きましたわ。


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