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《2月11日(金)》

 はー疲れましたよ。日曜大工で。

 実は今日、アレだったんすよ。チケット発売。3/15に珍しく神戸でやるサッカー日本代表戦ですわ。
 こりゃ関西人なら行かねばなるめえってことで、家中の電話かき集めて10:00からReady GO!!だったんですけど、なんか5分くらいであっさり繋がってゲット。しかも携帯から繋がってしまいましたよ。なんだそりゃ。

 私に限らず、今回は割とチケット取りは楽だったみたいですね。やっぱ関西ではサッカー人気は代表戦といえどいまひとつなのか。

 そういえば、Mステでまたもやサザンが「TSUNAMI」を歌ってましたね。またかよー、と思ってたら、モーニング娘さんもまたもや恋ダンですね。恋ダン恋ダン。
 でも、俺も「LOVEマシーン」の方が好きだなぁ。てゆうか、「LOVEマシーン」は傑作! マジで。つんくサイコー。いえーい。ノリノリ。

 で、桑田さんですけども、今回は歌詞を間違えずに歌われて、見てる方がほっとしましたよ。でも一ヶ所すんげぇやばい所があったんだよねえ。よく乗り切ってくれました。やっぱり全国のドサまわりで歌い慣れたんでしょうかね。

 そうそうこないだ観た映画「ナビィの恋」のサントラをレンタルしてきましたよ。いやあ、こりゃええわ〜。はんなり〜。レンタルじゃなくて買っても全然ええわ〜。

《2月12日(土)》

 いやー、今日は色々ありましたわーー。

 なんかね、関東の方からね、友人が来るってんで、こりゃ迎撃しなくちゃだわって日だったんですよ。つっても、OFFとかじゃなく、大学時代の友人なんだけど。

 で、それが昼からだったんで、午前中は映画を見に行ってたっす。『ナビィの恋』っす。そう、今年2度目のナビィですよ。いやー、それくらいこの映画は気に入りましたわ。
 大阪では昨日か今日くらいから、モーニング&レイトショーの上映になってしまったんですけど、これは多くの人に見てほしいなあ。

 朝一にも関わらず、まあ土曜ということもあるでしょうけど、立ち見が出るほどの盛況ぶり。私は座れたけど、もうちと遅ければやばかったわ。
 2回目だと結構いろいろ見えてきますねー。この映画って結構笑いにくるんで見せることが多いから、1回目だとただ笑うだけ、ってかんじなんですよね。でも、2回目だと結末がわかってるからさー、すんげぇ切ないんだ、これが。まじで2回目の方が泣けますわ。

 でも、この映画にゃ一ヶ所どうしても気にいらんところがあるんですよ。普通なら「けっ、ダメ映画」と思うほど気にいらん点なんですけど、それを補って余りあるほどのプラス点があるんだなあ。ああ、めんそーれ〜

 さて、その後、友人達と合流しまして、向かった先は近鉄小劇場。AGAPEstoreの舞台を見に行ったんですわ。AGAPEつっても知らないでしょうけど、松尾貴史とG2がやってるユニットです。

 演目は『超老伝2000』。気○がいの老人が繰り広げるコメディなんですけど、ってこれじゃどんな内容かわからないよね。原作が角川文庫ででてるはずなんで(絶版かも?)興味のある方は見て下さいよ。原作もめちゃ笑えまっせ。著者は中島らも。
 で、ですね、コメディといっても、シチュエーションコメディというよりも、細かい笑いをどんどん積み重ねるって感じなんですけど、これがほとんど私のツボなんですよ。いやー、笑えた。笑い疲れしたのは久しぶりですわ。とにかくすんごいのよ。

 なんか同行した友人達は浮かぬ顔をしていたような気がするけど、わたしゃ満足ですわ。これでしばらくは思い出し笑いのネタに困らないねー。おむつおむつ。

 その後はなぜか通天閣っすよ。夜景が綺麗。閉店(?)までいましたよ。

 夕食は焼肉屋。なんかあやしー店。まぁ、肉がおいしいとか以前に、びっくりしたのが、ここで飲ませてもらった某焼酎。これがめちゃめちゃうまい。いや、まじで、めちゃめちゃうまい。
 一口目はブランデーっぽいかんじがするんだけど、後味がすんごいのよ。すんごいいいのよ。私は焼酎好きなんだけど、これは「焼酎〜? なんか臭いからヤダー」とかいう人にも全然オッケーでしょう。いやー、うまかった。この店一件でかなりの出費だったんだけど、これは十分もと取れましたわ。また行こーっと。
 ちょっと調べてみると、720mlで1万円近くもしやがるみたいで。そりゃおいしいわね。と思ってもっとよく調べると、正規ルートで買えたら3000円しないみたいね。これはちょっと探そう。って無理か。
 ま、この店にはいろいろ焼酎が種類あって私的にはうれしかったっすよ。

 そのあとはなぜかその店でてから合流した友人が一人いるんで、飲み屋っすよ。もうかなり酔っぱらいなのよこっちは。もうなんだかぐちゃぐちゃ。
 つうか、この文章書いてる今も酒抜けきっていないよ。だから、こんなへろへろのだらだらとした文章なのよ。

 あー、明日後悔するんだろうねえ。

《2月13日(日)》

 つうわけで、今日は滋賀の方に行ってきましたよん。梅とか見にね。盆梅。

 お土産とかも買わななー、とか思いながらも地元のスーパーでやってた古本市にふらふらと入っていってしまう私。まぁ、それほどおいしい古本市ではなかったんですけど。

 晩御飯はやっぱ近江牛ってことで。でも、昨日も焼き肉だったんですよね。ま、いっか。やっぱ肉はいいっすよ。
 牛トロ寿司も旨かったっすよ。

《2月14日(月)》

 前にも書いたと思うけど、梅田のぴあの店員は相変わらず、ヤな人です。なんであんなに常に怒ってるのか不思議ですわ。

 さて

 UMGが、CD3枚買うと1枚プレゼントキャンペーンをやってますね。
 こういうやつはもらう方を高いのにするのが鉄則。と思ってカタログをみてみると、スティービー・ワンダーのキーオブライフがありますね。これは前からちょっと手元に欲しかったし、いっとけですね。
 問題は購入する3枚を何にするかですなあ。中古落ちしてなさそうなのをいっとくべきなんですが。

 とりあえず、これまでちゃんと手を出してなかったストーンズあたりから見繕ってみましょうか………。

《2月15日(火)》

 ビックリの寒さ。とにかく突風がすごいじゃありませんか。なんだこりゃ。

 さて

 久しぶりの日記書きですわ。ていっても2日空いただけなんですけど。ちょっち忙しくてね。
 3日空いちゃうと、もう書くのがイヤになるってのは経験上わかってるんで、なんとか今日はがんばってみたよ。あんまり書くこともないんだけどさ(^^;。

 そりゃ無理して続けることはないんだけどね。ほら、まあせっかくだから。極わずかだとはいえ、読んでくれてる人もいるわけだし。
 その人が貴重な時間と電話代を使ってアクセスしてくれるわけだから、やっぱり更新しないと悪いでしょー? その時間&お金に見合うことは何も書いてないのはわかってるんだけどね(^^;。

《2月16日(水)》

 やっぱ、寒いね〜。

 CATVでやってたアンプラグド(MTVのやつね)、ビデオにとっておいたのを見る。アラニス・モリセットと、フィオナ・アップルの分。
 アラニスはさすがのステージですな。だてに売れてないね。それにくらべるとかわいそうかもしれんけど、フィオナ・アップルはまだ舞台慣れしてない感が。それがいいという人もいるんでしょうけど。
 で、このシリーズでビョークも放送してくれるのが個人的にはとってもうれしいっす。わたしゃブートレグでしか聴いてなかったからねぇ。

 とゆーわけで、今日読んだ本の感想。

東野圭吾『白夜行』(集英社)

◇あらすじ◇
 大阪・布施の建設途中のビルの中で他殺死体が見つかった。死体は、質屋の主人、桐原洋介だった。
 壁にぶち当たる捜査陣。しかし、この事件が20年に及ぶ物語の幕開けであることは誰も知らなかった。


 あらすじは適当です。これはあらすじを書くのが難しいですわ。ま、こんなところを読まないで、さっさと書店に行って手に取るべきですよ。

 すげえ小説ですね。どこが「すげえ」のかをここでは書けないですけど。
 ただ「面白かった」かと聞かれると、なんともいえませんね。超絶技巧なのはわかるんだけど、いまいち地味なんですね。まあ、東野圭吾ってもともとそういった作家だとは思うんですが。

 ただ、この手法を思いつき、実際に作品にしてしまう力量には舌を巻きますねえ。ああ、言えないのがもどかしい。

 ラストは鮮やか。これは読む価値あり。

《2月17日(木)》

 寒いですよ。最近の日記、ずっとこればっか。

 こう、パソコンに向かっていてもどうも指先が冷たくてかなわないですわ。部屋に暖房器具はあるんですけどね。でも、冬といったらやっぱこたつでせふ。

 が、私の部屋にはこたつはあるんやけども、こたつ布団がないんだよねえ。
 というか、めんどくさくて出してないのよ。というか、こたつ布団出しても敷くスペースがないのよ。なんやかんやと床にものが散らばってるしさ。こたつの下にもいっぱい置いてるし。

 ま、でもとにかく冬といったらやっぱこたつでせふ。

 冬ならやっぱこたつがないと、ということはだ。「冬ならばこたつがある」ということで、「こたつがあるならば冬である」ということになって、「こたつがなければ冬でない」ということになるんですね。ですね。ですね。ですね。
 んでもって、「冬ならば寒い」つまり「冬でなければ寒くない」のだから、「こたつがなければ冬でない、つまり寒くない」んであって、「こたつがなければ寒くない」というのが結論なんですね。

 つまりこたつがない私の部屋は寒くないんだっ。こたつを出さないと言うのは正解なんですね。納得納得。

 あみ〜ごのいう通り、省エネ省エネ。

《2月18日(金)》

 NHK-BSにて昨年のAAAで桑田佳祐がやった「エリック・クラプトソ公演」をみる。
 当日に一度TVで放送はされてるんだけど、かなりカットされてて、というか数曲しか流れなかったんですけど、今回は要望が多かったのかたっぷり見せてくれましたよ。満足満足。

 で、クラプト「そ」だけあって、めちゃめちゃクラプトンしますよ。笑けるくらい。今や本家でもやらないような濃いナンバー。
 だって、オープニングSEが「FOR YOUR LOVE」なんですぜ。これを笑わずして何を笑えというのか。

 エリック・クラプトンつう人は、「3大ギタリスト」だとか「スローハンド」だとか「ギターの神様」だとか「ブルースマン」とかのイメージでみられやすい人だけど、じつはめちゃめちゃポップなミュージシャンなわけで、それを桑田佳祐がカバーするってんだから楽しいコンサートにならないわけがない。
 実際、TVでみるだけでもええコンサートでしたわ。サザンよりよっぽどいいかもよ。これは私がクラプトンファンだからそう思うのであろうか。いやいや、そんなことはあるまい。

 でもね、クラプトン好きなら、すごいツボ突きまくられの選曲なのよ。ざっと年代順に追っていくという構成なんだけど、やっぱやってる人達がクラプトン好きだからねえ。そりゃファンにはたまらないて。

 自己満足企画か!とおもって行かなかったんだけど(そりゃこのためだけに上京できへんって)、行けばよかったとかちょっと思う2月の空。

 でもほんと、桑田佳祐って人はクラプトンが好きなのね。

《2月19日(土)》

 今日の「やさしい夜遊び」(桑田佳祐がやってるラジオ番組ね)の生歌のコーナー。今回はかっこいいじゃないの。ビートルズのカム・トゥギャザーですか。
 いつもと違ってエレキギターだったからかっこよく思うだけか? 冷静に考えると、普段通りに適当にふざけてやってはるし。
 某aikoの真摯さを見習って欲しいね。

 とゆーわけで、今日読んだ本の感想。

ドナルド・E・ウエストレイク『ジミー・ザ・キッド』(角川文庫)

◇あらすじ◇
 “金輪際口をききたいとも思わなかった”相棒ケルプがまたしてもドートマンダーに“計画”を持ち込んだ。今回はずばり、誘拐。
 リチャード・スタークなる作家の小説を犯行のネタ本にしようというのだ。ケルプ曰く、この本の通りにすれば、子供も殺さず自分たちも捕まらず、大金ががっぽり、つまり大成功という訳らしい。

 呆れた話に聞く耳を持たないドートマンダーだが、恋人メイや、マーチ、マーチの母親は大乗り気。しぶしぶ腰を上げるはめになったのだが、実際には本の通りにいくはずもなく………。

 不運な天才泥棒と小悪党たちが繰り広げるスラプスティック・ミステリー、シリーズ第三弾!

(文庫カバーより)

原題:JIMMY THE KID


 しかしこの厚さ(240ページ)の文庫で解説なし、それでなんで720円もするんじゃ>角川。いやいや、復刊してくれるだけでもありがたい………なわけねえだろ。もともと絶版にしちゃうのが悪いんだよ。こんなおもろいシリーズをさ。

 ただ、今回はこれまでのにくらべると小粒ですかね。
 誘拐のネタ本にされるリチャード・スタークという作家は、ウエストレイク自身の別名なんですな。悪党パーカーシリーズで有名ですね。つまり、自分の作品(悪党パーカーシリーズ)を自分の作品(ドートマンダーシリーズ)でパロってるというややこしい構成なんですね。

 これはメタミステリだ!!

 とはさすがに言いません(^^;。でも、悪党パーカーシリーズを知ってる方が楽しめますね。お約束だけど。

《2月20日(日)》

 いやー、骨折り損な1日。つかれた………。

 しかし、アジアカップ予選。日本−マカオ。これだけ実力差のあるチーム同士だと、いくらAマッチとはいえつまんないねー。
 大勝しても、接戦でも日本の悪いところばっかりが目につくから、精神衛生上悪いわ。

 つうわけで、J-SPORTSにてセリエAを鑑賞。けして上位チームとゆうわけじゃないんだけど、サッカーはやっぱこれくらいリズム感がないとね。

 あー、Jリーグもはやく開幕してほしーなー。ところで、Jリーグは今年もNHK-BS独占放送なのだろうか?


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