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《9月1日(金)》

 ひさしぶりに試写会が当たった。

 いや、それはうれしいんだけど。

 と思ってたら、もう一枚当たった。もちろん違う映画。

 いやいや、それはうれしいんだけど。

 なぜかふたつとも同じ日同じ時間。

 いやん。

 よくみると最近ビョークが雑誌によく露出している。

 「SelmaSongs」発売絡みか。

 もちろん、ダンサー・イン・ザ・ダークが話題の中心。

 ざっとチェックしたところ、SWITCHの写真がいい感じ。

 眉毛繋がってるけど。

 いやん。

《9月2日(土)》

 つうことで、久しぶりの代表戦。サッカー五輪代表壮行試合・日本−クウェート@長居スタジアムに行ってきましたよ。

 結果は周知の通り6-0とずいぶん差の付いたものとなりましたね。もちろんこの結果は大したもんだけど、それ以上に内容に満足。

 前半は0-0だったけど、それなりにいい形はできてたしねえ。後半は言わずもがな。

 中田の調子が今ひとつなのが気になるけども、本番までには戻してくれるでしょー。

《9月3日(日)》

 昼間外に出ると暑いけど、夜なんかはずいぶん過ごしやすくなりもうしたねえ。

 ようやく打楽器が一通り終わって、歌入れ。いやあ、こん時が一番楽しいなあ。

 そういやサザンが11月に「バラッド3」をだすそうですねえ。タイトル通り、バラード集のベスト盤。ちなみに2枚組。バラッド2が1986年だっけ。14年ぶりかあ。

 てっきりこのシリーズは終わったと思ってたんだけどねえ。

 TSUNAMIは収録されるみたいだけど、そうなると次のアルバムにはTSUNAMIは入れないつもりなのかな?

《9月4日(月)》

 久しぶりにギターなどを取り出して弾いてみる。指がうごかん。でもたのし。

 注文してたCDがとどく。割れたりもしてなく一安心。

《9月5日(火)》

 肩こった。

 試写会へ行って来た。「ミュージック・オブ・ハート」。

 会場に到着するとすでに長蛇の列。なもんで、席は2列目になってしまったのでした。おもいっきり見上げる格好で2時間。肩こった。

 映画の内容はかなり直球の「いい話」。あまりにも直球だし、トントン拍子に話が進むんで「ご都合主義だ!」と言いたくなるところやけど、実話なんだから仕方ないのか。実話だからね。

 主演のメリル・ストリープはこの撮影のためにヴァイオリンを猛特訓したそうで、音はさすがに吹き替えだけど、それなりの格好がついてるのはさすが。少々ぎこちないような感じもあるけど、あれだけできりゃ充分でしょう。以上、元オーケストラ人の感想でした。

 あ、そうそう、試写会だから仕方ないんだけど、フィルムチェンジの時に一瞬画像がとぎれるのは心臓に悪いですぞ。

 そういうわけで、本日のサッカー五輪代表壮行試合・日本−モロッコはビデオで見たのでした。

《9月6日(水)》

 ひさびさにSPAMが届く。でも、内容はありきたりなねずみ講。つまんねー。せめて笑わせてくれ。

 aikoの新曲を聴いた。

 うーん、ノーコメント。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

ジェリー・ユルスマン『エリアンダー・Mの犯罪』(文春文庫)

◇あらすじ◇
 父の遺品のなかでひときわ目をひいたタイム・ライフ版『第二次世界大戦史』。この大判の書物の出自を巡り、不思議なミステリーの旅が始まる。

 もう一つの世界の犯罪をさぐる奇想ミステリー・ロマン。

(カバーより抜粋)

原題:ELLEANDER MORNING


 何の気無しに百均棚から拾い上げて、つん読になってた一冊。調べてみると、発刊当時はSF方面でちと話題になったようですね。

 主人公が娼館の主人だったりするんで、そういった濡れ場が多くてちと鼻白む。でも、それが重要な場面だから仕方ないか。

 タイムパラドックスの問題は考えないようにしてるけど、小説としての面白さを取るとしたら、やっぱそこは犠牲になりますね。つうか、考証をきちんとやってるとつまらんのか。ドラマが生まれにくいですね。

 少し気になったのが、『第二次世界大戦史』を読んでる人々が、原爆の話になってもあっさり流すところ。もともと、あちらのそういた書物にはあんまり触れられてないのかしらん。。

《9月7日(木)》

 明日のMステにGO!GO!7188が出るんだってね。

 ドラマ「合い言葉は勇気」。今回は面白かったなー。って、まあクライマックスなんだから当たり前なんだけど。

 ネタ振り部分のだるさを考えると、やっぱり三谷幸喜は連続ドラマには向いてないのかねえ。

《9月8日(金)》

 ジョージアの吉本CMになぜ仲間由紀恵がでてるんだろー?

 GO!GO!7188のチケ先行発売のDMが届く。おっと、東京は渋谷公会堂か。埋まんのかいな。

 で

 ようやく、中村一義「ERA」を購入。

 うーん、凶暴なアルバムだなあ。こんなの聴いたら、TMCあたりでやってる仲間内革命がますます空虚なものになっていくなあ。すごいなー。まいった。

《9月9日(土)》

 中村一義「ERA」。昨日から何度もリピートしてますが、やっぱすごいよなあ。傑作には、こちらの創作意欲を刺激するものと減退させるものがあるけど、これは後者だなあ。こりゃかなわんもん。

 oasisが4thアルバムでやるべきだった、でもできなかったことを、あっさりクリアしちゃってるなあ、とふと思った。こんだけの音楽つくるんだから、あとは売れるだけだよなあ。流行歌を持って欲しいなー。

 さて

 映画「U-571」をみてきた。今日が初日。初日は上映中のトラブル遭遇率が高いんで避けたいところなんだけど、我慢できずに行ってきましたよ。時間もあったし。

 しかし、初日の土曜やのにいまいち客の入りが悪い。満席じゃない。大体8割くらいかな。宣伝が足りないのかなあ。TVでは60セカンズとミュージック・オブ・ハートばっかみるもんね。

 さて、内容。とにかく、おもしろかった。で、疲れた。2時間切る映画なんだけど、エンドクレジットの時なんかすっかりくたびれてたですよ。まさしく、息をするのも忘れるサスペンス。この緊張感はたまんないっす。

 音が頼りの潜水艦ですから、映画でも重要なのは音。そうゆう意味で、やっぱり映画館で見る映画だなあ。大音響はもちろんのこと、静寂、これが大切。静かななかでわずかに艦体がきしむ音。これが息苦しさ全開なのよね。

 でも大作の割に、スケールがどうも小さいのがラストの爽快感にかけるかなあ。局地戦も局地戦だからねえ。でかけりゃいいってもんでもないけど。

 主人公達の目的はドイツ軍から暗号機を奪うことなんだけど、この暗号機の重要性をもっと強調してくれた方がわかりやすかったなあ。そうすりゃ、乗員の命と任務との間の葛藤がもっとよくでたと思うんだけどね。まあ、そこは好き嫌いの面もあるかな。これ以上プレッシャーが強ければ、逆に観客が持たないことも考えられるし。

 でも、おもろい映画だわ。

《9月10日(日)》

 「ゲルニカ」はなんど聴いてもヤバイなー。圧倒。ジュビリー〜ゲルニカ〜グレゴリオの流れがこのアルバムのへそだすな。

 さて

 今日は出石まで行ってきましたよ。日帰りで。とりあえず皿そばを食ってきたよ。ゆうてももう若くないんで、バカみたいには食えんが。20皿食べると記念品くれるらしいけど、全然無理よ。

 で、帰りに豪雨に遭遇。出石から高速に乗るまでの間だったんだけど。すげかったっす。まあ、そん時は 私は運転してなかったから、らくちんだったが。


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