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《6月11日(月)》

 なんだ、あのフジのコンフェデ杯総集編の特番は。

 選手はおろか、トルシエ監督まで引っ張り出しておきながら、あの中途半端な「バラエティ」な作りは一体。。。 雨上がりは好きだけどさあ、ああいう使われ方だと、お互いいい事無いわな〜。

 これなら浅くても「感動をありがとう」路線で突っ走られたほうがまだ良かったわ。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

グレッグ・イーガン『宇宙消失』(創元SF文庫)

◇あらすじ◇
 2034年、地球の夜空から星が消えた。冥王星軌道の倍の大きさをもつ、完璧な暗黒の球体が、一瞬にして太陽系を包みこんだのだ。世界各地をパニックが襲った。球体は<バブル>と呼ばれ、その正体について様々な憶測が乱れ飛んだが、ひとつとして確実なものはない。やがて人々は日常生活をとりもどし、宇宙を失ったまま33年が過ぎた――。

 ある日、元警察官のニックは、匿名の依頼人からの仕事で、警戒厳重な病院から誘拐された若い女性の探索に乗りだした。だがそれが、人類を震撼させる量子論的真実に結びつこうとは……!

(扉より)

原題:QUARANTINE


 というわけで、まったくといっていいほどSFを読み慣れていない私であるため、こんなハードめなSFには苦労させられ。特に序盤はしんどかったなあ。やはり読書には「慣れ」というものは、ある程度必要なんですな。

 しかしこの小説の根底をなす、ある「(おバカな)謎」が徐々にわかり始めてからは、読書スピードもスピードアップ。いやん、くだらない。もちろんいい意味で。

 こういう豪腕なネタこそがやっぱSFの真髄だよなあ、などとはSF超初心者の私には言えないんだけども、ミステリをはじめとするエンタテイメント小説読みとしてはこういうバカネタはうれしいねえ。

 いまいち広げた風呂敷をたたみきれなかった感もあるけど。たたみきれなかったというか、ああそっちにたたんじゃうのね、といった感じ。こういう風に思うのも、SF慣れしてないからかなあ???

 バカネタをおお真面目にやる姿勢といい、全体に流れる「ぎこちなさ」といい、梅原克文なんかを割と思い出す。

《6月12日(火)》

 ようやく、aikoの新曲「ロージー」を聴く。

 一部の(濃い)aikoファンの間では、イマイチ不評なこの曲。というのも、もともとインディーズ時代に発表されていた曲でありまして、それとどうしても比べてしまうわけですな。

 かくいう私もなぜかインディーズ盤は所持しとるわけですが、たしかに今回のバージョンはアレンジが大仰。かといってさほど悪いとも思わず。

 まあ、この曲自体にさほどの思い入れ(aiko自体にというべきか)がないんで、そう思うんだろうけども。

《6月13日(水)》

 本日の驚いたニュース

 いやあ、こんなに堂々と「人」が入ってることを書いちゃっていいんでしょうか。そっち方面のネタは都市伝説にまでなったりしているのというのに。。。

 これが帝国崩壊への第一歩なのか?! んなこたあない。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

ロバート・J・ソウヤー『スタープレックス』(ハヤカワ文庫)

◇あらすじ◇
 探査宇宙船スタープレックス号は地球人とイルカ、六本足のウォルダフード族と統合生命体のイブ族という異星人の乗組員を乗せ、旅立った。建造者も建造目的も不明ながら、瞬間移動を可能にする謎の通路を使って、銀河系のさまざまな未知宙域を探検するのだ。異種族混合の乗組員を率いる宇宙船の指揮官キースが、壮大なる旅路の果てにつきとめた銀河創成の秘密とは……?
(カバーより)

原題:STARPLEX


 こりゃあなんともスタートレック。

 このところSFづいている私でございます。

 宇宙全体の謎と中年男性の悩みを一気に解決する小説です。って、それはだいぶ違うが、ある意味本当。この「中年男性の悩み」部分はイマイチ好きではないけど、SF面での大ネタの連発はいいねえ。スケールがでかい。

 ただ、イルカやウォルダフード族に関してあまりにも一面的な描かれ方なのがちょいとなあ。なんか未来の話なのに類型的。

《6月14日(木)》

 Bjork姉さんの新作アルバムの曲目が発表されましたねえ。8月かあ、いやあ、楽しみなのですよ。

 昨年発売されたセルマソングスは、あくまでも「サントラ」なんで新作の音作りに直結してるわけじゃないらしいんですけども、今回はどういった世界を見せてくれるのでありましょうか。ツアーで日本に来ないかね〜。

 ツアーといえば、ブライアン・ウィルソンの日本公演が決定だそうで。これは9月。いやはや、これも楽しみであります。なんとしてもチケットはゲットする所存であります。しかし、前回のツアーがある種「決定版」なところもあったんで、少し不安もありーの。バンドメンバーの入れ替えはあるのか?!

 以上、本日はMUSIC WATCHネタ2題でございました。

《6月15日(金)》

 なんともごっついメンツですなあ、今年のロックインジャパンフェス

 いい意味でも悪い意味でも、とにかくかき集めたって感じですが。いまいちどういうフェスになるのかよーわからんでっす。

 こんだけのメンツなのに、ミッシェルが不参加ってのは不思議なんだな。

《6月16日(土)》

 マスクマジシャン特番。

 あおりの割にはなんとも地味というか安っぽいつくり。だいたい、明かされるトリックもたいしたもんはなかったしな〜。そこらのネタ本に載ってるようなもんばっか。

 やはり手品は、ちゃんとした演出がないと面白くないということがわかったです。。。

《6月17日(日)》

 ローマ優勝。いや、しかし、あの観客の乱入は選手がかわいそーやね。中田もめっちゃ嫌がってたの〜。

 さてこれで、中田はどこへ移籍するのだろうか。それとも、来シーズンはチャンピオンリーグ要員ということで残留か?!

 移籍といえば、Fマリの川口がプレミア移籍するとかいう話だけど、はたして実現するんでありましょうか。。。

《6月18日(月)》

 ファミマのCMはダメだと思う。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

小野不由美『黒祠の島』(ノンノベルス)

◇あらすじ◇
 その島は風車と風鈴に溢れ、余所者には誰も本当のことを話さなかった――作家葛木志保が自宅の鍵を預け失踪した。パートナーの式部剛は、過去を切り捨てたような彼女の履歴を辿り、「夜叉島」という名前に行き着いた。だが、島は明治以来の国家神道から外れた「黒祠の島」だった…。そして、嵐の夜、神社の樹に逆さ磔にされた全裸女性死体が発見されていた…。島民の白い眼と非協力の下、浮上する因習に満ちた孤島連続殺人の真相とは?
(カバーより)


 『屍鬼』などとも共通する「因習にとらわれた共同体」が舞台。さすがにそういったあたりは自家薬籠中。となると注目は「本格ミステリ」部分へと向かうわけですが。

 いわゆるネタとしては、さほど目新しくないんだけど、「探偵役」の造形なんかは面白いっすね。ああいうことをしたいがために、この設定を作ったんでしょうか?

 全体的にものすごく淡々と、そりゃもうある種御都合主義的に物事が進んで行くのは、ちょっと残念。ボリューム的にしかたないのかなあ。ってまあ『屍鬼』ほど書きこまれても読むのが大変なんだけども。

《6月19日(火)》

 いやあ、じめじめと暑いですの〜。

 しかし、稲本は本当にアトレティコに行くのだろうか?

《6月20日(水)》

 DVD『M:I-2』の応募者全員プレの『ミッションインポシブル』がようやく届く。いやあ、このままずっと来ないかと思ったよ。一安心。って、いつ観れるかわからんのだが。

 とゆーわけで、最近読んだ本の感想。

森博嗣『数奇にして模型』(講談社ノベルス)

◇あらすじ◇
 那古野市内で開催された模型交換会で、モデルの首無し死体が発見された。死体と共に密室の中で昏倒していたのは、大学院生、寺林高司。彼には同じ頃に起きた女子大学院生の絞殺事件の容疑もかけられていた。もう一つの事件も、死体が見つかったのは「密室」の中。犀川創平、西之園萌絵の師弟が事件の謎に挑む!
(カバーより)


 一年半ぶりの森博嗣。犀川&萌絵シリーズが文庫本で完結してしまう前にノベルスで読んでしまおうと、、積ん読本の山に埋もれていたのを引っ張り出してきたのであります。

 トリックであるとか、論理であるとか、そういうのはもはやどうでもいいんでしょうなあ。だいたい、理系な森せんせからしたら、ミステリの「論理」なんて論理じゃないだろうし。

 異常と普通の差異であるとか、自分と他人の差異であるとか、そういった面に関する記述なんかは面白いすね。この作家らしくて。

 あともうひとつの大きな柱、キャラ萌え路線はここまでいくと笑えて良いですな。萌絵のコスプレもありーのでサービス満点。


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