《8月1日(水)》
本日は映画サービスデーというわけで\1000也。安い事はいい事だ、つうことで『猿の惑星』を鑑賞。
18:55からの回だったわけですけども、\1000だからなのか話題作だからなのか満席。客の年齢層がわりと高めなのはさすがに『猿の惑星』といったところでありましょうか。
あちこちで酷評をやたらときくこの作品だけども、「ティム・バートン作品」ということを忘れて、「夏の話題作!」という事も忘れて、B級映画に対する心構えでみれば結構面白いなり。笑いどころも多いし。
とはいえ、バートンっぽさがあまり感じられなかったのは残念至極。かすかに感じられるんだけども、スリーピーホロウなんかを期待すると肩透かし。あ、マーズ・アタックを期待すると良い感じかも。
笑っちゃうくらい人間側のキャラを描かないのはバートンっぽさっていえるのかなあ?? 異形への愛情つうのがある御仁であるのは確かなんだけども、ああいう設定だとまっとうな感性を持っているクリエーターなら、そりゃ猿を描きたくなりますわな。
特殊メイクはすげーの一言。めっきり「猿」っす。ただ「猿」過ぎて、なんつうか日光猿軍団のショーをみてるような違和感がありあり。もうちょっと猿人目にした方が良かったのでは。あえてそのギャップを狙ったんでしょうが。
《8月2日(木)》
なぜか本日はエラー頻発。
さて、ビョークのニューシングルが昨日めでたく発売。DVDシングルを買ってまいりましたよ。
CDシングルと収録曲は同じなんですが、DVDではタイトルトラックの「hidden place」のPVがみられるわけでございます。
早速、拝聴。
うう、かっこええ。姉さん、これからもおいらはあんたについていきまっせ!
と、勢い込んでみたものの、さらっと聴いただけの現時点では、「hidden place」はよくわからなかったのであります。メロがはっきりしてない曲だかんねえ。カップリングの方が耳にのこるんだなあ。
ていうか、どうしてもPVの「鼻水」に目がいってしまって、曲にまで注意がまわらんのだったった。
《8月3日(金)》
ぐはっ、しまった。ルパン三世のTVSPを見逃してしまったっ。これまでのTVSP、一度も落としてなかったのにぃ。一生の不覚だ。憂鬱だ。
大げさな。
《8月4日(土)》
帰りの電車で向かいに座ってたおばちゃんがガサゴソとふくろから取り出したうちわには、木村拓哉の写真が。おお、これが噂のジャニーズうちわでございますか。実物ははじめて拝見。
よくみると smap なんてロゴの入ったグッズを大量に抱えてはって、どうも今日は大阪でSMAPのコンサートがあったようね。
一度くらいはSMAPのコンサートというものに行ってみたいものではありますが、一般人が取れるようなチケットではないんでしょうなあ。
《8月5日(日)》
昨日の話でござんすが、映画『ジュラシック・パークIII』をみてきましたよ。
この手の映画はタイミングを逃すと結局見に行かなくなっちゃうことも多いわけで、エイヤっと公開日の昨日に劇場へ。さすがに混み混み。
90分という昨今の大作志向からすると非常に短い映画なんですが、このコンパクトさがかえって映画としてのまとまり、勢いにプラス。
「あっけない」「内容がない」なんて批判もあるようですけども、このシリーズは前作の『ロストワールド』で完全に行き詰まりを見せてたわけで、コンパクトな「モンスターパニック映画」としてある種割り切った映画づくりは正解かと。とにかくおもろい。次から次へとハラハラドキドキ。USJ行きてえ。
監督がジョージョンストンだからといって『遠い空の向こうに』のような熱い親子ドラマを期待する向きはないとは思うけど、勘所ではきっちりツボを押さえた演出をしてくれていて、素晴らしい「娯楽映画」でありましたことよ。
《8月6日(月)》
情報に 振りまわされて 2001
《8月7日(火)》
昨夜NHK-BSで実写版の『あしたのジョー』が放送されておりました。「マンガ夜話」からの流れでみていたのだけど、これが予想外におもろかった。
製作は1970年。日活であります。というとこからわかるように、この『あしたのジョー』は陽気な無国籍風アクションになってたんですな。やっぱこの時期の邦画は意味不明なイキオイがあっていいねえ。
ジョーと丹下段平との出会いから力石の死までを一気に見せるため、息つく間もないほどのスピィーディーな展開。なぜか突然画面に赤や青の影がかかるサイケな演出。擬音のみ(画面に文字が!)で表現される乱闘シーン。そして、シニカルなラスト。おもしれー。
まあ、トンデモ系ではあるんだが、結構見れたなあ。まさに「隠れた怪作」でありましたことよ。
《8月8日(水)》
中田どうこう以前に、パルマはどうにもいけませんな。まあ、まだこの時期だからというエクスキューズもあろうかとおもわれるけど、、、、、どうなんだろうねえ。
リールの試合をちゃんとみるのは、多分はじめてだけど、なかなかよさげなチームだ。パルマが悪かったから余計そう見えたのかもしれんけど。
《8月9日(木)》
平勢隆郎『よみがえる文字と呪術の帝国 古代殷周王朝の素顔』(中公新書)読了。
たいそうな煽り文句とうらはらに、内容はこまかい年代矛盾を整合するというのが大部分。そりゃ、そういったこまかい積み重ねが大事だろうし、年号の見方によって資料の読み取り方も変わるんでしょー。でもシロウトにとっちゃそんな1、2年のちがいなんてあんまり面白く無いんだなあ。期待してたのとはちと違った。
そういう意味では後半になって文化・慣習的な側面を語りはじめてちょっと面白くなったけども。
ただ、どうなんでしょ。語り口とか全体的な雰囲気が「トンデモ」な感触を受けるんだけど。
《8月10日(金)》
今年の高校野球は良く点が入るなあ。