現在の湯零し草庵をみる?
昔の湯零し草庵を見る?
音楽取調掛亭に戻る

《8月15日(土)》

 PEARLのライヴを見に神戸チキンジョージへ。

 その前に梅田に寄って、天野喜孝描くグインサーガの原画展を見に行く。招待状が来てたから行っただけという説もある(^^;。
 でも、やっぱこの人の絵はいいねぇ。最近グインの絵は違う人に変わったけど、あたしゃやっぱこの人の方が好きだなぁ。

 で、PEARL。先週、先々週とでかい会場でのライヴが続いてただけあって、ライヴハウスが随分新鮮に感じられる。
 ライヴは面白かったっす。外人勢2人(ベースとドラム)がやたらとフレンドリーなのが印象的である。で、このドラムのおっちゃんがめちゃウマ。さすが伝説の男ぢゃ(^^;。ドラムソロは感動すら覚えたね。
 田村直美(SHO-TAって言うのか、PEARLの時は)は生で聴いても歌はやっぱ上手いねー。まぁ、メンバーみんなお上手なバンドなんだがテクに走ってないってのがよし。
 しかし、観客に指ぱっちん(フィンガークラッピングっつうんだっけ?)を要求するんだが、みんな鳴らないんだこれが(笑)。私もそうなんだが。汗で滑るんだよねー。普段なら鳴るんだけども。

 アンコールでの演出も含めてなんだかアットホームな雰囲気のライヴでした。それもこれも外人勢のせいなのか?!

《8月16日(日)》

 何をするということもなくだらっとすごす。久しぶりに車で高速道路にのる。合流はやっぱイヤじゃぁ。

《8月17日(月)》

 眼科に行く。うーん、医者に行く事自体めちゃ久しぶりじゃのぉ。

 そういや、PUFFYの新シングルの作曲が元ジェリーフィッシュのアンディとかいう噂を聞いたんだが、ホントかね?

 クロスビートの9月号をようやく読む。
 おー、フジロックの写真じゃ〜ん。この中のどこかにわしもいたんだなぁ。しみじみ。

 イアンのインタビューを読むと・・・・・むむむ、日本でライブがあるのか?!

《8月18日(火)》

 帰宅。

 今日買ったCD。

MANSUN「レガシィEP」
 もうすぐ発売のアルバムからの先行シングル。つうかミニアルバムか。
 何といっていいやらよくわからんタイトルトラックである。独特な浮遊感があるんだよなぁ。そのせいか6分という長尺曲なんだけど、つるっと聴けちゃう。
 かといって引っかかりが無い訳じゃなく、胸の中にもやもやとした物が残るんだな。でも、それは不快じゃなく心地よいんだ(意味不明)。
 夏の夜に聴くにはいいかもしんない。
 「WIDE OPEN SPACE」のREMIXはちょっちいまいちだな。

 なんにせよアルバムには大期待、と。

《8月19日(水)》

 今日も今日とて暑いぞー。むきー。

 29日にあるJUDY AND MARYのチケットを郵便局まで取りに行く。
 で、早速開封。なにー、スタンドー?! うーん、まいったね、こりゃ。考えられるだけの悪態を10秒ほど吐く。で、取れただけラッキーとあっさり思い直す。
 こうあっさり思い直せる辺り、ファン度が下がっているのか?!

 しかし、久しぶりの「見下ろす」ライヴじゃのぉ。

 で、その帰りに本屋によって『夏と冬の奏鳴曲』を購入。ようやく文庫になったのね。実は麻耶雄嵩って『翼ある闇』しか読んでないんだよねえ。あれで投げちゃったのでした。
 でも、まぁせっかく文庫になったことだし、これを機会にまた読んでみっか、って感じ。

《8月20日(木)》

 夜はずいぶんと過ごしやすくなったと思わんかねぇ、君ぃ!

 しかし、あのものまね大賞ってのは、異常なまでにつまらんね。いつまでやってんだか。

 自転車を直す。

 るなつぅ、くりあ。つかれたべ。

《8月21日(金)》

 奈良にゆく。

 といっても前もって予定してたわけじゃなく、いわゆる衝動旅って奴じゃね。たまたま電車で奈良を通る用事があって、なんとなく途中下車して、なんとなくバスに乗ってしまったのであった。バスに乗ってから目的地を決めるという適当な旅。
 しかし、JRの奈良駅の駅前って何もないんじゃな。ちょっと離れたところの私鉄の奈良駅の辺りは結構繁華街なんだけどなぁ。
 ここらへんは京都の駅前と同じ構造じゃの。

 んでもってバスに揺られて行った先が、東大寺。うわー、べたべたじゃん。
 昔には何度か行った記憶があるのだが、結構久しぶりな感じ。しかし相変わらずの鹿である。おみやげ屋の軒先にまで鹿がいる図はなかなかにシュールだと思われる。
 共存共栄。

 東大寺には行ったんだが、大仏は見なかった。理由:お金がいるから。
 かわりに正倉院を外から眺めてました。理由:ただだから。

 んでもって、人があんまりいない裏道をだらだらと散歩。その後、近くの博物館でやってたブッダ展とかいうものを見にゆく。お金がいったけどね。
 で、この展覧会がなかなかに楽しかったぞ。世界各地の仏像が年代順に並べられているのだが、やはり国、時代によって結構仏像の姿って変わるもんなんだ。パキスタンなんかの仏像って結構かっこよかったり。
 勉強になったこと。もともとは仏陀ていうもんは像はなかったらしいねぇ。太陽とか、樹とかで象徴的にあらわしていたらしいのぉ。で、それがローマあたりの文化と融合されていわゆる仏像が生まれたそうで。

 教科書とかにも載ってる十二神将像(薬師寺のやつか?)ってのも展示されてたんだが、これって一体一体が干支にぞれぞれ対応してるんだってねぇ。知らんかったぞぃ。
 で、その動物をかたどった像が頭の上についてるんじゃが、それが妙にかわいいのである。そこらのUFOキャッチャーの景品の人形のような、ぷりち〜さなのである。で、像本体の顔はすんごい憤怒の表情って感じなので、ギャップがめちゃありすぎ。これは必見じゃぞ。仏教に対するイメージが変わりますな。

 ちなみにこの展覧会のページはここね。

《8月22日(土)》

 腹へったぁ。日記なんか書いてる場合じゃねぇ。

 今日はサッカーに行ってきたぞ。16人参加という珍しく大人数でのプレイ。やっぱ人数多いと結構おもろいわな。
 しかし、暑いことは暑いんだが、一時にくらべると随分過ごしやすくなったもんだね。夏は遠くなりにけり。

 その後は恒例の回転寿司へ。恒例? 今日行ったとこはすいてて良し。

 でも、明日も別のとこで朝からサッカーやる予定があるんだよなぁ。こりゃ体力がもたんかも・・・・。足つりたくねぇぞ。でもやっぱりつるのか?! 続報を待て!!

《8月23日(日)》

 昨日に引き続き、サッカー。というかフットサル。

 もともと数チームでのリーグ戦みたいなのを予定してたんだけど、キャンセルが相次ぎ、結局うちのチームともうひとチームの2チームで延々やることになってしまったのだった。
 このフットサルは普段やってる(昨日やった)チームではなく、なかば助っ人的に参加してるところなんだが、私なんかでも助っ人になれるというところからも実力は推して知るべし。

 つうことで相手チームもそれほど強くない普通クラスのチームだったんだけど、結果はぼろ負け。一本パスが通ってもその次がことごとくカットされるという、非常にストレスのたまる展開で延々と続いたのでした。
 まぁ、ほとんど素人の人達だからしゃあないんだけどねぇ。でも、おかげで無理して頑張っちゃうもんだから、肉離れ(笑。
 でも、みんないい人達やし。楽しけりゃいいか、ってかんじ。

 その後梅田で買い物してたんだけど、ちょうどいい時間だったので映画「TAXI」を見る。

 で、これがおもろいんだ。非常に肩の力の抜けたというか、脱力しすぎて肩の関節が外れるような作品なんだけど、それがまたいいんだね。といっても撮影はかなりハードだったとは思うんだが。

 内容を説明すると、スピード狂のタクシードライバーがまぬけな刑事と協力して強盗団を捕まえる、とただそれだけのお話。
 ハリウッドとはひと味違ったカースタントにベッタベタのギャグが挟まるという、いってみりゃめちゃくだらない映画(褒め言葉)。サッカーやって疲れてる身体にはこれくらいがちょうどいい。

 ルパン3世とナイトライダーが好きな人には超お薦め。

 そういや、この映画館で西川のりおも見てました。普通のオッサンでした。

《8月24日(月)》

 2日続けての運動はやはりきつかった。

 やはり筋肉痛。一回休み。

《8月25日(火)》

 どうもまだ足が痛いんだよなぁ。

 買い物。でも目的のブツは買わず。

 そういや昨日からBSマンガ夜話始まってたんだったな。しかし、今回のラインナップは濃くないか? 「北斗の拳」「バビル二世」「エロイカより愛を込めて」「悪魔くん千年王国」・・・・うーん、濃い。

 今回はアシスタントは浜家有文子だったんだけど、ようやくまともなアシスタントに巡り会えたね、この番組は。今までの人達ってアシスタントとは名ばかりで、司会の人のアシストを受けてる人がほとんど。ファックスでちょっと難しい漢字が出てきたらそれでおもいっきりつまるんだもんなぁ。それもめっちゃむずい字ならともかく、それぐらい普通読めよーって字だもんなぁ。
 それにマンガの話の話題を振られてもとんちんかんな返答だし。浜家さんは頭回る人みたいで、急に振られても場の流れはわかってたし、「ただのマンガ好き」っていうポジションもどうも狙ってやってるくさいし(視聴者のこと考えてるってことね)。

 つうわけでべた褒めの私でした。

 今日買ったCD。

MANSUN「SIX」
 うーん、これは何と言っていいのやら。はっきりいって'変'なアルバムだ。そして同時に凄いアルバムでもある。
 後の時代に振り返って「98年といやSIXがでた年だよなぁ」といわれるかもしれない。
 はっきりいって化け物アルバムだな。これは文字通りの「化け物」でもある。これはロックというものを一つ総括したと言っても過言ではないのだろうか。でも、もっと聴き込まないと真の姿は見えてこなさそう。長いし。
 プログレ風の激しい展開を見せるが決して身体性を失っていないあたりが、好きだぞっ。
 好き嫌いは別にして、今年のベストに入れるべきだな。一家に一枚。

<<<前       次>>>