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《8月前半》

 8月前半などというくくりでは日記ではないな。最後に書いたのが7月の19日のこと。もう一ヶ月近く前になる。
 随分長い穴だ。書くことがなかったというわけではなく、ありすぎるほどにあったんだが、なんか書くのがめんどくさくなってしまった。
 このひと月の間にホームページをやめてしまおうかどうか考えていた。だが、まぁせっかくあるものを消すことはないし、残しとくんなら日記くらい書くか、というなんだか矛盾した論理で日記を再開することにする。

 で、8月前半に何があったか?

 7月の末から東京に向けて出発。青春18切符利用。これはフジロックフェスティバルに参加するためである。東京の友人宅に3泊させてもらう。その節はどうもアリガトー>友人。
 で、フジロックがどうだったかというと、これは行ってホントに良かったと思う。知らないバンドも結構いたのだがどれも十分楽しめた。会場の雰囲気もいいねぇ。ロックが流れる中をだらだらと過ごせるのは非常に気持ちよかったぞい。1日目の粘土化した泥も大変だったけど、2日目の暑さには参ったね。めちゃ焼けちゃったよ。皮膚ガンが心配だぁ。
 個人的によかったのはビョーク、イアンブラウン、ゴールディ、シナロケといったあたりか。特にビョークは神がかっていたと言ってもいいほど、他のアーティストとは異質なステージをやっていたように思う。ただただ圧倒されまちた。金縛り。
 イアンでは泣きました。そこにイアンがいるだけで・・・・。おかえりなさい。
 2日目は会場でモントローズアベニューのメンバーと遭遇。記念写真。ビッグになれよぉ>モントローズ。
 その反面いまいちだったのは・・・・・HOTEIとブランキー。ファンの人ゴメンよぉ。俺にはあわないよー。

 で、3日に帰ってきて、続いて9日にサザンのライヴを見に浜名湖畔の渚園までゆく。ツアーバス利用。まず人の多さにびびる。2日間で10万人動員らしい。これってフジロックより規模がでかいじゃん(^^;。いいのか?
 で、午後2時頃に着いて、開演まで延々待つ。まー、フジロックで慣れた分それほど暑さも気にならない。嘘。やっぱり暑いぞー。で、5時半に開演・・・・。
 よかった。長かった。疲れた・・・。約3時間半のステージは見てるほうも疲れまちた。しかし、近年、いや僕が見たことのあるサザンのライヴの中でも屈指の出来だったのではないだろうか? 4年前のホタルカルフォルニアの教訓を生かしたのか、演出面も随分と練られていたように思う。
 でも、やっぱりとどめを刺されたのは歌だ。アンコールで演奏された「いとしのエリー」と「旅姿六人衆」。これにはとどめを刺された。
 生では久しぶりに聴いたエリーだが、これがすさまじかったんだ。今さらエリー?なんて向きもあるようだが、この時のエリーは確かに生きていた。あの場にいた人間で心を動かされなかった人がいたらお友達にはなりたくない。
 規制退場や後方の客の問題などがあったようだけど、懲りずにまたいつかこういう大規模なイベントもやって欲しいもんだ。いや、小さな小屋でもやって欲しいけどね。

 はー、書くの疲れた。この後はお盆なので実家に帰る。以上。


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