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《9月1日(火)》

 rockin'on10月号を購入。うーん、あの楽しかったフジロックを思い出すぜ。

 で、これに載ってたBECKとBjorkの対談は良かったなぁ。90年代にいきる僕たちには必読の書!(それは言い過ぎ)

《9月2日(水)》

 友人宅で飲み会。

 というのは真っ赤な嘘で、正確には料理会である。なぜか男2人で手料理を作る集まりなのでちた。食べるのは女性(そりゃ俺らも食うけどさぁ)。うーん、これぞ、男女差別撤廃の第一歩だね(嘘。

 まぁなんやかやと作ったのだが、今回私は初めてイカというものをさばく。
 こんなにめんどくさいものだったのか・・・。皮むくのに異常に手間取るじゃん。もう、二度としねぇ。

《9月3日(木)》

 某サザン系のML方面な方々とオフ会。

 昼間は京都で細々とした、しかし重要な用事を済ます。んで、意気揚々と大阪に向かって出発。

 やっぱ、初めてのオフ会ってのは緊張しますな。でも、皆さんフレンドリーな人だったんで すぐになごむ。

 関東から来てた人もいたので記念と言うことでお好み焼きを食いに行く。あー、お好み焼きを食うなんて久しぶりだぞー(^^;。
 その後はカラオケ。とりあえず、3時間半歌う。へたる(^^;。
 ここで時刻は23:30。そろそろ終電が気になる私。しかし、周りの陰謀で(自分で望んだという説もあり)帰らなかったのでありました。

 えーい、こうなったら始発までやったるぞー、ということでさっき行ったカラオケ屋に再び入る一同(^^;。そして延々歌う・・・・。サザンオンリー・・・・。でも、全曲制覇は出来ず・・・・

 はー、疲れた・・・・・。解散は朝の5時過ぎでした。終盤はみんなねむねむでかなり意味不明な感じだったのじゃ。喉も痛いし・・・・。つーか、ねみーよ。
 これからオフ会に行く時は睡眠を十分とっておこうと、朝日に向かって決意した私でした。

《9月4日(金)》

 爆睡。そりゃそうや。

《9月5日(土)》

 久しぶりにTVでサッカー三昧。

 しかし、川崎はもう重傷やね。これからどうするんやろ。まさか2部落ち? そうなったら読売さんはチーム解散するかもね。もしくは新リーグ設立か?(笑い・・・事じゃないな(^^;)

 ビデオを借りに行く。

《9月6日(日)》

 黒澤監督が亡くなった。

 いやー、速報で見たときは驚いたね。まぁ、もう年だったから不思議ではないといや不思議ではなかったんだけどねぇ。
 黒澤作品は割と見てたつもりだけど、いろんなメディアに出てた作品リストを見ると結構見てないんだよねぇ。これからぼちぼち見ていくかぁ。
 って考える人は多いんだろうねえ(^^;。

 そういや、なぜか「夢」だけはLDで持ってるんだった(^^;。

《9月7日(月)》

 NHKBSで急遽放送された「乱」を見る。

 昔に見たような記憶もあるけど、やっぱいい作品ですわな。金がいかにもかかってるって映画だけど、最近の日本映画とは違って正しいところに金は使ってる感じだし、それだけの映像に負けない太い脚本も日本離れしてますなぁ。

 もちろん金かけりゃあいいってもんじゃないのは当然だけど、こういう大作が年に1本は出てほしいよなぁ>日本映画界。

 しかし、ラストシーンの独白は急に説教臭くなっちゃっててちょっとアレだな。まぁ、黒澤らしいっちゃあ、らしいんだけど。

《9月8日(火)》

 最近すっかり昼夜が逆転してしまってるワタシ。ベランダに出て朝日を拝みながら音楽を聴く。うーん、贅沢だなぁ。早起きじゃないところが不健康だけど。

 そういや某ACOのツアーが決まったとか。チケット取るの忘れないようにしないとなー。ってよく見ると大阪でのライブの日は俺の誕生日じゃん(^^;。

 で、朝にマグワイアのホームランを見ながら読んだ本。

麻耶雄嵩『夏と冬の奏鳴曲』(講談社文庫)

◇あらすじ◇
 首なし死体が発見されたのは、雪が降り積もった夏の朝だった! 20年前に死んだはずの美少女、和音の影が全てを支配する不思議な和音島。なにもかもがミステリアスな孤島で起きた惨劇の真相とは? メルカトル鮎の一言が全てを解決する。新本格長編ミステリーの世界に、また一つ驚愕の名作が誕生!(カバー裏より)


 これこそまさに読まず嫌いってやつなのね。

 いやー、かなり今さらって感じだけど、面白いじゃん、これ。1作目の『翼ある闇』の余りのくだらなさにこの作者の作品は読んでなかったんだけど、これはおもちろかった。

 少々中盤はだれるかなって感じだけど、終盤の怒濤の展開はまさしくめくるめくカタルシス。かなりいろんな事がほったらかしにされてるんで刊行当時は論争があったみたいだけど、この結末がやっぱいいんじゃない? この宙ぶらりん加減が僕は好きだなー。

 それに読んでる最中のなんつうか何かかが起こるというドキドキ感は昨今忘れかけてたものかもねぇ。これぞミステリ。しかしこの構造的な悲劇はやっぱり黙示録? いや、悲劇ではないのか。

 しかし、おみそれいたしました。こんな「神」の物語を自分とそう歳のかわらん人間が書くとはねぇ。
 今『翼ある闇』を再読すれば、結構印象も変わるのかしらん。暇なときにでも読んでみるか。それに、この人の他の作品も読まなきゃ。

《9月9日(水)》

 TVでナインティナインのライブを見る。

 いやー、これがつまらんのだ(^^;。ちょっとは期待してたワタシが馬鹿だったか?
 まぁ、めちゃイケでのコントを見れば、彼らのいわゆる「ネタ」がたいしておもんないのはわかってたけども、こういうソロでのちゃんとしたライブでしっかり見せられると、やっぱ苦しいねぇ。

 彼らは結局はテレビ芸人なのかねぇ。いや、それが悪いって事はないんだけど、ネタもきっちり見せて欲しいなぁなんて思う今日この頃。


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