《9月21日(月)》
雨が降ったりやんだり。ちょうど外を歩いてる間は雨がやんでる時ばかりだったので、持ち歩いてた傘を開くことは結局無かった。なんか、得したのか損したのか微妙な感じ。
サンプドリア−ペルージャをTVで見る。
うーん、やっぱりあのチームじゃあなかなか大変ねぇ。なんか、前節の結果に気をよくしたのかどうかしらんけど、無理からな攻めやもんねぇ。引き分けられたのはラッキーとしかいえんでそー。
今後どれくらい修正していけるんでしょうか? やっぱ、がんばってほしいよなぁ。
人狼城の最終巻を買いに行く。まだ2部の途中までしか進んでないんだけど。とりあえず店頭に並んでいるのを確認して、先に横の店で夕飯を食う。
この油断がいけなかった。30分ほど後に再び本屋に行くも、もう人狼城は売れてしまっていたのでした。うーん、ショック。って、新刊だからどっか別の本屋に行けば余裕であるんだけど。
つうことで、しかたなく宴の始末を買ったのでした。しかしめちゃ売れてるみたいね、宴の始末。昼間に10冊くらいどーんと積んでたのに、夕方にはもうすっかり無くなってるんだもんなぁ。まあ、ベストセラーってやつはもっとがんがん売れるもんなんかねー。
でも読むのは人狼城が終わってからやね。
「人狼城の恐怖/第2部・フランス編」現在 P.386 まで読了。
ようやく事件らしい事件が発生。やっとかぁ。もう残り3分の1位の所なのにねぇ。解決編がないから出来る芸当だろうなぁ。こっからは第1部と同じように怒濤の展開が待っているのだろうか?
しかし、あの幻影の死体は双子の家トリックなんかな? ドイツの方の旅との共通項も気になるところだ。どっちの城の主人も同一人物? しかしそうすると事件を起こす狙いがよくわからん。もみ消すにしても旅行客全てが行方不明ってのは不自然すぎるしなぁ。
でも、<人狼>のネタは西澤保彦な感じだな(^^;。つうことで頭のモードは本格というよりもそっち系にシフトチェンジ。
《9月22日(火)》
台風だわ。いやだわ。
部屋から出られないぞ。雨戸がないから窓ガラスが割れないか、ちょっち心配だぞ。
で、夜。台風が過ぎた後のすがすがしい街を歩いてたんだが、ちらほらと台風の影響が。木の葉がめちゃめちゃ散らばってるし。飯屋が結構しまってるし。
で、とうとう読み終えた、フランス編。
- 二階堂黎人『人狼城の恐怖 第2部 フランス編』(講談社ノベルス)
- ◇あらすじ◇
独仏国境の峻嶮山岳地帯に屹立する2つの古城。フランス側の「青の狼城」でも、凄惨極まりない殺戮事件が起きた。ナチスが遺した「星気体兵団」の亡霊を追って古城に踏み入った「アルザス独立サロン」のメンバーが残した日記には、驚愕の事実が記されていた!
すべての謎、そして事件解決の手がかりはすべて読者に提示された。「第1部」「第2部」どちらから読みはじめてもかまわない。「完結編」を待たずに、あなたは真相にたどりつくことができるか!?(カバー裏より)
「人狼城の恐怖/第2部・フランス編」読了。ふぅ。
あらすじのところにも書かれてるように、事件解決の手がかりは提示されてるそうだけど、さっぱりわからん。
ドイツ編との事件は当然密接、つうか2つで1つの事件だろうね。つまり時間軸に沿って2つの事件を並べれば何か見えて来るんだろうけど、めんどくさいのでやりません(^^;。
で、「フランス編」単体での感想としては、ちょっと退屈だな。「ドイツ編」と構成やら事件の流れがほぼ共通してるもんだから先の展開が読めちゃうんだ。
これはまあこの小説の構造上仕方がないんだろうけど。だから例えばこれが2部に別れて無く1冊の本だったら、かなりストレスがたまったかもなぁ。
って俺は通して読んでるから、1冊といっしょなんだけど(笑。
さて、しかしこの大風呂敷をどうやってたたむんでしょうかね。興味津々。
《9月23日(水)》
休日。
ロビンウィリアムズ主演の「ジャック」を見る。
4倍早く成長するジャック。10歳にして、見た目は40歳。つう内容の映画(わかんねー)。
うーん、不覚にも泣いてしまったぞ。最後のジャックの演説なんて、狙ってんのはわかるけどなけるんだよなー。
こういう映画を見て感動するということは、やっぱ年取ったということなんだろうかね。高校生の頃なら感動しなかっただろうなぁ。
人狼城一気読み企画、今日はお休み。さすがにあんだけの長さのを読み続けるのはしんどい(^^;。
《9月24日(木)》
鶏カツ丼。
人狼城は第3部に突入。
「人狼城の恐怖/第3部・探偵編」現在第5章(P.144)まで読了。
このシリーズも残すところ、あと2巻。
なるほどこうして蘭子が登場するのね。今までの蘭子シリーズの登場人物がかなり登場しますな。やっぱ今までの事件を踏まえてないとおもしろさも半減(そこまではないか(^^;)。
とかいいつつ、もう内容はかなり忘れてるんだけど(笑。
森博嗣の小説に出てくる西園寺萌絵と並んで、蘭子は私的には2大嫌いな探偵キャラだったりするわけで、はやくもストレスがたまってきています。なら読むなって(^^;。
でも、このシリーズって全部読んでるんだよなぁ。
《9月25日(金)》
相変わらず、雨じゃぁ。雨、雨、雨。
遅ればせながら、雑誌「Boon」に掲載されている桑田佳祐のインタビューを読む。このところの他の記事でも触れられているように、8月の「渚園」はやはり彼ら自身にも大きな影響があったようだ。
その総括も彼は行っているのだが、つまるところは最早自身の過去の音楽にはリアリティを感じない、ということ。こういう発言は、これまでにも散見されていたのだが、今回ばかりは少々様相が違うようである。
それは「渚園」で実際的にこれまでの20年間に区切りをつけた、というのが大きいのだろう。
でもって、これからは自分のやりたい音楽をやる(これまでやってなかったわけじゃないけど)、ということだそうだ。「海空太陽」のサザンを好きな人には裏切りになるかも、とも言ってるのだが、それはこっちも望むところだ。
復活して以来のサザンはいまいち突き抜けれてないところが多く見られた。そして、前作の「Young Love」でようやくサザンとしての自我を取り戻しつつあるところが確認できたのだから、これらの言葉とも相まって次作の「さくら」には大きな期待をかけてしまう今日この頃。
でもって、先日ラジオでこの「さくら」から数曲かけられたのだが、これがまた期待を裏切らない出来(つまりは裏切ってるってことだけど)。さらに「さくら」への期待過剰になってしまうのでした。
とはいえ「01」のドラムンベースリミックスはちょっとかっこわるいかな(^^;。それだけは、ちょっち不満かなあ。
「人狼城の恐怖/第3部・探偵編」現在第9章(P.277)まで読了。
とうとう蘭子の捜査も開始。欧州でも相変わらずなようで。むかつきます(笑。欧州での捜査の後ろ盾を得る方法も、ほんまかいなと思ってしまう手段ですが(^^;。
やっぱり全面的に宗教が出てきますな。それが悪いとは言わないけど、二階堂黎人の場合はかなりオカルトがかった描き方というか、なんか悪意のこもった視線なんで、ちょっとへなります(^^;。
実際はどうなんかは知らないけどさー、なんか宗教ちゅうかキリスト教なら何でも出来るぞー、ってのがちょっとねぇ(^^;。
《9月26日(土)》
今日もいまいち天気がよくないねぇ。
傘がなくなる。
というか、マンションの入り口にほって置いたら管理人に撤去されたってのが実情(笑。
ま、もう一本あるし、なんとかなるかぁ。
TVでHOTEIのライヴを見る。フランスと日本で行われたフェスの映像だそうだ。日本の方はフジロックね。
合間のインタビューではなかなかいいこともおっしゃってるんだけど、ライヴになるとどうもよくない。
実際にフジロックで見たときもかっこいいとは思わなかったのだが、やはり彼の音楽はデジタルと融合するにはドメスティックすぎるのではないか。
イントロなんかでは結構かっこよいリフなんかもあるんだけど、歌にはいると突然ださいんだ(^^;。
こういう面をこれから追求してくれい。
で、読了したのが、探偵編。
- 二階堂黎人『人狼城の恐怖 第3部 探偵編』(講談社ノベルス)
- ◇あらすじ◇
十数人に及ぶ人命が易々と奪われた、あの怪奇的で残虐な、血みどろの「人狼城殺人事件」−−背後には悪魔以上に怪物的な犯人が必ずいる!
美貌と無類の知性で難事件を解明する名探偵二階堂蘭子は、義兄黎人とともに、この超絶的事件解決のため一路欧州へ。幽鬼のごとき殺戮者の魔手は、蘭子にまで伸びるか!?(カバー裏より)
「人狼城の恐怖/第3部・探偵編」読了。
さてさて、いよいよ捜査も始まり、解決へと向かうのかと思いきや、また色々と新たな団体が出てきたり、新たな展開もあったりと、結局何だかよくわからん(^^;。
まぁ、じっさいに「人狼城」に行ってもらわないことには、何も始まらないかぁ。
そういう意味では「探偵編」単体での感想はあまり意味がないのかな。「完結編」で勝負でしょう。
《9月27日(日)》
マイ・フェラ・レディだって・・・・・? それってあり?(^^;
人狼城は最終巻に向けていったん休憩。英気を養う。でもって、本日購入のCD。
- THE BEATLES「THE BEATLES」
- いわゆるホワイトアルバムってやつですな。
うーむ、評価はどうだかしらんけど、俺的にはいまいちかねぇ。
もともとビートルズってやつはあらゆる所に影響を与えてるわけで、そのフォロワーを先に聴いてしまったりしてるので、こう、新鮮味が薄れるのは仕方がないところで。
それでもなお、オリジナルとしての凄みを聴かせられるかどうかが、いわゆる時代を超えた名盤ということになるんだろう。ま、ビートルズに限らないんだけどさー。
で、このホワイトアルバム。実際作られたときの状況はともかく、作品自体もなんかバラバラですなー。良くいえばバラエティーに富んでいるとなるんだろうけど。
でもって、質も何かばらばら。いい曲もあれば、なんじゃこりゃってのもあるわけで。
ある程度やり尽くした感があるのか、いろいろと実験的なこともやってるんだけど、こういう曲は現在聴いてどうなのか? もちろんそういう事をやったという価値は減じないんだろうけど、曲としてどうかといわれるとねぇ。
収録曲の中では、ジョージの曲が少ないながらもなかなか良いのではと思った次第でした。
《9月28日(月)》
うがー、ついに終わったよ。人狼城。
ってんで、完結編の感想じゃ。
- 二階堂黎人『人狼城の恐怖 第4部 完結編』(講談社ノベルス)
- ◇あらすじ◇
ゲルケン弁護士の日記に書かれていたワイン醸造所の調査中、二階堂蘭子たちは、リッベントロープ伯爵の部下に拉致された。行き先はあの<人狼城>。
阿鼻叫喚の地獄絵図<人狼城殺人事件>の犯人は!? <ハーメルンの笛吹き男>の真相は!? すべての謎が今、蘭子の名推理で解明される。本格推理の金字塔、ついに完結。(カバー裏より)
「人狼城の恐怖/第4部・完結編」読了。
ドイツ編の刊行が1996年の4月。2年半の時間をかけて、ついに完結。
とうとう、読み終えました。最後の完結編は文字通り、一気読み。全編解決編なわけで、するする読めるんだ、これが。それにこんなにどんどん解明されるのでは、途中で本をなかなか置けないし(^^;。
でもって、いやはやすごい作品を書いたもんだなぁ、と。内容も長さに見合って、なかなか濃いものでした。これからはまぁ、普通の長さになるんだろうけど、なんか物足りなくなったりして(^^;。
人狼城の秘密はそれなりに予想していたものの、ここまでは考えつかなかったなぁ。
密室にしても、それなりに説得力のあるトリックだったのではないでしょうか。
動機がちょっと弱いかなぁ、というかよくわからないってのはあるんだけど(^^;、読んでる最中は納得させられてしまうわけで、それはそれでオッケーなんだろう。
しかしまぁ、主人公が嫌いなのにここまで読ませる作家も珍しいなぁ。カーの大ファンだそうだけど、やっぱけれん味があるよねえ。
でもっていちばん気になるのは、あとがきで予告されてる蘭子シリーズの最終作。やっぱ、蘭子が死ぬのかなぁ。それを望んでたり(おぃ。
だってこのシリーズって、語り手(私)の時制はは現在っぽいのに、なんとなく蘭子のことは過去の事って話し方だもん。
と、いちおう、論拠を入れる。
《9月29日(火)》
サッカー日本代表が発表。
- GK
- 岡中勇人(G大阪) 川口能活(横浜M) 下田 崇(広 島) 楢崎正剛(横浜F)
- DF
- 井原正巳、小村徳男(横浜M) 秋田 豊、相馬直樹、名良橋晃(鹿 島) 西野 努(浦 和) 齋藤俊秀(清 水) 中西永輔(市 原) 田中 誠(磐 田)
- MF
- 山口素弘(横浜F) 藤田俊哉、名波 浩、服部年宏、奥 大介、福西崇史(磐 田) 森島寛晃(C大阪) 上野良治(横浜M) 望月重良、平野 孝(名古屋) 三浦淳宏(横浜F) 阿部敏之(鹿 島) 伊東輝悦(清 水) 山田暢久(浦 和) 久保竜彦(広 島)
- FW
- 中山雅史(磐 田) 呂比須ワグナー(平 塚) 岡野雅行、大柴健二(浦 和) 城 彰二、安永聡太郎(横浜M) 西澤明訓(C大阪)
といったところだそうで。まぁ、正確には日本代表「候補」なんだそうですが。
フランスのメンバーでこのリストに入っていないのは、中田、小野、小島といったとこかな。
うーむ、なるほど。なかなかツボをついた選出ではあります。もっと若手よりかと思いきや、なかなか中堅選手も選んでるし。藤田、上野、安永辺りがいい感じ。
もっとも、とりあえず選んだという段階だろうし、これらの選手でどこまでやるかなんて、決まってないわけだから何ともまだ言えないんだけどねー。
とかいいつつ五輪代表の方がおもろいなー、とか思ってみたり。
《9月30日(水)》
おもちゃのようなくつ。
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