▲2003〜2005 Before page! |
▼2006 |
40 YEARS A CHARLIE BROWN
CHRSITMAS / DAVID BENOIT (CONCORD) |
★★★★☆ |
チャーリーブラウンの40周年? あれ?今から20年近く前に出てたぞ? 調べてみたら、GRPから1989年に出てたのも チャーリーブラウンの生誕40周年を祝うアルバムでした。 いくら世界的な芸能人だからって20年近くサバを読むとは。 と、思いつつライナーをよく読むと、ヴィンスグァラルディが チャーリーブラウンクリスマスのレコードをヒットさせてから 40年が経ったと云う事なのでした。 うーん。何だかよくわからない企画ですが…。 内容はフュージョン系サウンドでライトでポップ。 クリスマスにはこれくらいの方が気楽でいいのかも。 |
A CHRISTMAS TREASURE / EILEEN SHARKEY (SELF-PRODUCE) |
★★☆ |
EILEEN SHARKEYってヴォーカルの自主制作アルバム。 唄い方はミュージカル的で、ジャズ感は希薄です。 アレンジも甘く刺激薄。ストリングス入り(シンセです。) ライナーを読むと9.11テロの追悼の思いが書かれてますが、 ごくごく普通のクリスマスアルバムです。 "O HOLY NIGHT"や"AVE MARIA"や"SILENT NIGHT"の様な クラシカルな曲の方が声や唄い方に合ってますね。 |
A MERRY CHRISTMAS AND A HAPPY
NEW YEAR! / NYJO (STANZA MISIC) |
★★★★★ |
NYJOとは、ニューヨークジャズオーケストラではなく、 NATIONAL YOUTH JAZZ ORCHESTRAの略です。 ビッグバンドモノの王道を行く演奏で、アレンジも気持ちいい。 各人のアドリブを聴くよりもアンサンブルを楽しむ演奏かな。 完璧に統制が取れています。 初っ端の"WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS"が面白い。 アレンジが誰なのか記載が見つけられなかったんですけど、 引用が好きなのか、色んな曲のフレーズをちらつかせます。 "CHILDSTONE"は"WHAT CHILD IS THIS?" (=GREENSLEEVES)のモード系アレンジなんですが "MILESTONE"が入り混じる粋なアレンジ。 ラストの"AULD LANG SYNE"は蛍の光。 アカペラコーラスパートも入り、ソウルフルに〆ます。 |
CHRISTMAS SONGS II / EDDIE HIGGINS (VENIUS) |
☆ |
ヴィーナス、ヒギンズ、クリスマス。 今回は更にスコットハミルトンがゲスト。 駄目だ…、わざとやってるとしか思えないヌルさ。 |
HOLY WISHES / NOON (VICTOR) |
★★★★★ |
日本のヴォーカリストNOONのクリスマスアルバム。 丁寧な唄い方に素直にすーっと伸びる声。 なかなかいい感じです。 僅か7曲30分ちょいのヴォリュームですので、 あっと云う間に終わってしまいますが、 お茶でも飲みながら、ヒトトキを過ごすにはちょうどいいかも。 気持ちを浄化するのにはうってつけです。 "SILENT NIGHT"を一部日本語で唄ってるのが、凄くいい。 言葉の美しさが感じられるトラックです。 続くワムの"LAST CHRISTMAS"も新鮮な仕上がりだし、 "WHAT ARE YOU DOING NEW YEAR'S EVE?"を取り上げてるのも 個人的には凄く嬉しいです。 |
WINTER WONDERLAND / EMILIE-CLAIRE BARLOW (EMPRESS MUSIC) |
★★★★★ |
"WHAT ARE YOU DOING NEW YEAR'S EVE?"の流れで。 こちらは冒頭に唄っています。 これまた優しくて丁寧な歌唱なのです。 このEMILLI-CLAIRE BARLOWって人、見た目は大柄っぽいけど 声はかなり可愛い系。 すこし媚びた感じがあるのは気になるけど、 クリスマスにはこれくらい甘い歌もいいかな。 テクニック、表現力とも相当のモノを持っていそうな感じです。 ファストテンポの"SLEIGH RIDE"のスキャットは凄い。 |
HOORAY FOR CHRISTMAS / JANET SEIDEL (LA BRAVA MUSIC) |
★★★★ |
ここ数年ですっかり日本での知名度が上がった ジャネットサイデルのクリスマスフルアルバム。 いつもの様に自然体で唄っているので、 いつもの様に心地よく仕上がっております。 耳あたりのいい音楽なんだけど、ただのBGMではなく、 「なんかいいなぁ。」と思えるのが彼女の魅力だと思います。 |
TIDINGS OF COMFORT AND JOY / SKAFISH (LA BEFANA) |
★★★ |
ジャケットのポップさとは打って変わって、 中身はちょっと風変わりなアレンジのピアノトリオ。 ピアノのスカフィッシュって何者なのかよくわかりませんが、 ピアノはプロとしてはあまり巧くないレベルで、 ちょっと変わった音づくりをアレコレ試してる人、 って、私の目には映りました。 最初の"JOY TO THE WORLD"で「あ。」と思ったけど、 聴き進めていくと練り込み不足のアラが目立ちます。 もうちょっと「あ。」が続いてくれたら興味を持ったのに…。 |
OLD TIME CHRISTMAS / THE BROTHERS FIGARO ORCHESTRA (SELF-PRODUCE) |
★★ |
かなりオールドスタイルのジャズです。 かと云ってデキシーランドとかニューオリンズとかの感じではなく、 ラジオから流れてくるような古くさいブルースみたいな…。 わざと音をローファイにして雰囲気は出を出そうとしてます。 妙な作品です。 |
MERRY CHRISTMAS TO YOU / 女子十二楽坊 (MUTURE) |
★★★☆ |
すみません。ジャズでも何でもありません。 女子十二楽坊の2005年のクリスマスアルバムです。 一年前なのにもう懐かしい(笑)。 中国楽器でクリスマスソングがどうなるのか、 興味があったので買ってみたところ、 思ったとおり、クリスマスに中華料理店に行った感じでした。 日本企画なので、日本人好みの歌謡曲も入ってて、 更にUSEN感が出てますわ。 "ALL I WANT FOR CHRISTMAS"の雰囲気、笑っちゃいました。 楽しめるアルバムであることは間違いありません。 |
HE IS CHRISTMAS / TAKE 6 (REPRISE RECORDS) |
★★★☆ |
やっとTAKE 6を取り上げます。 まずは古い方のクリスマスアルバムです。1991年。 アカペラならではの音楽の魅力が満載の一枚です。 高度に作りこまれたトラックの数々。 |
WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS (REPRISE RECORDS) |
★★★★ |
TAKE 6の二枚目のクリスマスアルバム。1999年。 個人的にはこちらのアルバムの方が好きです。 体感温度がこちらの方が暖かい気がします。 ベタなクリスマスソングも沢山入っておりますので、 そう云う音作りをしたのかもしれませんし、流行もあるのかな? |
FRAGILE INCARNATION / BILL CARTER AND THE PRESBYBOP QUARTET (PRESBYBOP) |
★ |
かなりユルめのピアノです。 サックスもオネオネと纏まりのないソロを吹いてます。 ジャズの形はしてるけど、ジャズの音じゃないです…。 |
HARRY FOR THE CHRISTMAS / HARRY CONNICK,JR.(COLUMBIA) |
★★★ |
2003年録音のハリーコニックJRのクリスマスアルバム。 唄とピアノだけでなく、オーケストラアレンジもこなし、 自分の音楽を作り上げております。 相変わらずシナトラの影が見え隠れしますが、 アメリカ文化の大事な継承者でしょう。 |
ALL IS CALM,ALL IS BRIGHT / D.C.ANDERSON (LML MUSIC) |
★☆ |
男性ヴォーカルをもう一枚。 甘い声で甘い歌を唄うポップス歌手。 ジャズではありません。 速い曲では音程が少しいい加減なところはありますので、 バラッド曲の方が合ってる気がします。 刺激は殆どありませんのでイージーリスニングにどうぞ。 |
CHRISTMAS YVE / YVE EVANS (SELF-PRODUCE) |
★★★☆ |
センスのかけらもないジャケットでしょー(笑)。 自主制作の低コストのせいもあって、 インクジェットプリンターで出力した画像を 更にコピーしてます(笑)。 大抵、この手のCDは中身もひどい事が多いのですが、 意外な事に演奏は水準以上。 リーダーのヴォーカル&ピアノのYVE EVANSよりも 他のメンバーが引き締めてる感じです。 特にトランペットのANDREW CARNEYがソロも含めて良い。 ヴォーカルは余興程度。 唄い方が可笑しいんで微笑ましいんだけどね。 |
CHRISTMAS / TIM JANIS (SELF-PRODUCE) |
★★★★ |
全くジャズじゃありません。 ヒーリング系のミュージシャンです。 アメリカの人ですがアンビエントな音作りですので、 なんかケルト音楽の雰囲気も漂っています。 この手の音楽は全く聴かないんですけど、 クリスマスソングにぴったりだったんで気に入ってしまいました。 たまには音のテンションから解き放たれるのもいいかも。 |
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