パリ旅行記 9月27日(月)
クリニャンクールののみの市に行くこととする。以前、訪れたとき楽しかった記憶があったのだが、ローマ等ののみの市と混同していて、さほど興味を掻き立てられなかった。かなりの店が並んでいるのだが、商品構成が、服、スニーカー、アフリカ民族太鼓など数種類の店舗構成に大別され、しかも、どれもほとんど商品が同じであり、寂しく、雨も降ってきたので、疲れた。
パリ最後の日であり、ちょっとは観光ポイントに行かなければいけないということで、ノートルダム大聖堂に行く。外壁は改修中であった。中に入ると、そういうことは関係なく、た
だただ天井が高くて、広い壁にステンドグラスが貼られている。こういうところは、椅子に座って、ぼーっと何も考えずにしているのが、いいらしい。せっかく、フランスに来たので、小さな雑貨を手に入れたいと思い、マッキー嬢お勧めの雑貨店アビタに行く(どうやら、イギリスに本店があるらしい)。品揃えが素晴らしい。優れたデザインセンスに心わき踊るものの、結局、アルバムを150Fで購入しただけで終わった。でもここは、いいぞ!
その後、ちょっと休息したあと、夕食を食べるために散策する。最初、スフレという店に行ったものの、人がいっぱいで、ポトフ屋さんに行く。しかし、客のほとんどが自分と同じアジア人ばっかしであった。味のほうも昨日ほどの感動はないものの、お腹がいっぱいになった。コンソメ25F、ポトフ85Fであった。
コンコルド広場に行き、夜のシャンゼリゼ通りを行く。カフェに入り、ビールを頼む。最後の夜である。海外旅行に行くのなら、行っていないところへというテーマを持っている私には、パリにもう一度訪れることができるのは、10年以上先か、もしくは、ないかも知れない。そういった感慨を持って、街行く人々を眺めていた。翌日7時には起き、凱旋門前のバスに乗り、空港へ。さよなら、パリ!頑張れ!マッキー!
(写真:誰が見ても凱旋門)
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