ちょっこらベルギーへ−ゴディバチョコ

パリ→ブリュッセル→パリ旅行記 9月26日(日)

グラン・プラス朝10時55分発のTHALYS(赤いTGVと思っていただければいい。)に乗るためにパリ北駅へ。ベルギーまで往復606F。1等席しか空きがなかったが、日曜日は安くなるらしく、まー良かったこととする。1時間25分でベルギー・ブリュッセルに着く。市庁舎があるメイン広場のグラン・プラスに行く。四方とも素晴らしい壮麗な建築物なのだが、ただ、それだけというような気がしないでもない。

ノイハウスゴディバなどのチョコレートをお土産品として購入し、あたりをふらつくことにする。有名な小便小僧などを見たが、どうもぱっとしない。ただ、ビール博物館(100BF。ビール1杯込み)で飲んだプレミアムビールはかなりというか、今まで飲んだビールの中では一番といっていいほど美味しかった(今までの一番は岡山の独歩ビール)。深い味わいがあり、日本のドライのように喉こしを楽しむためだけのビールとは別格であった。ぜひともお試しあれ。

早くも飽きてしまったので、パリに戻り、再度マッキー嬢と会い、ガイドにあった「A LA PETITE CHAISE」で食事をする。メニューはフランス語で書いてあるけど、彼女がいるので、肉か魚かぐらいは分かるので安心だ。私は白ワイン、前菜(生のサーモンに粒マスタード入りのクリームを付けたもの。最高。)、メイン(フィレ肉のステーキとポテトスライスを重ねたのをパイ生地で包んで、チーズとホワイトソースを載せたものであった。絶品。)とデザートであった。ちなみにマッキー嬢は前菜(暖かいトマトにブルーチーズとクリームとマヨネーズが詰めてあるサラダ。)、メイン(マグレ鴨の照り焼きとリンゴ添え)で2人でしめて、395Fであった。一つ一つの量が多く、日本のフランス料理の2人分程のボリュームがあった。典型的なフランスビストロの料理であった。幸せである。

(写真:グラン・プラス)

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