2010年6月25日&26日 小雨及び曇り
万博好きのO氏との愛知万博の旅から、早5年。O氏がまだ生きているので、 上海万博に行くこととなった。どっちかと言うと、気が乗らないが、猛烈に生き急いでいるO氏と最後の旅行になるかもしれないと思い、承諾。万博チケット2日分付きということで、O氏の意気込みが感じ取れる計4名の小旅行だ。関西空港から全日空153便で、上海へ。こちらも梅雨のようで、小雨。 ホリデイ・イン・ダウンタウンが我々の宿だ。上海駅周辺には旅行本で紹介されているようなレストランがないので、贅沢にインターコンチネンタルの5階の中華へ直行。青島ビール、前菜3品、スープ、エビの炒め物、チャーハン、豚の蒸し煮、マンゴープリン。4名で総額880元。超高級ホテルなので、上海市民にはとっても高いはずであるが、日本人の感覚的には一人当たり3300円ぐらいなので安い。駅前周辺で豪華に食事をしたい人には、おすすめなのかもしれない。
翌日、早割で、エグゼブティブフロアーの利用ができるようになったので、そこにて朝食。そして、上海駅の前にある地下鉄1号線上海火車駅から9号線馬当路駅へ移動し、出口を上がったところにある浦西万博会場に到着。日本語総合月刊誌「人民中国」の記事でもお薦めと紹介されていた入り口だ。そこは万博会場内ではなかったが、そこで、荷物チェックがある。普通に、正面の窓口でならんでいたが、側面の窓口の方がどうもスムーズに進んでいるようだ。我慢できなくなって、側面の方へ。すぐに、荷物チェックに進めた。なんなんだ。ちゃんと誘導すればいいのに。ちなみに、ここの入り口のメリットは、万博入場券があれば、会場内を走る地下鉄13号線に無料で乗れるということである。
1つ目の駅でおり、すぐそばにあった 日本産業館に訪れるが、4時間30分待ちとのこと。あきらめて、私以外の3名はスタンプを押すためのパスポートを購入。後述するが、スペイン館狙いなら、購入しておいたらいいかも...。様々な有名でない、イコール、行列の少ないパビリオンに行ったが、意外に良かったのは、 プラハ市のブースであった。京都市の姉妹都市らしい。もちろん有料だが、チェコのビールとつまみがあったことはポイントが高い。最後に、 ドイツ館のレストランで食事。ドイツビールとソーセージなど注文。それにしても、食事の値段が異常に高く、ぼったくりレベルである。万博が弁当持参を勧めるだけはある。地方から来た中国人観光客には、払えないのではないか。感覚的には、昨日のインターコンチネンタルでの夕食より割高な感じである。
(写真:トルクメニスタン館マネキンと日本産業館タコとドイツ館ソーセージ)
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