お宅訪問

上海旅行記 8月29日

今日は自由行動の日。まず、タクシーにて南京東路へ。人民広場まで、歩いてみる。上海最大の繁華街であるが、特にこれという店があるわけではないので、ふらふらとウインドーショッピング。南京東路の西端の人民広場まで歩き、そこで、地下鉄に乗ってみることにする。2元と書いてあるボタンを押して、自動券売機に2元を入れると、テレフォンカードのような切符が出てきた。簡単。地下鉄の中は汚くはなく、それほど、物騒な感じはしなかった。3駅目の常熟路駅で降りる。ふらふら西に歩き、並木路を通り、上海音楽学院を通りすぎてみたりする。

S夫妻一家その後、草臥れたので、タクシーに乗ってまた、豫園に行く。それはショーロンポーの名店である南翔饅頭店に行くためである。あの台湾のティンタイフォンが上海に出店しているのは知っていたが、まー、上海に来たからには、上海の老舗に行く方が筋というもんだろうという判断であった。10メートルほどの行列。しかし、一度にできる量が少なく、なかなか前に進まない。1時間ほど待ってやっと購入。16個で8元。日本人の感覚では激安。でも中国人の感覚では有名店だけあって多分相場より高いのかな。おいしかったが、値段を抜きにすれば、私にはティンタイフォンの方が好きである。

またまた、タクシーに乗って、偶然、機内で出会った古北地区のS夫妻のマンションに。ゲートをくぐるとすごい巨大なマンション群であった。多くの日本人が住んでいるとのこと。いやー、すごい規模でした。

S宅でくつろがせていただいた後、S夫のお薦めの高級四川料理店へみんなで食べに行く。連れて行ってくれたので場所、名称は不明。とにかく、辛くて美味しかった。辛いもん好きとしては楽しかったが、その代償として翌日の朝のトイレは熱かった。

上海グランド・ハイアットその後、S家族とは別れて、飲みに行くため、ちょっとリッチにグランド・ハイアットへ。ホテル最上階にある87階のラウンジ「CLOUD9」に行く。ホテル宿泊者以外は余計に110元が必要とのこと。恐ろしい値段であるが、ここまで来たならば引き下がることはできないので、店に入る。とはいえ、87階から見る景色は大したことはなかった。それより、外からみる夜のグランド・ハイアットの景色の方が、まるでCG作品を見ているようで、現実感がなく、なんか不思議な気持ちを持たせてくれたのであった。

(写真:空港で出会ったS夫妻一家とK嬢、グランド・ハイアット)

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