上海極楽の旅

蘇州→上海 11月17日(水)雨

上海の街朝6時半ごろ、ホテルを出る。デカ牌のせいか、とにかく荷物が重い。バス通りまであるいて、バスに乗ろうかと思ったが、結局、駅まで歩いてしまった。8時14分発の電車に乗る。これは2階建て列車できれくて、すごくいい。しかし、サービスと思って注文したお茶が後で1元取られたのには参った。2階建て部分に乗っているのは白人の女性2人組、白人のおっさん1人、新婚カップル風が2組、100㎏以上ある太った中国人のおばさんと付き添いのやせ男2人組である。このおばさんの座席は本当は1階部分らしく、付き添いの男は、一生懸命引き戻そうとしているが、おばさんは空いているから構わないというような態度をとっていて、男は泣きそうな顔をしていた。

9時半頃には上海に到着し、南へ歩く。2 ㎞程歩いて、バスに乗り、浦江飯店に行くものの、「没有」と言われる。ドミトリーなら有ると言うことだが、最後は豪勢にいきたかったので断り、新亜大酒店に行く。ここでも「No Room」と言われる。重い荷物を持ってフロントで途方に暮れていると午後5時以降ならいけると言われて、了解すると午後1時頃には部屋に入れた。

この部屋は1泊363元(1人あたり3600円)するだけあって、とてつもなくいい。さすがだ。当然熱いお湯が出て、部屋は広くて綺麗。最高。日本で同じクラスなら、ツインで3万円程するのではないか。

朝は、スプライトとパン1個しか食べていなかったので、南京東路にいき、中華料理屋に入った。最初に頼んだ、ご飯の上に鳥を煮込んだものをかけたものと焼きそばは美味しかったのだが、スープと思って頼んだものが(メニューに「・・・・・汁」と書いてあった)、シロップのなかに白玉が入ったデザートが出できて吃驚してしまった。無念。

(写真:ホテルから撮った上海の街)

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