２００７年７月２９日 くそ暑い晴れ
今日は香港島に行く。ということで、地下鉄では味気ないので、スターフェリーに乗ることにする。片道2.2HK＄。ちなみに地下鉄は海の中を通ると急に値段が高くなるらしい。とにかくスターフェリー最高！である。船が動き出すと、顔に吹き付ける風が気持ちよい。
フェリー降り場から少し歩いて、地下鉄に乗る。半パンに革靴のおっさんが地下鉄の中で、ニンテンドーDSを熱心にしている。任天堂の株価が上がるわけだ。そういや、昨日、街で見た両替屋のお姉ちゃんもなんで下を向いているのかと思っていたら、ニンテンドーDSをしていたし。おそるべし任天堂。
次の駅の上環でおり、歩いてキャットストリートへ。ここは、骨董品やいかがわしいものだらけの店である。下らないものに興味があるので、ポスターなど毛沢東グッズ等を購入しようかと思ったが、冷静になってしまい、やっぱり止めておいた。その後、香港最古の道教寺院などを巡って疲れたものの、頑張って歩いて、リッツカールトンそばのシティーホールの中にある飲茶の店である大会堂美心皇宮に行く。これまた「るるぶ」に載っている店だ。かなり広い店内で、ワゴンが行き交っている。ワゴンを押すおばちゃんが蒸籠の蓋を開けて、料理を見せてくれる。見た目の印象で決めるしかないが、メニューを見ながらより、注文しやすいので、いい感じである。とはいえ、このワゴン方式、「るるぶ」によると、子供がぶつかって危険という理由で廃止されつつあるとのこと。残念だわ。
お腹が落ち着いたので、路線バスに乗って、ビクトリア・ピークへ。バスはくねくねと登っていくので、酔いそうだ。なんとか終点へ。そこには、ピークタワーという建物があり、香港の景観が見て取れる。無料なのに文句を言える資格はないが、死にそうなぐらい暑い。ずっといられない。ここはやっぱり夜景を見る方がよさそうだ。ぐったり。
夕食は四川料理の面譜という店へ。若者向けのおしゃれな感じの店であった。しかし、肝心の味はまあまあってところで若干残念であった。香港に旨い四川料理はないという話があるが、それは当たっているのかしらん。蛇足だが、最後に頼んだデザートのクリームブリュレの大きさには吃驚した。とにかく大きかった。１００円のカップアイスぐらいの大きさで出てくるとおもったら、１リットルぐらいのレディーボーデン・サイズで出てきた。嬉しいというより、確実に飽きるって言いたくなる。
ホテルまでの海沿いの道を歩く。そこには、ジャッキー・チェンの手形やブルース・リーの銅像がある。そして、予想通り、ブルース・リーの銅像の前で、彼の姿をまねをしたポーズをしている。平和やね。私はそういうポーズをしている人を撮るのが、好きだ。
翌日、ホテルの周りを散歩し、帰国。いやー、疲れに行った感じであったが、やっぱり海外っていいもんである。で、時計好きに対する情報ですが、IWCのマーク16が東京の○ャック・○ードより、3万ほど安くなっていたが、その時、料金を調べてなかったので、買いませんでした。買っときゃ良かった。
（写真：任天堂とおっさん、主席グッズ、リー兄弟）
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