チェスケー・ブディヨヴィツエ→チェスキー・クロムノフ 9月3日(日)
朝8時に起き、朝食を食べ、チェックアウト。その足ですぐにインフォメーションに行き、プライベートルーム(インフォに払った分を含め400コルナ)を紹介してもらう。その部屋は普通の家の2階にあって、ベットが3つほどあり共同部屋のようになっていたが、今回泊まったのは私一人であった。それにしても下の写真を見てもらえばいいと思うが、強烈に趣味の悪い部屋であった。おばちゃんに日本のわびさびを教えてやりたい。私と同様におばちゃんもあまり英語が得意でないらしく、身振りで宿泊する際の決まりを教えてくれた。
すぐに外にでて、チェスキー・クロムノフにいくためにバスターミナルに行ったら、もうすぐで、出発するところであった。1時間ほど乗って、20コルナ。この街は美しかった。さすがに世界遺産になっているだけのことはあり、古い建築物が普通に佇んでいる。そこで、動物のガラスの置物を買った。そこで、日本人のツアー一行に出会い、おばちゃんに「一人で偉いなー」と褒められ、飴2個もらう(しかも、醤油味!)。数時間でもどり、駅で明日のリンツ行きの切符を手に入れる(317コルナ)。
暇だったので、広場で絵はがきを書いていると、ジャーミーというオーストラリア人に話しかけられる。途中、私が蜂に刺されるといったハプニングはあったが話はおもしろく、晩に会う約束をした。約束通り会い、コーヒーとビールをおごってあげていると、酔っぱらったチェコ人のおかまが「俺はおかまじゃない」と会話に割り込んできたが、それはそれでおもしろかった。でも、そいつはどう考えてもおかまだ。その後、別の店でジャーミーにホワイトソースのスパゲッティーとサラダをおごってもらった。ジャーミーはいいヤツで、大学でエンジニアの勉強をしていたらしく、今はぷーたろうだそうだ。しかし、また大学に戻って法律を勉強したいと言っていた。また、おじいさんが中国人だそうだ。あと、私がオーストラリアのロックバンドである、ラジオ・バードマン、セインツ、ハード・オンズを知っていたのには驚いていた。とにかく、1番楽しかった夜だった。
(写真:おばはんのセンスを疑う部屋)
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