インド到着!

デリー旅行記 1月22日

ベジタブルカレー今回、初めてエアインディアに乗ったが、ここの機内食はノン・ベジタリアンかベジタリアンかを選んで注文できる。どちらも食べたが、ベジタリアンメニューの方が美味しかった。カリフラワーのカレーとチーズのカレーだったが、かなり機内食としては上出来だったので、肉食の人もここではインド人っぽく、「ベジ」を注文してみしょう。

香港経由で11時間30分もかけてデリーに到着。ツアー客は私達以外は単身で来た女性M嬢だけであった。仮に老夫婦10組と一緒とかで、バスの中で、醤油飴とか那智黒とか配りあうことになったらどうしようと思っていたが、助かった(実際、他のツアー客は高齢者しかいなかった)。ガイドはゴースワミさんという人であった。バラモンのヒンドゥー教徒とのこと。「バラモン」という言葉の響きがなぜか懐かしい。このガイドからまず、「インド人はのんびりしているので、あんまりあせらないこと。そして、うちの運転手はものすごく運転上手。ビックリするかもしれないが、心配しないで。大丈夫」とのこと。彼の愛車は、20万キロ走行したディーゼルの三菱パジェロだ。グレーのシートのほころびを赤い糸で縫っているお茶目なマシンだ。

左がガイド、右が爆走ドライバー早速、車は始動。あー、予想どおり。爆裂、爆走、暴走だ。飛ばしに飛ばし、無茶な追い越しに感動。こうなったら自暴自棄で、同じ三菱車でもランエボを彼に与えてみたい気がする。「インド人はのんびり」って嘘だ。正確に言うと「インド人はのんびり、但し車の運転は除く」が正しい。車は明日になるとインド門が警備上の関係でみられなくなるということで、ホテルに行く前に寄った。インド門は、第一次世界大戦で戦死したインド兵士の慰霊碑とのこと。建設に至る経緯はともかく、建物的には、どうってことはなかった。ホテルはル・メリディアンで、格式は高そうであったが、部屋は古びた印象を受けた。とはいえ、どこも不満はなし。座り疲れたので、ベットが気持ちいい。

(写真:機内食のベジカレーとガイドと爆走ドライバー。ナイスガイ)

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