麗水(ヨス)世界博覧会

2012年6月28日&29日

ビートル溜まっている仕事をほったらかして、帰宅し、最終の「のぞみ」にて博多へ。このwebサイトにてしばしば出没するO氏等と合流し、中州にてラーメンを食べた後、ハイアット・リージェンシー・福岡で宿泊。ちなみにO氏によると、ここに泊まることにより、ちょうどハイアット・メンバーズカードのポイントが上がり、ソウルのハイアットではアップグレードされるとのこと。翌朝、博多港からビートルにて、目的地 麗水(ヨス)へ。釜山に行くビートルは有名ですが、このヨス便は 「麗水世界博覧会」の期間中(2012年5月12日〜2012年8月12日)のみの運行でエキスポ会場内ターミナルへの直行便となっている。今回は、普通席が埋まっていたということで、3,000円を追加し、18,000円のグリーン席へ。ちなみに燃油サーチャージも徴収されました。このグリーン席、軽食は出るし、ビールも好きなだけ飲めるし、結構、快適でした。激しい揺れがあるのかと思いましたが、新幹線程度の揺れなので、船酔いやすい私でも、なんの問題もありませんでした。

カンボジア館正午頃、目的地ヨスに到着。どうも、会場の外から見える景色が上海万博の時と違う。圧倒的に人の数が少ない。ちなみにウィキペディアによると万博には、"大規模で総合的な「登録博覧会(登録博)」と会期と規模、テーマに制限がつく 「認定博覧会(認定博)」の2つ"があるとのこと。つまり、上海万博は登録博で、ヨス万博は認定博ということになる。ということなので、ニュースにならず、日本の皆さんにおかれては開催されていること自体知っている人が少ないのだと思う。会場の様子を見ると、どうも自国民さえ、盛り上がっていない感じであります。なお、万博入場料は、団体割引を利用して一人あたり約2,400円程度でした。

万博会場肝心の展示内容自体も先進国でさえ、自国の海に関する美しい映像を流すことだけで、お茶を濁そうとしているのがありありで、正直、 内容は薄く詰まらない。予算の関係であろうが、実物を見たり、体験できるような施設が少ない。これが登録博と認定博の違いなのでしょう。You Tube等で様々な映像を鑑賞できる世の中で、こんな博覧会を開催する意味がどれほどあるのだろうか。そんなことを無視して、万博の会場で売られているパスポートを手に握りしめ、各国のパビリオンにてスタンプを押しまくっている42歳のO君は実に楽しそうである。ある意味、格好いい。そうだ、楽しんだ者が勝ちである。

閉宴間際に万博会場を脱出し、KTXに乗って、いざソウルへ。所要時間は3時間20分ぐらいか(一人あたり約3,400円程度)。残念ながら、深夜に到着したので、公共交通機関がない。しかも、雨がかなりの勢いで降っている。仕方がなくタクシー待ちの行列に並ぶ。1時間以上待って、 グランド・ハイアット・ソウルへ。ロビーは格式があって良い感じ。くたばって、寝る。

・29日の歩数:11,076

(写真:ビートル、カンボジア館、万博会場)

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