イギリス、フランス、スペイン、イタリア旅行記

ロンドン旅行記 1994年2月2〜3日 晴れ

ビクトリア・コーチ・ステーション吹田駅で友人の渕田君に会うこととし、そのまま新大阪駅で降り、そして伊丹空港直行バス(400円)に乗る。私たちの便は、ルフトハンザ423便である。午後7時前に出発。なにせ初めての飛行機なので、がちがちに緊張するのかと思ったが、意外と全然しなかった。友人はしきりに飛行機が地上を走っている時間が長いことを心配していた。とにかく、離陸した数分後の大阪市内の夜景は満天の星のようで、きれいであった。約2時間ほどたつと、機内食(鳥、野菜、パン、巻きずし2個など)が出てきた。食べようと思った瞬間に機内がものすごく揺れた。飛行機は揺れると聞いていたので、こんなものなのかとそのときは思ったのだが、その後、何十回も飛行機に乗ったが、これ以上に揺れたことはなかった。

離陸から4時間ほどすると、香港に到着。そしてまた、14時間ほど乗って、フランクフルトに着く。そこで、数人の日本人に声をかけると、同志社の学生3人組や関西大学の学生である竹中君というものがいた。その竹中君と一緒にロンドン行きのエアバス300に乗り、2時間ほどして、ロンドンに到着。私たち2人は「3DAYS」「SIGHTSEEING」ですぐに入国審査を終えたが、彼は一度、1ヶ月ほど滞在した経験があるためにか、引っかかってしまった。そこで、私たちは誰もいない税関を通り抜けて、2万円を両替し、彼が出てくるのを待っていた。

そこで、竹中君とはホームステイ先の電話番号を聞いて、別れて、ビクトリア駅のインフォメーションセンターで、日本語版のロンドンマップを99セントで買って、ホテル探しをする。迷ったが、中国女性がオーナーの宿(B&B)に泊まることとする。ツインで26ポンド(当時、1ポンド約175円)である。部屋はシンプルだが、結構きれいである。中国女性もいい部屋だと言っていた。自画自賛やね。

部屋を出て、ビクトリア・コーチ・ステーションに行き、2月5日のパリ行きのバス(夜行)のチケットを手に入れる(1人33ポンド)。その後、ウェストミンスター大寺院に行く。

寺院の外も素晴らしかったが、中は特によかった。その川沿いの道を散歩して、地下鉄でピカデリーサーカスに行く。そこで、竹中君に電話をし、午後5時に会うことにしたものの、待ち合わせのナショナルギャラリーが、なかなか見つからなくて困った。

出会って、そこら辺を散歩して、ハンバーガー屋に行く。適当に注文したところ日本円で、1600円ほど取られてしまった。とてつもなく、高い。なんかおかしい。その後、ロンドンブリッジにいって、風景を撮影し、竹中君と別れた。

宿に帰る前にコンビニエンスストアーに行って、ジュースを買おうとしたら、おかまさん2人組がやってきて、「I LOVE YOU!」と言われて、手を握られてしまった。 できたら若い女性にモテたいんですけど....。

(写真:ロンドン。ビクトリア・コーチ・ステーション)

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