パリ散策とスリ遭遇

パリ 2月7日 小雨

通りすがりの建物朝、ホテルを出て、モンパルナス駅に行く。そこで、昨日取れなかったマドリッド行きの寝台車の予約をする。1人89フランだった。その後、インフォメーションに行き、地下鉄とパリ市内の地図を無料でもらう。4番の地下鉄で、クリニャンクールのノミの市に行く。「ちょっと、待って、見るだけ」と露天商は誰も彼もこの言葉を発するが、ほったらかしにして、いろんなところをみる。カムデンロックほどではないけれど、商品の品揃えが豊富で結構楽しい。昼飯として、その場所で20フランのフランスパンのサンドイッチ(全長30cm。鶏の唐揚げ、フライドポテト、トマトなどが入っている)を食べる。ボリュームがあり、美味しかったが、なんか米が食べたくなってくる。

寒かったので、フランス陸軍の中古コートを150フランで買う。日本よりかなり安い。それを買って歩いている途中、アラブ系のオヤジが私の肩をたたいて、何かを話し出す。そちらの方に気を取られていると、知らぬ間に、もう1人の男が、私のジャンバーのポケットの中に手を入れてきたが、なにも入れていなかったので、助かった。私はカモに見えたのね。ファック・ユー!

その後、ルーブル美術館を外から見る。でかい。次にルクセンブルク宮に行く。広いが、京都の御所をせこくしたような感じだ。ここにあるベンチで飯を食ったらさぞかし旨いであろうが、あいにく、今日は雨で、どうしようもない。

夕食はビールと、変な味のクラッカーとチーズであった(30フランほど)。

(写真:通りすがりの建物。さすがパリ!)

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