パリからマドリッドへ

パリ→マドリッド 2月8日 晴れ

哀愁爺さん昨日の残りのクラッカーを食べ、外に出る。セーヌ川沿いを散歩して、エッフェル塔を見る。絶景だ。塔をくぐって満足して、次に凱旋門に行って、シャンゼリゼ通りを通って、昼食としてサラダを食べる(Quickというファーストフード。28フラン)。またも歩き続けて、なにを見るのではなく、ひたすら歩く。マドリッドへの出発駅に着き、近くの公園で時間をつぶす。ベンチに座った爺さんが、一人、雀や鳩に餌をやっている姿が、孤独を体現していて哀愁があった。

その後、午後6時5分発の電車に乗る。当初、座るところを間違えていて恥ずかしい思いをした。正しい場所は6人乗りのコンパートメントで、そこには私たち含めて4人いた。1人はモロッコのオヤジでやたらと愛想が良くて、最初はホモかと思った。確かマージという名前だった。もう1人はスペイン人の爺さんで結構笑える。マージは知っている日本人として、小沢征爾、山本五十六、昭和天皇{エロエトと発音していたので(彼らはHの発音ができない)、最初誰か分からなかった}とそして、ブルース・リーといっていた。 私は寝た。

(写真:哀愁爺さん)

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