金ピカ攻撃を受ける

ヤンゴン市内朝起きて、テレビを見ているとドラえもんを放映していた。ドラえもんがこたつの中に入っているのだが、ミャンマーのガキには不思議な光景なのではないか。

準備が整い、インド人街と中国人街を見に行く。朝粥とか本格カレーを楽しみに行ったのだが、探し方が悪いのかレストランが見つからない。今回の旅行の楽しみは私にとって、インド人街でカレーを食べることだったのだが、残念。無念。熊ちゃんはインド人街でほうきを100チャットほどで買っていた。仕方なく、滞在しているホテルの1階にある中華レストランに行く。客は地元の人ばかりだ。点心、チキンケバブ、鶏肉とタマネギを炒めたものなどを食べた。

インド人街次に観光ということで、シュエッダゴンパゴダに行く。まず、エレベーターに乗り、入場料5FECを払い、現場に向かう。空は真っ青。床は真っ白。建物は金一色。どこに目を移しても、まぶしく、目が疲れてくる。境内を歩き回る。そこには大小様々な仏塔があり、その中に真っ白で、表情がかわいい仏像が並んでいる。シャカの足跡を見に行ったが、サイズが1メートルほどで、扁平足だった。さぞ、歩くのに疲れたことだろう。

バゴダ近くの中華レストランに行き、冷たいビール3本、焼きめし、焼きそば、タイスープを頼む。1880チャットであった。一息ついたので、最高裁判所やバスの写真などを撮って、パソコンソフト屋に行き、違法コピーCDを物色する。彼らに、高価なソフトを正規料金で買うことなどできないし、おそらく違法コピーを買っているという意識がないのではないだろうか。

そろそろ行きたいところは、制覇したのだが、いかんせん金は余っている。使いきれないのでブラックマーケットでドルに再両替しようということになり、アウンサン・マーケットへ。ガキに案内され、交渉を重ねて、450FECを419ドルに替えることとなった。かなり損をしたことになるが、仕方がない。日本に持って帰っても、紙屑だし。3人で6個のかばんを10FECで買い、各自のお土産とする。トレーダーズホテルで、5ドルのケーキビッフェに行った後、ホテルに戻って、シャワーを浴び、3ドルでタクシーに乗り、空港に向かう。さようなら、ヤンゴン!

(写真:ヤンゴン。インド人街の風景)

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