みなさんこんにちは。 お盆も終わり、ホッと一息もつかの間、今年も待ちに待った全国大会出場(第26回寺族軟式野球大会)で、JETAの面々が京都へ乗り込みました。
言うまでもなく、毎年優勝が目標のJETAであるが、気が重い・・・・何故ならば、2年連続1回戦敗退という屈辱を嫌というほど味わい、早く結果を出さなくてはという焦りとプレッシャーがのしかかる。そういう意味でも今年は正念場なのである。いつも乗り込む新幹線がいつもと違った雰囲気に感じらた・・・・が、やっぱりいつも通り車中は小宴会場と化していた・・・
今大会は8月29日・30日の2日間、京都府宇治市太陽ヶ丘球場にて大会が開催され、総勢34チームが熱戦の火蓋を切った。前日の監督会議での抽選の結果、我がJETAは数少ない両日三試合パートへ・・・いやな予感が脳裏を横切った。
第1試合目の和歌山戦。万全で望んだ先発井上が打たれた。早くも和歌山2点先制。おかしい、いつものピッチングと何かが違う・・・これが全国大会のプレッシャーなのか! その裏JETAは一点を取るのがやっと、次の回に追加点を取られ3対1と引き離された。拙守、拙攻・・・・・ このままズルズルと行くのか。また昨年の悪夢がよぎる。
しかし、今年のJETAは違った。四球を選び、安打で繋げ、何とか同点に追いついたのだ。守るもランナーを背負いながら要所を抑え、我慢と凌ぎでその裏逆転に成功したのである。波に乗ったJETAは追加点を重ね5対3で初戦を突破したのである。
苦しみながらも勝利を手にしたJETAは二試合目、安芸教区と対戦。この試合は自慢のJETA打戦が爆発!投げてはエース井上が完全試合目前のすばらしいピッチング!最終回には、気の緩みからか4点を取られたが、8対4と勝利した。
波に乗ったJETAは快進撃を続け、奈良教区に6対2と圧勝し見事三連勝したのである。打っては四番小山田の活躍、投げては、エース井上の気迫の三連投であった。 JETAは全国大会出場7年目にして初の2日目への進出を決めたのである。その日の夜は、宗務所福岡教区教区人会のみなさんとの例年にない盛り上がりのなかでの懇親会を開き、翌日の試合が気になりながらも・・・京都の夜はふけていた・・・
大会2日目。いよいよ優勝をかけて残り5チームが激突である。第1試合目は大阪教区(阿修羅)。このチームには2年前1回戦敗退という苦い経験がある。前半から互いにチャンスはあるものの得点に結びつかず、0対0の投手戦。しかし、均衡が破れた。JETAは四球、長短打、相手のミスも重なり4点を先取した。その裏大阪は2点差まで追いつくも、先発井上の粘りのピッチングと堅い守備に守られ見事準決勝進出を決めたのである。
第二試合は昨年の覇者。強豪東海教区である。対戦は三回目だが、過去二回は見事に敗北を喫しているチームだ。打倒東海教区、借りを返すチャンスである。いよいよ試合開始。先発東海は難なく三者凡退。その裏JETAはランナーを塁に出すものの、東海エースに抑えられる。流れはJETAにあり、押しているのだが堅い守備に阻まれる。両者一歩も引かず投手戦のまま後半に突入。しかし、均衡が破れた。先制したのはJETAである。四球と、長短打で一・二塁のチャンス。バッターは一番キャプテン轡水。追い込まれながらも、見事兄としての面目を保つ右中間へのタイムリーヒットで2点を先制したのである。最終回、東海の攻撃。残る三人を抑えれば・・・・・・・しかし、さすが優勝候補東海教区は執拗な粘りをみせ、ノーアウト一・三塁とし、東海4番のタイムリーヒットで同点とされた。その後はきっちり守り、2対2の同点で試合終了。
ここで大会ルールによってジャンケンで勝敗を決めなければならない。両チーム一人ずつの勝負で先に五人勝ったほうがその試合の勝者である。・・・・・言いたくないが、結果は東海教区の勝ちであった。残念ながら、準決勝でまたもや今度はジャンケンで東海に敗北を喫したのであるが、JETAらしさを存分に発揮できた東海教区戦でありました。また再び、打倒東海をめざして練習に励みたいと思います。
三位決定戦では、九州のライバル熊本教区との戦いになりましたが、結果は8対1と圧勝でした。お蔭様で、JETAは全国大会三位という成績を残す事は出来ました。応援有難うございました。(因みに優勝は東海教区でした。)
さて、二年連続一回戦敗退という不甲斐ない成績に頭を悩ませていたのは、監督をはじめ、勿論ナイン全員であったのは確かである。
今大会は、それまでのチームの不振を一蹴したいという全員の気持ちが、チームを一丸とし、結果として勝利へと結びついたのではないだろうか。
ピリピリとした心地よい緊張感のなか、今年も京都で野球が出来た事を歓びつつ、また来年も全国大会優勝に向けて練習に励みたいと思います。
これからも応援宜しくお願いいたします。
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