東北一周
2003/05/02〜05/05
2003/05/02 新座〜会津高田
出発前
今年のゴールデンウイークは全然ゴールデンウイークという雰囲気が無くて，単に週末に３連休があるだけといった感じだ。しかし，４月に休日出勤していたので，２日に代休が取れて４連休。
ズームインスーパーをぼーっと見ていたらなにやら露天風呂をとりあげている。福島か。いつでも行けると思って全然行っていないな。よし，行くことにする。目標は福島の幕川温泉。
４日もあったら，盛岡まで行って東北一周して帰ってこれるな。よし，目標に盛岡冷麺，それも元祖盛岡冷麺の食道園の奴，それと八幡平を追加。
八幡平越えたら秋田県だなあ。目標に田沢湖も追加。
そこから走って５日に新座に辿り着ける場所･･･山形に泊まって，新潟経由で日本海を眺めて帰れば良い。よし，日程は決まった。
天気予報は４日とも全国的に晴れ！これは良いツーリングになりそうだ。
新座〜東北自動車道
平日だが車の量が多い。やはりゴールデンウイークということで休日前に休みを取った人が多いんだろう。それでも１００キロ弱で流れている。
風が若干強い。タンクバッグがとばされそうになる。これはサポートコードが必要だな。
佐野，那須高原ＳＡで休憩。
郡山南ＩＣで降りる。予想以上に早く，この時点で丁度１２時。
今回のルート
県道６〜県道９ 猪苗代湖湖畔
東北自動車道を降り，県道６号に乗り，猪苗代湖方面を目指す。県道６号は三森峠手前は結構面白いワインディング。
峠を越え，県道６号に乗る。県道９は猪苗代湖を左手に眺めながらの快適な道路。猪苗代湖越しに，遠くに磐梯山が見えた。
県道６号線三森峠付近
R115
R49に乗ると，磐梯山が真っ正面に見えた。ここからはしばらく猪苗代湖畔を離れて走る。
猪苗代湖畔を抜け，磐梯山方面にR115を進む。R115は磐梯山を眺めながらの走行。山の中を進む道だが，意外に流れは良い。
途中旧道に入り，土湯峠を目指す。
猪苗代湖付近のルート
幕川温泉
土湯峠から磐梯吾妻スカイラインではない旧道の方に進むと，すぐに幕川温泉の看板が見える。幕川温泉へはここから車１台がやっと通れそうな山道を進む。途中土砂崩れの跡があったが，旅館の名前をボディに書いた重機が「いつものこと」と言わんばかりに平然と後片づけをしていた。
幕川温泉には水戸屋旅館と吉倉屋旅館がある。今回はズームインスーパーで紹介されていた水戸屋旅館に入ることにする。玄関には隙間なく履物が並べてあって，混雑しているように見えたが，実際に浴室に入るとそれほどでもなかった。
ここには混浴の展望露天風呂，男女別の大浴場，外にぽつんとある露天風呂があった。全部入ることにして，まず混浴の展望露天風呂に入る。
更衣室は男女別。しかし，湯船は一つ。この湯船，樹齢何百年という大木をくりぬいて作っているといい，この旅館の象徴のようになっている。
私が入ったときには若い女性が一人，その父親？らしき年齢の男性一人，じいさん１人，おじさん１人がいた。しかし，ほどなく全員出ていったため，少しの間だけどこの露天風呂を独占することが出来た。ラッキー。
男女別の大浴場は展望露天風呂の丁度下に有った。大浴場には大きな湯船，岩風呂，露天風呂があったが，露店の方は眺めは良くないので期待しないほうが良さそう。
外にもうひとつぽつんと露天風呂がある。特に案内していないので殆どの人が気付いていないようだが，すぐ近くを渓流が流れる結構良い湯。外からの見た目より広い湯船が有り，楽しめた。当然混浴。
中には一人先客がいた。私の着ている服を見て，バイク乗りだろう，と声をかけてきた。この先客のおっさんもバイク乗りらしく，色々バイクネタやら時事ネタやらを話した。
幕川温泉の泉質は強烈で，Ｔシャツに付いた臭いがなかなか消えなかった。
水戸屋旅館
展望露天風呂
R49〜県道22
幕川温泉を出て，土湯峠からちょっと下界を眺めてみる。土湯峠のドライブインは廃虚と化していて，ちょっと寂しい。この機能はR115を福島方面に下った先にある道の駅つちゆに引き継がれたということなんだろうか。
R115を引き返し，今日の宿泊地会津高田に向かう。R115が猪苗代湖にぶつかったところからR49に乗り，西に向かう。R49は途中まで猪苗代湖を左手に見ながら走ることが出来る。予想したより渋滞しておらず，快適だった。
途中から県道22号を南下。県道22号はのどかな道。土の香りが漂う。
ドライブイン土湯峠茶屋の廃虚
会津野ユース
会津高田駅で地図をしっかり頭に入れ，会津野ユースに向かう。迷うことなく一発で発見。
丁度みんな集まりはじめているところだった。バイク乗りが結構多く，二輪置き場にいれるのに一苦労。
中に入ると，結構綺麗な作り。小規模だけど，ペアレントさんが隅々まで気を配って運営しているのがわかる。
パソコンが置いてあって，いつでもウエブを閲覧できる。
ここは夕食も楽しみだ。夕食はわっぱめしが出てくる。しかし，夕食が始まるものの，客の間に会話無く気まずい雰囲気。しかし，若い夫婦（奥さんがすげー美人）が話を切り出して，次第に打ち解けて会話が出てきた。
会津野ユース
あやめ荘
夕食後温泉ツアーがあった。ツアーの行き先は日替わりだが，今回の温泉は会津高田町内にある町営の日帰り温泉施設，あやめ荘だった。まあ，よくある公営の施設と言った印象だった。お湯は茶色っぽく，循環湯のようだが温泉っぽさは残っていた。
この日のまとめ
温泉ツアーの後にお茶会があり，お茶会の最後は何故かたこ焼き大会だった。
就寝１１時。しかし，ゆっくり寝かせてくれない出来事が…
本日の走行距離３８０キロ。