痛いくらい君があふれているよ 1999.10.14 JBDJ-1049 |
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全体的な印象 1999年はZARDにとっては(今のところ)最後の光を放った年となった。アルバム「永遠」の発売、ベスト2作の発売、そしてシングル4枚を立て続けに発売、そしてライヴまで行っている。その中で、この作品は3枚目のシングルとしてベスト第2弾の発売をフォローするように発売された。 泉水さんのラップがファンの間では話題になった。しかし一般人の間では曲自体殆ど話題にならなかった。 ネスカフェモーメントのCMのタイアップ曲となり、それなりにCMで良くかかっていた。しかし、効果は今ひとつで、セールスは奮わなかった。 珍しくシークレットトラックが収録されている。カラオケが終わった後、すぐに始まる。あまりオリジナルバージョンと違わない印象だ。
痛いくらい君があふれているよ 作詞:坂井泉水 作曲:シオジリケンジ 編曲:シオジリケンジ 作曲編曲共にシオジリケンジが担当。シオジリは前作「世界はきっと未来の中」の編曲も担当していた。 シオジリケンジは遂に泉水さんにラップさせてしまった。泉水さんは今までもアルバム「永遠」収録の「Brand New Love」でラップは披露しているが、控えめなものだった。しかし、この曲では大胆にも曲の半分近くをラップが占めている。 歌詞は一応ラブソングらしいが、思いついた言葉を並べていったような感じで、深く意味を追求すべき代物ではない。泉水さんも「あまり歌詞をじっくり読まないでフィーリングで聴いて欲しい」といった意味の発言をしているくらいだ。 それにしても「もう誕生日を祝ってもらう歳じゃないし」や「君のロケットで強く撃ち抜いて」といったフレーズはドキッとする。 収録アルバム
ジャケット・ブックレット メルセデスの大型ワゴンのバンパーに座る泉水さん。特別魅力的な写真ではないと思う。 ポスターは入手しやすかった。かなり多く配布されたんじゃないだろうか。予約すれば貰えた。 現時点で最後の8センチシングルCD。おそらく今後も8センチ盤のシングルが発売されることはないだろう。 ネスカフェモーメントのタイアップが付いていたため、このシングルを買ったら試供品が貰えた。
セールス
初動再び10万枚割れ。それどころか6万枚台まで下がり、初登場順位が遂にトップ3から落ちてしまった。「負けないで」以降初めて。 6週目まで特に目立った動きもなく順位を下げ続け、そのままチャートアウト、最終的には12.4万枚というZARDシングルの中では下から3番目の記録となった(チャートアウト時点)。
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