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#2100 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/27 06:11
上杉謙信

この お方は、かなりクレイジ−なところがあり
大将なのに先鋒の先頭を切って敵陣に切り込むような
ことが多々あり、川中島での信玄との一騎打ち伝説は
脚色でしょうが、あの人ならヤリかねないと思わせる
ようなオ−ラに満ち満ちた人だったそうで。
私は信長よりも、よっぽど「狂」が似合う人だと
思います、謙信は。信長は天下布武のため
自分の内面の「狂」をコントロ−ルしてたような
感じですが、謙信は本能の趣くまま動く武将で
日本の歴史家さん達は謙信を過少評価してるような
感がありますが、とらえる対象に「天下統一」
一点張りで息苦しくなります。
謙信は天下統一など知るか!ボケと言いそうな
潔さを感じます。そこが信玄と違うと思います。
NHK大河は数回、謙信を主人公にしたようですが
何か堅苦しい謙信だったそうで。





#2099 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/26 22:32
謙信と信玄

かの織田信長は、「こいつらとだけは絶対、正面衝突しては
イケナイ、寿命が尽きるまで待とうホトトギス」と
思ったかどうか知りませんが、上杉謙信と武田信玄とは
マトモに戦闘を避けていたのは、有名ですね。
信玄は年齢的に信長より大先輩、気長に待つのは納得かも
しれませんが、謙信の方は信長より1〜2才上なだけ。
事実、信玄は尾張目指して進軍中に天命尽きましたが、
謙信は織田が武田を滅ぼした前後に突如、西へ進撃を
始め、北陸で一向門徒を虐殺してた織田軍を蹴散らし
織田軍は防衛線を福井あたりまで後退させたそうです。
かの羽柴秀吉は、上杉軍と正面切って激突しようとした
柴田勝家、前田利家をボロクソにケナして勝手に
部隊を京都に撤退させてしまったとか。

私らのご先祖の地に殺りたい放題をしてた連中を
一時的ではありますが痛快にブチ破ってくれた
上杉謙信。越中の住人の私は
ヨソから来て越中を掠めていった佐々成政や
前田利家より、隣の新潟の雄、上杉謙信を
崇めております。





#2098 
班超H.K. 2001/11/26 21:01
トイレ

えらく久しぶりです。仕事本気で忙しいもので。なるべくホームページは拝見するようにはしていたのですが、なかなか時間が取れず・・・。来週辺りから、また北京へ行ってきます。なんか今のうちに聞きたいことがあったら、何か質問頂戴ね、徹夜城君、結構おもろい人物に会ってきますんで。

ところで、中国旅行日記まだ執筆中かな。上海ももうえらく変わったと聞くぞ。トイレもあんなすごいトイレでは無く、一級から五級までの星印つきなんだから(本当です)。
トイレの思い出で昔話を一つ。中国で体験した信じられん思い出です。

一、ある旅の途中急激な下痢に襲われた私は、ホテルのトイレに急行。案の上、ドアなどありません。しかし、そんなことなど気にしていられない私は、早速仕事をはじめたのです。ところが、一人の中国人がトイレに入ってきまして、ぶりぶり励んでいる私の方に顔を向けたと思いきや「ニーハオ」の一言。私の顔は一瞬にして凍り付いてしまいましたが、相変わらず御尻は仕事に励んでます。早く行ってクレー、の願いむなしく、「どこから来たの?」と彼はにこにこ顔。まるで日常そのものなんです。あっけにとられつつ私は「日本から・・・」と答えると、さらに彼は「日本から、へー、どうしてここに来たの?旅行?」と何のためらいもなく質問を続けてきます。これが本当のカルチャーショックでした。ほんまに、何考えとんのか。

二、中国の田舎町の散歩を楽しんでいた私は、ある光景にギョットしました。おっさんが野糞してたんです。鼻歌唄いながら。知らん振りして通り過ぎようとした私は、彼の声に呼び止められました。「ニーハオ」。今度はまさか仕事している人間から話し掛けられようとは・・・。彼は平気で続けました。「兄ちゃん、紙もっとらんか?」・・・。オソルべし、中国・・・。

三、これは香港でのこと。それも今朝のことです。通勤中、中国人の親子が、排水溝で立ち小便しておりました。通勤ラッシュで混んでいたまさに道路わきで。皆、知らん振りしてましたが、顔がちょっと引き攣ってました、私も含めて。一瞬、自分がどこにいるのか、まじで判らなくなりました。

以上、決して中国の方を馬鹿にするのではなく、あくまでも文化的違いをまざまざと見せ付けられたことを、「トイレ」という観点から語ってみました。来週、早速北京のトイレ事情を探ってまいります。それでは。歴史とも大河とも何の関係もなかったですね。あしからず。



#2097 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/26 19:55
ロシアン・マフィア?

北海道のロシアン・マフィアはカニを商うのですか?
私の住む富山県に寄港する外国貨物船は十中、八、九、ロシア船。
ロシア貨物船はシベリア産の材木を満載して、積み荷を富山で
降ろし、空になった貨物船は日本の中古車を満載してロシアへ
帰っていきます。その中古車のうちの何割かは盗難車だそうで
このロシアン・コネクションは県警も全容を掴めていません。
税関は人手不足(北陸・新潟管区で総勢50人もいないそうです)
水夫にはトカレフを持ち込む者もいて、私の近所の
中古車屋のオッサン(日本人)はロシア人に車を都合した
代金の代わりにトカレフと実弾を受け取りパクられました。
現在、富山県の国道8号線沿いはロシア人が経営する
中古車屋が軒を連ね、パキスタン人のそれも追随する勢い。
毎朝、トランスポ−タ−から高級車、外車が降ろされて
日本人の中古車屋よりブツの出入りが激しいです。



#2096 
徹夜城(怒涛の採点作業を終えた管理人) 2001/11/26 10:19
多忙な三日間

某社テストの採点を終え、一息ついてます。今回はあまり「珍答」が全くなくつまらん(笑)。あれは退屈きわまる採点作業の唯一の楽しみなのに。
ちなみに経験では大阪人の解答用紙に傑作珍答が多いです。答えがわからなくてやけくそになって受け狙いの答えを書いたりしてます。

>カニシカ王さん
ロシアマフィア、カニにも手を出してましたか。その番組は見てなかったけど、去年ぐらいにも耳にしたような気がしてます。古今東西、この手のところから「国際化」が真っ先に始まるモンですな。

>アール・ケイさん
小松左京大先生様を引き合いに出されてしまっては恐れ多い限りで(^^;)。いやぁ、アール・ケイさんの博覧強記(狂気?凶器?侠気?驚喜?)ぶりも相当なものだと感嘆しておりますです。
アシモフに絡んでですが、「ファウンデーション新三部作」の新作の邦訳が出ました(全く知らない方は当サイトのアシモフコーナー参照)。著者はデビッド=ブリンですが、今回は「過去の伝説」として地球上の各国の歴史に触れたりするんですね。そこで「アメリカ」という国家に触れて、「あの横暴で攻撃的な国か」とか登場人物がボソッと言う場面がありまして…今読むと凄いタイムリーで(^^;)。

>ノストラダムス。
「ノストラダムスの大予言」ですが、最初の本がベストセラーになった当時の日本の「世相」も大きく影響していると思えますね。高度成長が終わり、環境問題が噴出し、「明るい未来」が展望できなくなった時代にフッとあの本が多くの人が出て飛びついてしまった。内容のオカルトなところは置いといて「警告の書なのだ」と擁護する一部文化人もいましたよね。

>時宗。
あと二回かぁ。
「弘安の役」の方が大戦争だったと思うんですけど、文永の役ほど力が入っていませんな。ま、最初の方がインパクトがあるのは確かですけど。
それにしてもドラマの最大の見せ場であるモンゴル軍との戦場に主人公がいないというのは辛いですな〜(しょうがないけど)。それで無理やり(?)幕府内の対立を描いて同時進行で盛り上げようとしております。「時宗」のシナリオ、ほんと苦労していると思うんですよ。
その昔「日蓮と蒙古大襲来」という大映の映画がありましたが、この映画では時宗は日蓮と一緒に博多に直接駆けつけておりました(笑)。さすがにNHK大河はそこまで出来ない…って、時輔のことは?(爆)

昔の時代劇映画はおおらかでいいな〜と改めて思うのが、今合間を縫って見ている東映映画「真田幸村の謀略」。
半分ほどみた感想。「これってSFX映画だったのか」。トップシーンは「妖星ゴラス」か「フィフス・エレメント」か(笑)。



#2095 
相良義陽 2001/11/26 09:20
宗教。

ナショナリズムもある種宗教に近い感があると思います。
って、自分のフィールドに議論を持っていこうとしてみる(笑)。

何も考えずに無神論者を気取って12月から1月にキリスト教徒→仏教徒、2月にまたキリスト教徒なことやってる人もどうかな、とは思いますが、
個人的には選挙の前だけ友達面して電話かけてくる某団体の方が嫌ですね。
浪人中、大学に受かった人間から延々と夜中まで自民党の悪口を聞かされた時には殺意すらわきました。
数年後、彼は「安定って重要」とか言ってましたが、一党独裁でも目指すんですかね。

時宗があと2回となりました。どう収拾つけるんでしょ。

http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/index.htm


#2094 
貧乏神 2001/11/26 01:00
無神論者の貧乏神

私としてはカール・セーガンとかアシモフとかのともがらでありたい、
などと思ってます。「私に神という仮説は不要」と言ってのけたラプラス
なんかも好きかも。

そういえば一向宗は霊魂不説ということで、わりと無神論に近い
立場のようにも見えます。と、無理やり二つのネタを結びつけて
みたりする。(^^)

>モラル
漠然とですが、功利主義をつきつめればモラルに行き着くんじゃ
ないかなぁ、と思ってたりします。

>前田利家
イメージが薄い、というのは確かにありそうですね。私の周囲では、
親父ほか、織田信長についてはまるで親の仇のように言ってたり
しますが、前田利家に関してはあまり語られないように思います。
好まれてる、というよりはイメージを持ってないような気がしますね。
利家の名場面、っていうのも思いつかないですし。

>日露大河
たしかに、私も難しいだろうな、とは思います。
長時間ドラマで、というのは、TBSあたりがいかにもやりそうですね。
なんか、どうしようもないチープな映像になってしまいそうな気も
してしまいますけど。(^^;
フジテレビの日露ドラマ、というのも、こわいものみたさ、という
ことで見てみたい気もしますが。でも、ドラマだといまひとつ産経
色が出ないかな。

>アジビラ
30億、いいですねえ。うちの隣に潜伏してたりしないかなぁ。(ぉぃぉぃ)




#2092 
魔術師 2001/11/25 23:50
ドスタム将軍って鉄火場が似合う男だ

 ありゃあ、競輪場でワンカップ大関片手に競輪選手に罵声浴びせる
 タイプの男だな。(直勘)
 >そうやって宗教というものを
 真っ向から見つめ煮詰めた上で、無神論を悟るというのが
 真の無神論者かもしれませんね。
 真っ向から見つめるとたいてい神の存在が見えてきてしまう。
 (というか、いてくれたほうが救われる気がする)
 なかなか無神論を悟るのは難しいんじゃないかな?
 (単なる個人的感想ですけど)
 望んだわけでもなく生まれてきて、そしていつか人は金持ちも
 貧乏人も必ず死ぬ。
 さまざまな不条理を消化するには神がいたほうが都合が良いだろう。
 都合が良いというのは何とも不遜な言葉だが、いたほうが善を行うに
 しろやりがいがあるというもんだね。(別に見返りを期待するとかではなく
 そのほうが心の問題としておちつくでしょ)
 と、個人が神と向き合えばたいてい清簾&厳かモードな良い感じになるのだが
 これが集団になってなんとなれば異端を追求して内部で闘争したり
 異教徒と戦争したりとわけわからん争いシチェーションになるので
 ほんと宗教って厄介です。いいえて麻薬ですな、冷静になりましょう。



#2091 
アール・ケイ 2001/11/25 23:42
管理人ってたいへんねー(何かヒトゴトみたいな書き方(笑))

私の学校の先輩に当たる人で、小松左京という方がいます。この方、少年時代から現在に至るまで、寝る間も惜しんでその多才ぶり博覧強記ぶりを発揮してきた人でして、その結果身体も赤塚不二夫氏並みに(笑)ボロボロになっているようで、何度か重病説も流れて心配したのですが、先だってのSF大会にも名誉会長かなにかで登場したとのこと、何よりだと胸を撫で下ろしている次第です。
小松さんの青少年時代、もしインターネットというものがあったら、さぞや駆使しておられたことでしょう。会社もいくつも興したでしょう。自分のサイトをいくつも持って、複数の掲示板にもレスしまくりだったことだと想像します。

徹夜城さまのご活躍を見ていて、ちょっとだけ(笑、たいへん失礼)重なるものを感じたもので、こんなことを書いております。

>無宗教論
アイザック・アシモフは完全に、というわけではないですが、無宗教者という範疇に入れてもよかったかもしれません。ただ、時に鼻をくくったような反宗教発言(信者や宗教関係者にはそう聞こえた)が反発を呼び、晩年の博士はかなり孤独だったとの説もあります。
カート・ヴォネガットはその作風から保守層から相当な攻撃を食らってきたでしょうが、友人のアシモフの苦境を見たせいか、引退宣言とともに「神への帰依」みたいなことを急に語り始め、往年のファン−例えばこの私を大いに失望させてくれました(笑)。
宗教免疫論は、あのオウム真理教の一件以来耳にしますが、私は本質的な解決手段だとは思えません。
ただ、我々には何らかの“21世紀モラル”が必要だとは思います。
(これはこの先も何度か申し上げていくつもりですが、でもこれこそ変な宗教団体みたいな気もする(笑))、人類ひとりひとりがその帰属する人種、民族、社会、家族、性別、そして宗教の一員である前に、人類の一員であるという自覚を意識し、人類共通のコモンセンス(常識と約すと軽すぎます)を遵守せねばならない、またそうせざる時は対立の末いつしか人類は滅びるのだ、という事実認識を持つ、ことが不可欠であると思っております。いかに“人類共通のコモンセンス”を成立させていくのか、これが人類に課せられた21世紀の最大のテーマではないでしょうか。
…なんてね(笑)。

いわゆる「ノストラダムスの予言(彼自身はそんなことは言っていないもので“いわゆる”)」を信じていた人って結構多いようですよ。五島勉氏の罪は重い(笑)。まあ、新聞等によりますと、アメリカ人って日本人よりも遥かに迷信深いようで(神の存在はともかく、霊魂だのUFOだの)、私はその点ではタリバンのことをそう悪く云えたもんでもなかろうと思うのですが(笑)。
そもそも(宗教における)原理主義って、イスラム教ではなくキリスト教のことでしたものね、二昔前までは。

先だって、富山県出身の方(現在福島県在住)と飲んだ時いわく、「富山県人はちょっと性格が…」と発言していて、こっちは「そんなこともないでしょう」とフォロー?したんですが、確かに呉東呉西(富山県の中央にある呉羽山を境に東部西部が分かれる)で言葉も違うといいますし、そうした戦国期、江戸初期の争い、軋轢が影響しているのかもしれませんね、ホリー・ハンター様。

>佐々淳行氏は成政の姉の孫の子孫?
佐々十郎(知ってます?(笑))はどうなんだろ。
まあ、直系でなくてもその程度の近さなら、「子孫だー」って云ってしまいそう(笑)。

>慶応高校ラグビー部・山縣有孝選手(3年生・慶応普通部出身)
確かにもろ有朋の子孫の名前っちゅう感じですな(笑)。慶応普通部→高校というのがおぼっちゃんぽいしなあ…。って、彼、私の近所にいるってことか(謎笑)。



http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2090 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/25 18:26
無宗教の人っているんですか?

どんなに俺は無神論者だ!と空威張りする人でも
死ねば親族が当人の葬式をやるわけですから、この世に
生を受けて宗教と全く関わりを持たぬまま一生を終える
事など不可能では無いのですかねぇ?ひろぽんサン。
屁理屈を言い失礼しました。
日本人は自分では無神論者だ!と思ってる人が多いですが、
そういう人に限って悪意を伴う狡猾な宗教勧誘に案外
引っかかるというのは、ひろぽんサンのおっしゃる通りで
我々は、やはり宗教・免疫なるものを持っていた方が
良いかもしれません。そうやって宗教というものを
真っ向から見つめ煮詰めた上で、無神論を悟るというのが
真の無神論者かもしれませんね。





#2089 
カニシカ王 2001/11/25 15:40
北海道でロシア人マフィアが

「カニ」の闇取引をしていると昨日のニュースでやっていました。港でカニの取引をしているところを想像しただけで笑ってしまいます。



#2088 
ひろぽん 2001/11/25 15:26
わたしのおかげ(笑)

ただ今、徹夜城さんの掲示板に同時多発・・・いや適当な表現に直すと、熱心党のひろぽん(注.#2074参照)です。徹夜城さんに斬捨てられるのが先か、敬虔なクリスチャンの方からお叱りを受けるのが先か・・。この前、漢字の凡ミスで恥をかき、一般のロマー(注.過去ログ#1946参照)に戻ろうかとも思ったのですが、書き込みっていうものは自分の勉強にもなるんだなぁと最近思いだし、時々送られるレスにも励まされ、これからも適度(どこが!)に書き込みをさせていただく所存です。(んっ?誰だ、そこでチッって言っている奴は!)

一向宗の話で盛り上がっているようですが、私はしつこく死海文書がらみのはなしを・・。
日本人って大部分が無宗教、若しくは無神論者が良いというような感覚が強くって、それについて私はいちいち反論する気は無いのですが、そういう風潮が強ければ強いほどしっかりと宗教のことを知っておかなければならないと思うんです。

ノストラダムスの大予言が流行ったころ、(大橋巨泉が最初にテレビで紹介し、五島勉がトンデモ本を連発していたとき。)無宗教・無神論が主流である筈の、日本の世のお子様の7割が(半分冗談でしょうが)それを信じ、1999年がやって来ることを恐れていたとの情報を、何かの雑誌で読んだことがあります。フランスでは、
「誰、ソレ?」
とか言われそうな人物の詩に対してですよ。
昔は、コンビニの駐車場が指定席で、今は修斗(シュートボクシング?)の二枚目格闘家の魔裟斗は、
「自分のツレは、ノストラダムスを真剣に信じていて、どうせ死ぬのだからと好き勝手やっていた。でもハルマゲドンが来ないんで、今は定時制に通っている。」
といった微笑ましい(?)エピソードをテレビで語っていました。

これって実は恐ろしい事なんですよね。宗教に関して無関心な人、または無神論者をきどっている人というのは、実は、宗教からの攻撃(それもくだらないヤツ)に一番弱いんですね。
ノストラダムスは終息した(でも、テロのおかげでまた息を吹き返した。)ようですが、今度は、死海文書がキーワードになりそうな予感がします。死海文書のトンデモ系研究者達によると、2018年や2026年がキーワードとなるそうです。
そういえば、五島氏って死海文書関係の本って出してましたっけ?五島氏は、ハルマゲドンが来なかった事について、朝日新聞にて謝罪していたらしい(←彼独特のジョークか?)のですが、後何年かしたら、『死海文書の陰謀!?』とかいう本を出版しかねん奴ですな。(笑)


『利家とまつ』の前田利家ですが、隆慶一郎氏の『一夢庵風流記』では、自分の出世欲と保身のみに執着した小者として描かれています。主人公のの前田慶次郎は、そんな利家に反発し、自由に生きた「かぶき者」(中世でいう悪党でしょうか。)で、「まつ」とも実は恋焦がれる間柄であったという設定です。そういう視点で見ると、大河の配役での前田慶次郎は、ミッチーではなく、ソリマチがやった方が良いなーっと・・・。(笑)



#2087 
ホリ−・ハンター 2001/11/25 12:43
弾圧とゆう言葉は未だマシで。

織田軍が北陸に侵攻、信長、自ら福井の府中に陣取り加賀
越中まで織田軍の先鋒が到達していた頃、信長が京都所司代
村井貞勝へ送った書状に

「府中は死骸ばかりにて一円空き所無く候。
見せたく候。」

これは有名ですよね?意味は「ココは死体だらけで、そちに見せて
やりたいくらいの絶景な眺めであるぞ。」

利家は、もちろん織田軍の北陸侵攻の前衛部隊で
この数万人の虐殺への関与は否定できないでしょう。
加賀・越中では一向門徒は拘束されても吊るし斬り、
火あぶり、牛車の縦裂きの刑という運命が待って
いたそうで、あまりにも沢山殺したので
いちいち首を斬ってるのが面倒で耳を切って
集めて戦況成果としていたそうです。
そういう血生臭い現場の指揮を前田利家は
先導して行っていたそうです。
南無阿弥陀仏〜。



#2086 
田植え 2001/11/25 11:39
前田氏と一向一揆

人づてに聞いたところでは、前田氏が一揆を弾圧した話もちゃんと入れろと、監修担当の某教授は抵抗しているとか。
どういう結果になるか、注目しています(笑)



#2085 
相良義陽 2001/11/25 10:21
富山って

「加賀」百万石って言いますけど、加賀藩って加賀・能登・越中のほぼ全域ですよね。
その意味では富山も「ご当地」を叫ぶ権利があるのでは。
って、利家の死んだ後でしたっけ?

私としては、世間にはあまり知られていない戦国大名のカッコ良さをクローズアップして、地方の活性化とリンクさせると面白いと思うのですがどうでしょう<大河ドラマ。
具体的には島津義弘とか。

時宗見てて思ったのは、宮廷内陰謀って面白いし、平頼綱役の役者さんは本当に悪役っぽくて上手いのだけど、フラストレーションがたまるってことです。
ああ、みててむかつくぅ。

http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/index.htm


#2084 
YsBoy 2001/11/25 07:54
元勲の子孫では・・・

どうもはじめまして。先日、高校ラグビー神奈川県大会決勝・慶応義塾VS法政二戦がありましたが、その中に明治の元勲の山縣有朋公の子孫と思われる(きっとそうだと思う)、慶応高校ラグビー部・山縣有孝選手(3年生・慶応普通部出身)がいます。試合は慶応が勝ったので正月の全国大会に出場することになりました。年末から大会が始まるのでチェックして見てください。高校ラグビーはTBSで放送されるので山縣選手も注目を浴びるかもしれません。前にこの掲示板で山縣有徳氏のことに触れてましたが、もしかして有徳氏の息子さんかもしれませんね。有孝選手もレギュラー選手ですから今後かなり全国的にクローズアップされる可能性があります。今後の彼に期待しましょう。



#2083 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/25 07:37
一向宗門徒のHPってあるんですね。

またまた無理矢理「利家と まつ」関連を書かせて下さい。
利家 は地元の、加賀百万石の観光協会のあるいは史跡関連の業界
の英雄となっておりますが、基本的に石川・富山の、私のような
被・支配下層、元・一向門徒を先祖に持つ人々には
必ずしも英雄であるとはいえません。この間、北陸一向門徒のHP
とゆう奇特な場所を発見、そこには利家と以後の前田家の北陸での弾圧・圧政が
呪いに満ちて描かれており、まぁ、NHKも、そこらへんは描くわけにも
いかぬでしょうね。
越中の戦国史とゆうのは、絶えず隣の戦国有力大名に軍事介入されてて
一向門徒が支配する地域(富山・西側)は武田信玄が支援、
対する領主連合(富山・東側)は上杉謙信が支援、川中島の別オプション
のような様相でしたそうで。謙信のオヤジ様は越中に遠征して
ゲリラ戦に悩まされ急死したそうで、次男の長尾景虎が
長男を差し置いて若くして領主になれた背景の一つといえるかな?

謙信って不思議な人ですね。京都へ上洛できたのは
信長以外の有力大名では彼だけじゃないですか?もっとも
小人数で、しかも、山伏に化けて、お忍びで。
当時、敵国がひしめく北陸・北国街道を一体、
どうやって突破して将軍に拝謁して、しかも
また本国に戻っていけたのか?



#2082 
のよりん 2001/11/25 05:25
佐々氏は・・

佐々十竹の子孫ではあるみたいなんですがねえ。
十竹は成政の姉の孫なので、直系ではないようです。

http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Cinema/5784/haiyaku/index.html


#2081 
かりん 2001/11/25 03:14
宣伝させて下さい

第二サイトを見切り発車しちゃいました。http://isweb38.infoseek.co.jp/cinema/sitting/
インディアンの魂の叫び〜風と空と大地と〜
北米インディアンの歴史と精神文化の研究サイトですが、やたら
工事中が多くて(汗)
宣伝してしまえば更新作業も捗るかなと、甘えさせてもらいました(汗)

大変失礼致しました。



http://isweb30.infoseek.co.jp/cinema/karins14/


#2080 
徹夜城(掲示板ハシゴ書き込み状態の管理人) 2001/11/25 01:52
ふう。

自分のサイトの掲示板4つに連続書き込みしてる管理人です(笑)。誰かさんのおかげもありまして…(笑)。

>かりんさん
リンク作業、こちらも先ほど済ませておきました。
いろいろ迷ったんですが、とりあえず「西洋史」グループに分けてあります。「アメリカ史」って単独で置こうかとか、西部劇がらみだから歴史映像か、とも考えたのですが…ご希望がありましたらお申し出ください。

>桜月みうさん
こちらも同時にリンク作業を済ませました。これからも南北朝関係サイトを収集していこうと思っております。
僕は「総集編」のビデオは2巻までしか見てないんです。常盤貴子さんが出ているとすれば最終巻の終わりのほうのはず(48、49回しか出ていません)。総集編のキャストロールに名前が出ているなら、画面に収まっていると思われますが…
出演シーンは「大全」にも書きましたが、桃井直常に怒鳴られた細川顕氏と斎藤利泰が尊氏邸を訪ねてくるところで、二人を出迎える侍女のうちの一人。常盤さんがしゃべるセリフは確か「何の御用でしょうか」とかそんな程度のこと。最終回では登子の後ろにいる大勢の侍女の一人に紛れているようです。

>田植えさん
司馬遼太郎の好む主人公ってそういえば合理主義者が多いですね。極端なのが「花神」の村田蔵六かな。「義経」ってのもありましたが、あれなんかは読者から「義経のイメージじゃない」とか批判があったとか書いてました。
ただ司馬の描くキャラクターって、あくまで「小説」として描くために必ずしも実像どおりではなく理想化(あるいは極端化)される傾向があると思うんですよ。本人も言ってますが、対象となる人物の完結した人生を見たうえで「こいつはこういう奴だ」と決定して書いてしまう。司馬作品の主人公がしばしば「天が下した運命のヒーロー」みたいになってしまう一因がここにあります。
いや、それがまずいとは僕は思わないんです。それは歴史小説という表現のひとつの形式ですから。だからこそ司馬作品は面白いわけですしね。ですが、この方法だと「南北朝」は厳しかったんじゃないかと改めて思うわけです。
楠木正成については「河内の気のいいオッサンだったに違いない」となかなか当たっていそうなことを書いておりますね。武田鉄矢もそのノリでした(笑)。

>貧乏神さん
お久しぶりです。
「坂の上の雲」の大河ですが、話ぐらいはありそうですけど、いろんな意味で実現困難でしょうね。3〜4時間のドラマならかえって現実味がありますが、大河はちょっと。変に政治的にいろいろ言われちゃう作品でもありますし、満州での大会戦や日本海海戦をどう映像化するかという問題が出てきます。映画の方ならすでに良作がありますけどね(あくまで映像的に、ですけど)。

横山隆一氏ですが、「史点」ネタにしようかとマジで考えたんですが…まとまらなくって。
何と言ってもこの方は戦時中の米軍がまいた宣伝ビラに「フクちゃん」が無断使用されていたのを、95年になって画像使用料150円(当時の物価のまま)をアメリカに支払わせたという奇特というか執念というかギャグのセンスが抜群というか、そういうお方でした。
話は飛びますけど、米軍は今の戦争でも宣伝ビラまいてますねぇ…誰かさんの情報に賞金30億とか。
佐々淳行氏ですが、とうとう映画の主人公になりますね。演じるは役所広司(またかい)。

>ホリー・ハンターさん
「利家」って僕もどこが「ご当地」なのかピンとこないところがありまして。
なーんとなくですが、いまいち盛り上がってない気がしますね。NHKが意気込んでいる割に。
展開はおなじみの「太閤記」別バージョンで人気もあるはずなんですが、「利家」ってキャラがいまいち定着イメージが無いってのが原因じゃないでしょうか。



#2079 
貧乏神 2001/11/24 22:17
さっさっさっさ(意味不明)

久しぶりに書き込ませていただきます。
常連というほど書き込み歴があるわけじゃないんですが。
私も利家と聞いて、「なにを今ごろ」「そんなにネタがないんかい」
などと思った口ですが…
戦国ネタが出尽くしたんだったら、いっそ、「信長の野望」で上級者が
プレイするものとされている「姉小路一族の興亡」でもやればどうだ、
とか…さすがに無理がありますか。(^^;

私の実家の方だと、能登小丸山城跡に、大河のネタが決まった頃から
「利家・まつ出世城」という幕がかかってますね。前田氏の能登支配は
苛酷だった、とかいう話を小耳にはさんだ記憶もあるのですが、支配
された方の子孫はなかなかお気楽なようです。(^^)

能登出身者の中では、たぶん空前絶後の存在であろう長谷川等伯が
たしかあの時代の人だったと思うのですが、利家が北陸に入った頃
にはずっと京都で活動していたのでは、という気もします。

佐々淳行氏がほんとに成政の子孫かどうかは私も知らんのですが、
以前帰省から戻る際に特急はくたかの車内で氏をお見かけしたことが
あります。きっと成政つながりで講演でも頼まれた帰りだったんじゃ
ないかと思いますが。

あさま山荘というと「鉄球攻撃」が印象深いですが、以前見たテレビ
番組の中で佐々氏が
「その前の安田講堂の時に使おうと思ってたんだが、文化財扱い
ということで許可が下りなかった」
と言ってましたね。いや、いろんな意味ですごい話だと思います。

脱線ついでにもうひとつ。
先日、故 横山隆一氏のことを特集したテレビ番組を深夜のNHKでやって
いたんですが、横山氏って、やくみつるの元祖みたいな「変なもの
コレクター」だったんですね。で、そのコレクションの中に「歴代
警視総監の指紋」というのがありまして、秦野章(佐々氏の上司でしたね)
なんかの指紋が出てきて、なかなか感慨深いものでした。
他には「川端康成の胆石」とかいうのがあったかな。

大河ネタに戻りますと、2004年はやっぱり「坂の上の雲」でもやるん
かいなぁ、などと勝手に思ってますが、どうなんでしょうね。




#2078 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/24 18:28
そう言えば来年NHK大河は隣の県が舞台

ななサン も言っておられましたけど、全然
前評判がよろしく無いようですね、NHK大河「利家と まつ」。
しかし、一応、北陸、中京方面が舞台なので、ここの掲示板の
常連サンはその地方の方が多いですので、ヨイショしてみては?
ちなみに私は富山県、そうですね、主人公の利家を困らす悪役、
ヒ−ルで一番は信長公から越中を頂いた譜代家臣・佐々成政。
織田軍で数少ない鉄砲隊の隊長さん。浅間山荘事件で機動隊を
指揮し最近では危機管理の評論家の佐々氏は自称・佐々成政の子孫
だそうですけど本当?
あ、それと、高山右近が秀吉のキリスト教禁令に引っかかって
利家が、加賀と越中で数年、右近を幽閉していたそうです。
以上、勝手にやって、お国自慢っぽくなりましたが。



#2077 
徹夜城(これから出勤するため不義理になる管理人) 2001/11/24 10:15
それにしてもこのところの書き込みペースは凄い

これからお仕事に出かけてきます。たぶん深夜までネットには入れません。チェックぐらいは軽く出来るかもしれませんが…
そんなわけでレスやらリンク作業やらは少し遅れますのでご勘弁ください。

>ひろぽんさん
忘れ去られつつある(笑)FXの掲示板にまで書いていただけたとは恐れ入ります(^^;)。まとまったレスは深夜以降にでも。



#2076 
かりん 2001/11/24 08:03
ありがとうございました。

私のHPに遊びに来て頂いて有り難うございました。
こちらの方のリンクは、完了しました。
今後とも宜しくお願い致します。

http://isweb30.infoseek.co.jp/cinema/karins14/


#2075 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/24 05:23
異端 という言葉の響き

日本人 が俗に使う 異端 とゆう言葉の意味は
キリスト教徒が言う其れ とは少しズレているかも知れません。
アチラ では中世に異端審判、魔女裁判なるものが、宗教裁判が
法を司る精神世界だったという怖い過去があるので、異端とゆう
レッテルを貼られるのは命がけ、みたいなことですものね。
そのへんで、私が「異端」とゆう言葉を持ち出して、
けしからん奴だと憤っておられるのなら平謝りしますよ、ひろぽんサン。
しかし日本にも過去、宗教戦争が大規模にありましたよ。
織田信長VS一向宗門徒&比叡山。我々日本人に政教分離を
もたらしてくれたとゆう点で、単なる信長の虐殺だったと
感情論でとらえてはイケナイとゆう歴史分析が最近では高まりつつ
あるようです。ちなみに私の住む北陸は一向宗門徒が支配した地域。
織田軍が攻めてきて、数万人が根切りされたとか。私の先祖は
弾圧され虐殺された側のようです。それでも私は、ご先祖には
申し訳ないですが、信長の徹底的精神が皮肉にも日本人の
D.N.Aに政教分離の精神を叩き込んだと確信しています。
あくまで結果論で御先祖サマ、ゴメン。



#2074 
ひろぽん 2001/11/24 00:12
クムラン教団とデビルマン

>ホリー・ハンターさん
いえいえこちらこそ直レスは初めてでした。どうもすみません。

クムラン共同体(クムラン教団)とは、ユダヤ教の教派であるエッセネ派によく似た性格を持った厳格で禁欲的な秘教集団というのが、非トンデモ系の定説であったと思います。しかし、これもあくまで説であり、新約聖書にも登場する「パリサイ派」や「サドカイ派」、はたまたイエスの12使徒の一人であるシモンが所属する「熱心党」であるという説もあり、真相は定かではありません。ただ一つ言えるのは、彼らが厳しい戒律を守っていたということであり、ユダヤ教の人が「あいつらは異端だ。」というのは勝手ですが、ユダヤ教でもない我々日本人が、異端という言葉を使うべきではないと思ったんです。(いや、ほらね、日本人に宗教で異端って言うとすぐオウムとかを連想するでしょ。ネストリウス派が話題になったときも思ったんだけど、たまたまROMした方がいて、ネストリウスやクムラン共同体を、オウムみたいなものかと思わんだろうか、と思ったりする訳ですよ。やはり、こ難しいことを掲示板に書く場合は、それなりに自分の書いたことに責任を持つべきだと思っているんです。)

クムラン教団は、その禁欲的な性格から、キリスト教から見た異端である、「グノーシス主義」と関連付けられる場合があります。この「グノーシス主義」を多用するのが私がよく例えに出す永井豪の漫画であり、「魔王ダンテ」に始まり、「デビルマン」、「バイオレンスジャック(の最後の方だけ)」、そして「デビルマンレディー」なのです。しかし、「デビルマン」以外はどうもグノーシス主義に振り回されている感じが強く、どうも好きになれません。私なんかは、本当に同じ人間が書いたのかと思うぐらいです。
永井氏自身も「デビルマン」を書いているときは、何か神がかっていたと告白されていますしね。



#2073 
田植え 2001/11/23 23:10
すんません、勝手に放言です

司馬さんのことをあれこれいうのもアレなんですが

南北朝初期はまだまだ怨霊や呪詛、畏怖という言葉がキーワードになる世界だった筈なので、司馬さんも、「合理主義者」の「英雄」に時代を体現させるといういつもの手法を持ち込めなかったのかな〜などと思ってしまいます。
でも、室町中期を描いた初期の『妖怪』には、中世を「寺社や霊の時代」として捉える姿勢があったように記憶しています。
ただしその後の司馬作品では、「合理主義」の称揚・追及が主流になってしまったのですが。。
天皇という要素を軽く見ていた司馬さんの歴史観で、どこまで南北朝を描き得たかという気もします。



#2072 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/23 20:26
ひろぽん さん、初めましてが遅れましてゴメン

死海文書>
クムラン派とゆうのですか?ふむふむ勉強になりました。
異端かどうかは私も確認したワケでは無いですが、ユダヤ教とゆう
宗教は戒律が厳しく、エルサレムが総本山の宗家以外は邪教扱いですから。
紀元前から死海峡谷で荒修行をするユダヤ教一派が「死海文書」の秘匿を
したとゆう のが通説となってますが、いやそうでは無い、
「死海文書」はイエスの遺物の一つで、エルサレムの宮殿に秘宝として
長く保存されていたのが、十字軍が遠征でエルサレムを占領した時、
十字軍に従軍していたテンプル騎士団がイエスの遺物を全部持ち去り
教皇へ献上しようとしたが、テンプル団は教皇に異端審判を下され
弾圧粛清、イエスの死体を包んだ布などは教皇側に奪還されたが
死海文書は死海峡谷に隠されたので教皇は奪取できなかったとゆう
トンデモ説もありますね〜。



#2071 
桜月みう 2001/11/23 19:59
はじめまして♪

こちらに書き込むのははじめてなんですが、実は昨日検索していたらこのサイトにたどりつきまして(^^; 
まず、大河全話の内容が詳細に記されているのと丁寧な解説がついているのに感動!
大河は総集編しかみていない私にとっては「なんてありがたいサイトなんだぁ〜!!」・・・とひたすら喜んでおりました。常盤貴子さんの謎も解けましたし(笑)ところで常盤貴子サン、総集編、テロップには名前載ってますが、実際に登場している場面は収められているのでしょうか・・・気になりまする(一生懸命チェック入れたつもり・・・だが発見できなかった;;)

・・・と、素敵サイトを発見した喜びで「リンク貼らせていただこうかしら〜」などと考えていた矢先にウチのほうに徹夜城さまの書き込みがあったので非常に驚きました(爆)
ご来訪ありがとうございました♪リンクのほう、うちからも早速貼らせていただいたのでこれからもよろしくお願いいたします。

>司馬遼と南北朝
山崎正和・著「太平記」(全口語訳・・・ただし正成の死までで終わっている;;)の解説かなにかで本の最後に司馬氏のコメントが載っていたのを見たことがあります。
彼自身、この時代に興味があったようですが、南北朝作品は残してないのですよね・・・。
見たかったような見たくないような・・・(複雑)

http://www23.tok2.com/home/sakuradukiyo/


#2070 
ひろぽん(タイトルでバカを連呼して、即効削除されるのではと少しビビった、ただのバカ) 2001/11/23 19:35
『死海文書の謎』の謎?

だぁっれもフォローしてくれないんだもんなぁ・・(泣笑)
いやいや世間様に甘えてはいけない。強く生きよう、向学心は忘れずに。(←いやいやそれ以前の問題やろ!)

死海文書(しかいもんじょ)のお話をひとつ。(ゴッホン!)
これがここ数年、日本の若い人達の間で話題になったのは、徹夜城さんも史点で書かれている、『新世紀エヴァンゲリオン』で引用されたからでしょうが、そのもとをたどれば、『死海文書の謎』(M. ベイジェント. R. リー著、柏書房、 1992年) という、徹夜城さんにヘンテコ歴史本閲覧室にて紹介していただきたいような本が出版された頃に遡ると思います。この本の主張するところに拠ると、死海文書が完全に公開されなかったのは、キリスト教の教義に対する重大な影響を恐れたバチカンが、意図的に作業を遅らせている、もしくは部分的に隠蔽しようとしているということらしいんです。(まぁ実際、作業の主導権を握っている研究者の殆どはカトリック信者らしいですが。)
この本や、『イエスのミステリー死海文書で謎を解く』( B. スィーリング著、NHK 出版、1993年)というトンデモ系本がたてつづけに出版され、NHKでも特集が組まれて話題になり、間違った解釈が主流になってはいかんと思った?正統派の研究者たちの解説本や、品切れ廃盤になっていた本が復活するという事態になったのだと思います。
ちなみに、先に述べたものと同名の『死海文書の謎』(P. デイビス著、コスミック・インターナショナル、1997年)という本(但しこれは復刻版。大陸書房、1978年が先。 )は、こちらはマトモで勉強になりますが、この本の帯には、
「新世紀エヴァンゲリオンで語られる『新死海文書』とは? そのすべてがこの中にある!!」
と書かれてあって、私もつられて買ってしまったのですが、・・・まぁ本の帯と言うものは、大河の原作本といい、あてにならないものなんだなぁと思いました。(笑)

研究者の態度には、疑惑の目が向けられていますが、私は相当な苦労があったのだと思います。
まず、羊飼いが発見した後に見つかった大量の写本のうち、研究者が直接発見したのはごく僅かで、その殆どは骨董屋で売られていたらしいんです。それもわざわざビリビリと細かくちぎって小出しに売っていたようです。さらに、羊皮紙の方はくっついてしまっていて、それを読める状態にするには、かなり精密で慎重な作業を要したと思われます。

>ホリー・ハンターさん
クムラン共同体って異端でしたっけ?
まぁ、クムラン共同体独自の文書『戦いの書』(これは、エヴァンゲリオンでモチーフのみ使用。永井豪のデビルマンレディーではモロ引用。) なんかを見ると、終末論に傾倒した感は否めませんが。

>徹夜城さん
PCFXの間の掲示板に(約二ヶ月ぶりとなる、笑)書き込みをしておきました。お忙しいようですが、読んでくださいマセ。



#2069 
徹夜城(世間は連休でも受験産業で休みは無い管理人) 2001/11/23 13:35
「史点」過去記事が全部読めるようになりました。

サーバースペースを貸してくださるという有り難いお話をいただきまして、おかげさまで「史点」の過去記事が全部読めるようになりました。「史点」の入口にリンクが作ってあります。
1999年2月から3年弱の「史点」の歴史が一気に読めます。あ、一気読みは体に毒ですのでお薦めできません(笑)。

>ホリー・ハンターさん
別に更新が早くなったわけじゃないんですよ。前々回更新が遅れたために前回分の記事がほぼ頭の中に出来ていたからアッサリ更新できただけのことです。
この三連休、僕は仕事で多忙なのでたぶん次の「史点」更新は遅れるでしょうねぇ…(^^;)

「死海文書」のことですが、確かに発見時期に関しては怪しさも感じなくはないですが…最初に発見した羊飼いはその価値を全然知らず、古物商に二束三文で売ったとか聞いてますね。その後大騒ぎになって近辺のアラブ人も含めて洞窟捜索合戦になり、回収はかなり大変だったみたいです。
ずいぶん前に子供向けの聖書本で読んだんですが、この死海文書の中にある「イザヤ書」の古い写本は時期的に言ってイエスが直接手に取って読んだものかもしれない(新約聖書にそんなくだりがあるそうで)、という話が出てました。当時のことですから写本なんてそんなに多くは作られていなかっただろうとの推測から出てきた話らしいのですが。




#2068 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/23 09:40
徹夜城サン、史点更新のペ−ス早くなったね

死海文書 >

この重要書類に何が書かれてるかは、仏教徒・無神論者の多い日本人には
興味の沸かぬ話題ではありますが、キリスト教徒には重要な問題です、
何たってイエス・キリストが生まれる前の時代、B.Dに属する頃
の数少ない、現存する書物なんですから。
その当時の地中海圏の書物が現在ほとんど残って無い背景には
エジプトにあった、当時の知識文献を強権的に収集した
通称「略奪図書館」が戦災か天災で完全消失したからだとか。
死海文書の解読成果が、あまり公表されないのも
ミステリアスですね、発見から50年近くも経ってるのに。
現在のところ、死海文書の内容とは、ユダヤ教・辺境異端派の
教義である、というのが通説ですけど。
わたし的には、死海文書が見つかった当地の状況が
あまりにタイムリ−なので余計妖しく感じられます、
死海周辺は当時、イスラエル独立を巡って
ユダヤ民兵とアラブ民兵が血を血で洗う抗争を
繰り広げてたんですから。



#2067 
ホリ−・ハンター 2001/11/23 07:17
♪ハンドル名、変更、面倒だあ♪金鳥CMより

私事で失礼いたしますが、ハンドル名、変更は
面倒くさいので、先送りにと。ゴメンなさいねっと、元祖ホリ−・ハンターさん。
私が彼女のフル名前をいいなと思ったのは、私、姓は「堀」で、英語っぽい
発音で良いのが無いかなと思ってたので、実に安直。別に当人、この大女優に
深い造詣があるワケでも無く、私は女には該当しません、残念でしたね、ななサン。(爆
しかし結構、女々しい男かもしんない。

金鳥・蚊取りマットCMで面倒だあソングを歌う、あの仙人のようなオッサンは
かつて有名なフォ−ク?歌手だとかで、どなたか詳しく知ってる?



#2066 
ひろぽん 2001/11/23 01:18
バカバカバカバカ・・・・

ああ、なんて私はバカなんでしょう。
嗜好を趣向と3回も書いていました。変換ミスだなんて誤魔化せられません。
思い込みとはマッコト恐ろしいものです。シコウなのにシュコウと打って、変換された字を見ても「こんな字だったかなぁ・・」ぐらいにしか思わない私は、大バカモノデス。
徹夜城さん、さりげなく気付かせてくださいまして、ありがとうございます。(涙)
「過去レスにもあるんだろうな。」などと思うと、なにやら急に恐ろしくなり、既に火が出ている顔をしばき回し、机にゴンゴンゴンと打ちつけた頭をかきむしっております。(涙々)
よーしこうなったらすべてひらがなで・・・
ただの嫌がらせですがな。  ああひとおもいに斬り捨てて・・・・



#2065 
きいわこ 2001/11/23 01:12
ごぶさたしています(ポルトガル宣教師の本について)

大変ごぶさたしております。確か、この前お邪魔したときは「マンドハイ」見ました〜報告でした。
今回は、ポルトガル宣教師のガスパール・ダ・クルスの「中国誌」という本を読みましたの報告です。
この時代(明の嘉靖帝)を調べたら、徹夜城さんのページがヒットしたのでお邪魔しました。
この本によると、朱ガイらしき人が、すごい悪者にされています。クルスが、同じポルトガル人から聞いた話なので、当然でしょうが・・・。
ポルトガル商人から交易品を横取りし私物化して、仲間の官僚を陰謀に誘います。捕まえたポルトガル人をマラッカの王に仕立てあげるのも、手柄を大きく見せて出世するため。
さらに90人もの商人を殺しその中に子供もいたとか。
(子供がいたかはわかりませんが、実際90人処刑したんですよね)
しかし、国王は彼の陰謀を見抜き、有罪の判決を下したので、クルスは、なんと慈悲深い国王だと、感動しております。
この宣教師は善人だったようです。おもしろい本ですが、検索に引っかからないところを見ると、あまり話題になってないのでしょうか。

死海文書って、その名前からしてあやしいイメージがあったのですが、真っ当な史料だったんですね。おかげさまでよくわかりました。
ドラマの聖徳太子は、あのビジュアルを一回にするのはもったいないから、連続もので見たいでところです。
(今回の大河の時宗はかなり期待したのに、兄弟喧嘩ネタのまま終わっちゃうんだろうなあ・・・)
ひさしぶりの書き込みなのに長文で、失礼しました。

http://www.page.sannet.ne.jp/keitanaka/


#2064 
徹夜城(投稿生活みたいなことをしていたこともある管理人) 2001/11/23 00:29
リンク先が増えました。

>田植えさん
こちらもリンク作業を完了させていただきました。やっと南北朝関連のリンク先が増えました(僕がサボってただけなんですが)。
なんと「新田義貞の部屋」なる義貞の個人サイト…あれ?こう書くとなんか変な感じ(笑)。義貞ゆかりの地の写真がいっぱいあります。

>ななさん
新人賞などへの投稿は考えたこともあるんですけどね、今のところ投稿を実行に移したことはありません。漫画の方では一時期結構やってまして、こちらは受賞し雑誌に載っけたこともあります。
そのときの経験から言っても、まぁ選ぶ側の嗜好やら流行やらはありますよ。でもやはり何か「光るもの」がある作品が、見た目は荒削りでも選ばれるもののようです。「光る」ってのはなんなのか難しいのですが、一つには「目立つ」ことであり、「こんなの見たことねーなー」と感じさせることでしょうかね。
漫画の場合は「キャラを立たせろ」ということをやたらに言われましたけどね。歴史小説だとこれが実在した人物を扱うことが多いだけに創作と資料との格闘がより激しく起こるわけで。いま構想中の「仮想大河」もこのあたりで少々苦労してます。
ま、ぼちぼちかな(意味深)。

>ひろぽんさん
そーなんですよ、この伝言板、どれもメールが出せるように見えるのですね。
別に意図してやったわけではないんですが、修正するのが面倒になっちゃって(笑)。自作CGIなんですよ、これ。その時集中的にPERLの勉強して作った(正確には改造ですが)のですが、その後しばらく離れたらもうわかんなくなっちゃって(汗)。ま、これもこれでいいんじゃないかと。



#2063 
ひろぽん 2001/11/22 23:54
ノモンハンの夏

『ノモンハンの夏』って、ノモンハン事件を知らない人は、北野武監督作品を連想するのでしょうか。私は、あの時代を頭の中でイメージすると、どうしても白黒になってしまいます。色が着かないのです。そして、私がノモンハン事件で頭の中をよぎるものは「ノモンハンの蝿」(『静かなノモンハン』伊藤桂一 著より)です。

ノモンハンの蝿は、卵から孵化するのが異常に早く、なんと10分と経たないそうです。そのすさまじい繁殖率をもって動物の死骸や傷口に卵を生みつける訳ですから、想像しただけで気持ち悪くなります。言うまでも無くそこは戦場ですから、転がっているのは動物の死骸ではありません。

『その時歴史が動いた』のwebページの掲示板で、「私の好きな時代は、第二次世界大戦の頃です。」などと書かれているのをちょくちょく目にしますが、私はその感覚が理解できません。
太平記の時代が好きなどと言っているのとは訳が違うのです。
かく言う私も、あの時代に色を着けられないだめな奴だと思います。自分の親の世代は、紛れもなくあの時代に生きていた訳ですし、好き嫌いというのではなく、しっかりと原色で見つめ続けなければならないと思いました。



#2062 
田植え 2001/11/22 21:52
はじめまして&リンク完了です

>徹夜城さま
メールありがとうございます。

やや遅れ気味のレスですが、ちょっくら石原莞爾について。

私は、日中戦争以前の原史料はほとんど見ていないので、満州段階の石原莞爾のことはあまりわかりません。
が、そんな中で印象に残っているのは、石原の子分と目されてきた片倉衷が、戦後、石原のことをボロクソに言っていることです。
片倉にさえ距離を置かれていたのなら、軍の内部ではほとんどもう誰も相手にしていなかったのかな・・などと思ってしまいます。
最近なんかの本で、満州は食糧流通の面で華北と切り離せなかったという話を読みましたが、石原はそこまでわかっていたのかしら?

ところで、ノモンハンに深く関わった辻政信も、実は石原系なんですよね。『東亜連盟』に寄稿し続けた数少ない現役軍人だったと記憶しています。「石原系」がある意味で辻に代表されるとしたら、石原って一体・・って感じです。

http://members.tripod.co.jp/usiuma/


#2061 
なな 2001/11/22 20:49
新人賞には出さないぞっと。

文句言えた立場じゃないんですが(苦笑)。
私は、たいていの新人賞が「ノンジャンル」なのが気に入らないんです。
ファンタジーとホラーとミステリーと純文学と、歴史小説(の応募作品)を一緒くたの基準で選ぶのか?
私は新人賞の短い応募規定ではうまく作品をまとめられないので、新人賞はないなあ・・・。
なんだか文学賞の結果に一喜一憂するのがバカらしくなってしまって。賞を取ったからって、プロでやっていける保証は「全然」ないしね(笑。全体的に賞の権威が落ちてるから。
私は虎の子・アキバツくんは出版社へ送るつもりです。原稿を審査して、3タイプの出版形態をすすめてくれるやつ。



#2060 
ひろぽん 2001/11/22 16:24
ハンドルネームって中国語ではどう書くの?

ハンドルネームですが、日本人の一般的な氏名を使われている方を見ると、
「おっ本名で投稿か、おっとこまえやな!」
などと単純に思ってしまい、後でHNだと分かってがっかりすることがあります。その一方で、自分の氏に雅号をつけてHNとされている方は、なるほど!と感心します。そういう意味ではホリーハンターさんは、日本語で投稿されている以上は明らかにHNと分かるので、まぁ良いのでは?と思いました。
蛇足ですが、初めてこの掲示板に足を踏み入れたとき、投稿者のHNが全てリンクできるようになっているのを見て、
「おっ、ここはツワモノの集団だな!よーし私もメールアドレス載せてやる!!」
などと一人で思い込んで数日後、ある方にメールを送ろうと思いHNをカチッと押したら、
「ありゃ?メールアドレスがにゃい・・・・。」
メールアドレスが有ろうが無かろうがリンクされているように表示されるのですね・・・(涙)

アール・ケイさんも歴史小説を書かれるのですね、こりゃ楽しみ。(^^)
しかし、投稿小説の審査基準って正直なところ何なのでしょうね?某歴史関連サイトの掲示板の常連者で、<○○○子が好き>さんって方がいらっしゃるんですが、その方がそちらの掲示板で、「歴史読本小説大賞に出して200万円もらおうと思ったら、一次選考で落選した。」と嘆いておられました。その方は歴史に関して物凄く深い造詣を持っておられて、また掲示板に書き込まれている内容を見る限り、文章もお上手な方なので私はファンなのですが、その方でも一次選考レベルで落選してしまうんです。
小説っていわゆる趣向品なんだと思います。ですからある一定のレベルより上は、良い悪いというよりは、審査員の趣向や作者の知名度で左右されているような気がします。審査基準をもっとオープンにして、若い方や無名の方でも「なんとかなるんじゃないか?」と思わせることが歴史小説家を増やすことになるのでは、と思いました。



#2059 
なな 2001/11/22 13:24
筍とも

まったく同感ですね。私は「タケノコの皮をむいてるよーだ」と形容しておりました。
>アール・ケイさん
お♪ 歴史モノお書きになるんですか? わーい、泥沼にはまる仲間がふえた〜。(^^)v
大河ドラマやハムスターだけじゃないんですね。
お尋ねの件、本人の手がかりがないようなら、その「著名なお友だちの方々」を一人ずつつぶしていくしかないでしょうね・・・。
私の経験からいって、一つの歴史的ネタを小説に仕立てるなら、その100年前から調べていかないと全体像が見えてこないんです。
アキバツくんも、当初は「1380年の夏のできごと」だけ調べるはずだったのに、100年前の元寇までさかのぼらないと、作者も読者も俯瞰できない。
「南北朝なんて二度とやらねぇーぞ」と悪態つきながら書いております(笑。

>徹夜城さん
ストレートにお聞きした方がよかったかな?
一度ネットで公開してしまうと、もう文学賞には応募できないし、出版社に持ち込むのも難しくなるでしょう。(ネット公開した作品を見て、出版社が打診してくれば別ですが)
せっかくありあまる知識をお持ちなのだし(笑、文章も書き慣れておられるのだから、賞レースに挑戦なさるといいのにと思ったんですよ。ネット公開は結果が出てからでもいいので。もっとも応募規定枚数におさまればのハナシですが。その昔は挑戦したことがあったんでしたっけ?

ハンドルに有名人の名前をつかうことは・・・日本人芸能人のサイトではかなり厳しいですね。



#2058 
相良義陽 2001/11/22 12:47
HN

別に実在の人物と一緒でもかまわないのでは?
何か不都合が出るとは思えませんし、その人が好きなんだというのが伝わってきますし。
まさか本人とは思いますまい?

そんな私も実在の人物の名前をHNとメールアドレスにしてますが。
熊本やスウェーデンから文句が来たらどうしよう(笑)。

http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/


#2057 
徹夜城(歴史小説なるものを書いてみたいとぞ思ふ管理人) 2001/11/22 10:45
司馬遼太郎の「ノモンハン」

やや旧聞になる話題でここに書き込もうと思っていて時機を逸した話があります。歴史小説のことが話題になっているので、改めて書いてみましょう。
先日、NHK教育「人間講座」で元編集者で作家の半藤一利さんが司馬遼太郎と松本清張について語る番組を見てました。そのうち司馬遼太郎を語る回の方です。
司馬遼太郎が「明治」をテーマに描いた「坂の上の雲」の次に、「昭和」をテーマに「ノモンハン事件」を書こうとしていたというのはよく聞かれる話です。司馬遼太郎の作家としての出発点には「なぜ日本はこんな国になってしまったんだ」という敗戦時の強烈な思いがあるのですが、彼にいわせれば「日本史上、異常な昭和」を象徴する場としてノモンハン事件をテーマに選んだと言うのはさすがに目の付け所がいいと思わされるところです。
 司馬は関係者への取材、膨大な史料の読み込みなど当時編集者であった半藤さんの協力も受けて当初「ノモンハン」に熱心に取り組んでいました。ライフワークのつもりもあったのかもしれません。しかし結局小説の執筆に取り掛かることは無かった。「あれをやったら死んでしまう」と言い、半藤さんがたびたび勧めても頑として書こうとしなかったといいます。
司馬の死後、半藤さんは「ノモンハンの夏」というノンフィクションを上梓してます。これを書いて司馬さんが書けなかった理由が少し理解できると番組内で言ってました。司馬遼太郎の歴史小説の主人公は「無私」で魅力的な人物が多い。しかし「ノモンハン」に出てくるのはみんな「無私」どころか「私」のカタマリで無責任な連中ばかり。こりゃー司馬さんも小説にできないだろうと思ったそうです。

 面白かったのはこのあと明かされた話。実はノモンハンで珍しく生き残った隊長(だったかな?正確な地位不明)クラスの人で司馬が取材で知り合って懇意になり、積極的に体験談や資料を出してくれた人がいたそうです。半藤さんは「ひょっとすると司馬さんはこの人を主人公にするつもりがあったのかも」と語っています。
 しかし、ある日突然その人物から「絶縁状」が届きます。半藤さんも司馬から見せられたそうですが、えらいご立腹で「これまで話したことは無かったことにしてもらいたい」という内容だったそうです。立腹の理由は雑誌「文芸春秋」で司馬遼太郎と瀬島龍三氏の対談が載ったことでした。「あんな奴となごやかに話すなんて、司馬さんを見損なった!」と激しい怒りを感じたのだそうです。
 瀬島龍三氏とは元大本営参謀。太平洋戦争の作戦計画にも関わり、戦後シベリア抑留ののち商社に入り賠償ビジネスで成功、中曽根内閣でブレーンとなり、今なお政界に暗躍している人物(つい先日も衆議院改革の懇談会の議長をしていたような)。「ゴルゴ13」でモデルにされたこともありますな(笑)。
 司馬にしてみれば雑誌の企画対談ですし瀬島氏に対する思いがどうこうということはなかったのでしょうが、前線で苦労させられた軍人からすると激怒モノのことだったようです(一部でささやかれる瀬島氏の「シベリア抑留密約説」をご本人が信じていた可能性もありますが)。
 ともかくこの「絶縁状」により両者の連絡は途絶え、司馬も大きなショックを受けて小説化をあきらめたのではないか…というのが半藤さんの推理でした。

 僕も司馬良太郎の「ノモンハン」が見たかったなぁ、と思っていた人間でしてね。でも半藤さんが指摘しているように司馬遼太郎の歴史小説の特徴である「無私」の主人公、そして前向きな姿勢の物語が展開できなかったとは思えますね。書いていて鬱状態になっていく気がする(汗)。そのあたりがノンフィクションと「小説」の差なのかもしれません。
 日本史のあちこちを書いた司馬ですが、「南北朝」にはまるっきり手を出してません。これも登場する人物がみんな「無私」どころではないからだと思えるんですね。楠木正成なんかは司馬も好きだったらしいので(尊氏は逆賊だから嫌い、と明言したこともあります)書けたような気もするんですが、後醍醐政権崩壊の過程なんかは書いていて嫌になったかもしれませんね。



#2056 
アール・ケイ 2001/11/22 01:59
ラッキョウの皮とホリー・ハンター

えー、ここで獅子てんや・瀬戸わんや師匠の「ラッキョウの皮」というネタをつらつらと書いて、歴史バナシに繋げようかなあと思いましたが、あの漫才は紙上採録してもあまり面白くなさそうなのでやめておきます(笑)。
因みに、「民謡ブームですなあ」という前振りで始まって、「ラッキョウは皮をむいてもむいても芯がない。芯を見よう。新民謡」というギャグが、わんや師匠の大振り付きで何度も何度も何度もリフレインされる、というのがオチでありました。

で(笑)、歴史小説めいたものを書こうとか、時代劇を創作しようとして、なまじっか歴史の調べ物をしていくと、この“ラッキョウの皮”状態に陥ってしまい、際限がありません。調べたくなくとも、ある人物のことをちょっとだけ知りたいと思って調べていくと、興味ある人物や事件が芋蔓式に出てくるのにはほんと閉口してしまいます。“芯”だけ分かればいいはずなのに、皮をむいているうちに「俺、何について調べてたんだっけ」と目的を見失うことも度々であります(笑)。ま、その寄り道がまた楽しかったりするのですけどね。

そうそう、こちらにおいでの方で、嘉納履方(かのう・りほう(柔道家・嘉納治五郎の三男))についてご存知の方はおいでになりませんでしょうか。最近再評価されている親日外交官・歴史家ハーバード・ハーマンの友人で恩人でもあります。この辺調べていくと、都留重人氏とか岩波系?の知識人がぞろぞろ出てくるみたいで、履方については調べたいのですが深みにはまりたくないので困っています。なんで、明治大正昭和初期の物語を構想するのにそこまで調べねばならないのだろう(笑)。

ホリー・ハンター様
女優ホリー・ハンターというと、どうも集中的に仕事をする方のようで、『ピアノ・レッスン』(オスカー受賞)の頃(’93)に、『ザ・ファーム』などにも出ていたし、ジョディ・フォスター監督の『ホーム・フォー・ザ・ホリデイ』や、とんでもセックス映画(笑)『クラッシュ』などにも立て続けに出ていましたよね。私の贔屓の女優さんの1人だったりします(最近はちょっとご無沙汰ですが、『オー・ブラザー』も見てないし)。
うーん、もうちょっとHN、ひねった方がよくはありませんでしたでしょうか?(失礼しました)

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2055 
徹夜城(ビデオをためこまないようとっとと見た管理人) 2001/11/22 01:00
「その時」などなど

先ほどビデオに録っておいた「その時歴史が動いた」の「満州事変」の回を見終えました。
まぁストレートな作りなんですが、気になったというか、思ったところを。
番組は満州事変の謀略を引き起こした石原莞爾(←おおっ、この「莞爾」ってMS−IMEに入ってるんだ、そんな有名人だったのか)を主人公にまとめる形だったのですが、戦後の記録映像で晩年の石原が憲法の「戦争放棄」を日本の国是として絶賛する場面でしめくくられます。石原が自分のやったことがその後の日本を破滅に導いたことを反省していたのだというまとめ方なんですが…
「調子のいい奴」と思っちゃったのは僕だけでしょうか(笑)。石原莞爾って妙に持ち上げる人が多いんですけど、僕などは「買いかぶりじゃないのか」って印象をさらに強めてしまったようで。

>ななさん
国語力のことですが、国語教育うんぬんよりもまず「本を読んでない」ってのがあるでしょうね。「本」なら漫画でもいいんですよ。それすらも読まない人が増えてきて、語彙が極端に不足している気配は僕も感じてます。国語の授業もしてますから、僕は(英語以外は全部やってます)。
歴史ものの用語などはほとんど壊滅じゃないかとも思えますね。歴史がらみのお話なんかも。関心を持った子供は勝手にドンドン調べちゃうのでかなり精通するんですけど、まるで関心のない子供だと触れる機会すら全く無いので…大河ドラマでもみろ、と良く言うんですけど、やっぱ理解できないって人が多くなってるんじゃないかな。
まぁ僕自身も親の世代では当たり前の知識だったらしい伊達騒動だとか歌舞伎・講談系の話はかなり大きくなるまで知りませんでしたからねぇ。

歴史小説って手間と準備がかかるところがあってうかつに手が出せないんじゃないでしょうかね。それと司馬遼太郎なんか読んでいると感じますけど、深く重い人生経験が必要になるのかもしれないなぁ、とも思います。ま、あとは読者層の年齢の問題もあるかと。
僕自身の小説の件ですが、まだ発表すらしてない状態なので(^^;)。まずは短いのをWEB上で、と考えている程度です。
王直を主人公にしたやつで膨大な量に達しているのが手元にありますが(それでも鉄砲伝来あたりまで)、公開するにはスペースが足りない。それに書き直し必至ですしね。

>ホリー・ハンターさん
新疆の「東トルキスタン独立運動」ですが、中国の新聞では「東突」という略称で書いてあるんですな。なんだか世界史に出てくる「東突厥」の復活みたいで面白い。いや、もちろん語源は同じことなんですけどね(トルコ=チュルク=突厥)。



#2054 
ひろぽん 2001/11/21 23:13
自分ツッコミ

「刹那」に「ハルマゲドン」っておい!



#2053 
なな 2001/11/21 22:51
万葉集大河ドラマ

「一回で投稿せいや〜!」と言われそうですね。
そうそう、万葉集で思い出した。今、某大学で「日本語の歴史」という講座をとってるんです。
万葉集や記紀からわかる、奈良時代の日本語。・・・当時の発音規則などが、一般に市販されている「韓国語入門テキスト」に書いてあることと「そっくり」なんです。
日本語は室町時代から大きく現代に向かって変化してるようです。
古代日本語を音で再生したら、耳で聞くかぎりは、むしろ韓国人の方がなじみやすいかもしれないと思いました。
もちろんだからといって韓国語と古代日本語が同じだったとはいいませんよ。
より複雑な文法事項を習いだしたら、七転八倒の苦労が待ち受けてると思われます(笑。



#2052 
なな 2001/11/21 22:32
「国語力の低下」って

・・・小中高の、国語の授業内容のことです。そんなに「ゆとり教育」の影響は深刻なんですか?
この前、新聞の投書欄に現役高校生の投書がありまして。
「小学校から英語を教えるより、国語教育をしっかりしてほしい。自分は、今でも児童書を読むのに何度か辞書を引いている」というもの。
「キミの国語力が足りんだけちゃうの?」と、最初は気にかけなかったんですが。
・・・これが常態だったら、もはや活字ばなれなんてもんじゃないですね。将来、歴史小説の読者もいなくなっちゃうわ(泣。

>ひろぽんさん
そうですね。
ジュニア小説や私小説が10〜20代、ミステリーやファンタジーで30代。
で、歴史時代小説は50代以降にデビューする方もふつうにいるようですね。
私はここ数年、歴史系の文学賞に何度か応募しましたが、過去の受賞者で40歳より下の方はまずいませんでしたわ。もとより私が受かるはずがないか(笑。
北方謙三氏のように、他ジャンルから歴史へ転向する人もいるでしょうし。今、他ジャンルでデビューをめざしてる若い人も、いずれ歴史に興味を持ってくれるといいですね。

>ホリー・ハンターさん
ハンドルに有名人の名前をそのまま使うのは・・・はて、いいんでしょうか?
その映画に何か思い入れでもあるのですか? も・・・もしかして女性でいらっしゃった?(・・)

>徹夜城さん
そういえば、お書きになる作品はweb上の公開だけで、出版は考えておられませんか?



#2051 
ひろぽん 2001/11/21 22:06
ニッポニアニッポン

計算・・はい変換ミスです。アール・ケイさんごめんなさい。・・ただ投稿する前に気付いていました。(^^;そして気付いた刹那、私の心の中でハルマゲドンが勃発!ルシファーが勝利してしまいました。嗚呼なんて脆弱な私の良心。そしてアール・ケイさん、本当に本当にごめんなさい。
さて、歴史時代小説に次代を担う若手が少ないという話ですが、まぁそうなんでしょうね。ただ歴史小説を書く人って、デビューは結構遅くないですか?私の好きな作家の一人である隆慶一郎氏は、『吉原御免状』で作家デビューしたのは還暦を過ぎてからだし。(それ以前は『鬼平犯科帳』などのシナリオを書いていたらしいが。)ほかのジャンル以上に知識と作家自身の人生経験が必要なのかも知れませんね。
だからといって楽観もしていられないんでしょうね。絶滅しそうなので中国から輸入って訳にもいかないし。(苦笑)
将来、万葉の歌人が主人公の大河ドラマの原作者が、中国の作家なんてことにでもなったら、目もあてられません。(^^;



#2050 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/21 19:41
賢者の石とは無関係です、あしからず。

う〜ん、そのような流行モノと混同されるとは。
複雑な心境〜。ついでに告白いたしますが
私のハンドル名は映画「ピアノ・レッスン」の主演女優さん の
名前を無断借用してるつもりなんです。これってマズイかな?



#2049 
なな 2001/11/21 00:14
計算?

>ひろぽんさん
アール・”計算”というのは・・・イイですね(笑。
変換ミスか計算の上なのか、わからないんですけど(笑。仲よさそうで。
そういえば私、ホリー・ハンターさんが登場されたばかりの頃、しばらくの間「ハリー・ポッターさん」だと思っておりました。



#2048 
なな 2001/11/20 23:54
絶滅危惧種ですがな・・・

やたら脱線したネタばかり提供してるけど、私のカキコがヒトサマのためになったことって・・・あるんだろーか(笑?
そう、ちょっと集中的に「小説投稿サイト」を見ていたんですよ。全部で10サイトくらいかな。
こちらのような歴史サイトや、映画ドラマサイトにお邪魔してるかぎり感じないことなんですが。
アマチュアで小説を書いてる人はあまたあれど、「歴史時代小説」の投稿となると、10サイト回っても、掲載作品が両手で数えられるくらいしかないんです。
地元の小説教室でも、クラスで歴史を書いてるのは私一人だったし、ネット上でもごく少数派だし(歴史モノ書いてる人は年配者が多いというのもある)、歴史系の文学賞が消滅するはずですわ。
歴史時代小説というと、ふだん大家の先生方の作品しか話題にならないけど、若い書き手がいないというのは深刻な事態じゃないのかな−。若い人でも、読み手はけっこういるみたいなんだけどさ。



#2047 
ひろぽん 2001/11/20 22:38
ハリーとヘンダーソンいっ・・いやいや

>アール・計算
ハリーポッター本、排斥されるということですが、これは州立図書館全体でってことですか?
CNNで詳細を見ようと思ったんですが、最近のニュースでは、台湾のキリスト教会が「邪悪な本」と非難して禁止し、数冊を焼却処分にしたことしか書かれていなくて確かめられませんでした。しかし、このニュースが事実なら、正確な理由は何なんでしょうねぇ。私はハリーポッターを読んだ事がないので解からないのですが、子供が真似をして危険だからでしょうか。それとも台湾のキリスト教会と同じで、宗教的理由からでしょうか。
宗教的にまずいという事であれば、アメリカよりもまずイギリス国教会が黙っていないと思うのですが、(イギリスケント州の聖メアリー島英国教小学校の校長が禁書にした例はありますが。)作者のJ.K.ローリング氏は、母国イギリスでは勲功章(OBE勲章)を授与されるなど、もはや国民的英雄になっています。
ローリング氏は、五月に行われたイギリスの総選挙でその人気を目当てに、与野党のどちらからもラブコールを受けた経験を持つ人ですね。今回の舞台はアメリカですが、何かこれも政治のにおいがする出来事のような気がしました。

>徹夜城さん
>やるとしたら大化の改新から壬申の乱までを一年かけて!
それではモックン(聖徳太子)の出番がありまへんがな。(笑)
でも実際、そっちの方がおもしろそうですね。

>ななさん
おそらくクールダウン中なんだろうと思っていました。(笑)これからも楽しいandためになる話題提供者であり続けて下さいませ。



#2046 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/20 22:14
どさくさまぎれ

中国はウイグル自治区で拘束した反乱活動家を数人、処刑したそうです。
中国や、中央アジア諸国はアフガニスタン情勢に便乗して国内の治安に
強権を発動してるようですな。



#2045 
アール・ケイ 2001/11/20 02:16
ネタ三題ばなし(笑)

その壱
ハリー・ポッター本、魔法を描いているということでアメリカ州図書館で排斥される。
やはり出ましたね(笑)。これに対してネット上で子供たちが反対署名を集めているそうな。

その弐
『広辞苑の嘘』で、偽装仲違いしていた(笑)谷沢、渡部コンビが岩波攻撃。
真っ当な指摘もあるようだが、この本の目的(笑)はやはり歴史認識、共産主義についての“偏向”記述を正すことにあるらしい。そろそろ黙ってれば(笑)。
(毎日新聞の批評子によると「全体には難クセ、いやみの印象が強い…」とある)

その参
“できちゃった結婚”ブームの折(実は計画的な“作ってから婚”だそうな)、結婚式場もそれに合わせたプランを提供。そのネーミングであるが、「たまごプラン」「こうのとりプラン」などは微笑ましいけどありがち過ぎる。その中で小松平安閣というところのプランネームは、
「電撃ウエディングプラン」(!)。
なんか余興で、電撃ネットワークの南部さんでも出てきそうですな(笑)。
(この項、資料は「DIME」より)


http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2044 
徹夜城(活動時間は夜が多い管理人) 2001/11/20 01:25
ラマダン状態(笑)

>ひろぽんさん
まぁインターネット中毒者は日没後から日の出前までが勝負ですから似たようなものかと(笑)。

「逆説」へのツッコミの件は興味が無いわけではないのですよ。正直言うと「致命的なミスやウソはない」と書いた倭寇編に関しても全体の趣旨に井沢氏の変に偏った攻撃性が感じられて嫌な気分になったのは確かですから。ただ「ヘンテコ」コーナーなどは趣旨として「笑える」という要素が大きいものをとりあげてるところがありますので。井沢さんのをやると何か殺伐としてきそうな感じもありましてね(笑)。
「井沢ファン」が多いのは一つには彼の文章は分かりやすいんですな、断定調で決め付けて書きますから。「敵味方」もはっきりしてるし権威の鼻をあかすような快感があるのは確か(以前井沢氏をホームズに例えたことがあります)。で、なんとなくいろいろ難しそうな本から引用してるし信用が置けそうな気がする。まとめるとそんなところでしょう。「変な攻撃性」さえなければ僕もそれなりに楽しんで読むんですけどね。
「逆説」へのツッコミは「ギャグ説の日本史」とかいって笑えるレベルのものが書けそうだったら書いてみます(爆)。

「聖徳太子」ですが、やっぱ大河も視野に入れてのことなんでしょうね。以前から「飛鳥大河」の要望は相当あったはずなんです。悔しいけど南北朝・室町よりは絶対多いでしょう(^^;)。
今回のいわば「パイロット版」なんじゃないかと期待しております。やるとしたら大化の改新から壬申の乱までを一年かけて!

そうそう、更新履歴には出してないのですが、「歴史映像名画座」にイタリア史映画で一本追加してます。チャールトン=ヘストンがミケランジェロを演じた「華麗なる激情」という作品。彼がシスティナ礼拝堂の天井画を描く、というか描かされる話なんですが、どちらかというとレックス=ハリスンが演じた教皇ユリウス2世の存在感が強かったです。
それにしてもヘストンって歴史大作によく出てくる人ですな。最近はライフル協会会長として銃規制反対を叫ぶ姿ばかり見かけますが。

>ホリー・ハンターさん
ブラック・ジャックですが、他に宇宙人や幽霊の手術もしておりますです(^^)。



#2043 
なな 2001/11/19 23:36
呼ばれとるがね(笑)

>ひろぽんさん
ROMはしてたんですよ。下の投稿、最後に叫んでおられましたね(笑。どきどき。
なんだか熱く語ってしまって、いまさらながらに恥ずかしくなってしまいました。
スズメ♂さんのサイト、楽しまれたようですね。よかったです。(^^)
私も「逆説」の「逆説を解説するサイト」(なんだそりゃ?)のリンクを希望しますね。
古代史の部分を読んだら、中世以後はどうなんだと気になりますよ。
私は江戸時代後期しか深い知識がないので、手ぐすねひいて待ってるんですが。はは。



#2042 
ひろぽん 2001/11/19 19:50
皆さんラマダンに入られたのですか?

先週とくらべて書き込みが少ないですね。
『難逆説の日本史』希望の件で、ネットで批判されている方結構多いんじゃないかと書きましたが、これはあくまで推測で、実際私が知っていたのは、スズメ♂さん位でした。それでここに書き込めば、「私も書いている。」とか「書こうと思っている。」などという方が現れないかと期待しておりましたが・・・。

新しいサイトを作るのは確かに大げさな表現でしたが、例えば、既に発表されている方々のリンクだけを集めたページがあったら面白いなと考えています。私は、井沢氏の本は結構読むし、掲示板でパロッたりしていたのですが、スズメ♂さんのサイトを拝見して、これは、つっこんだりパロったりして終わるだけではいけないんじゃないかと思うに至りました。井沢氏の説に対する所謂歴史専門家の態度は、普通の歴史ファンから見れば、無視か或いは軽く見ているようです。これでは、
「やっぱり井沢氏の言っている通りじゃないか。」
と思わせるだけで、徹夜城さんもおっしゃっている、「歴史ファンと専門の研究者の間の大きな断絶」をより広げてしまうのではないかと思いました。それで徹夜城さんなら興味を示して下さるだろうと勝手に期待していたのですが・・・。うーん残念!
どういうサイトを作る人がヒマで、またはヒマでないかは、趣向の違い・温度差の違いということで了解いたしました。

スズメ♂さんの『納得できない「逆説の日本史」』は必読です。windowsでも文字が読みやすくなりました。まだご覧になられていない方は、是非お読みください。(スズメ♂さん更新ありがとー!!)

NHK『聖徳太子』ですが、今ごろ製作発表時の記事を読み返しております。そこには、「将来的には大河ドラマも視野に入れての制作」と書かれてました。評価も高かったことだし、これはひょっとすると『MUSASHI』の次あたりにくるのではないかと一人喜んでおります。
再放送は、「ハイビジョンでも放送予定!」とありますから、年末年始あたりにゴールデンタイムでどーんとやるような気がします。私は『太平記』もハイビジョンでやるのではと勘ぐってます。(画質は変わらないでしょうけど。)『北条時宗』の異常ともいえる『太平記』へのからめ方といい、『聖徳太子』の配役といい、うがった見方をすると、太平記ファンをじらしているかのようです。ここでハイビジョンのみで『太平記』『聖徳太子』の再放送をして、契約者を増やす作戦なのでは、などと思ったりもします。(注、BSデジタルでもデジタルチューナーさえあれば見られますが、一ヶ月経つと邪魔が入るように出来ている。これまで全く受信料を払っていない人もBSの受信料は払わないとどうしようもない。いっしょに地上波も払ってね。という作戦かな。笑)まぁデジタルチューナーの値段もだいぶん下がってきたし、ほかにも良い番組はやっているし、民放BSもまだコマーシャリズムに毒されていない分地上波よりよっぽどましだし。『聖徳太子』を観逃した方は、デジタルBSチューナーを購入してみるというのは如何でしょうか。衣装や装飾品がより美しく見られると思いますよ。
以上、皆さんが書き込まないんで図々しく長々と書いてみました。(笑)

>ななさん
カムバァーーーークッ!!!



#2041 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/18 05:36
追伸

インカ文明の外科手術については、メスや頭蓋切開用の道具類も
発掘されていて、何と、その道具を復元した器具で実際に手術を
してインカの外科手術道具が使い勝手がまあまあだと証明して
みせた医師がいるそうです。詳細は特命リサ−チ200Xで
やってましたから、そちらのHPで覗いてみては?興味のわいた人は。

徹夜城さん、私の記憶によれば、Drブラック・ジャックは
人間以外では、シャチ、病院のホストコンピュ−タ、猫、熊、ゴリラ
にオペを行っておりました。



#2040 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/18 00:59
徹夜城さん御苦労様。史点、見ましたよ

4000年前のブラック・ジャックですか。ふ〜んナルホド。
そういえば麻酔による西洋外科医学が確立するより
だいぶん前からインカ文明では脳外科手術をやっていた形跡があるらしいですよ、
インカの古戦場で発掘された戦士の頭蓋に。
インカでは武器としての剣が、あまり発展せず、
戦い は こん棒で相手を殴り倒す戦法が主体で、戦場では脳内出血が
最悪の大怪我だったみたいで、当時のインカの軍医はコカの葉で麻酔と
似た状況下で脳内出血・患者を手術していたそうです。
しかも驚くべきことに、そうやって頭骨を開いて内出血を除くだけでも
かなりの回復者がいたそうです。



#2039 
徹夜城(「花の乱」のビデオを今ごろ観た管理人) 2001/11/18 00:43
難「逆説」ですか…

>ひろぽんさん
まぁ専門批判サイト造るほどヒマではない人が多いでしょうし(笑)。
「逆説の日本史」にツッコミを入れたサイトといえば、なんと言ってもここにも来られているスズメ♂さんの「古代妄想館」がありますね。古代史部分についてかなり鋭い批判をアップしておられます。特に井沢氏の他文献からの引用における「意図的操作」の指摘は必読です。
今回の「逆説の日本史」の新刊に収められている「鉄砲伝来と倭寇」編は昨年の7月から11月ぐらいにかけて週刊誌で連載されたものでして、当時の「史劇的伝言板」過去ログ(980から1200あたり)を読むと僕や他の方があちこちでツッコミや検証の書き込みをしてます。いま、この書き込みをする前に読み返していたんですが…まぁ長く書いてますな、我ながら(笑)。

あそこでも書いてますが「倭寇」の箇所ではそれほど「致命的」なミスやウソはないんですよ(細かいことを上げるとキリが無いけど)。元ネタに対する見方に個人的意図による偏りと決め付けが感じられること、参考にしている研究が大昔のものばかり(「倭寇」というタイトルの本だけ探したためなのは明白)で最近の研究動向にまったく言及が無いことなどは言えますけどね。
それにしても今回の新刊の帯に小学館がつけた宣伝文句は、本のサブタイトルにもなっている「倭寇」には一切触れず、「戦国武将の生き方に学ぶ!」的なものばかりになっている(笑)。そりゃその方が売れるんだろうけどさ〜(^^;)
 「逆説」も戦国編に入ってきて「売り時」なんでしょうが、戦国ものは研究している草の根マニアが多いからなぁ…妙なこと書くと激しく突っ込まれるでしょうな。
 
>向井佐助さん
僕も「真田太平記」放映時にムチャクチャはまっていたクチです(^^)。
真田昌幸といえば丹波哲郎の顔しか思い浮かびません(笑)。時代劇のいたるところに出てくる夏八木勲さんも何を演じていても忍者の頭目にしか見えません(笑)。刷り込みと言うのは恐ろしいものです。中村梅雀さんもこのころから存在感バッチリでした。



#2038 
ひろぽん 2001/11/17 17:56
スコットランドのムーア

>中根東竜さん こんにちわ
>何か日本古代史に造詣が深い方とお見受けしました。
と、とんでもない!!私の知識などスコットランドのムーア(湿地帯)の如く浅いのです。(でも油断をすると足をとられて動けなくなる・・。笑)

位牌の風習について、景教(大秦教)からの影響が読みとれると書きましたが、景教からの影響という説があるに訂正しておきます。これは早稲田大学の名誉博士である故佐伯好郎教授(さえき よしろう 生1871.没1965. 6.26)が最初に提唱したものです。佐伯教授によると、景教徒は死者を弔う際に、亡くなった日付と洗礼名を書いた二つ祈りの位碑を用いたということです。また、氏の研究に「景教碑」(781年、長安の大秦寺において。「大秦景教流行中・・」という碑文が中国語とシリア語によって書かれている。)がありますが、この作者とされる景教徒の景淨とは実はイラン人であり、当時留学していた空海がサンスクリット語を教わることになるインド人の般若三蔵とは、他国語(イラン語など)を漢文に書き直す、いわゆる翻訳作業の共同作業者であったそうです。空海が景教碑を実際に読んだり、また景教そのものの影響を受けた可能性は否定できないと思います。

太秦という地名については、太の字について、<大>を二つ重ねた<大大>を縮めていると仮定すれば、[大大]秦となり、秦氏の偉大さを称えているようにも見えますが、大[大秦]とすると、大ローマとなり、東ローマ帝国または景教を称える地名と仮定できますね。だいたい太秦をウズマサ(読みの由来もいろいろとありますが、)と読むこと自体に無理があります。(笑)
京都の寺院でキリスト教の面影が残っているのは、花園の妙心寺ですね。ここは非公開の場所が大半なので、コネでもない限りなかなか見られないのですが、南蛮寺には「イエズス会」の紋章が彫られている鐘があるそうです。

>徹夜城さん
逆説の日本史について、web上で批判をされている方って結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。世相が世相ですし、彼の思想を鵜呑みにする若い人も多いと聞きます。なのでここは、それぞれの時代を専門に研究されている方々で協力して、「難太平記」ならぬ「難逆説の日本史」というwebを共同で立ち上げていただくことを希望しますが、如何でしょうか。



#2037 
向井佐助 2001/11/17 09:30
民間交流?と呼ぶべきか

>徹夜城 さん
>橋之助さんの顔が浮かんだのは僕だけでしょうか
お、さすがでございます。かれこれ15年ほど前になりましょうか、真田太平記に没頭しておりました。

私はこれまで、韓国の俳優さんはおろか、映画やTVドラマに興味を持ったことはありませんで、おいおいチェックしていかねば、と考えております。
>とにかく是非一度日本と韓国それぞれに俳優を出して製作してみてほしいものです。
同感。
歴史モノではないのですが、ソル・ギョングさんの代表作「ペパーミント・キャンディー」は、NHKと韓国の共同制作で、韓国の日本文化解放後、両国が最初に取り組んだ記念すべき作品なんだそうです。私も調べたばかりなのですが
「聖徳太子」の出演が決まったときの記事はこちら
http://www.koreanavi.com/entertainment/news/20010129-1.html
プロフィール等についてはこちら(聖徳太子のことも一番下に書いてあります)
http://www.seochon.net/korean_movie/actor/seolgyeonggu.htm

>なんとこの親分、完璧に朝鮮語が話せたそうで。
当然のことながら、現代よりも民間交流?が盛んだったことは確かなのでしょうね。もっと人間くさい部分でつながりが多かったように感じます。




#2036 
相良義陽 2001/11/17 00:44
中国の中央集権制。

について、面白い話を耳にしたので、ちょっと。
一般的に清の中央集権はかなり高度なものだったといえる、と私は思ってたのですが、このまえ授業で、
・省ごとに銀=銅の交換比率が違う
・中央政府は銀の流通に全くタッチできなかった(民間業者が鋳造)
というとんでもない話を聞きました。

昔を今の尺度で測るのはかなり危険な行為なのだと思います。

http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/


#2035 
徹夜城(なんと二日後に「史点」更新を企てている管理人) 2001/11/17 00:33
リンク先が増えました

「史点」更新と同時にリンク先を一つ増やしました。なんと王直を主人公にした小説「誇りの波涛」を掲載したサイトです。
僕もうかうかしておれませんなぁ…(^^;)

>向井佐助さん
橋之助さんの顔が浮かんだのは僕だけでしょうか(^^)ともあれ、はじめまして。
「聖徳太子」ですが、ああいった渡来系の人々の行き交う日本古代の描写に重点を置いた点も高く評価できると思います。これからああいう調子で日韓共同制作ドラマなんか作れるといいなと思うのですが。秀吉の朝鮮侵略戦争を日中韓三国共同制作なんてできたら凄いんだけどなぁ。

伊真を演じた俳優さんについては僕は全く知りませんでした。韓国の俳優さんの話ですが、顔立ちが日本人と違和感無いタイプと日本にはいなそうなタイプといろいろですね。韓国製作のTVドラマ「壬辰倭乱」(秀吉の戦争を描いた大河ドラマ)を見たことがあるんですが、秀吉以下日本の有名武将は全部韓国の俳優さんが演じていて、オール韓国語で通しておりました。秀吉の役者さんが大変達者な方で、僕が見た秀吉役者の中でも五本の指に入る名演でした。ただ家康役と光成役が違和感ありまくりで(汗)。加藤清正と小西行長(この人は割と好意的に描かれてました)はまあまあだったかな。あ、淀君はかなり良かったです。とにかく是非一度日本と韓国それぞれに俳優を出して製作してみてほしいものです。

 ご質問の多言語の日常使用の件なんですが、僕にはあんなふうに「日常的」に使っていたかどうかは疑問視します。ただ、ドラマの手法として蘇我氏のハイカラぶり(?)を表現しようとしてああなってるんじゃないかと。
 連想で話が飛ぶんですが、いま某仮想大河の取材(笑)で足利義持の時代に交渉で来日した朝鮮使節の日本紀行を読んでます。任務を終えて帰る途上の瀬戸内海で「海賊」の親分とこの使者が語り合うんですが、なんとこの親分、完璧に朝鮮語が話せたそうで。

>杉山さん
首都機能移転関係の掲示板で、とのことなんですが、歴史話に絞って軽くコメントを。
ご紹介されていた双方の見解ですが、「どっちもアリ」という印象を僕は持ちます。念のため身近に入る史学科日本史専攻出身者(ま、ずいぶん昔の出身ですが)に聞いたのですが、やはり「どっちも言える」とのことで。
主権の分散、あるいは不明確さは前近代においては割とよくあることなんじゃないかという気もします。それに近代の首都機能うんぬんの話を投影させるのはちと難しいのでは、とも思えます。
中国・朝鮮なんかは中央集権体制が日本に比べて強力に存在しているように見えますが、政治制度としてそうでも地方ごとの独自性・帰属意識は日本以上のものがあったりしますしね。



#2034 
向井佐助 2001/11/16 09:38
ドラマ「聖徳太子」からたどりつきました

はじめまして。めぐりめぐって、こちらへたどり着きました。非常に中身の濃いサイトですね。

歴史モノは非常に好きで、書籍もよく読むのですが、古代については映像化されることが少ないので、どんなもんかなと気軽に見てみたら、思いのほか良い出来栄えでうれしくなりました。伊真役のソル・ギョンクさん(に限らず)、韓国の方はとても私たちと顔立ちがよく似ています。あちらの言葉が日常的に飛び交っている様子が出てきましたが、本の世界ではなく実際に映像で見て、あたらためて古代日本を考えるきっかけになりました。

ところで、現在のハングルとは違うとは思うのですが、第一部、刀自古を大和言葉を使うようにたしなめる部分、あのように日常会話は混ざっているのでしょうか。秦河勝と伊真の会話のように、大河でもときどき見られるような交錯した会話は、わかりやすく省略したか、作り手の都合かと思ったりしますが、刀自古との、あのシーンはどういう? どなたか解説をお願いできませんか。

ソルさんは、調べてみると、急成長している演技派の俳優さんだそうで、こちらのほうも注目していきたいと思います。

まずはご挨拶まで。ときどき寄らせていただきます。




#2032 
杉山真大 2001/11/16 01:22
幕藩体制は分権的だったか?

徹夜城@管理人氏にアドバイスを受けたので、改めて・・・・・

杉山真大と申します。

#ヘンテコ歴史書のコーナーでとかく話題に上っている杉山教授とは無関係です。念のため

小生、「首都機能移転の掲示板」(http://www64.tcup.com/6400/0120320354.html)と言う掲示板の共同管理人の立場ですが、最近首都機能の絡みで東京一極集中の歴史的背景としての幕藩体制の議論となりました。自分は

「武家諸法度で大名の行動には種々の制約が課せられていたし、御手伝い普請や参勤交代など負担を課していた面もある」
「300諸侯の中で転封や改易が全く無かった──幕府の介入が全く無かった藩は一握りしか存在していない。逆に言うなら中央から何らかの介入を受けていた藩が圧倒的多数だった」
「『明治の始めは完全な地方分権だった」と言うのも、幕末期に幕府と朝廷との間で政治的な主導権を争い加えてイギリス・フランスがその争いに噛んでいたと言う状況では(自分の藩が生き残る為に)巧く立ち回ろうとするのが当然であり、何も地方の自治とか自活とかを念頭に置いての行動ではない」

と書いたのですが、それに対し

「基本的に、外交、法律の独立を「独立」と解釈しています」
「生類哀れみの令などは幕府領内でのみ通用したモノであって、外様藩の領内などでは関係ありませんでした」
「武家諸法度も外様藩の領内統治を規定するモノではありませんでした。従って、コレを持って「独立ではない」と言い切るのも如何なものか」
「現在だって、その意味で言えば、日本はアメリカに従属する「外様大名より多少立場が有利な程度の境遇」と言えます」

と反論してきました。果たして正しいのはドチラなのでしょうか?できれば「首都機能移転の掲示板」の方でフォロー願います。
#ちなみに当のやり取りについてはこちら↓を参照して下さい
# http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2069/3000/21-40.html#3035
# http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2069/3000/21-40.html#3036 (以上二つは自分の意見)
# http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Gaien/2069/3000/61-80.html#3077 (↑に対する推進派からの反論)


http://www.bekkoame.ne.jp/~mtcedar/


#2031 
徹夜城(結局「史点」は二週合併になるんじゃないかと思い始めた管理人) 2001/11/16 01:10
キケンな話など

「史点」が相変わらず上がってませんが、記事3つはもう書いちゃって、例の「まだまだまだ…」がキリが悪くて上がってない状態です。金曜にもなって何を言ってるんだとお思いの方もいるでしょうが(笑)、合併号は避ける腹だったのでなんとか金曜中にはアップします。次回のぶんのネタもかなり集まってきちゃってまして…

>中根さん
お久しぶりです。安田氏に関するコメントありがとうございます。
あの「ノストラダムス」関連の安田氏の文章見て以来、この人の著作を見かけるとザッと目を通すんですが、だんだんエスカレートしてきているような印象があります。それと同時に彼の著作自体が妙に多いですね。一部で受けているところがあるのでしょう。先日、週刊新潮の書評欄でも「龍の文明・太陽の文明」を妙に誉めてましたし。「理系の人が書く歴史の本は面白い」とか書かれていたような。
最近あんな文章をサイトにのっけていた縁で理系の方から教えてもらったんですが、安田喜憲氏、実は科学的な分析に関しても学問的態度とはおよそ言えないようなことをやってるらしいんですね。「安田キケン」というあだ名までもらっているらしい(汗)。梅原猛氏に心酔していて師事しているとのことですが、梅原さんって人も時々妙なことを言う人だからなぁ…

ドラマ「聖徳太子」ですが、気をつけていれば再放送すると思いますよ。年末とか正月とか不意をついて深夜帯などにやったりするんじゃないかと。

>孫々さん
「逆説の日本史」の最新刊って、倭寇の話を載せたやつですよね。雑誌連載時にこの伝言板でいくらか突っ込んであります。
「ヘンテコ」でやろうかとその時もちょっと考えたのですが、それほど突拍子も無く笑えるものではなかったので見送った経緯があります。再読してみてその気になったら考えましょう。
最近「週刊ポスト」見たら井沢氏が「信長は無宗教ではない!」ってなことをブチあげて従来の歴史学者の意見などを攻撃しているように見受けたのですが、信長=無宗教者って「定説」になってたのかな?
その号で井沢氏は昨年「秩父原人発見」騒動のときに書いた「秩父原人はハイテク日本のルーツ?」という文について、先日の捏造調査結果の記事を乗せた上で読者に謝罪(弁解?)してましたね。何も言わないよりは良いと思うのですが、なんか今さらという気も。僕も当時この文章読んだのですが、僕自身「捏造」なんて思いも寄らない段階ながら、秩父原人を日本人の直接のルーツかのように語るこの人の姿勢にはかなり呆れた覚えがあります。

>相良さん
アフガン情勢の急転、あらゆるマスコミにあふれてる各分野の「専門家」の誰も予測できなかった事態のようです。そのため現状の判断もいまいちできない。タリバン=パシュトゥンって構図もなんだかアッサリ崩れているところもありますし。「北部同盟」の各派の色分けももっと実態は複雑なのかもしれませんね。
「民族」というやつは、ここでもかなり曖昧なもんなんじゃないでしょうかねぇ。「部族」レベルの意識もかなり強いらしいし。小耳に挟んだのですが、自分を「アフガニスタン人」って自覚する「アフガニスタン人」って国内にはあまりいないなんて話も聞きました。



#2030 
中根東竜 2001/11/15 22:39
お久しぶりです

エライお久しぶりでございます。中根です。(仕事が忙しくROM状態でした・・)
アクセス100000突破記念アニメ、すごくかわいくていいですね!

>ドラマ「聖徳太子」
放映していた時間には風邪を引いて寝込んでいた
為に、全くドラマが見れませんでした。
みなさまの書き込みを見て、見なかったことを後悔しております(^^;)
「大河ドラマ太平記のスタッフだったとは・・不覚・・」
「あの素晴らしい徳川慶喜(同名大河ドラマ)を演じたモックンなら良かろうな・・」
など、思いが頭の中をぐるぐるしています。再放送を期待したいところです。

>ニュースな視点

拝見しましたー。で、一言。

長江文明云々を担ぎ回っている安田喜憲氏の説は僕も危ぶんでいます。
何か自分に都合の良い証拠のみを過剰に評価するという安田氏の姿勢は学問的では
ないですね。
安田氏の説の一例を最新作「龍の文明・太陽の文明」(PHP新書)から挙げますが、
氏は中国北方の遺跡から最古の龍を描いた遺物が出たことと、少数民族の伝承で龍が悪者にされていることを証拠に、中国北方文明を「龍の文明」としています。
でも、龍は南方の稲作をやっていた地域でも普通に信仰されていたのですがねえ。
中国南方の影響を強く受けた長崎の龍船(ペーロン)や、中国南方の思想を代表する
とされる老子が「猶お、龍の如きか」と『史記』に書かれているのを安田氏は
どんな風に考えるのでしょうね。

まあ、総じて中国と日本の古代を安易に結びつける議論をする学者は信用できない
人が多いですね。中国の詩経と日本の万葉集が根底では精神が一致するという説を
述べているある中国史の老大家がいるのですが、この人もデタラメな文章を書くので
非常に困ります。中国古代史の偽書『孔子家語』を論証に使うし・・

>ひろぽんさん

はじめまして!何か日本古代史に造詣が深い方とお見受けしました。
今後とも宜しく。ところで、

>ご存知でしょうが、太秦広隆寺に限らず、日本の仏教には、位牌の風習などに景教の影響を読みとることができますね。

というお話しはとても興味深いと思います。位牌は中国の儒教の「神主」の影響と
いう説があり、それが起源かと思っていたのですが、もし景教の影響とすると
儒教より早いかも知れないですね。
(中国では位牌に似た「神主」という木製の物を、先祖を祀るほこらに入れている。加地伸行『儒教とは何か』中公新書参照。ただし、「神主」の使用を記録した文献は西暦1190年頃の朱熹『文公家礼』。)

http://ueno.cool.ne.jp/souryuu/


#2029 
孫々 2001/11/15 22:03


ぜひヘンテコに逆説の日本史の新刊を!!!



#2028 
サリー 2001/11/15 18:53
アール・ケイさんへ

#1940でのお話、どこからの情報か知りませんが確信を持って書かれるのでそれに沿って皆さん話を進めておられるように思います。
私も黙って看過するのが忍びなく事実をお知らせしました。
ネットで書かれていること鵜呑みにし勝ちな自分への戒めともしたいものです。
書かれたときにはまだこちらのサイト存知あげなくて今ごろ読ませていただきました。









#2027 
相良義陽 2001/11/15 11:15
民族対立

空爆前後からいきなり「タリバンはパシトゥンだ」って言われだした気がするんですが、本当にそうなんでしょうかね。
北部同盟に参加してない民族と無理矢理同一視したんじゃないだろうか、という気がせんでもないです。
あとパキスタン排除をもくろんでるのかとか、
北部同盟視点で進めようとしてることの現れじゃないかとか、
いろいろ思います。
今までは、「北部同盟のドスタム将軍派はロシアと縁が深い」
とか、「○○派(忘れた)はタジク系なのでイランの支援を受けている」<これも「タジク系」というよりは「シーア派」では……
とか聞いた覚えはあるんですけど、
タリバンはパシトゥンだからと聞いた覚えはないんですよね。
まあ逆に、これまでタリバンがパキスタンに支援されていることを隠すため言われてなかったのかもしれませんけど。

http://www.h3.dion.ne.jp/~jtpage/cy/


#2026 
アール・ケイ 2001/11/15 09:34
なんぼくちょー、ト、イウヨリ、ぐんばつばっこ ノ じんとりがっせん デスナ…

ただ、少なくとも楠公さんは参拝で賑わう鶴岡八幡宮にたいまつを付けた牛の軍団を突入させたりはしませんでしたぜ。←表現の貧しい喩えですなあ(笑)。

えー、既報ですが太平記絵巻ですが、2003年を目途にネット上にも閲覧できるようにするそうです。但し、地方自治体の文化予算削減は容赦ないというかなさけないレベルにまでなってますので(例えば、石原東京都は、図書館の本はケチルは文化センターは閉めるはで、呆れ果てています)、土屋埼玉県もどうなりますやら…

サリー様、そのオハナシの根拠が知りたい気もしますが、ま、そんなところでしょうなあ…。一番の謎は、『炎立つ』であれだけ迷惑を掛けられた高橋克彦氏を何故NHKは信用したのか、ということです(笑)。高橋さんの原作?が間に合うはずなんてないじゃん。彼が書き終えてからドラマ化を図るべきでしたね(企画趣旨、スケジュールからいってそれは無理だったのでしょうが)。あと、ドラマの脚本は、また、小説にしても(たいていの場合)もはや個人作業ではありません。多くの下調べが必要な歴史ものはもちろん、ミステリーなどでも複数のスタッフを駆使して書かれることが多いようですね。資料調べだけでなく下書きまで任せるようなケースもあると聞きます(それが悪いって云ってるんじゃないですよ、念の為)。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2025 
徹夜城(原稿はやはり遅れている管理人) 2001/11/15 00:30
アフガニスタン南北朝時代?

個人的に忙しかったことと、アフガニスタン情勢の激動で「史点」が遅れてます(^^;)。
遅れているのでタイミングを外さないうちに書いておきます。
なんだかアフガニスタンの情勢はなんとなく日本の南北朝時代に似てきたぞ、と(^^;)。南北朝オタクの目から見てしまうからなのでしょうが。タリバンが都を明渡して撤退し、山岳ゲリラ戦に持ち込もうとしているなんて見方がありますが、それって楠木正成の戦略では(爆)。オマル師はカンダハルを新たな「首都」と定めて徹底抗戦を呼びかけているそうですが、あれは後醍醐天皇か(汗)。じゃあビン=ラディンは…ってやめとこ。
ほっとくと北部同盟は「観応の擾乱」を引き起こしそうな雰囲気ですしね…などとグチャグチャ書いてますが、日本の南北朝動乱と違って周辺各国(周辺じゃないのもいる)の思惑がドロドロと背景にあるのと、民族対立も絡んでいるのでよけい厄介。

>武蔵さん
あなたの好敵手、小次郎さんですが、一応実在ではあるはずです(笑)。背の高い美青年にしてしまったのは吉川英治の犯行らしいですが。
もっとも「巌流島の決闘」の真相は武蔵の弟子たち(だったか関係者だったか)がよってたかって小次郎をなぶり殺しにした、なんて話もありませんでしたっけ。ジェームズ三木氏がその辺の史料も絡めてドラマ化していた覚えがあります。

>タロイモさん
「太平記絵巻」ですか。埼玉となるとちと僕の行動ルートからは遠いなぁ。ご紹介のページ見てきましたが、尊氏の死のシーンなんてのもあるんですね。
絵巻物って源氏物語絵巻から何からいろいろとありますが、ストーリー漫画のルーツだなって思うときがしばしばあります。



#2024 
サリー 2001/11/15 00:22
正確に言うと

井上さんがスタッフとともにでなく、スタッフのサポートも受けながらでした。
お詫びして訂正します。



#2023 
サリー 2001/11/14 23:59
#1940アール・ケイさん、大河ドラマ北条時宗は

スタッフが何年もかけて集めた資料をもとに高橋さんに原作を依頼したのです。それを井上さんが脚本にするはずだったのです。が半年目頃から小説が進まずやむを得ず井上さんがスタッフとともに脚本を作っていくことになったのが真相です。
井上さんも基の小説がなくなったのですから大変な
ご苦労がおありだったことと思います。





#2022 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/13 23:39
ニュ−スキャスタ−は嬉しそうに〜

NYでまた、飛行機が落ち、それが、事故だろう
と大方の予想とTVニュ−スでやってて
みんな、ひとまず胸をなでおろすというような
報道センタ−の映像を見たとき、不謹慎にも私は
ザ・イエロ−モンキ−の曲「ジャム」のフレ−ズを
思い出してしまいました。

♪外国で飛行機が落ちました、ニュ−スキャスタ−は
 嬉しそうに、乗客に日本人は、いませんでした!
 いませんでした!いませんでした!僕は何て思えば
 イイんだろ?僕は何て言えばイイんだろ?〜♪

これって、そんな昔の歌でも無いんだな。なのに
この歌を 今の時代でなおしたら

 ♪外国で飛行機が落ちました。ニュ−スキャスタ−は
  嬉しそうに、テロじゃありません事故でした!
  事故でした!事故でした!事故でした!〜♪

私たち は想像を絶する時代に突入してるのですね
新世紀になったばかりだとゆうのに。  



#2021 
タロイモ 2001/11/13 23:04
太平記絵巻

明日から埼玉県立博物館で「太平記絵巻」が11月25日まで
展示されるそうですが(↓のURL参照)、見に行かれる方はいらっしゃいますでしょうか?
東京国立博物館の「鳥獣人物戯画」は必ず見ようと
思っているのですが、埼玉の大宮まで行こうかどうか正直現在迷っております。


http://www.saitama-kenpaku.com/index.htm


#2020 
武蔵 2001/11/13 19:08
小次郎どこいった?

俺の戦友、佐々木小次郎はいったい何者だったんだ?
やはり、架空の人物だったのか?



#2019 
なな 2001/11/13 17:27
事故でもテロでも

エアバスA−300と聞くと、不安な気持ちになります。市街地直撃が他人事と思えない。
こうれで航空業界と旅行業界はさらなるダメージを受けましたね。
引っぱり出してしまいました。ひさびさいらっしゃいませ。>スズメ♂さん(^^;)



#2018 
スズメ♂ 2001/11/13 16:29
私も言葉が

気になってました >徹夜城さん

古代語も色々と復元されているようですが(FがPに近いとか)、さすがにそれをドラマでやるわけにはいかないし..。時代劇言葉では興がそがれます。「聖徳太子」でもチラチラありましたが、まあ許容範囲かな。
私の感触としては、古代の文献は(歌をのぞいて)漢文なので、漢文訓読調でやってくれると古代っぽく感じるような気がします。

他にほとんど例のない番組なので、役者さんたちがイマイチ役作りに自信がないというか不安を感じておられるような気がします。むかーし「額田女王」をやった経験のある近藤正臣(あのときは中大兄皇子)が一番自然だったように思います。




#2017 
五番街 2001/11/13 15:25
そうですね

>テロではなくて、事故である可能性が濃厚と聞いて、
>皆、胸をなで下ろすとは、なんて哀しい時代だろう。

そうですね、全く。



#2016 
徹夜城(史点を執筆しているうちにリアルタイム書き換えしている管理人) 2001/11/13 14:06
哀しい安堵と聖徳太子

>アール・ケイさん
まさしく同感。実際世界全体で「テロなのかどうか」が最大の関心事になっちゃってましたね。僕も第一報を見たときには「これがテロだったらどうしよう」と真面目に困惑し、「事故らしい」と聞いてやはり「安堵」してしまったのは哀しいながら事実です。先日もウクライナ軍の誤射で飛行機が撃墜されたときも似たような印象がありましたが、今回はNYでしたからね、なんといっても。
報道によるとWTCで命を拾いながら今回の飛行機に乗っていたドミニカの人もいるそうですね…

>おやかたさん、スズメ♂さん。
「聖徳太子」、多くの人が言っていることですが歴史ドラマとしては第一部が面白いんですよね。歴史ドラマの楽しみの多くは「おなじみの場面がどう映像化されるのか」にあるのは事実ですから。僕などは穴穂部が額田部に襲い掛かるシーンをそのままやったというのに感心(?)してました。もちろん展開上落とせない場面なんですけど。
ドラマ独自の場面としては馬子が守屋たちの亡霊(?)の幻想をみるシーンが強烈でした。生理的な気味悪さをうまく表現していて…海老が食えなくなる人が出そう(笑)。
松坂慶子(気がつかなかった人も多いらしい)の推古天皇にももっと出番がほしかった気もしますが、時間的に止むを得なかったかな。
「いまし」「なれ」といった言葉づかいで「古代語」を表現してましたね。実はこの点もどうするのか注目してたんです。いわゆる「時代劇言葉」で飛鳥時代をやってしまうというのも妙なので…でもやっぱり基本は時代劇言葉でしたね。ま、例えば中世なんかでもあんなドラマみたいなセリフを話していたわけではなさそうなんで厳密を言い出すとキリが無い。
百済・新羅の言葉もどうなるんだということもありますね。基本的に現代韓国語で済ましていたようですが、あちらでも「時代劇言葉」みたいなもんはあるんでしょうかねぇ。欧米系の映画でも「エリザベス」とかは「時代劇言葉」みたいなセリフまわしをしているらしいですが。

「聖徳太子」第二部の大きなテーマが「和をもって尊しとなせ」になってましたね。昨今の情勢もあってかなり意味深に見えるんですが、制作期間に5年もかけていた事情からすると別に狙ったわけではないのでしょう。ただ、僕もいくつか覚えがあるんですが、優れた作品と言うものは時代のほうが後からついてくるような印象を受けるものです。

>ホリー・ハンターさん
「卑弥呼」ですけど、映画ではあるんですよ。篠田正浩監督・岩下志麻主演で。ただ一年間やる大河は絶対無理ですね。そういや篠田監督、ついに悲願の「ゾルゲ事件」映画化実現にこぎつけましたね。歴史映像ファンとしても大いに注目。
前にも書いたことですが、大河も「一年」って枠にこだわらなければいろいろ作れると思うんですよ。アメリカの10時間以下のミニ・シリーズみたいな形もあるわけですし(「ルーツ」「将軍」など。「ピョートル大帝」なんかもあった)。中国でも「三国演義」みたいな超大作以外は数時間レベルのものが多いようですからね。
その一方で韓国でやってた「朝鮮王朝五百年シリーズ」みたいな「超大河」企画があってもいいかも。「徳川幕府三百年」とか「藤原一族五百年」とか(笑)。



#2015 
アール・ケイ 2001/11/13 10:11
哀しい安堵

テロではなくて、事故である可能性が濃厚と聞いて、皆、胸をなで下ろすとは、
なんて哀しい時代だろう。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2014 
スズメ♂ 2001/11/13 00:40
私も見ました(^_^)

 みなさん、こん^^は。ひさびさにスズメ♂です。
 ななさんに誘われて参りました..(^^;

 ドラマ「聖徳太子」、私も見ました。
 全体としては、期待に違わずよく作られているなぁという印象です(そもそもこういう企画をすることの意義は大きいですから)。
 最初に「お?」と思ったのは音楽で、いかにも冨田勲という感じでした。新日本紀行みたい、とカミさんは言うのですが(笑)。
 考証的には、「伽耶」がいつまでも地図上にあるのが気になりました。また、「摂政」「皇太子」がバンバン使われていたのもちょっと抵抗感があります。でも、それくらいですね。
 即位儀礼のようす、二人称を「いまし(汝)」と言わせていること、衣装などについては、あれで合っているのかどうかは分かりません。が、それっぽい雰囲気を出そうとしているのは分かります。

 ただ、やはり時間不足というか、前後編3時間であそこまでやるのは苦しかったと思います。時間軸が詰まりすぎていて、蘇我馬子のキャラが変わっていくのも不自然に見えてしまうし、推古との関係も描き切れてませんね。ラストもいかにも無理矢理でした。
 配役もまずまずですし(今田クンだけやっぱり分からないけど(^^;)、このキャスト・スタッフで、ぜひとも大河ドラマでやってほしいです。

 ストーリーを単純にするためとはいえ、「和」一本槍でした。ちょっと鼻にはつきますが、世相が世相だけに、どこかの国の為政者に見せてやりたいですね。インド洋上で司令官が病気になって、マラッカまで戻ってずっと待機、なんてのはナシでしょうか(笑)。

 長文、失礼しました<(_ _)>



http://member.nifty.ne.jp/suzumei/suzume.htm


#2013 
徹夜城(仕事から帰ってみれば…の管理人) 2001/11/12 23:57
NYで飛行機墜落

仕事から帰ってネットに入り、掲示板の書き込みなどしようとしていたら、ネット上の速報で飛行機墜落を知りました。つい先ほどのことのようです。
テロなのかどうかは分かりませんが、航空機に乗るのはかなり怖いのは確か…。
ひとまずニュースなど見てますので、その他の書き込みは後日。
「史点」も後日です。



#2012 
ホリ−・ハンタ− 2001/11/12 23:19
ネタ切れNHK大河ドラマ?

いや、まだ手つかず の人物が いるだろう?
ヤマタイ国の女王・卑弥呼(自爆!)
さすがに、これは、まだ、やって無いでしょ?



#2011 
おやかた 2001/11/12 21:55
聖徳太子

見ました。古代史好きとして結構満足できる内容でした。
まず、ずーっと頭の中だけで描いていたシーンの数々が映像で
見れるというのが単純に嬉しい。蘇我対物部、戦中に四天王像に祈る
太子、女帝推古さん、猪の首落としたい発言、などなど。
最初は馬子派だった太子が対立していく過程がしっかり描かれていたと思います。
でも、後半の方が、やはり太子の存在自体危ぶまれているくらいですから、
描ける内容が少なくなりましたね。前半は、日本書紀通りに進めれば
いいのでしょうが。
あとは、大伴氏のしぶとさ(応天門の変までですからね)にも思いを馳せ、
歌人が出る家系に見えないなあと思ったり、後に草壁皇子が住んだ「島の宮」が出てきたりと、楽しませていただきました。
欲を言えば、もっとしたたかなやり手の推古帝を見たかったです。前半は、馬子と
密談したりして、「おお!」と思ったのですが、後半は、厩戸くんに「お任せ」。
隋の使節を楽しそうに迎えてたし。。。馬子と組んで陰の実力者のおばさまも
いつか見てみたいです。
でも、大河で古代ものは難しそうですね。本当は、大化の改新、「天上の虹」
等のドラマ化を見てみたいのですが。3時間がいっぱいいっぱいのようだし。
ただ、今日、崇峻はじめ皇族がばたばた暗殺されていましたから、皇族の描き方
については、徐々に変って来てるのかな。





#2010 
なな 2001/11/12 20:05
うわ〜長ぇ・・・

毎度、熱く語ると長文になってしまいます。興味のない方は読み飛ばしてね。
>ひろぽんさん
フォロー(?)ありがとうございます。
ここの掲示板が平和なのは、たんにここが「僻地だから」と思っていたのですが(笑。
十万ヒットをこえたサイトが僻地とはいえませんね。掲示板にもカウンターつけるとおもしろいかも。トップページにこられた方は、みなさん掲示板もROMっていかれてるのかな?



#2009 
ひろぽん 2001/11/12 20:01
ななさん

史劇的な物見櫓のホームページにある歴史関係サイト紹介を開いてみてください。「大河ドラマの歴史」がリンクされてますよ。
鈴木小太郎さんのサイトは掲示板だけでは勿体無いので、是非奥まで踏み込んでみてください。(笑)
大河を扱ったサイトは、今年の北条時宗だけと云うのを合わせると星の数ほど(ややオーバー)あります。自分の趣向に合ったところを探されると良いでしょう。




#2008 
なな 2001/11/12 19:28
説明とエンターテイメント度の関係

>鈴木小太郎さん
直レスいただくのは初めてでしょうか? で、「電猫細見」の管理人様でいらっしゃる?
少し前からいらしてるのに、レスをやりとりしていない方のことはあまり覚えていなくて。
「後深草」サイトも、何かの検索のおりに偶然ヒットしただけだったし、どうもホムペと人のつながりがわかっていなかったようです。ネット社会も狭いですね。_(._.)_

さて、私が件の意見書を書いたのは「大地の子」が反響を呼んだ頃で、ドラマのメッセージ性というものに強い関心があったのでしょう。私も若くて一途でしたし(笑。今では「仕事から帰ってきて、小難しくて暗いドラマなんか見たくない」という意見も実感できるようになりました。
ただドラマ・映画・小説に限らず、「重いテーマや複雑な時代説明を盛り込んでも、説教くささを感じさせない、面白くてスピーディな作品は作れる」と思っていますし、「説明過多に陥らないギリギリの線とはどこか」は作り手が永遠に悩むテーマですね。
例として、先の勝海舟なら、彼の目に見えたであろう範囲内で描けばいいんです。わざわざ史実を曲げて「勝海舟はなんにでも首をつっこんでいた」ように描く必要はない。
勝小吉の場合、このオッサン自身はスチャラカな人でしたが、彼をとりまく江戸の下層民を描きながら、それを通してあの時代の明暗両面をさまざまに活写し、視聴者に提示することができるはず。(例えば視聴者は役者の芝居に大笑いしながらも、「これまでの時代劇がいかにまちがいだらけであったか」に気がつくというような。NHK「お江戸でござる」が近いですね)
大河ドラマほどの長さがあれば、かなりな量を盛り込むことができるんですよ。
むろん公共放送だからといって「啓蒙する義務」もないでしょうが、受信料で作品を作ってる以上は「面白く見られるなら、中身スカスカなドラマでもいいじゃない」とは言えないはずです。
エンターテイメント性は高めつつ、かつ視聴者に新たな視点を提示できるような、(民放にはできない)攻めの番組作りに挑むべきで、脚本も説教くさくならないように磨き上げて作るべきだと思ってます。
近年の大河はこれとは逆で、「ドラマを面白くする技術」が稚拙な方向に向かってる気がしますが。

>アール・ケイさん
たまにこちらで「大河BBSでうんぬん・・・」というカキコを見るんですが、どこのことなのか探し当てられずにいました。これが「電猫BBS」のことなんですか? 他所にもまだあるとか?
大河に限らず、私がドラマネタで暑苦しく語るのも年に数回ていどのことなので、あまり掲示板を細分化されるのは・・・う〜ん、どうかな・・・。
大河を倒せと言いつつも、アール・ケイさんがおっしゃる危機感は私もひしひしと感じておりますよ。
特に海外に向けて発信する場合、文学ではとても「国境はない」とは言えません。ペンパルしているアメリカ人も、幕末や新撰組が好きとは言いつつ、「司馬遼太郎」の名前は知らないようなのです。英訳されていないようなんですね。歴史物の理解に映像芸術は強力な助っ人なのです。
とはいえ日本史の知識がまったくない外国人に、例えば「時宗」を自信をもって「歴史ドラマです」と推奨できます(笑?
後から史実や時代考証について質問されたら、訂正の山を築かなくてはならないわ。
ルーティンワークに堕した大河ドラマおよびスタッフは一度消滅の憂き目にあわせ、いつか熱意のあるスタッフを集めて復興する時がくればいいと思ってます。



#2007 
ひろぽん 2001/11/12 17:59
付け足し

>アール・ケイさん
そりゃあブレイク違いやがな!(バシッ)
>徹夜城さん
管理人としてのバランス感覚。素晴らしいです。これが10万回ヒットしても平和な掲示板のヒケツですな。アメリカにも見習ってもらいたいものです。



#2006 
ひろぽん 2001/11/12 15:28
まぁまぁ・・・

大河ドラマの話も、史劇的な話につながるきっかけと云うことで・・・。
そうあくまでもきっかけで、ね。



#2005 
アール・ケイ 2001/11/12 12:36
ツッコミ・チョット・ぶれいく

はあ、はあ、と云いたいことがまた山のように、エベレストもといチョモランマぐらいありまして、必死に自分を抑えております(笑)。
私の方で、どこかで、別形式で(ツリー式かな?)、大河ドラマの討論用に掲示板を用意しましょうかね。なんか、いくつかのところで同時並行的に議論されているのですが、重複したりすれ違ったりしてますので。私の書き込みも限界に近いしね(爆)。
ちょっと、このこと考えます(皆さんが乗ってこないと成立しませんけど)。

で、なな様、大河は、なな様が壊さなくてももうブレーク寸前です(笑)。しかし、大河ドラマの枠が消失したら、いよいよお金の掛かる時代劇、歴史劇の火はこの国から消え去ってしまうかもしれませんよ(映画村とかのアトラクションとしては残るでしょうけど。あと歌舞伎は保護されているから残るでしょうね)。

http://homepage1.nifty.com/arukei/index.htm


#2004 
鈴木小太郎 2001/11/12 11:39
菜食主義の芽を摘む

>ななさん
>大河ドラマの影響力は案外あるもので、「国粋主義の芽を摘む」まではいかずとも、
>公共放送として視聴者に関心を向けさせることはできると思ったんですね。

ドラマで説教しようという態度がドラマをつまらなくしているんじゃないですかね。



#2003 
なな 2001/11/12 02:20
大河を倒したい人です・・・私は

>大河を倒せ
すっごいハズカシイお話なんだけど・・・まーいいさ。書いちゃお。マニアな話よ。
数年前、私がまだ若くて無鉄砲だった頃。とあるイベントで知り合った某有名脚本家の先生に、「大河ドラマの企画書」なるものを手渡したことがあるんです。(汗が出てきたゾ・・・)

「1999年と2000年の二年がかりで勝海舟の生涯を」。世紀末なので、ここらで近現代史の総括をしてみてはどうかと。
私は例の「つくる会」をよくは知らないけど、ああした国粋的な主張が出てきていることに不穏な気配を感じ取っていたのだと思います。その上、司馬遼太郎さんが亡くなって、「司馬史観(『明るい明治』というとらえ方)」がそうした人たちにいいように解釈・利用されるだろうことも懸念しました。
そこでペリー来航前〜日露戦争開戦くらいまでの歴史の流れを、「司馬史観」からも自由で、最新の歴史研究の成果を盛り込んで客観的に描き直すことが必要ではないかと建白したわけです。
当然ながら近代日本の成立過程・・・日の丸・君が代・国家神道・天皇の神格化・征韓論などについてふれることになりますよね。
大河ドラマの影響力は案外あるもので、「国粋主義の芽を摘む」まではいかずとも、公共放送として視聴者に関心を向けさせることはできると思ったんですね。(若いな・・・)
この間を生きた適当な人物として、司馬氏がおっしゃっていたところの「当時の日本で一番高い視点でものごとを見ていた」徳川慶喜と勝海舟のどちらかの人生(目)を通して描くことを思いつきました。しかし慶喜は殿様で座敷から出ないので、ダイナミックさに欠けるのね。特に明治以後の隠居生活はドラマで描きようがない。政治的影響力も皆無だし。
そこで勝海舟なんですが、この人はキャラクターがそうとうにわかりずらくて、視聴者に親しまれにくい。で、彼の父親・勝小吉の生涯から始めて二年がかりで・・・という構想を思いついたんです。知ってる人もいるでしょうが、小吉さんは「抱腹絶倒の怪オヤジ」です。
おそれ多いことに某脚本家先生はちゃんと読んで下さり、なんと当時NHKのドラマ担当の一番エライ方に渡したんです。それから二・三ヶ月後に、「再来年の大河」として「徳川慶喜」が決まりました。私の提出した一文が「慶喜」決定にどう関係したか分からないんですが、まあ「海舟」案がボツったのはたしかです。その時はそれでよかったんです。私とて小説らしきものを書き始めたばかりで眼高手低。仮に頼まれたとしても、自分で書けるわけじゃなし。

それが99年の大河に「元禄繚乱」が決まったと聞いて怒りと失望が爆発しまして・・・(笑。
世紀末に「忠臣蔵」という超保守路線を選んだことで、新世紀後ももはやパワーのある作品は作れない・作る意欲もないのだろうなと思いましたね。それまでは自分の中で「『秀吉』を倒せ」(小説もドラマも)が目標だったんですが、これによって「大河を倒せ!」に変わっちゃったんですよ(笑。
私は脚本家志望ではないけど、自分の小説がドラマ化される時はシナリオを手がけたいので、シナリオ作法もかじってるんです。(脚本家にはとても任せられないと痛感する今日この頃)
当面の目標は、「いつか金曜時代劇の枠で『勝小吉』をやる」(笑。大河よりずっと少ない予算で視聴率を上回れたら・・・かっこいいじゃないですか。アキバツくんもドラマ化してほしいけど、オール韓国ロケだからカネがかかる(笑。あとはドラマ向きではないけど、司馬江漢。
歴史専門の女流作家というと永井路子さんはじめ何人かいらっしゃいますが、やはり「男性を描ける」先生は少ないと思います。一番うまいのは女性漫画家じゃないかなあ。
私だけだろーか、アキバツくんや小吉・江漢・北斎に「疑似恋愛感情」があるから「惚れたこの人を書いてみたい!」と思えるのですよ。歴史上の人物とはいえ、同性一人を相手に何年もかけて「とっくみあい」はやりたくないですわ(笑。私が女性の生涯にひかれない理由ですね・・・。



#2002 
ひろぽん 2001/11/12 01:55
そして厩戸に戻り、寝る。

無論、景教(ネストリウス派)とユダヤ教は別物でが、太秦と云えば連想する方もいると思われましたので・・・。
現在の解釈において、ネストリウスの考え方そのものは異端ではございません。迫害されて東に移動するにつれ、土着信仰と結びつき変貌していったのでしょう。
ご存知でしょうが、太秦広隆寺に限らず、日本の仏教には、位牌の風習などに景教の影響を読みとることができますね。日本はそうやっていろんな宗教や文化を組み入れて、独特な発展をした国なのですね。なんたって、「和を以って尊しと・・」するくになのですから。



#2001 
徹夜城(休日の無い受験産業に従事する管理人) 2001/11/12 00:28
ど、怒涛の…

仕事から帰ってきて覗いてみれば怒涛の書き込みが…(^^;)
「聖徳太子」を中心に盛り上がっておりますねぇ。「時代劇」というより歴史映像もののファンにはかなり向いていた作品だったかもしれません。
とりあえずビデオで全部見通しました。あくまで聖徳太子の若き日を、という企画なのであの辺で終わるしかなかったのでしょうが、僕としては専門上の関心から隋との交渉をもっと描いてほしかったです。今田サンの小野妹子もせっかく出てきたんだからさ(笑)。新羅や百済だけでなく、隋や高句麗も含めた興亡のドラマが挿入できれば…ってそれこそ大河ドラマにすべきですね。
韓国の歴史小説で「消えた王国」ってのがありまして、百済滅亡から新羅による統一までを、日本史もからめつつ描く大作でした。韓国作家のせいか日本史上の人物をなんでもかんでも「百済人」に引っ張ってきてしまう姿勢が目に付きましたが、全体としては国際的スケールの大きさもあってなかなか楽しめたものです。一時「三国史記」なんぞにはまっていたこともある僕ですが、このあたりの時代はホントに面白いんですよねぇ。唐+新羅vs倭+百済の「白村江の戦い」の大スペクタクルなんていっぺん見てみたいじゃございませんか(^^)。

>ホリー・ハンターさん
まぁ歴史がらみの映画・ドラマはこちらの範疇ということで…(^^;)
サン=テグジュペリに関してですが、僕も「史点」で書いたような気もしたのです。ところが調べたところ一度も書いていないことが判明。なにかで書いたような気がしたんですが…そうそう、近々「史点」の過去ログを全てネット上で公開する予定。ただいま整理作業中。
女性を主役にした大河ですと、「春日局」とか「花の乱」とか「草燃える」といったあたりが思い浮かびますね。中国で製作したTVドラマ「武則天」をNHKの衛星で放送していて、なかなか面白かった覚えもあります。則天武后はアラレちゃんの声の方があてていたような…
日本史上の有名人の女性で大河にまで出来る人はなかなかいないだろうなぁ。「だれだれの奥さん」ってだけで。単発ドラマなら結構いける人は多いと思います。

>相良さん
「お茶会」(笑)と大統領の件など、コメントどうもです。
そこで気になってくるのが江戸時代の日本のどの段階で「大統領」という訳が出てきたかってところですね。ペリーが来たときなんかは国書(の訳)にはどう書いていたんだろ。



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