マリオネットがすき!

M a r i o n e t t e

「ノスタルジア」を買った!♪(2000.01.02.)
マリオネットサークル会員のコンサートに行った♪(1999.5.31.)
「ユーラシアン狂詩曲」を買った!♪(1998.10.03.)

マリオネットは、 ポルトガルギター奏者の湯淺隆 (ゆあさ・たかし) マンドリュートの吉田剛士 (よしだ・ごうし) の二人が1990年に結成した実力派のアコースティック・デュオ。

♪マリオネット・プロフィール

湯淺隆

日本での唯一の本格的ポルトガルギター奏者。ポルトガルギターというと、ファドをご存じの方も多いと思うが、湯淺さんは1987年ポルトガルで巨匠アントニオ・シャイーニョに師事、ファドの演奏についてもポルトガルで実力を認められている。それに加えて、ポルトガルギターで演奏するオリジナル曲も作曲している。

吉田剛士

15才でマンドリンを始め、主にクラシックマンドリンの奏者として腕を磨いてきた。1984年から3年間ドイツのヴッパタール音楽大学に留学、1987年、同校演奏家資格試験を最高点で卒業、同年帰国。マリオネットの活動以外にクラシックマンドリン奏者としても活躍、高い評価を得ている。

湯淺さん、吉田さん、 そして制作の 海井さんは 高校の同級生。高校では映画を作ったり、音楽を作ったりしていた。卒業後3人はそれぞれに別の道へ進んだが、あるとき映画製作をきっかけに、一緒に音楽活動をしはじめた。「マリオネット」というグループ名は高校時代に湯浅さんと吉田さんが作った曲のタイトルから取っている。



[発売中のCD]

1st Album「ぽるとがる幻想」(オーマガトキ1995)

2nd Album「エイジアン・ブルー (浮島丸サコン)」(オーマガトキ1995)

3rd Album「ルジタニア憧憬」(オーマガトキ1996)

4th Album「ユーラシア狂想曲」 (日本コロンビア1998)

5th Album「ノスタルジア」(日本コロンビア1999)

「Italian Sentiment」(吉田さんのマンドリン独奏)(自主制作2000)

「ライブinサンボア」(自主制作2001)

Best Album「LISBON/ベスト・オブ・マリオネット」(日本コロムビア2001)


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♪湯淺さんとの出会い

わたしは一番はじめに 湯淺さん に出会った。それは1988年か1989年ごろ、湯淺さんが月田さんとファドの演奏をしていたときだった。クラシックギターの知り合いがそのメンバーに加わっていたので、近くの公民館でのコンサートを聞きにいった。コンサート終了後、知り合いに挨拶をしに行ったとき、湯淺さんがポルトガルギターをかかえていたので、「珍しい楽器ですね」とか「絃はどうして巻くのですか」とか話したように思う。おりしも『現代ギター』という雑誌に湯淺さんが大きく取りあげられていて、グラビアのページを飾っていたときだったので、その雑誌をあとで見たときに「あぁ、この人に会ったんだ・・・へぇ〜、有名なんや・・・」とあらためて感動したものだった。

♪マリオネットとの出会い

1993年、日本ポルトガル友好450周年記念イベントとして、森の宮ピロティ小ホールでコンサートがあり、それがどういう内容のものだか分からなかったけど、湯淺さんが出るんや!と出かけていった。・・・あの〜、白状すると、あるミニコミ紙のチケットプレゼントに応募して、当たったのです・・・。 でも、当たったから行ったのではなく、行きたかったから応募したのですっ!

わたしはそのコンサートの演奏の合間を縫って、アンケート用紙の裏まで いっぱい 感想を書いた。いっぱい言いたいことが湧いてきて、書かずにはおられなかった・・・というくらい、わたしの感情を揺さぶったすごい演奏だった。

アンケートには 「わたしはパントマイムを習っています。オリジナル曲では、なにかパントマイムの作品が出来そうな、ドラマがあります。…はじめて聞く曲なのに、以前どこかで聞いたような、なつかしさを感じます…わたしは長谷川きよしのファンですが、彼の影響でアマリア・ロドリゲスのレコードを持っています。」 などなど…書いたのを今でも覚えている。



アンケートを書いたのが1993年。それから6年の歳月が流れ・・・
1999年8月8日(日)---マリオネットの企画で「長谷川きよしライブ」が実現した。私の気持ちの中で、いつもマリオネットと長谷川きよしは一緒に存在していた。その空想が現実となって私の目の前に存在する。湯淺さん、吉田さん、海井さん、長谷川きよしさん・・・。彼らが記念写真を撮っている様子を私は目に焼き付けた。(大阪、サンボアバーにて)
1999年10月6日---アマリア・ロドリゲスが亡くなられた。ご冥福を祈ります。


1993年ころに戻る:
それからしばらくの記憶が定かではないのだが、オフィス・マリオネット(そのころの封筒の裏には、3人の住所が書いてあった。)からの連絡が来ていたので、活動のようすは、途切れることなくつかんでいたのかもしれない。 はじめての CD「ぽるとがる幻想」 が発売されたときも逃さず買えたしね。

清水きよしさん とマリオネット

その次に ギャー!! と叫んだライブのお知らせが舞い込んだのが、 1994年パントマイミスト・清水きよしさんとマリオネットとのジョイント だった。まさに、わたしの考えていた舞台そのままが実現!マリオネットの音楽とパントマイム、もうぴったりではありませんか!正直いって、清水きよしさんがうらやましかった。生演奏でパントマイムを演じるなんて!

♪吉田さんとの出会い

そして、この日はじめて 吉田さん を意識した。うまい!!音楽の中に深さがある。そうか…この二人だからこそ、ドラマを感じる演奏が出来るんだ…清水きよしさんもほれこむんだ。そのときのマリオネットの演奏で一番覚えているのは、演奏をはじめる直前に二人が「スッ」と息を吸うこと。いやぁ、生意気言うようで恐縮だが、あれこそがほんとの音楽なんですヨ。演奏者が呼吸できているから、聞いている者も楽に呼吸ができるのだ。ほんとに清水さんのマイムとも共通する表現がある。

これだけうまいのに、二人は舞台でこんなことを言ったときもあります。2枚目の CD「エイジアンブルー」 を出したあとです。「ぼくら、なんや、芸能人みたいやね」って。こんなシロウトっぽいとこがまた、かわいかったりして…ネ!


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