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「高山植物図鑑」登山道の花

マメ科 多年草 2枚(裂・唇形 s0193 北海道にも在るとの情報が有るが、主に本州中部に分布、高山帯の草地に生え、背丈30−50cmほどになる多年草。
花期は7−8月、この仲間内では花序が短かく、一番花色が白いと言うのが特徴だが、比べて見なくては判らない。萼全体に黒い毛が有るのも特徴で、見分け易いところだと云う。
葉は互生し、小葉が奇数羽状複葉で11−15枚と数が多く、葉がやや細く尖ると言うのも同定のポイントと言う説も有るが、イワオウギよりも刃先が尖らない様に思う。
上記に概ね当てはまり、撮影山域が白馬岳だった事などから、シロウマオウギとした。たぶんイワオウギとかタイツリオウギでは無かろうと思う。又、リシリオウギも似るが、葉は本種より幅広の楕円。
シロウマオウギ

鹿