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セリ科 | 多年草 | 白 | 笠・球形集合 | 夏〜秋 | s0318 s0319 |
本州から四国に分布し、低山の林縁や谷川沿いなどの日陰に生え、背丈50cm−1.2m程度になる多年草。 葉が2−3回羽状複葉で小葉には鋭い鋸歯が有り、重鋸歯になる。葉柄の基部が袋状にふくらみ淡い緑色、茎は直立し中が空洞になっている。 花期は8−10月、花は散形花序で、(大)総苞片は無く、20−30個の小花序が有り、小花序には糸状の小総苞片が有って、多数の白色5弁の小花を咲かせる。 良く似て背丈1.5m越えになるオオバセンキュウが有るが、葉の鋸歯が単鋸歯状に規則正しく並ぶので、それではなく、エゾボウフウかミヤマセンキュウかシラネセンキュウと思ったが、川沿いに生え、葉柄は基部が袋状にふくらみ淡い緑色、鋸歯が重鋸歯を決め手にシラネセンキュウとした。 しかし、同種で葉形状が全く違う映像のものも有り、正しいシラネセンキュウの見分け方が判らなかった。 セリ科でこの様な花は多数有るので、同定はかなり怪しい。 |
シラネセンキュウ | 糸状の小総苞片 |
辻0308 |
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