おわらの里スポーツランドで反省会

(実施日:2000.11.6/レポート日:2001.10.24)←あ、1年経ってるし


 AZ-1(CARA)のオフ会である、「私的 IN THE GROOVE」。今年(2000年)は9月28日に行われました。事前の予行演習もむなしく、結局目標タイムに届かず(もうちょっとで55秒台な56秒台)、「やっぱりタイヤがこれ(ピレリ)じゃあねぇ」と、自分の腕を棚に上げてタイヤのせいにしてしまいました。
 このままではくやしいので、反省会をやることにしました。「おわらの里スポーツランド」で。
 一人じゃちょっと寂しいので、仕事で付き合いのあるロードスター乗りの「おおごし」さんを誘ってしまいました。おおごしさんは、これまでにスポーツ走行をしたことがないらしく、とっても興味ありげだったので声をかけたところ、二つ返事で一緒に行くことに。といっても現地集合なんですけど。
 さて、私はといえば、前回と同じ仕様じゃつまらないってんで、ひょんなことから手に入れたKグリッド(165/60-13)とスパルコ(5J+47)の組み合わせを試してみることに。
フロントにKグリッド
リアはピレリのまま

 ちょっと気になるのがスパルコのオフセットが+47であるということ。計算上トレッドが4mm狭くなることになります。この差は小さくないのではないでしょうか。競技やってる人たちはほとんど5.5J+38というホイールなわけですから、わざわざトレッド狭くしてどーすんの、とも思いましたが、そこはそれ、実験ということで。

 おわらの里に着いてみると、おや?コースを清掃しています。よく見ると1コーナーにオイルが・・・。午前中の走行でオイル撒いたクルマがいたようです。
1コーナーアプローチから
クリッピングポイントまで
オイルべったり。

 いわゆるレコードラインに沿ってオイルの跡が。何だか不安です。
 おおごしさんと落ち合って受付へ。あら、おおごしさんのロードスター、ロールバーが入っていないので走れないそうです。今年からその辺が厳しくなったそうです。仕方ないので、私のCARAの同乗者というか、第2ドライバーというか、で受付。
 フロントは家からKグリッド履いてきた(タイヤ4本載らないので)んですけど、リアを換えるのが面倒くさくなったのでピレリのまま走ることにします。
 まずは様子見に2〜3周走って空気圧をチェックします。その後おおごしさんを横に乗せてさらに数周。
 ロードスターでは走れないので、私のクルマで走ってもらいます。今度は私が助手席へ。
 おおごしさんの走り、良く言えば「熱い」、しかし実際は「うゎー、もうちょっと早く(速くではありません)ステアリングきってよぉー」です。若かりし頃の自分を見ているようでした。具体的に言うと、「コーナーの奥まで突っ込んで、一気にステアリングで向きを変えようとする、ただしブレーキが甘い」走りです。「直線的に立ち上がる」ということを短絡的に解釈するとこのような走り方になります。これは私にも思い当たるふしがありまして、やっぱり10数年前にはまったく同じような走り方をしていました。横に乗ったクラブの先輩から「ステアリングはもっとゆっくり回すんだよ」とアドバイスしてもらいました。
 今回私も同じようなことを助手席から言ったつもりだったんですが、一度や二度口で言っても理解できないことは経験上解ってはいます。
 で、助手席に乗ってわずか3周目の2コーナー立ち上がりで・・・コースアウトしちゃいました。
 運の悪いことに、アウト側の縁石のそのまた外側がえぐれていて、一瞬CARAが亀の子状態に。
 パドックへ戻って下回りのチェックをすると、あちゃー、サイドシルへこんじゃいました。
お見事

 どうやら足回りなどには影響していなさそうなので、気を取り直して(いや、結構へこんでたんですよ、気持ちも)、再度アタックに出ることにしました。
 引き続きフロント:Kグリ/リア:ピレリの組み合わせで走ります。これ、意外といけますね。ご存知のとおり私のCARAにはLSDが入っていないため、タイトなこのコースのいたるところのコーナー立ち上がりでリアのイン側がホイールスピン起こすんですけど、前回の走行に比べてその挙動がおとなしめな気がします。加えてステアリング切ったまま(アンダー気味で)アクセル踏んでも、曲がろうとする度合いが高くなっています。これはおそらく年代物のKグリッドといえども、ピレリよりは絶対的なグリップ力がある、と解釈しています。ピレリの175に対して165というタイヤ幅も接地面圧の上昇によるグリップ力の増加に寄与しているのかもしれませんし。
3コーナー立ち上がり
バックストレートへ向かうところ
これは最終コーナーかな

 サイドシル曲げた影響も出てなさそうだし、今日の課題「ブレーキで向きを変える」を少し実践してみました。
 最終2つ手前のS字入り口(8コーナー)では、何とかそれらしいことがたまにできるようになりました。(それはできるって言うのか?)

 さて、走行を終えてタイムをプリントアウトしてもらいますと、ベストタイムが62秒485。前回(9月)が63秒032でしたから、コンマ547秒向上しました。気温が下がった分、パワーが出たともいえますし、コースに慣れてきたということもあるでしょうし、フロントをKグリッドにしたことも良かったのかもしれません。あ、結局リアはピレリのままでした。そういえば、タイヤの温度が前回ほど上がりませんでした。特にフロント。気温と路面温度のせいでしょうか。上がった方がいいのか、上がらない方がいいのか、素人の私には全然わかりませんけど。
 次回はリアもKグリッドにして走ってみよう。

 その後、掛尾のモスバーガーで夕飯食って、おおごしさんと別れました。翌日また仕事で会うんですけどね。






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