CARAのリアブレーキローターを交換する
(作業日:2000.10.10/初稿:2000.11.18)
さて、6月にリアのブレーキパッドを交換したレポートをお届けしましたが、ローターの外周が錆だらけだったのをご記憶でしょうか?
| これが6月にパッド交換した時のリアローターの状態 |
この時はピストンとパッドの当り方に問題があって、ローター外周部分にパッドが当たっていないとレポートしました。その後、3ヶ月ほど峠を意識しながら走行、さらにミニサーキットを1回(おわらの里スポーツランド)走行して、いくらなんでもローターにあたりがついているだろうと思ったんですが、実は全然錆が取れませんでした。この後「私的 IN THE GROOVE 2000」でラリーキッズ伊那も走らなくちゃならないし、いくらなんでもブレーキにトラブル抱えたままサーキットは走れませんから。もちろん公道走行だって危ないですし。
これはおかしいぞ、というわけで、CARAのメンテナンスをお願いしている店に行ってきました。
私「リアのローター、おかしいんですよ。相変わらずパッドが当たっていないんです。」
店「あ、ほんとですね。」
私「前にピストンの当たりとか直してもらっているので、どうしてなんでしょう?」
店「たぶんローターのせいですね。」
私「キャリパーには問題ないです?」
店「それはないと思います。うちのお客さんのセルボモードで、半分くらい錆びて腐っちゃって交換したのがありますから。」
私「そうなんですか。交換しかないのかなぁ。」
店「研磨する手もありますけど。」
私「研磨でいくらくらいかかるんですか?」
店「一枚3〜4千円くらいだったと思います。」
私「う〜ん、研磨したらローター薄くなるんですよね。熱的に苦しそうだし、完全に直るとは限らないですよね。」
店「やってみないとわからないところですね。」
私「じゃあ、新品注文して下さい。」
ということで、早速在庫確認。
店「土日挟むんで、4日後の朝には入ります。」
私「じゃあ、その時お願いします。」
週が明けてCARAを工場に持ち込みました。
作業の手順は以下のとおりです。やっぱり自分じゃできないです。工具ないし。
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作業開始前のローターです。
外側から1cmくらい腐っています。 |
| キャリパーを外して、真ん中のナットを外して |
| スライディングハンマー(?)でハブを抜き取ります。 |
| ローターを外します。 |
| 新品ローターとの比較 |
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錆止めの塗装をペーパー掛けして落としてから外した時と逆の手順で取り付けます。
わーきれい。 |
今後のメンテナンスやホイールのことを考えて、HA系アルトのPCD100のハブに換えようかとも思ったのですが、金銭的な理由で今回は断念しました。だって、前114.3、後100なんて、タイヤのローテーションすらできなくなります。(って、後タイヤの方が早く減るのでローテーションもあったもんじゃないですけど)
これで安心してサーキットも走れそうです。
交換その後
今度はしっかりパッドが端まで当たっています。溝もできることなく均一な減り方です。だからといってブレーキの効き具合に変化が感じられないのは、私がただ単ににぶいからなのでしょうか。